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Posted by ブクログ 2024年03月05日
短編集だったのでサクサク読めました。
美星さんの人への温かさ、優しさ、厳しさを感じました。
ビブリオバトルの話は本当にあったこと、さらに岡崎先生が実際にその目で見たことをもとに書かれたのがすごいと思いました。
Posted by ブクログ 2023年03月20日
ちょっと 変わった設定ですね。
わき役として 現れて 事件を解決。
ここまで読んできている人には
ここで 出て来たという感じですかね。
短編ですが
楽しく 読めました。
この喫茶店 お客の 話が 聞けるほど
いつも 暇なのかな。
ちょっと 疑問は 残りますが。
そこは 小説ですから...続きを読む。
8 楽しみにしています。
Posted by ブクログ 2022年10月28日
今回はお客さん目線の短編集。いつもアオヤマ目線だったので、新鮮な気持ちで読めました。シリーズものですが、毎回新しい挑戦をしてくれるので読んでいて楽しい。今回は実際に起きた出来事を元にして書かれているとのことで、テイストの変化が面白くサクサク読めました。個人的には「プルボンポワントゥの奇跡」が好きかな...続きを読む。
Posted by ブクログ 2022年07月12日
2年振りに読んだシリーズ7作目。今回はショートショ-トも含む7編の独立した話で、どの話も工夫されていて良かった。ただ、事件(?)にちょっと無理があるような気もするのはしゃあないかな。でも、4編は実話に基づいてるってホンマかしら・・・ そう云えば、この珈琲店、京都の店だが、作品自体に京都臭はない
Posted by ブクログ 2022年06月18日
短編から超短編まで、いろいろなパターンで美星さんが謎解き役に徹する姿が見れて楽しめる。久しぶりだったので忘れてたけど、結末がビター風味だったりしてグッとくるところが味なのでした。
Posted by ブクログ 2023年11月03日
油断した。前作でこのシリーズは完結したんだと思い込んでいた。美星さんにまた会えて嬉しい。
「本を読むというのは、自分以外のたくさんの人の人生や、考え方や感情や価値観に触れて、自分の人生だけを生きていては決して知りえないことを知る営みだと思うの。それはきっと、人との違いや多様性を受け入れ、広い心を持...続きを読むつことにつながっていく。」
ぼーっと生きて5歳児に叱られるのは自業自得だから仕方ないとして、知らない故に誰かを傷つけてしまう様な事は出来る限り避けたい。知らない事はまだまだまだまだ世の中にたくさんあって、それをそっと教えてくれる作家の皆様、ありがとうございます。
Posted by ブクログ 2023年09月18日
7つの短編・掌編集
「ビブリオバトルの波乱」…………抽選箱に細工をしたのはいったい誰?
「歌声は響かない」…………………美星バリスタ、高校時代の推理
「ハネムーンの悲劇」………………行けなかった新婚旅行のお土産の謎
「フレンチプレスといくつかの?」…別れ話をするカップルそれぞれの秘密
「ママとかく...続きを読むれんぼ」………………幼い頃の思い出に隠された真実
「拒絶しないで」……………………常連客が出した突然の指示の理由とは
「ブルボンポワントゥの奇跡」……あるトラウマを抱えた男性に不審な出来事が…
実際の体験をきっかけにしたエピソードらしい
きっかけは高校生のビブリオバトル大会に作家として参加した際に、発表順を決めるくじに3、4が重複していたという実際の出来事
それに対して同席していた辻村深月さんが、日常の謎を得意とする岡崎さんの出番だと勧めた事からできた物語
そうやって物語を作れるところが作家さんのすごさですよね
私も日常で謎に思う出来事に出くわした事があるけれども、合理的で物語にできそうな背景まで推理できないですものねぇ
その他の短編の実際の出来事が元になっているとの事
ビブリオバトルの順番
BISビブリオバトル部では、発表順と結果に相関はないと言われていたけど
実際どうなんですかね?
まぁ、そのビブリオバトル毎の流れや雰囲気はあるでしょうけど
個人的には後半や最後に発表した方が投票までの印象が強く残りやすい気がするので、なるべく後ろの順番の方がいいかな
幼児の時に母親とかくれんぼした記憶
時間差トリックは私も気づいたけど、その方法や目的まではまったく思いつかなかったよ
怖いよ、母親……
でも、その選択は悪くないと思う
そして、どんな行動を取ったかを読者に想像させる余韻を残した終わり方も
常連客の美星さんへの頼み事
アライという単語を初めて知った
そんな事をテーマにした本をいくつも読んでいるので、自分の認識としては偏見はないと思っているし、忌避すべき存在とは考えていないけど
自ら積極的な支援をしようというまでではない人はどうなんですかね?
元カノからの間違い電話とストーカー疑惑
というか、この彼女と結婚して大丈夫か?
何というか、裏工作の仕方やどんな方法でも結婚するという強い意志は却って恐れを抱いたんだけど
まぁ、幸せになれなかった人たちの裏返しの存在として描かれているのであれば幸せという事でよいのでしょうねぇ
Posted by ブクログ 2023年08月31日
京都の路地裏にひっそり佇む純喫茶「タレーラン」の女性バリスタ、
切間美星が、事件を解決へと導くシリーズの第7弾。
今作は第4巻に次いでの、短編集となっている。
他の巻は連作短編。
帯を観てしまえば、ネタバレと言いますか、作品の概要は、
分かってしまいます。そこはちょっと残念とも言えますが、
ずばり...続きを読む、今作のバリスタは、安楽椅子探偵という立場になります。
安楽椅子探偵と言うのは、話を聴いただけで事件を解決へと導いてしまう
探偵のことを言います。
7作品のうち最初の1作品目「ビブリオバトルの波乱」に関して、
作者である、岡崎琢磨さんが実際にビブリオバトルの全国大会に
足を運んで見聞きしてきたことを元に書き上げた作品ということで、
メインの作品にあたるかな。
良かったのですが、自分はそれよりも、「歌声は響かない」という、
第6巻が刊行された際に、記念サイトに掲載されていた作品が、
グッときました。ショートショートほどではないですが、
短い作品ゆえにあまり語れませんが、
久しぶりに客として来た、高校時代の学友との心温まるエピソードになっている。
他には、「拒否しないで」という作品は、
近年の問題を盛り込んだ話で、結構シビアな問題ではあるが、
ここも美星バリスタの感の鋭さが垣間見れる作品と言えるでしょう。
Posted by ブクログ 2023年01月16日
実際に起きたエピソードが土台になってるとのこと。ビブリオバトルなんかは今年は身近な話題だったこともあり、本大会はそんな感じなんだなと思いながら。
今回はいわゆるアームチェア・ディテクティブ。もともとそうだと言えばそうなんだが、短編との相性はいいし、コーヒーというブレイクタイム感とか、奥まったところ...続きを読むにある喫茶店という、人と話題が集まってくる場所ならでは感がうまく調和されてる気がする巻だったかなぁ。ちょっと言い過ぎか。
ただ、数年前、京都にあるモデルになったカフェに行ったけども、今回の各話題とは合わない感じ。モデル店の方はもっとポップな感じだったっす。
Posted by ブクログ 2023年01月14日
1話のビブリオバトルの波乱が良かった。少し先を歩く者として若い人の力になりたいと思う徳山の若さに好感がもてた。作品ごとに、エピソードに合うコーヒーが出されるのも、香りが漂ってくる感じが心地良かった。
Posted by ブクログ 2022年11月05日
久々のタレーラン、短編集でした。
ビブリオバトルの内容、わたくし的に身近な話題なので大変興味深く味わいましたが当事者にとってそれほど悔しくてならないのだということ、心しておかねば!とその他大勢の大人のひとりとして肝に銘ずることとなりました。
何だか…だなぁという内容もあったけど、
著者さんのあとが...続きを読むきを読むに至り腑に落ちたような気になりました。
何だか…だなぁ~~~
現代社会も若い人たちもいろいろと変わってきている。そんな中で本を読む側もそういう事を理解して手に取らなくてはいけない。
読書体験はこんなにも深く考え惑い納得する事を人に与えてくれる!
読書って本当に楽しいですね。
Posted by ブクログ 2022年09月11日
喫茶店タレーランを舞台にした短編集。
この本では、切間美星バリスタは、最後の謎解きのところにちょっと登場するだけで、基本的に物語は、そのほかの登場人物によってすすめられます。っていうか、客の話を聞いている店員ってww。とはいえ、いつもながらに切れ味の鋭い美星バリスタです。
このシリーズ、長く続け...続きを読むるには、この本の様な形態の方が続けられるかも。
Posted by ブクログ 2022年09月02日
久しぶりのタレーラン(^^)こんなに重い雰囲気だったっけ?(~_~;)いやドロドロしていたけれど、アオヤマや藻川氏が軽くしていたのか?(・_・?)今回は二人とも出番が少なかったから…
Posted by ブクログ 2022年08月18日
日常の中にある謎を純喫茶の女性バリスタが解決するお話ーの7作目
作者自身もツイートしていたけど、副題にもあるように全体的に重くて鬱屈した感じの今作
短編集の形で
純喫茶タレーランのお客さん同士の不可解な会話をバリスタ美星さんが「なにぶん店内が静かなもので」と盗み聞き
そして聞いた内容から解決に...続きを読む導く
という流れだったけど
全部重たい話だったな
結局謎が解けてすっきりはするんだけど、それに至るまでがしんどすぎる
今回読み進めるの遅かった+8作目が10年目のせいか前回よりも短いスパンで出てしまったため、今作は早めに読んでしまいたいという気持ちがあったのだが
短編だからとあなどれない内容だった
しかもこのノリでいくんかなって思ってたら最後、普通に感動してちょっと泣きそうになった
あと最後の話ではアオヤマも登場してて、お客さん目線で「夫婦には見えないけど夫婦漫才のよう」に美星さんとアオヤマの姿が見えていて
前回の6で2人の仲にようやく進展があったってのも踏まえてて嬉しくなった
今回は短編のせいか解決までがそれぞれ早い、というか聞いただけで全部分かっちゃうって安楽椅子探偵で美星さんの推理力が研ぎ澄まされてる感じがした
Posted by ブクログ 2022年08月03日
タレーランシリーズ7作目。
タレーランは長編ももちろん好きだけど、今作のような短編もめちゃくちゃ良い◎
短編集はサクッと読めるし、1冊で何度もミステリの醍醐味である謎解き&サプライズを楽しめるので嬉しいです。
今作はサブタイトルやレビューを読んだ感じで、悲しいお話が多いのかな…と少し心配...続きを読むでしたが、自分的にはそんなに読後感の悪いお話はなかったです。
「ハネムーンの悲劇」は悲しかったけれど、最終話にこの話と似た名前のカップルが登場し、二人が別の世界では幸せになっていると思うと少し救われました。
1番好きだったのは1話目の「ビブリオバトルの波乱」。
2020年のビブリオバトル決勝大会で実際に起きた出来事を元にしているというのがすごい。
ビブリオバトル自体にもすごく興味が持てました。
そして、今月にはシリーズ8作目が刊行されるんですね。
作者の岡崎さんも全身全霊を尽くして執筆される10周年記念作品とのことで、とても楽しみです!
Posted by ブクログ 2022年07月26日
今回は短編集。
サブタイトルがなんだか不穏。
派手な謎解きはなかったけれど、それぞれにお客様の話が聞こえてしまって謎ときをする美星バリスタはいつものよう。ハネムーンもママも悲しかったな。
Posted by ブクログ 2022年07月09日
直近作品では少しマンネリ感があったが、今作はなぜかフレッシュな感じがした。後書にもあるようにストレートなミステリにしたこと、実話をモデルににしたことでリアリティが出たのかも。
Posted by ブクログ 2023年11月08日
またしても短編集。
いや面白い…のですが私は美星さんとアオヤマのあれこれが見たくて読んでるので短編集はもうご勘弁願いたい。
内容はめちゃくちゃ面白いのですがタレーランシリーズではやってほしくないです。
面白いんですけどね。
Posted by ブクログ 2023年09月29日
★真に必要としている方のもとには、奇跡が訪れるのかもしれないと私は考えております(p.271)
【ビブリオバトルの波乱】高校生ビブリオバトル全国大会/決勝の発表順を決める抽選に異常/そのせいで負けたという女子生徒。最近ビブリオバトルっぽい作品を読んだところなので、なぜかものごとって重なるもんやなあ...続きを読むと思ってます。
【歌声は響かない】高校の同級生/文化祭での合唱の練習に参加しなかった生徒をかばった美星。
【ハネムーンの悲劇】新婚旅行に出かける当日事故に遭い夫は亡くなったが目覚めた姉は新婚旅行の帰りに事故に遭ったと言い証拠となるお土産も鞄から見つかった。
【フレンチプレスといくつかの嘘】ショートショート/別れ話に介入した珈琲店店員。
【ママとかくれんぼ】英美里の昔別れた母との記憶に長時間移動した後に着いた公園でうとうとしていたものがある/母は鬼は父親のかくれんぼだと言った。
【拒絶しないで】柔道サークルの学生が美星に告白する直前、常連の男は紙ナプキンにある一言を書いた。
【ブルボンポワントゥの奇跡】ハネムーンの話に似た名前の人物が出てくる。そのやり直しのようなストーリー。過去編やったらイヤかもしれへんけど。・・・あとがきで答えがありました。
▼タレーランに関する簡単なメモ(いくらか累積)
【アオヤマ★】理想のコーヒーをタレーランに見た青年。後に美星と互いに憎からず思うようになる? ブルマンにちなむ? ただし本名はいまだ不明。
【浅井一太/あさい・いちた】河野鈴海の恋人。三十三歳前後。なぜか結婚に踏み切れない。最近ストーカーにつきまとわれているような気もする。
【板垣愛美/いたがき・まなみ】徳山実希が関わったビブリオバトルの岩手県代表。チャンピオンになった。
【江角蘭/えすみ・らん】影井城の妹で兄の死後も影井城の家で暮らしている。足が少し不自由で息子の大(だい)の世話を受けているが、動けないというほどではない。
【榎本純/えのもと・じゅん】徳山実希が関わったビブリオバトル京都府代表。『数のふしぎ』という本をプレゼンした。
【鴛鴦茶】コーヒーと紅茶を混ぜ、無糖練乳(エバミルク)と砂糖を加えたもの。香港で飲まれているらしい。眞子がそれを出すイーグルコーヒーという店を教えてくれた。
【大津一/おおつ・はじめ】柔道サークルに参加している大学三年生。美星に告白した。
【奥さん】→藻川千恵
【廻旋橋】天橋立にある水平に回転し船が通れるようにする橋。むかし回転するときわざわざこの上に残って陸と切り離されたことあり。なんとなく楽しかった。
【影井城/かげい・しゃとー】生涯のほとんどを浜松で過ごした画家。美星いわく青木繁を彷彿とさせる画風。藻川千恵となんらかの関わりがあったらしい。本名は「かげい・じょう」らしい。
【加納七恵/かのう・ななえ】オカルト月刊誌『トナノ』編集長である三浦真琴が取材した相手。二つ年上の姉、海鈴(みすず)と夫の臼井太一がハワイへの新婚旅行に出かける当日事故に遭い夫を喪ったが目覚めた姉は新婚旅行の帰りに事故に遭ったと言い証拠も見つかった。
【河野鈴海/かわの・すずみ】浅井一太の恋人。最初の話の登場カップルの名前の文字順違いなのに意味はあるのだろうか? 苗字も近い音。
【切間美空】切間美星の妹。
【切間美星★/きりま・みほし】タレーランのバリスタ。主人公。バリスタと名乗りたいのでエスプレッソマシンを導入した。アオヤマの理想のコーヒーを淹れてくれる。見た目は高校生だが初登場時点で23歳。謎解きするときコーヒー豆をひく。キリマンジャロにちなむ?
【健斗】10歳くらいの小学生。父親がアメリカ人で、見た目は外国人だが中身は純日本人。
【小須田リカ】アオヤマの母がたの親戚らしい。コスタリカ。
【コーヒー豆の種類】この本とか諸々の本によるとによると、種類としてはアラビカ、ロブスタ、リベリカの3種類。今はアラビカ種が一般的らしい。銘柄としてはイルガチェフェ(エチオピア)、キューバ、キリマンジャロ(タンザニア)、グァテマラ、ケニア、コスタリカ、コナ(ハワイ)、コロンビア、サントス(ブラジル)、ジャワコーヒー(インドネシア)、トラジャ(インドネシア)、パプアニューギニア、ブラジル、ブルーマウンテン(ジャマイカ)、ベネズエラ、マンデリン(インドネシア)、メキシコ、モカイスマイリ、モカシダモ(エチオピア)、モカハラー(エチオピア)、モカハラーズ(イエメン)、モカマタリ(イエメン)。など、調べたのを並べただけですが。個人的にはモカ系はちょっと苦手で、苦味が強い系が好みかなあ。
【小島眞子/こじま・まこ】→眞子
【胡内波和】美星のことをよく知っているみたいなエリートっぽい眼鏡の青年。コナコーヒーにちなむ?
【財前美加子/ざいぜん・みかこ】河野鈴海から浅井一太が紹介されたカウンセラー。
【佐野】京都国際医療福祉学院の男性講師。伊達涼子の担任。
【島善郎/しま・よしろう】京都国際医療福祉学院の講師。ふっくらとして人がよさそう。
【清水/しみず】大津が美星に告白したときその場に居合わせた。
【下條敏夫/しもじょう・としお】結城英美里の母、優里(ゆうり)の、今の夫。
【シャルル★】タレーランにいる猫。
【晶ちゃん】→水山晶子
【瀬古秀平】京都国際医療福祉学院の講師。伊達涼子の実技の練習に付き合わさせられることになった。
【反町葵/そりまち・あおい】浅井一太が十年前に交際した女性。
【高野鷹】イーグルコーヒー店主。世界のコーヒーを出す。世界中のコーヒーを味わうために一緒に旅をした女性に急に婚約解消を切り出され了承した過去を持つ。
【伊達章三】伊達涼子の関係者。デイト薬品の伊達章三といえば財界で名を知らぬ者はないというくらいの人物。離婚している。
【伊達涼子/りょうこ】理学療法士をめざしている。
【タレーラン★】舞台となる珈琲店の名前だが元々はフランスの政治家の名前らしい。《良いコーヒーとは、悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、そして恋のように甘い。》という名言を残したらしい。
【デカケッター】SNSの一種のようだ。まあ、だいたいTwitter相当かと。
【土居塔子】とある女子高生。名前まではわからなくてもこの娘がある巻の最初に出てくる少女でありある人物に化けているというのは謎でもなんでもなくすぐわかることでしょう。問題はどこで明らかにするかってとこ。いや、それもさほど重要ではないか。
【徳山実希/とくやま・みき】読裏新聞記者。現在は東京本社活字推進委員会勤務。高校生のビブリオバトルの大会に関わる。
【戸部奈美子】虎谷真実の友人。
【虎谷真実】アオヤマが2年ほど付き合った元カノ。通称マミー。柔道愛好会に入ってる。極端な性格でこの作品のギャグ担当? 続編あるなら今後の登場も期待。トラジャコーヒーにちなむ?
【根津焙煎所】主は根津選一。タレーランのコーヒーを焙煎しているロースター。タレーランを開く前から千恵さんと付き合いがあるらしい。
【ブルボンポワントゥ】《インド洋に浮かぶフランス海外県の世界遺産、レユニオン島で採れるコーヒー豆の名前です。》第七巻p.272。かつて人気を誇ったが衰退し日本のUCCが甦らせた。
【フレンチプレス】個人的に雑味のあるコーヒーが好みなんでフレンチプレスが向いてるんちゃうかなあと思ってますがまだ試してません。コーヒー店では意外に高いんで。良さそうやったら器具買おう思うてんですけど。
【眞子】とある少年が昔の河原で知り合った年上の女性。彼女をきっかけに理想のコーヒーを探しはじめることになった。旧姓は小島、今の姓は神崎。自分の思い描く物語で自分や他者をコントロールしようとするところがある。
【枡野和将/まきの・かずまさ】徳山実希の恋人。区役所勤務。
【三浦真琴/みうら・まこと】オカルト月刊誌『トナノ』編集長。
【満田凜】美大生。切間美空の軽音楽サークルの後輩。最近スランプぎみ。マンデリンにちなむ?
【水山晶子/みずやま・しょうこ】美星の友人。大学生。クリスタルマウンテンにちなむ?
【ミスリード】この話はミスリードをさそうような書き方を頻繁に使うので常に注意が必要。いや、騙された方が楽しいので注意する必要もないか。
【皆川紀香】イーグルコーヒーのバイト従業員。
【峰岸/みねぎし】美星の高校時代の知人。自然に生きているだけで他者と軋轢を生じさせやすいタイプ。
【ミナト】ダーツプレイヤー。
【村治透】美大生。油絵学科。満田凜の元恋人。
【藻川小原/もかわ・おはら】又次老人の孫。息子の娘。今度高校二年生になる。名前の由来はスカーレット・オハラらしい。浜松在住。
【藻川千恵★】藻川又次の亡くなった妻。タレーランを実質的に切り盛りしていた人。美星の恩人とも言える。
【藻川又次★】タレーランのオーナー兼調理担当。アップルパイは絶品。ナポリタンもおすすめ。しゃべらなければ渋い。老人だがナンパが生きがい。モカマタリにちなむ?
【康士】伊達涼子のとこに飯を食いに来る青年。兄弟とか血縁関係? あるいは幼馴染み? とはっきりしないところでネタが割れたり。サッカーをしていたがケガをしリハビリを受け理学療法士になりたいと考えた。
【結城英美里/ゆうき・えみり】ガールズバーで働いている。下條に呼び出され京都まで来てみると子供の頃別れた母が病気で余命いくばくもなく娘に会いたがっていると言う。
【りりちゃん】コーヒー好きのビスクドール。
【ロックオン・カフェ】アオヤマがよくいる喫茶店。同志社大学の近くと思われるがモデルがあるのかどうかは不明。ロックオンやから鹿苑寺(金閣寺)近くで立命館大学かと最初は思ったのだけど。まあ、同大も遠くはなさそうやしどっちかやろうけど、京都在住ではないのでその辺の感覚はよくはわからない。
Posted by ブクログ 2023年05月26日
何か今作は短編がいっぱいって感じだった
ビブリオバトル細工や新婚旅行細工?
最後はストーカーもどき細工
今回はアオヤマ君と藻川氏あんまり出てこなかったなぁ〜
次作では何か進展とかあるかな?
Posted by ブクログ 2023年04月14日
前作が美星とアオヤマくんのハッピーエンドで終わっていたので、今作では2人の関係はどのように進展するか楽しみにしていたら、アオヤマくんはほとんど出番なしだったのでちょっと残念。笑
日常の謎を解くライトミステリという感じであっという間に読めました。
Posted by ブクログ 2023年03月11日
タレーラン第七作目、今回は短編。
ライトな割と日常を題材にしたミステリのシリーズだけど、今回は短編ということで、よりライトに。
さくさく読み進めることができた。
ママとかくれんぼするやつは、、、ちょっとそのままの優しいママであって欲しかった。。。
美味しいコーヒー飲みたい。
…コーヒーあま...続きを読むり得意ではないけど…。
Posted by ブクログ 2022年12月12日
珈琲店タレーランを舞台にした短編集。
今回はアオヤマくんや美星さんがメインではなく、タレーランに来店したお客さんが語り手となって、日常の謎を持ち込んでくるお話。アオヤマくんと美星さんのやりとりがないのが寂しく思ったけれど、普段と違う登場人物が語るのは新鮮味があって、面白かった。
ハートフルなものばか...続きを読むりでなく、イヤミス的な余韻がある話もあり…読み応えがあった。
Posted by ブクログ 2022年09月09日
息抜きしたくて読んだ短編集だったけど、ほっこりするだけではない残酷な話もあり…ほんの少し救いが残っているのはタレーランらしかった。主人公が影の人なのに、謎解きさせるまでが自然。そして実話から作られたお話というのがまた素敵。でも「かくれんぼ」の美星は好きになれないかな…。
Posted by ブクログ 2022年07月08日
【収録作品】 ビブリオバトルの波乱/歌声は響かない/ハネムーンの悲劇/フレンチプレスといくつかの噓/ママとかくれんぼ/拒絶しないで/ブルボンポワントゥの奇跡
今回は、作者が実際に見聞きした出来事をきっかけにした連作とのこと。そのためか、美星はあくまでも安楽椅子探偵の立ち位置にいて、読みやすい。
...続きを読むただ、視点人物からすれば納得できても、客観的に見ると釈然としないものが残るものも。「ビブリオバトルの…」は、やってしまったことは記憶に残るし、気づいている人もいる以上、本人が割りきれるかは疑問。「歌声は…」は美星の高校時代の話。「ハネムーンの…」は結局何だったんだろうか。「フレンチプレスト…」もきれいに助けたけど、あとからバレる噓ではないか。「ママと…」は、常識外の提案を拒んだ(そこまで読んでの提案だろうが)女性の姿勢が小気味よい。「拒絶しないで」はちょっと啓発っぽいが、許容範囲。「ブルボンポワントゥの…」は、現在の恋人の強引な行動がちょっと不快。自分たちの幸せのために行動するのは仕方がないが、元恋人に頼むことだろうか。
Posted by ブクログ 2022年06月17日
「喫茶店タレーランの事件簿」シリーズ7作目ですね。
今回は短編の7作。すべて美星の安楽椅子探偵推理小説仕立てでした。
岡崎さんのデビューから10年になるそうですから、タレーランも10周年となりました。短編集は2冊目ですね。
もともと本格探偵推理小説を目指された岡崎さんが、現実に体験された日常の謎の事...続きを読む件をヒントに生まれた1冊だそうです。嬉しいことにあとがきで、10周年記念で今年の8月にシリーズ8作目を岡崎さんの全身全霊の作品に仕上げて発表したいとの異例の宣言がありました。楽しみですね。
日常の謎のファンの私は、この作品ももちろん好きなのですが、美星の一人舞台はちょっと寂しかったかな。
タレーランのキャラクター総出演のドラマを期待したいですね。
Posted by ブクログ 2022年06月13日
続巻がでるとつい読んじゃうけど、
基本的にこのヒロインにはあまり共感しないというか、かわいく思えない。
そして、こんなにお客様の話をお店のヒトが聞いているかと思うと、やだなあ。
最初の章のタネ明かしは面白かった。複数の人の思惑かかると話がはずむ。