【感想・ネタバレ】珈琲店タレーランの事件簿 8 願いを叶えるマキアート【電子版イラスト特典付】のレビュー

あらすじ

10周年記念!
累計250万部突破《珈琲店タレーランの事件簿》シリーズ、最新作

「いまから私が、すべての謎を解き明かしてみせます――犯人は、この中にいる」

平安神宮前の岡崎公園で開催されるコーヒーイベント。
バリスタの切間美星とアオヤマが再び事件に巻き込まれる!

(あらすじ)
珈琲店《タレーラン》のバリスタ兼店長である切間美星と、恋人として正式にお付き合いを始めたアオヤマ。そんな折、二人は京都で開催されるコーヒーの飲み比べイベントに出店することとなった。かつて関西バリスタ大会で競った《イシ・コーヒー》なども参加しており、懐かしい顔ぶれとも再会するなか、初日から何者かによる妨害事件が発生。翌日には《タレーラン》にも魔手が……。

(著者プロフィール)
岡崎琢磨
1986年、福岡県生まれ。京都大学法学部卒業。第10回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』(宝島社文庫)で2012年デビュー。同書は2013年、第1回京都本大賞に選ばれた。同シリーズの他、著書に『夏を取り戻す』(東京創元社)、『貴方のために綴る18の物語』(祥伝社)、『Butterfly World 最後の六日間』(双葉社)などがある。

電子版特典として、巻末にshirakabaさんによるカバーイラストを収録しています。

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ネタバレ

一番 優しい人が 犯人。

この条件が当てはまること。

でも 一気に 読めました。

主人公と彼氏の 関係も 良好なようで

良かったです。

今回のキーワードは もちろん 絵馬ですね。

次回を 楽しみにしています。

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2023年03月26日

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ネタバレ

7巻と違い読み応えのある長編。
コーヒーフェスティバルに集う、名だたるバリスタの方々。中には訳ありの過去ある人も。
他店の妨害事件が、脅迫文も。不穏な空気が流れ始めイベント自体が失敗…

「神さまのえこひいき」といったテーマなんでしょうがささやかなジェラシーや葛藤などの闇、誰でもが陥ってしまう状況わからないでもない。
最後はうまくまとまったようですが、まだまだ辛いドラマは続きそう~。

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2022年11月09日

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珈琲店タレーランの事件簿 第8巻
珈琲店タレーランに、関西バリスタ大会にて競った、イシ・コーヒーの店長石井が、
スーツの女性を同行させて訪ねてきた。
スーツの女性の田中朝子は、イベントを企画する会社の社員で、
第1回京都コーヒーフェイスティバルに参加してほしいとのこと。
果たして、どうなっていくのか・・・。

今作では、前作までのつながりで、いろいろとあるので、
できれば読んでいた方が理解はしやすい部分がありますが、
読まなくても気にしない人は問題ないと思います。
第3巻と第6巻は読んでいた方がより楽しめるかもしれません。

終わりに近づく展開がが、何となくよくありそうな展開だったので、
安心感はあっても、劇的な面白さとまでは言えないかなって感じました。

アオヤマがどうなっていくかはお楽しみ。
ってことで、このシリーズを読んでいない人も、8巻はまだという人も、
ライトミステリーやコーヒー好きの人は楽しめるので是非読んでみてください。

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2025年01月17日

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ネタバレ

毎回、こんなトリックや犯人の動機をよく思いつくな……と感心。
美星さんとアオヤマの関係も、まるく収まったようで何より。

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2024年12月12日

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タレーランシリーズの8作目。
現時点で最新刊なのでもったいなくて積んでましたがついに読みました。

とても面白かったです!!
若干ネタの使い回し感はありましたがとても読みやすいので一気に読んでしまいました。
伏線がやや強引かなと思う部分はありました。

来年続編が出るらしいので楽しみにしています。

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2024年04月24日

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シリーズ8作目
今回も他店とのイベントでのトラブル関係

日常の謎ではあるんだけど、人の悪意による行動を描いているので、あまり好みではないんですよね
ただ人が死なないだけで、誰がどんな理由でどうやってやったかという普通のミステリと同じような内容なので

今回は「第一回京都コーヒーフェスティバル」での妨害事件

コーヒーフェスティバルを企画している中田朝子に、あの石井がタレーランの出店を推薦したという
前の事件の不信感もあるため、見張りの意味でも参加を決める美星さんとアオヤマ
そしてやはり事件は起こるのであった

冒頭で「茨」が「マイカ」に別れを切り出しているようなやりとり
まぁ、今までこれ系の仕掛けに幾度も出会っているがゆえに、そのままは受け取らないですね
むしろ、明確な意図をもって読者をミスリードしようと企てていると疑ってします
まぁ、どう勘違いさせようとしているかまでは読めないんですけどね

マイカから雲母、またはキララのようなワードが関係してるかもと予想してたけど、見当違いでしたね


美星とアオヤマの関係性の変化
この辺は結構ずるいミスリードになってないか?

あと、最後まで読むと7と時系列が前後していると思われる
それともあの話だけか?
だとしても、フェアではないように感じる

終わり方として、これで完結でもおかしくないようなんだけど
大々的に完結と宣伝していないので、まだ続編は出るのでしょうねぇ

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2023年09月20日

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ネタバレ

今回のネタはちょっとだけ初期に近い淡々さがあった(ほんのちょっとだけね)。

二人の関係がかわることで、何がかわるのかなぁと思ったのだが、実は大きな変化はなかったというオチなのかもしれない。もちろん変わってしまえば、作品の方向性が変わりかねないわけだが、それを陸続きの変化とするかそうではない大きな変化とするか、この作品に限って言えば意外と一方向に収束するんじゃないかと思ったりする。謎がしっかりしているからとか、そういうこともなくはない気はするけど、多分に主人公のアオヤマのキャラによるものだろうという感じがする。

主役の二人はさほどベタベタしないし、そのちょっとドライな夫婦漫才っぽさが、淡々とした喫茶店の雰囲気を壊さないし、謎解き部分の盛り上がりというかピークも作りやすいのかも。大きく盛り上げなくても大丈夫的な。その世界観で8巻まで続いてるしね。

謎はシンプルなものだったけど、動機を多様に出てくる登場人物たちの関係性でうまく調和を取った感じだろうか。ギャルっぽい人とかの描き方はちょっとよくわかんなかったけど(笑)

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2023年06月20日

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お仕事・恋愛・日常の謎のミステリーですね。
「タレーラン」シリーズの八作目です。
記念すべき、十周年作品になりますね。
岡崎さんの気合いが伺える力作だと思います。

恋愛小説の醍醐味も加味して、ちょっとやられた感じさせてくれます。

今回は、京都のコーヒーイベントへの出店という舞台での謎解き。
コーヒー好き、喫茶店好きにはたまらないアイテムが駆使されています。謎解きのキーワードですね。
この作品は、語り役の「アオヤマ」と喫茶店タレーランの店主で、バリスタ探偵の切間美星の恋愛が物語を彩る、心踊る作品なのですが、揺れ動く青春の甘く切ない恋物語を堪能した感じですね。この切り返しにやられました。
岡崎さんのお得意手法なのですが、参ったという感じです。

とにかく、話の展開がワクワクとドキドキで、ページを繰る手が止まらなくなります。

「タレーランの事件簿」ますます面白くなりそうですね!

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2023年06月18日

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嫉妬、身近にいる人にほど感じやすいものです。
せっかくの神頼みも嫉妬のせいで、すべてを失ってしまうなんて悲しいです。
相手を尊敬してよく見れればいいのだけど、難しいですね。

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2023年05月13日

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相変わらず、美星さんが鋭すぎるなって感じはするけども、全体を通して出てくるキャラの概要、今回の事件、結末含め丁寧に書かれていて読みながら続きが気になる気になると、どんどん読んでいってしまいました。
私は、依然としてアオヤマを好きにはなれないのですが、今回は、大会企画者の中田さんやら、ライバル店のギャルやら良いキャラが多く、絡みを楽しめたのと、美星さんとアオヤマの関係が少しずつ変化していってるのが分かって楽しかったです。

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2023年04月12日

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珈琲好きにはたまらないこのシリーズ。美味しい!って感動する珈琲に出会いたいものです。
今作は、2人の関係が気になりつつの推理ものでしたが、えっ!と驚く展開と嬉しい結末が。

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2023年03月25日

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タレーランシリーズ8作目。今回は長編。

京都で開催されるコーヒーの飲み比べイベントに出店することになった純喫茶タレーラン。
そこで立て続けに発生した妨害事件の真相解明に美星さんとアオヤマが挑みます。

正直、犯人の動機やトリックについては、いくら嫉妬心が募ったとしてもそこまでするかな…と思ったり、状況証拠のみからこの真相を導き出すのってちょっと無理があるのでは…と感じたりしたのですが、それでも全体としてはとても楽しく読めました。  

コーヒーに関する知識が今までにも増してたくさん盛り込まれていて、興味深い。コーヒー好きの人ならより一層楽しめる内容だと思います。
タレーランシリーズはどの巻もそうですが、お気に入りの喫茶店で読んだりしたらきっと最高。

作中でアオヤマが何回か作者目線になるところがあって面白かったです。
あと、美星さんとアオヤマ2人の関係性の変化にも注目!の巻でした。

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2023年03月20日

Posted by ブクログ

私の好きな「タレーランの事件簿」の第8弾。
バリスタ・切間美星の推理力の素晴らしさに脱帽です。 事件の謎解きは勿論、アオヤマと美星の関係も興味深く続編を楽しみに待っています。お気に入りの喫茶店で読むと最高でしょうね。

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2023年01月29日

Posted by ブクログ

日常の謎を扱うシリーズで、前作の記憶が薄れた状態で読み始めましたが、それでも十分に楽しめました。

人物の描写があっさりめで、最後のどんでん返しもズルくて不満だったけど、次回作もたぶん読みます。

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2023年01月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ8作目。
京都でのコーヒー飲み比べイベント出店に際して起こった妨害行為の謎解き。

嫉妬って怖い。好きと嫉妬は両立してしまう感情でもあるから、ハンドリングを誤るとおかしなことになってしまう。

ようやく前巻で美星とアオヤマが付き合い始めたと思ったら、別れてた?!からの、また付き合う?!……まったく忙しい2人だなぁという感じ。
美星は前職を辞めてまでタレーランで働くことにしたアオヤマをクビにしたり雇い直したり、案外勝手な子だな(^_^;)
続きがある終わり方だったので、また新刊出るのを待ちます。

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2023年01月17日

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このシリーズ、全体的には面白く読んで続きがあればつい手にとるんだけど。
細かい部分が全く共感できず、モヤモヤする。
いくら鍵を預かってるからって、営業時間外に他人連れてしかもコーヒー飲ませちゃダメでしょ。
あと、恋する気持ちがなんか素敵に描かれてない。
謎解きは置いといて、動機ややり口やその行為に至った心情も理解しがたい。
モチーフとか設定とかはすごーく好みなので余計に気になる。

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2022年12月05日

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読んでいる間は、えーそんなん変じゃーんと思い、終わりの美星の犯人当てにいたってはありえへんなぁになるのだが、終わりに美星とアオヤマの関係の変遷変化の下りであー良かったね、で評価が星一つ+になった。この二人の複雑?な関係を進める話を書きたかったからの一篇かなぁ?

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2022年11月20日

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ちゃんとした長編で読み応えもあり、解決編まではめちゃくちゃ楽しく読ませてもらったけど、真相としてはあんまり納得いく展開でなかったのが残念。

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2022年11月02日

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第6作目と比べると物足りなさを感じました。もう少しアオヤマさん、美星さん二人の様子が知りたかったですが、設定上の裏事情があったのですね。第8作目を踏まえて7作目冒頭に入るのは上手い持っていき方だなあと思います。

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2025年11月03日

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ネタバレ

途中で犯人と動機がわっかってしまいましたが犯行の詳細が知りたくて読み進めました
嫉妬は誰でも持っているものですが 嫉妬している気持ちを知られたくなく 相手を褒めて誤魔化したくもなります

嫉妬で頭がカーッとなる気持ちを抑えるか抑えないか

それにしてもコーヒーのことが詳しく書いてあるところが気に入っててシリーズを全部読んでみたいです 本当に美味しいコーヒーを飲みたいなぁー

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2025年06月25日

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ネタバレ

語り手の事情が隠されているから、その人の行動が腑に落ちない。
主人公と謎を解くのではなく、主人公が謎。
ミステリー好きの人は、そこも楽しむのかな。
感情移入しながら読む方が好きだな。

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2025年03月30日

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犯人と動悸はなんとなーくで分かったけれど、どんな風なトリックを使ったかは全く思いつかず。
おお、最初の恋人たちのメッセージアプリ、ここに出てきたこれだったのかー!この人とこの人のやり取りやったんかーい!←いっつも、冒頭に出てくる切り取りされた内容って後々出てくるキーになる部分だったりするから覚えておこう!と心して読み始めるものの、読んでるうちに綺麗さっぱり忘れていたよ。
そして…事件とはまた別の関係性の方で、どんでん返しのさらにどんでん返し!?翻弄されっぱなしで…汗
物語の最後に出てきたシーンを読んで、おぉ、これはあの巻に繋がるのかー!と、タレーラン常連者の気分にならせてもらえるニンマリした自己満足になった。
…って、そこへ飛ぶってことは、タレーランシリーズ完結になっちゃったってことー!?

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2025年03月01日

Posted by ブクログ

(Ⅰ)岡崎公園で開催される第一回京都コーヒーフェスティバルにタレーランも参加。そこにはかつて関西バリスタコンペティションを騒がせた石井春夫と黛冴子もいる。当然のように妨害が始まるが果たして石井たちのしわざなのか?
(Ⅱ)犯人と動機は半分くらいのところで察しましたがどう証明すればいいのかは最後まで思いつけませんでした。
(Ⅲ)上手に使いこなせば嫉妬が、願いを叶える原動力になることもあるだろう。(p.308)

■この巻の簡単なメモ
/トラブルメーカー石井の紹介なのに美星が京都コーヒーフェスティバルに参加することを決めたのはおそらく石井が何か企んでいるだろうから問題があれば事前に止めるか、無理だったら収拾につとめるためなんだとか。
/始まってみると第五回関西バリスタコンペティションで石井と組んで問題を起こした黛冴子がふたたび石井と組んでいた。
/主催者サクラチル。中田朝子、伊原、上原。
/純喫茶タレーラン。切間美星、アオヤマ→藻川又次。ブレンド豆のネルドリップ一種類のみ。
/イシ・コーヒー。石井春夫、黛冴子。ブレンド一種とピーベリーをサイフォンで。
/椿カフェ。足伊豆航、舌瀬舞香。二種類の豆をペーパードリップで。
/ロックオン・カフェ。森馬護、青瓶大介。四種類の豆をフレンチプレスで。
/モンキーズカフェ。錦戸徹、星後望。各種ミルクによるカフェオレを。
/太陽珈琲。米田堅蔵、米田幸代。ハリオのV60ペーパードリッパーで。
/妨害発生。
/アオヤマ、早速浮気か!? そして、いきなり、クビ!?
/タレーランにも妨害の手が。
/そして三度目の妨害。
/石井が真犯人を推理する。意外にも無理のないその推理が指摘する犯人は…

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■タレーランに関する簡単な単語集(いくらか累積)

【青瓶大介/あおがめ・だいすけ】ロックオン・カフェ店員。第一回京都コーヒーフェスティバルに経営者の森場護とともに参加した。
【アオヤマ★】理想のコーヒーをタレーランに見た青年。後に美星と互いに憎からず思うようになる? ブルマンにちなむ? ネタバレ気味となるが、本名は青野大和。
【浅井一太/あさい・いちた】河野鈴海の恋人。三十三歳前後。なぜか結婚に踏み切れない。最近ストーカーにつきまとわれているような気もする。
【石井春夫】バリスタ。関西バリスタコンペティションという大会で競い合った。お調子者のトラブルメーカー。元マジシャン志望。父親が開いたイシ・コーヒーを手伝っている。
【板垣愛美/いたがき・まなみ】徳山実希が関わったビブリオバトルの岩手県代表。チャンピオンになった。
【江角蘭/えすみ・らん】影井城の妹で兄の死後も影井城の家で暮らしている。足が少し不自由で息子の大(だい)の世話を受けているが、動けないというほどではない。
【榎本純/えのもと・じゅん】徳山実希が関わったビブリオバトル京都府代表。『数のふしぎ』という本をプレゼンした。
【鴛鴦茶】コーヒーと紅茶を混ぜ、無糖練乳(エバミルク)と砂糖を加えたもの。香港で飲まれているらしい。眞子がそれを出すイーグルコーヒーという店を教えてくれた。
【大津一/おおつ・はじめ】柔道サークルに参加している大学三年生。美星に告白した。
【奥さん】→藻川千恵
【廻旋橋】天橋立にある水平に回転し船が通れるようにする橋。むかし回転するときわざわざこの上に残って陸と切り離されたことあり。なんとなく楽しかった。
【影井城/かげい・しゃとー】生涯のほとんどを浜松で過ごした画家。美星いわく青木繁を彷彿とさせる画風。藻川千恵となんらかの関わりがあったらしい。本名は「かげい・じょう」らしい。
【加納七恵/かのう・ななえ】オカルト月刊誌『トナノ』編集長である三浦真琴が取材した相手。二つ年上の姉、海鈴(みすず)と夫の臼井太一がハワイへの新婚旅行に出かける当日事故に遭い夫を喪ったが目覚めた姉は新婚旅行の帰りに事故に遭ったと言い証拠も見つかった。
【河野鈴海/かわの・すずみ】浅井一太の恋人。最初の話の登場カップルの名前の文字順違いなのに意味はあるのだろうか? 苗字も近い音。
【切間美空】切間美星の妹。
【切間美星★/きりま・みほし】タレーランのバリスタ。主人公。バリスタと名乗りたいのでエスプレッソマシンを導入した。アオヤマの理想のコーヒーを淹れてくれる。見た目は高校生だが初登場時点で23歳。謎解きするときコーヒー豆をひく。キリマンジャロにちなむ?
【健斗】10歳くらいの小学生。父親がアメリカ人で、見た目は外国人だが中身は純日本人。
【小須田リカ】アオヤマの母がたの親戚らしい。コスタリカ。
【コーヒー好きランキング】有名な話ではあるが、京都はコーヒーの消費金額、消費量ともに政令都市ランキングで一位。パン消費量も一位を争っているようなので互いに相乗効果があるのかも。
【コーヒー豆の種類】この本とか諸々の本によるとによると、種類としてはアラビカ、ロブスタ、リベリカの3種類。今はアラビカ種が一般的らしい。銘柄としてはイルガチェフェ(エチオピア)、キューバ、キリマンジャロ(タンザニア)、グァテマラ、ケニア、コスタリカ、コナ(ハワイ)、コロンビア、サントス(ブラジル)、ジャワコーヒー(インドネシア)、トラジャ(インドネシア)、パプアニューギニア、ブラジル、ブルーマウンテン(ジャマイカ)、ベネズエラ、マンデリン(インドネシア)、メキシコ、モカイスマイリ、モカシダモ(エチオピア)、モカハラー(エチオピア)、モカハラーズ(イエメン)、モカマタリ(イエメン)。など、調べたのを並べただけですが。個人的にはモカ系はちょっと苦手で、苦味が強い系が好みかなあ。
【小島眞子/こじま・まこ】→眞子
【胡内波和】美星のことをよく知っているみたいなエリートっぽい眼鏡の青年。コナコーヒーにちなむ?
【財前美加子/ざいぜん・みかこ】河野鈴海から浅井一太が紹介されたカウンセラー。
【佐野】京都国際医療福祉学院の男性講師。伊達涼子の担任。
【島善郎/しま・よしろう】京都国際医療福祉学院の講師。ふっくらとして人がよさそう。
【清水/しみず】大津が美星に告白したときその場に居合わせた。
【下條敏夫/しもじょう・としお】結城英美里の母、優里(ゆうり)の、今の夫。
【ジャズ】タレーランのBGMは基本的にジャズのようだ。
【シャルル★】タレーランにいるシャム猫。
【晶ちゃん】→水山晶子
【星後望/せいご・のぞみ】モンキーズカフェ店員。第一回京都コーヒーフェスティバルに店長の錦戸徹とともに参加。
【瀬古秀平】京都国際医療福祉学院の講師。伊達涼子の実技の練習に付き合わさせられることになった。
【舌瀬舞香/ぜっせ・まいか】椿カフェの店員。第一回京都コーヒーフェスティバルに店長の足伊豆とともに参加。どぎつい色の爪に金髪ギャル風。
【反町葵/そりまち・あおい】浅井一太が十年前に交際した女性。
【高野鷹】イーグルコーヒー店主。世界のコーヒーを出す。世界中のコーヒーを味わうために一緒に旅をした女性に急に婚約解消を切り出され了承した過去を持つ。
【伊達章三】伊達涼子の関係者。デイト薬品の伊達章三といえば財界で名を知らぬ者はないというくらいの人物。離婚している。
【伊達涼子】理学療法士をめざしている。
【足伊豆航/たりいず・こう】椿カフェのマスター。サーファー風のイケメン。チャラい感じ。第一回京都コーヒーフェスティバルに店員の舌瀬舞香とともに参加。
【タレーラン★】舞台となる珈琲店の名前だが元々はフランスの政治家の名前らしい。《良いコーヒーとは、悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、そして恋のように甘い。》という名言を残したらしい。
【デカケッター】SNSの一種のようだ。まあ、だいたいTwitter相当かと。
【土居塔子】とある女子高生。名前まではわからなくてもこの娘がある巻の最初に出てくる少女でありある人物に化けているというのは謎でもなんでもなくすぐわかることでしょう。問題はどこで明らかにするかってとこ。いや、それもさほど重要ではないか。
【徳山実希/とくやま・みき】読裏新聞記者。現在は東京本社活字推進委員会勤務。高校生のビブリオバトルの大会に関わる。
【戸部奈美子】虎谷真実の友人。
【虎谷真実】アオヤマが2年ほど付き合った元カノ。通称マミー。柔道愛好会に入ってる。極端な性格でこの作品のギャグ担当? 続編あるなら今後の登場も期待。トラジャコーヒーにちなむ?
【中田朝子】イベント運営会社サクラチル社員。
【錦戸徹/にしきど・とおる】モンキーズカフェ店長。店員の星後望とともに第一回京都コーヒーフェスティバルに参加。
【根津焙煎所】主は根津選一。タレーランのコーヒーを焙煎しているロースター。タレーランを開く前から千恵さんと付き合いがあるらしい。
【ブルボンポワントゥ】《インド洋に浮かぶフランス海外県の世界遺産、レユニオン島で採れるコーヒー豆の名前です。》第七巻p.272。かつて人気を誇ったが衰退し日本のUCCが甦らせた。
【フレンチプレス】個人的に雑味のあるコーヒーが好みなんでフレンチプレスが向いてるんちゃうかなあと思ってますがまだ試してません。コーヒー店では意外に高いんで。良さそうやったら器具買おう思うてんですけど。
【平安神宮】第一回京都コーヒーフェスティバルが開催された岡崎公園のそばにある。寺社仏閣に興味はあるし始終前を通っていた時期があったけど中に入ったことがないです。どうもデカすぎてそんな気分になれない感じでした。桓武天皇が祀られている。
【眞子】とある少年が昔の河原で知り合った年上の女性。彼女をきっかけに理想のコーヒーを探しはじめることになった。旧姓は小島、今の姓は神崎。自分の思い描く物語で自分や他者をコントロールしようとするところがある。
【枡野和将/まきの・かずまさ】徳山実希の恋人。区役所勤務。
【黛冴子】第四回関西バリスタコンペティションの覇者。第五回にも参加、美星らと競った。というかトラブルを巻き起こした。
【三浦真琴/みうら・まこと】オカルト月刊誌『トナノ』編集長。
【満田凜】美大生。切間美空の軽音楽サークルの後輩。最近スランプぎみ。マンデリンにちなむ?
【水山晶子/みずやま・しょうこ】美星の友人にして保護者(のような感じになっている)。クリスタルマウンテンにちなむ? アオヤマのことを信用していない。
【ミスリード】この話はミスリードをさそうような書き方を頻繁に使うので常に注意が必要。いや、騙された方が楽しいので注意する必要もないか。
【皆川紀香】イーグルコーヒーのバイト従業員。
【峰岸/みねぎし】美星の高校時代の知人。自然に生きているだけで他者と軋轢を生じさせやすいタイプ。
【ミナト】ダーツプレイヤー。
【村治透】美大生。油絵学科。満田凜の元恋人。
【藻川小原/もかわ・おはら】又次老人の孫。息子の娘。今度高校二年生になる。名前の由来はスカーレット・オハラらしい。浜松在住。
【藻川千恵★】藻川又次の亡くなった妻。タレーランを実質的に切り盛りしていた人。美星の恩人とも言える。
【藻川又次★】タレーランのオーナー兼調理担当。アップルパイは絶品。ナポリタンもおすすめ。しゃべらなければ渋い。老人だがナンパが生きがい。モカマタリにちなむ?
【森場護】ロックオン・カフェ経営者。多くの弟子を育成し開業させた。アオヤマの師匠でもある。第一回京都コーヒーフェスティバルに参加した。
【康士】伊達涼子のとこに飯を食いに来る青年。兄弟とか血縁関係? あるいは幼馴染み? とはっきりしないところでネタが割れたり。サッカーをしていたがケガをしリハビリを受け理学療法士になりたいと考えた。
【結城英美里/ゆうき・えみり】ガールズバーで働いている。下條に呼び出され京都まで来てみると子供の頃別れた母が病気で余命いくばくもなく娘に会いたがっていると言う。
【米田堅蔵/よねだ・けんぞう】太陽珈琲主人。第一回京都コーヒーフェスティバルに参加。
【米田幸代】堅蔵とともに第一回京都コーヒーフェスティバルに参加。
【りりちゃん】コーヒー好きのビスクドール。
【ロックオン・カフェ】アオヤマがバイトしている喫茶店。ロックオンやから鹿苑寺(金閣寺)近くかなあとも思われる。アオヤマの大学は同大か立命館あたりかもしれない?

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2024年03月23日

Posted by ブクログ

コーヒー対決って読んだ事あるぞ?既読か?
と読み始める前に迷ってしまった。
今回も美星さんの冴える推理と、
美星さんに振り回されるアオヤマさんが楽しかった。

嫉妬ね。
物語として気にいらないって人はいるかもね。
私は納得したけどね。

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2023年11月25日

Posted by ブクログ

いつの間にかアオヤマ君が働いてる!!っと思ったらそんなことがあったのね
しかもまた石井さん絡み
でもおじさんの事もお店のことも恋人のことも重なったら重圧にしかならない
正しい判断だとは思う
でも、やっぱり二人は一緒にいて欲しいなぁ〜って思ってたら最後はあれでしょ?
嬉しかったなぁ〜
しかも最後はあの話に繋がってるとは

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2023年05月28日

Posted by ブクログ

バリスタ大会の時といい、今回のカフェのフェスティバルといい、妨害系の話はあまりいい気がしないです。

アオヤマくんが徐々にコメディ系になっているので読みやすいですが。

2人の関係も進んでいました。でも、だいぶ時が経っていることにビックリです。

個人的にはこのシリーズでは普段の短編集で安楽椅子バリスタ探偵としての話が読みたいです。

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2023年03月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いつにもまして、アオヤマくんのツッコミにキレがあった気がする。全体的にコメディ要素が強め。
アオヤマくんの浅はかな行動に「えー」と軽蔑してしまいそうになる。犯人の動機も「うーん…」となったが、心が弱っている時に魔が差すと、こういう行動に至ってしまうのかなぁ。
嫉妬は厄介だけれど、犯人のように闇の方に引っ張られてしまう人もいれば、美星さんのように良い方向に踏み出すきっかけにできる人もいる。私は後者でありたいなぁ。

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2023年02月15日

Posted by ブクログ

シリーズ8作目。

冒頭のプロローグで私の頭は「?」で一杯。
‥めげずに読み進める。

舞台はコーヒーイベント会場。
その会場内で起こる事件を美星さんが解き明かす。

沈着冷静、頭脳明晰の美星さんもやっぱり乙女なんだなぁと♪

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2023年01月06日

Posted by ブクログ

気が付けば、シリーズものとして長く続いている。

正直言うと、このシリーズは短編物の方が好きかな。ああ、長編かと思ったが、読み始めるとすらすら読めるし、引き込まれる。
過去のシリーズにあった登場人物や事件に触れる箇所もあるのだけど、きれいさっぱり忘れている。なにしろ、アオャマ君の本名までもすっかり忘れていた程。まあ、たとえ初めて読む人でも問題ないと思う。

ミステリー以外の部分でも、ええ、と驚く展開があったりして、作家さんというのは凄いものだなと感心するばかり。
難癖をつける箇所が全くないかと云えば、否定できないけれど、チョッとの苦味と全体的にホンワカした空気感を楽しめた。

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2022年11月18日

購入済み

穏やかな読後感

ストーリー展開に新鮮味を特に感じなかったが、穏やかな読後感があった。人物の心のうつろい、嫉妬の感情。その複雑さや重さが軽妙に表現されているからかもしれない。

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2022年08月16日

Posted by ブクログ

  10周年を迎えたシリーズだが、劇中では、3年ほどしか経過していないらしい。やや、わざとらしい気がしないでもなく、普段は(個人的に)、そういう作品は好きではないのだが、登場人物たちの魅力で、ついつい読んでしまう。

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2025年12月07日

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