岡崎琢磨のレビュー一覧

  • 珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように【電子版イラスト特典付】

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    一人では生きていけない世の中で、生きててよかったと自分自身が感じることも、生きててくれてよかったと誰かに感じることも、とても幸せなことだと思う。今作もとても良かったです。

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    2021年02月23日
  • さよなら僕らのスツールハウス

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    これまた何とも分類が難しい一冊(^ ^;
    「謎解き要素」は色濃く通底していので、
    一応ミステリにカテゴライズしてはみたが、
    謎解きはメインではない。

    崖地に建つシェアハウス「スツールハウス」。
    そこにかつて住んでいた人たちが、
    同窓会を開いたり相談事があって呼び出したりで
    再会して、さて...という短編集。

    一作ずつ独立したストーリーで、主人公も異なる。
    が、微妙に章をまたいで登場する人物が出てくるので、
    話に繋がりはないが「連作感」は感じる。

    基本的には「昔住んでた人たち」の話なので、
    「現在の」スツールハウスでの生活は登場しない。
    それがちょっと不思議な感じ(^ ^;

    皆往時を懐か

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    2020年10月16日
  • 季節はうつる、メリーゴーランドのように

    購入済み

    本書は、タレーランシリーズでデビューする前に仕上げた作品を全面改稿して、元は単行本で出版されたものが文庫化されたものです。
    そういう意味では岡崎琢磨さんの小説の基盤のような作品と捉えることができるので、タレーランシリーズなどで岡崎琢磨さんに興味を持った人におすすめです。

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    2020年09月30日
  • 病弱探偵 謎は彼女の特効薬

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    いつか伝えようと思っていると、伝えられなくなる日が来るかもしれないことに。だから大切な思いは、ちゃんと伝えておこうと決意した。

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    ヒロインは《貫地谷マイ》という《患者》と《病》を含んだ名前で常に病弱。語り手はその幼なじみの《山名井ゲンキ》という《病まない》と《元気》を合わせた病気知らずの青年。この設定がまず面白い。2人とも高校1年生で、病弱で学校にもあまり行けないマイの代わりに伝書鳩としてゲンキが謎を持ち込み解決していく。
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    高校生活の中での謎を病気に絡めて軽快に解いていてなるほど!と思うことが多々あった。メッセージ性も強かった。
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    短編が6つあり読みやすかった。二人の関係性も章

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    2020年09月06日
  • さよなら僕らのスツールハウス

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    私の青春は、永遠に生き続けるのだ。

    1章のメッセージ・イン・ア・フォトは、文章だからこそ出来るトリックが含まれてて岡崎さんらしさがあると思った。
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    シェアハウスの住人はどんどん移り変わっていくけれど一人一人に想い出があって、話の中でも関わる人の視点によって新たなものが見えてきて、物語の脇役が実は主役で。
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    1冊の中で何十年も時間が経過してて、その間に知らない時間が流れていて、まるで真の主人公の視点に立った気持ちだった。彼女がやっと立ち上がれてよかった。
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    人との繋がりや過去の想い出の儚さや美しさを感じた作品。
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    2020年08月30日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る【電子版イラスト特典付】

    購入済み

    二作目

    一作目を踏まえて、今度こそは騙されるようなことなく一つくらい謎を解いてみせるぞと意気込んで読んでみたものの結果ちゃんと騙された。

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    2020年08月26日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を【電子版イラスト特典付】

    購入済み

    一作目

    この作品は私が高校生の時に初めて読んでから社会人になるまで何度も読んだ作品である。続刊も勿論面白かったがやはり一作目が一番面白いというのが印象としてあり、主人公の背景をとんでもなく膨らませ、それがたまたまヒットするようなことがない限り確実に衝撃を受ける最後が待っていると思う。是非読んでみて欲しい。
    ※紙媒体で所持していたが電子でも欲しくなり購入。

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    2020年08月26日
  • 季節はうつる、メリーゴーランドのように

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    頭の悪い人は着いてけない感じの作品(^ ^;

    一応ミステリに分類したが、
    もしや主題は「うまくいかない男女の機微」か(^ ^;
    一年間の季節の移ろいを描く連作短編集で、
    思いは現在と過去とを行きつ戻りつしながら、
    主人公二人のビミョーな「駆け引き」が垣間見える。

    主人公二人の「いい人でない部分」が抉り出され、
    とてもリアルな姿が徐々に浮き上がる。
    そのため、完全に感情移入しきれない印象だが、
    それだけリアルな人間像が描かれていると言えるか(^ ^;

    クライマックスで、物語冒頭からの様々なナゾや
    「引っ張り」が綺麗に一本の線につながる様が見事。
    セリフ的にはやや説明くさいが(^ ^;

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    2019年05月06日
  • 新鮮 THE どんでん返し

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    今回はフレッシュな若手作家の書き下ろし作品を集めたどんでん返しアンソロジー3冊目で根が素直な私はものの見事に騙されましたね。ちなみに天祢さんと水生さんは女性です。『密室竜宮城』青柳碧人:ミステリ童話「浦島太郎」の意外な真犯人は?『居場所』天祢涼:前科持ち男の切ない人生物語。『事件をめぐる三つの対話』大山誠一郎:読者も犯人も同時に騙される!『夜半のちぎり』岡崎琢磨:最後の一行にぞっとします。『筋肉事件/四人目の』似鳥鶏:二度読み必至!仰天の技巧派ミステリ。『使い勝手のいい女』水生大海:バスルームにびっくり!

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    2019年03月03日
  • 季節はうつる、メリーゴーランドのように

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    あらすじに書かれてる「切なさ最大級の青春片恋ミステリ」というがまさに的を得てる。物語はどちらかというとミステリ要素が強い。各章,思わせぶりな主人公の呟きに最後まで一気読み必至。そしてラストは誰しも経験するあの不条理な想いを思い出すだろう。そしてそれこそが恋愛なのだと古傷が痛むかもしれない。
    あらすじ(背表紙より)
    男女だけど「親友」の夏樹と冬子。高校時代、日常の謎解きという共通の趣味で、2人は誰よりもわかり合えていた。ただ、夏樹が密かに、冬子に片想いしていたことを除いて…。そして今、社会人になった夏樹は、冬子に会いに神戸を訪れる。今度こそ、想いを伝えると決めて。けれど冬子は、なぜかかたくなにチ

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    2017年12月18日
  • 道然寺さんの双子探偵

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    元々は捨て子で、寺に拾われて暮らす男女の双子、
    レンとランが探偵役。
    物語自体は、寺の若住職目線で進む。

    連作短編集で、寺の人や周辺人物が遭遇する
    大小さまざまな謎を、双子が解いて行く。
    が、この双子が、それぞれ「正反対の推理」をする(^ ^;

    「寺の隣に鬼が住む」を座右の銘とするレンは、
    いわば人間性悪説の立場から物を見るきらいがある。
    反対にランは「仏千人神千人」とよく口にする、
    若住職と同じくお人好しで情にもろい。

    この二人の「正反対の推理」が、それぞれ破綻無く
    「なるほど」と首肯できるよう構成された文章は、
    かなり緻密に練り上げられている。

    さらに一冊を通して双子や若住職の成長

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    2017年05月08日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を【電子版イラスト特典付】

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    珈琲店タリーランシリーズの一作目

    単純な身近な謎を解く話と
    思って読み進んでいたら、
    怪しい男なんかが出てきて
    不穏な感じに。

    シリーズものと知っていたので、
    後半で
    「どうなるの?2作目は登場人物変わる系?」
    と少しドキドキしてました。

    2作目も買ってきます。

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    2026年05月24日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 8 願いを叶えるマキアート【電子版イラスト特典付】

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    久しぶりにこのシリーズの続きを。7巻を最後に読んだのがだいぶ前だったから結構忘れてた!しかもこの巻では3作目の内容に関係することがかなり出てくるので、そちらを読み直してからだともっと楽しめたかも。アオヤマくん、最低だな〜とムカつきながら読んでたらまさかの事実にびっくり。犯人の動機には私も共感できる部分があるから、もう少し救いがあってくれたらよかったな。。今回は(いつも?)ほんのちょっとしかない恋愛パートをムズムズしながら読みました。最新刊も読みたいな〜

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    2026年05月14日
  • 珈琲店タレーランの事件簿9 ピーベリーは美しく輝く

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    今回もアオヤマさんとの進展はそこそこでしたね。

    今度はオーナーになってから、どんな事件が起きるのかが楽しみです。

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    2026年05月09日
  • #殺人事件の起きないミステリー 自薦『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ傑作選

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    人の死がないタイプのミステリー短編集
    気に入っている話は、ふくちゃんのダイエット奮闘記
    人は1人じゃ大切なことを見落としてしまう
    周りの人の大切さを改めて感じた

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    2026年05月06日
  • #殺人事件の起きないミステリー 自薦『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ傑作選

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    味わい深い短編か5篇。

    ・ビブリオバトルの波乱
    ・緋色の脳細胞
    ・知識と薬は使いよう
    ・ふくちゃんのダイエット奮闘記
    ・暗い部屋で少年はひとり

    特に『緋色の脳細胞』は良いですね。

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    2026年05月04日
  • 珈琲店タレーランの事件簿9 ピーベリーは美しく輝く

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    ネタバレ

    タレーランのオーナー・藻川から美星と結婚する気があるなら店を譲ると話を持ちかけられたアオヤマ。悩むアオヤマだったが、タレーランにネットの口コミで悪評が付いているのを発見。恋人同士となった美星とアオヤマに、またしても謎が絡んできて…

    ついに結婚かと思ったけど、アオヤマらしい結論で納得でした。
    悪評レビューに関しても、何だか後味の悪い展開でモヤりました。それでも前へ進もうとする姿にやっと救われた気がしました。

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    2026年05月01日
  • わたしの名店

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    テーマごとにお気に入りの店ととっておきの一皿、それにまつわるエピソードがまとめられた1冊。
    大好きな作家の澤村伊智が寄稿しているというので読んだ。澤村伊智、なかなかエッセイなどは書かないので……。
    タイトルの通り、書き手がこよなく愛する料理のことを書いているのと、そうに至ったエピソードがあり、読んでいて楽しかったし料理の描写がおいしそう。お腹すく。
    前後で読んでいた本がわりと重めだったからいい息抜きになった

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    2026年04月29日
  • 珈琲店タレーランの事件簿9 ピーベリーは美しく輝く

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    いつも通り掌返しな展開があって良かった。
    その結果少し無理ある展開に持って行ったのは気になる点...

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    2026年04月25日
  • 珈琲店タレーランの事件簿9 ピーベリーは美しく輝く

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    ネタバレ

    SNSの悪質レビュー犯人捜しから始まる事件を解決する回。
    それぞれのレビューにまつわる回想から小さい謎を解決していき、最後にそれらがひっくり返って片付く展開が気持ちよかった。結末としてはコーヒーのようにほろ苦い感じになったけど、なんだかんだ全員が前を向けるような展開で良かった。

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    2026年04月15日