感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2023年12月17日
初めて感想を書きます
実は読むのが2周目ですが変わらず楽しめました
天橋立は一度行ったことがあるので「今いるのはあの辺だなぁ」と風景も思い浮かべられてさらに楽しめました
藻川氏の奥さんに隠された謎もそうですが、
最後の最後に解き明かされた謎には思わず声を上げていました
謎の組み立て方が丁寧で次の作...続きを読む品を早く読もうと思います
Posted by ブクログ 2023年11月08日
前作に続き不倫ネタ。
最初は「味を占めたか?」って思ってしまいました。
確かに『日常の謎』の中では不倫ネタはドラマを生みやすくて書きやすいとは思いますが…。
…なんて思ってたらあらあら。
岡崎琢磨先生ごめんなさい。
めちゃくちゃ面白かったです。
特にある人物の正体を追求するシーンは「十角館の殺人」...続きを読むの例の1行並の衝撃がありました。
Posted by ブクログ 2023年05月24日
シリーズ第6弾。
切間美星がバリスタとして勤める純喫茶タレーランの店主
藻川又次の亡くなった妻の過去の家出に関する調査をするよう依頼され、
アオヤマとともに捜査を開始する。
調査が進むにつれ、真相が明らかになっていき終わりに近づき、
切なくて感動する展開があり、うるっと。
第5弾までを読んだ人なら...続きを読む、美星とアオヤマの関係が気になるところ、
とは思いますが、そこは読んでのお楽しみと言ったところでしょうか。
藻川又次の身に起きた出来事が後に発展させていく・・・。
Posted by ブクログ 2022年10月28日
コレを待っていたんだよ!と思わず、叫んでしまうほど。謎と伏線回収が鮮やかで、登場人物のそれぞれの感情のゆらめきや想いが丁寧に書かれていて、ほんと面白かったです。そして、今回もたくさん騙されました。
Posted by ブクログ 2022年04月13日
前作のテーマとは真逆テーマなのかな?途中で不穏な空気でしたが、読み終わったあとには心がポカポカして、切ないけれど私まで幸せな気持ちになりました。
夫婦の愛情、親戚の愛情。他人だけど愛情。副題がとてもいいの…本当にピッタリ。アオヤマくんと美星さんはやっとって感じでした。
最終巻の雰囲気漂ってました...続きを読むが続編が出ているのでまた読みたいな。 京都は中学生の時の修学旅行でしか行ったことないので、天橋立に行きたくなっちゃった。コロナが落ち着いたら京都観光したい…。とても私好みな、面白い物語でした。
Posted by ブクログ 2022年03月25日
実に「タレーランらしい」一冊。
今回は、藻川のおじちゃんの亡くなった奥さまにまつわるストーリー。おじちゃんがコーヒーカップを割ってしまったことに激怒した奥さんが、家出していた一週間に何があったのか。奥さんの「元カレ」や、おじちゃんの孫娘などの「新キャラ」も登場し、「失われた絵と過去」を探し求める....続きを読む..というストーリー。
さり気なくちりばめられたトリビアや、周到な伏線(^ ^ クライマックスで明かされる「まさか」の真実(^ ^; 「あの」美星さんにしては、精一杯のアピール(^ ^ 何とも読み応え充分な一冊(^ ^ 謎解き成分多めながらも、「愛とは」みたいな大きくも心温まるテーマの方が本筋か(^ ^
唯一の注意点は、これまでのシリーズを読んでいないと、アオヤマさんとのビミョーな関係性を「楽しめない」...かも?(^ ^;
Posted by ブクログ 2023年11月15日
6作目。今回は藻川氏の亡くなった奥様にまつわる謎解きになっています。
新たなキーマンが登場し、舞台も京都から浜松へとび『古事記』の内容がヒントになっていたりと展開が楽しめます。
そしてラストではようやく?笑
次作も楽しみです。
Posted by ブクログ 2023年10月05日
いつも若い女の子を口説いてるから、なんとなくずっと元気なんだと思い込んでしまっていて、それだけにオーナーの入院は衝撃的で。
どんな人も老いることには抗えないですね。
弱気な姿に胸が痛みました。
そんなオーナーの頼み事。
亡き奥様の空白の一週間、彼女がどこで何をしていたのか。
こういう秘密って、知ら...続きを読むない方がいい場合が多い気がしますが。
たくさんの人の恋愛事情が出てきて、触発されたのか、やっとやっと二人の恋愛にも進展が。
かけひきするタイプにも思えませんが、二人とも慎重なのか臆病なのか。
ここまでくるのに時間を要しましたね。
「もし、あなたが私の知らない誰かと結婚して。歳を取って、私が病気になって、もうすぐ死ぬかもしれないとなったとき、会いたいと言ったら会ってくれますか?」
Posted by ブクログ 2023年06月18日
タレーラン面白い♡
今度はどんな事件があるのかと思ったら
又次さんの亡き妻のこと!
謎に包まれることばかりだったけど
お互いが相手を想う気持ちから出た
嘘なら仕方ない?!?!
でも、、、心はもやもやする。
終わりは心がスッキリとする
ような終わり方でよかった!!
美星さんとアオヤマさんが
上手く...続きを読むいけばいいな〜♡
Posted by ブクログ 2023年05月25日
おじちゃんが倒れてから亡きおばの家での真相を解明してほしいと言われアオヤマと一緒に捜査途中小原と名乗る孫?も交じるが捜査は難航
しかも途中美星ちゃん一人で真実を探しに行っていしまうし、どうしても小原に謎が出てしまう
結局はおばの家での理由、結果は分かったし
最後の絵の行方も分かった
後はおじちゃんが...続きを読む元気になるだけ
しかし3年越しに告白かぁ〜
美星ちゃんもまんざらではないし、一緒に働くようになるのかな?
Posted by ブクログ 2023年02月12日
故人の感情を推理する今回。
登場人物たちがいつもより感情的で、推理ものというより、恋愛小説のようでした。最後は読者みんなが待っていた展開に!
Posted by ブクログ 2023年02月02日
久しぶりのタレーランシリーズ。
5を読んだ時はまだ続きが出ておらず、すっかり忘れていましたが、古本屋さんで6を見かけて購入しました。
5までの話を忘れてしまっている部分もあったけど、軽くて読みやすくて、そこそこ面白かったです。
そのうち続きも読みたいです。
Posted by ブクログ 2022年08月07日
今回は藻川おじさんの亡き奥さんと、画家の影井氏の関係を探るストーリー。小原に何か秘密があるとは思ったけど、そういうことだったとはびっくり。ついにアオヤマくんと美星さんがくっついたのは嬉しい〜!
Posted by ブクログ 2022年07月28日
ヒロインの大叔母が生前一週間の家出をした理由を知りたいという大叔父の頼みを聞き、主人公とヒロインが大叔母の過去の軌跡を辿る物語。
今いない人への名誉や自身の大叔母への憧れと少しずつ明かされる過去とのギャップから、大叔母のイメージを守ろうとするヒロインの気持ちがとても深く表現されており切なさを感じ...続きを読むた。
全体を通し、愛の話だったと思う。敬愛、親愛、夫婦の愛、元恋人への愛、名前の付いていない愛など多種多様な愛の形が示され、それが最後には優しい着地に繋がりほっこりした。
一つ問題点を挙げるなら、ミスリードというか叙述トリックが過去にも使われたもので読んでいる途中で分かってしまい真相が読めてしまったことだ。これはこの作者の手法に慣れるくらい愛読してきたことを喜ぶべきか、それとも悲しむべきか判断に迷う。
Posted by ブクログ 2022年07月14日
プロローグのシーンはあの人たちの昔の話なんだ。。
このシリーズの中では好きな方のお話だった。天橋立や天竜浜名湖鉄道もよかった。お姉ちゃん好きの藻川さんにもそんな過去が。私はてっきり千恵さんはこっそり手術でもしていたのだと思ってた。小原ちゃんの謎には途中、伏線が見えた気がした。
Posted by ブクログ 2022年06月25日
故人の遺作の絵を探すべく、京都と浜松を旅するお話。
愛というふわふわしたものについて考えさせられました。国生みの絵についての解説では、今回も美星さんの知識量に驚かされます。
割れたコーヒーカップを修理する藻川氏が素敵すぎて、ただの女好きなおじいちゃんというイメージが大きく変わりました。
後半に明かさ...続きを読むれる衝撃の真実や、ここぞという時に起こるハプニングなどなど。ドキドキさせてくれる一作でした。
Posted by ブクログ 2022年05月13日
藻川又次さんが倒れ、手術に際して、亡くなった奥さんである千恵さんが数年前に激怒して1週間家出した謎の調査を依頼されたお話
千恵さんは何故コーヒーカップを割ったことで怒ったのか?何故1週間も家出したのか?その間にどこで何をしていたのか?「コーヒーカップは水に流した」の真意とは?
調査が進むに連れて、...続きを読むとある画家の三枚組の遺作のうち発見されていない一枚が謎の鍵となるっている事が判明
果たして、その絵に描かれていたものとは?
また、又次さんのお見舞いに来たと孫の小原が言うが、どこか不審な行動……
普段は飄々と女好きな態度の又次さんも手術前には弱気になっている様子がウケる
というよりもアオヤマさんの振りが面白いのか?
そして、メインとなる謎について
手段と目的の逆転とか、最終的に判明した時系列からの推理とか、何気ない会話が前フリになってたりとか、構造的によく作り込まれていてとてもよいと思う
ただ、千恵さんの行動が許せるかどうかはまた別の話なわけで
肉体的な関係の有無が浮気の事実と直結はしないと思うけどね
何だかんだ言いつつも1週間の家出の事実はどう考えても又次さんへの裏切りにしか思えないんだがね
やはり、亡くなった人が墓まで持っていった秘密は暴くべきではないという教訓にも思える
もし、自分が又次さんの立場だったら、実際にそういったものがなかったとしても許せない気がする
ただ、そこを許せるのが又次さんの愛なんだなぁ
ってか、5巻の終わりで、アオヤマと美星さんの関係がいい感じで終わってた気がするけど、そんな事なかったかのように普通に始まってたね
そして中盤でのやりとりがエピローグの前フリになってる
今回はもっと踏み込んできた終わり方になっってはいるものの、美星さんは明確な返事はしてないんだよなぁ
次の巻でもまたさらっと始まったりするのか?
一番よかったのは、画家が何故依頼したのかという推理かな
正しいかどうかは別として、人を救うための推理はとても好感が持てる
こんな推理が展開される日常の謎は大好きです
Posted by ブクログ 2022年05月17日
美星のお爺ちゃんが倒れた。そこから、話が展開していく。お爺ちゃんから亡くなった奥さんの謎を解いてほしいと。美星とアオヤマと従姉妹の小原は、その亡き奥さんと喧嘩して出て行った1週間を調べることになる。
Posted by ブクログ 2022年02月07日
このシリーズは、2〜4 作目と迷走して、5作目6作目でとても良い形になった。これはとても珍しい。続編は私は望まないが、この作家さんの作品はもっと読もうと思った。大団円。
Posted by ブクログ 2022年01月16日
シリーズ6作目。
藻川のなくなった奥さんの過去の秘密について解き明かしていく一冊。
最後の最後でアオヤマがやっと告白した。ちょっと焦らし過ぎでは…という感じ…
現在までで刊行されているのが6巻までなので、これが完結編と思いきや、おそらくまだ続く感じだった。
Posted by ブクログ 2024年01月08日
今作の流れは意外にもおもしろかったが、なんで「愛し合ったかどうか」がそんなに重要事項なのかが引っかかってしまった。
読んでいて、これがちょっと違和感だった。
一線を越えなければセーフって…男性の浮気の言い訳みたいで、少し笑えた。
作者が男性だから、焦点がそこなのかしら??
ふわっとした締めくくりでも...続きを読むよかったかもしれない。
でも少しずつ解答に向かっていく過程は、十分楽しめた。
小原ちゃんの正体は、早々にわかっていたけど、話を進める邪魔にはならなかった。
一生懸命で可愛かったと思う。
アオヤマは相変わらずだけど、2人の関係を一歩前進できたことは拍手かな。
藻川さんは、今まで通りふわっといて欲しいかな。
Posted by ブクログ 2023年03月08日
タレーラン第六作目、今回も長編。
タレーランの亡き奥さんの想い出を辿るお話し。
小原さんが怪しいというか何かを隠してるだろうなと思ったが、まさか別人とは。
でも、故人を思っての優しい嘘。それを優しく諭す美星さん。
水に流したコーヒーカップの絵も素敵な人に見つけてもらったようだし、美星さんとア...続きを読むオヤマくんの関係にようやく進展もあり、良かったと思う。
静かなカフェでコーヒー飲みながら読みたい。
…コーヒーあまり得意ではないけど…。
Posted by ブクログ 2022年11月28日
タレーランシリーズ6。
京都を舞台にしているのはすごくいい。
最後はちょっともう少しどうにかならなかったかと思った。わざとそうした感が薄い気がした。
Posted by ブクログ 2022年09月28日
狭心症を発症し、突然倒れてしまった珈琲店“タレーラン”のオーナー・藻川又次。すっかり弱気になった彼は、バリスタである又姪の切間美星にとある依頼をする。四年前に亡くなった愛する妻・千恵が、生前一週間も家出するほど激怒した理由を突き止めてほしいと。美星は常連客のアオヤマとともに、大叔父の願いを聞き届ける...続きを読むべく調査を開始したが…。千恵の行動を追い、舞台は天橋立に!
ついに!美星さんとアオヤマくんの関係が大きく進展!又次さんの意外な愛妻家の一面が見れたり、喫茶店タレーランの始まりの物語が判明したりと、このシリーズを追ってきた者としては読み応えがあって、大満足の一冊でした。最後にやっと結ばれた美星さんとアオヤマくんのその後が気になるから、次の巻も早く読みたい!
Posted by ブクログ 2022年07月22日
タレーラン創業者の叔母は、なぜ1週間も居なくなったのか。
ミステリとしての要素はある程度先が読めつつ、これまで培って来た分も含め、キャラクターが生きており、展開がおもしろく描かれているため読み易い。旅行気分に浸れるのも良い。
だがやはり故人が隠した謎は、暴かなくて良い謎だったのではないか。後味は悪く...続きを読むないものの、少し引っかかるものがある。それはやはりこのタレーランシリーズが、アオヤマと美星を軸にしているからで、美談にし過ぎなのかもしれないが、テーマに似合わない気がする。
Posted by ブクログ 2022年03月18日
3年ぶりのシリーズ新作。
今回は京都を飛び出して天橋立や
静岡まで調べに行っています。
うーん…アオヤマ君はいいんだが
どうもこの美星さんの性格って
ちょっと苦手やわぁ。
真実の追求はわかるんだけど
それに関わる人の気持ちとかは
あんまり考えてないっぽい。
(そこはアオヤマ君担当だから?)
Posted by ブクログ 2022年03月18日
解いたからと言って世間が変わるわけでもない個人的な謎に挑む京都の純喫茶のバリスタとその周辺の人々、第6弾。
画家が遺作の真ん中にそれを選ぶとは何とも。
それまでの作風からしたら違和感が。
彼女の素性や犯人は割と見当付きやすいし。
もう一つ感動に結びつかない感じが残念な気がする。
Posted by ブクログ 2022年02月19日
短編の方が好きですが、読後感は良かったです。
謎については、読者が考える余地はあまりなかったですが。
ある人物のヒミツについては、ちょっと匂わせが過ぎました。
(バタフライワールドでも思いましたが)
もう少しうまく騙してほしい、というのは欲張りでしょうか。
ひとつの区切りがついて、これで幕かと思...続きを読むったら、次巻がもうすぐ出るんですね。
またいずれ読んでみようと思います。