岡崎琢磨のレビュー一覧
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感想
下を向いてしまう日。どうしても顔を上げられない。代わりに足が動く。あの店に。あのメニューを目指して。続く毎日と一緒に歩くために。Posted by ブクログ -
一時期地元の珈琲店がつまらないチェーン店におされて姿を消してしまいましたが、最近小さなお店がまた増え始めてきた気がする。それぞれ特色があって楽しい。この作品のようなお店が増えたらもっと楽しい。珈琲店探しの楽しみが増えた。Posted by ブクログ
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6作目。今回は藻川氏の亡くなった奥様にまつわる謎解きになっています。
新たなキーマンが登場し、舞台も京都から浜松へとび『古事記』の内容がヒントになっていたりと展開が楽しめます。
そしてラストではようやく?笑
次作も楽しみです。Posted by ブクログ -
以前、JBC(ジャパン バリスタ チャンピオンシップ)を観戦させていただいたことがあります。バリスタの皆さんのパフォーマンスは本当に凄かったです。中にはWBC (ワールド バリスタ チャンピオンシップ)を見据えて英語でプレゼンされる方も。後日、チャンピオンを輩出した会社の方に、お話しを伺ったところ...続きを読むPosted by ブクログ
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ストーリーはとても面白かったです!
ただまぁ少し胸糞悪さも残りました。
一部のキャラがクズすぎて…。
あと美星さんが超人すぎるのではないかと思いました。
源氏物語マニアならまだしも特にそんな設定は無かったはずの美星さんが源氏物語マニアしか解けないような謎を早々に解いてたのは読んでて「えぇ…」ってなり...続きを読むPosted by ブクログ -
岡崎琢磨先生の良さが充分発揮された良い本でした。
基本的にやってることはタレーランシリーズと一緒ですね。
珈琲店がハンドメイド雑貨店に変わっただけ。
それでも安定の面白さは健在でした。
最後のオチがもっとインパクトが強かったら良かったです。Posted by ブクログ -
油断した。前作でこのシリーズは完結したんだと思い込んでいた。美星さんにまた会えて嬉しい。
「本を読むというのは、自分以外のたくさんの人の人生や、考え方や感情や価値観に触れて、自分の人生だけを生きていては決して知りえないことを知る営みだと思うの。それはきっと、人との違いや多様性を受け入れ、広い心を持...続きを読むPosted by ブクログ -
楽しく読めました。ただし、コーヒーを飲むシーンが多くて、胃が気持ち悪いムカムカの私にはキツかったです。胃が悪い方は、控えめに。
あと、ちょっと小難しい発言多めです。小難か発言苦手なか方は、コーヒーを飲みながら読んでください。気持ちが落ち着きますよ。Posted by ブクログ -
軽い気持ちで読み始めましたが、しっかりとミステリでした。
日常の謎をバリスタである女性が解いていきますが、最後の方は見事に騙されました。
バリスタと青年のやり取りは、初々しく、今後の展開が気になります。Posted by ブクログ -
いつも若い女の子を口説いてるから、なんとなくずっと元気なんだと思い込んでしまっていて、それだけにオーナーの入院は衝撃的で。
どんな人も老いることには抗えないですね。
弱気な姿に胸が痛みました。
そんなオーナーの頼み事。
亡き奥様の空白の一週間、彼女がどこで何をしていたのか。
こういう秘密って、知ら...続きを読むPosted by ブクログ -
前作が過去の話などの短編集で、あまり現状に進展がなく残念だったので、今回はよりおもしろく感じました。
アオヤマさんの初恋の人が登場。
子どもの頃のこととはいえ、初恋の人との再会というのは、いい刺激になるのではと序盤から期待。
今までになく恋愛沙汰を中心に置いたストーリーでしたが、初恋の人を取り巻く...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ8作目
今回も他店とのイベントでのトラブル関係
日常の謎ではあるんだけど、人の悪意による行動を描いているので、あまり好みではないんですよね
ただ人が死なないだけで、誰がどんな理由でどうやってやったかという普通のミステリと同じような内容なので
今回は「第一回京都コーヒーフェスティバル」での...続きを読むPosted by ブクログ -
7つの短編・掌編集
「ビブリオバトルの波乱」…………抽選箱に細工をしたのはいったい誰?
「歌声は響かない」…………………美星バリスタ、高校時代の推理
「ハネムーンの悲劇」………………行けなかった新婚旅行のお土産の謎
「フレンチプレスといくつかの?」…別れ話をするカップルそれぞれの秘密
「ママとかく...続きを読むPosted by ブクログ -
京都の路地裏にひっそり佇む純喫茶「タレーラン」の女性バリスタ、
切間美星が、事件を解決へと導くシリーズの第7弾。
今作は第4巻に次いでの、短編集となっている。
他の巻は連作短編。
帯を観てしまえば、ネタバレと言いますか、作品の概要は、
分かってしまいます。そこはちょっと残念とも言えますが、
ずばり...続きを読むPosted by ブクログ -
安楽椅子探偵、日常の謎系
マイとゲンキの名前や設定、2人の関係性も特徴的。
ツンデレなマイと、優しいゲンキがどうなっていくのかも楽しめるポイント。
内容は優しめなので中高生でも読みやすいと思う。
316ページ(文庫)Posted by ブクログ -
お仕事、青春の日常の謎のミステリーですね。
音楽雑誌「ロッククェスチョン」に新卒で採用された音無多摩子はまだ三ヶ月の新人。
ところが、編集長の大久保祥一から新連載のコラムを担当するように言われる。無名のインディーズバンドを発掘するコラムとの事。
当惑する音無に大久保はある秘策を授ける。
下北沢の『レ...続きを読むPosted by ブクログ -
面白いと聞いたのと、
珈琲好きとして興味あったので、
一気に5巻まで購入。
京都という舞台、個性的なキャラクー、世界観がとても素敵でした。
ミステリーとして読むには少し物足りないかもですが、
さくっと小説読みたい時に、それこそ珈琲のお供にちょうど良いです。
文章に知性が感じられて、こんなに読書する...続きを読むPosted by ブクログ -
今回のネタはちょっとだけ初期に近い淡々さがあった(ほんのちょっとだけね)。
二人の関係がかわることで、何がかわるのかなぁと思ったのだが、実は大きな変化はなかったというオチなのかもしれない。もちろん変わってしまえば、作品の方向性が変わりかねないわけだが、それを陸続きの変化とするかそうではない大きな変...続きを読むPosted by ブクログ