岡崎琢磨のレビュー一覧

  • 季節はうつる、メリーゴーランドのように

    購入済み

    本書は、タレーランシリーズでデビューする前に仕上げた作品を全面改稿して、元は単行本で出版されたものが文庫化されたものです。
    そういう意味では岡崎琢磨さんの小説の基盤のような作品と捉えることができるので、タレーランシリーズなどで岡崎琢磨さんに興味を持った人におすすめです。

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    2020年09月30日
  • 病弱探偵 謎は彼女の特効薬

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    いつか伝えようと思っていると、伝えられなくなる日が来るかもしれないことに。だから大切な思いは、ちゃんと伝えておこうと決意した。

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    ヒロインは《貫地谷マイ》という《患者》と《病》を含んだ名前で常に病弱。語り手はその幼なじみの《山名井ゲンキ》という《病まない》と《元気》を合わせた病気知らずの青年。この設定がまず面白い。2人とも高校1年生で、病弱で学校にもあまり行けないマイの代わりに伝書鳩としてゲンキが謎を持ち込み解決していく。
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    高校生活の中での謎を病気に絡めて軽快に解いていてなるほど!と思うことが多々あった。メッセージ性も強かった。
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    短編が6つあり読みやすかった。二人の関係性も章

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    2020年09月06日
  • さよなら僕らのスツールハウス

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    私の青春は、永遠に生き続けるのだ。

    1章のメッセージ・イン・ア・フォトは、文章だからこそ出来るトリックが含まれてて岡崎さんらしさがあると思った。
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    シェアハウスの住人はどんどん移り変わっていくけれど一人一人に想い出があって、話の中でも関わる人の視点によって新たなものが見えてきて、物語の脇役が実は主役で。
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    1冊の中で何十年も時間が経過してて、その間に知らない時間が流れていて、まるで真の主人公の視点に立った気持ちだった。彼女がやっと立ち上がれてよかった。
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    人との繋がりや過去の想い出の儚さや美しさを感じた作品。
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    2020年08月30日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る【電子版イラスト特典付】

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    二作目

    一作目を踏まえて、今度こそは騙されるようなことなく一つくらい謎を解いてみせるぞと意気込んで読んでみたものの結果ちゃんと騙された。

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    2020年08月26日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を【電子版イラスト特典付】

    購入済み

    一作目

    この作品は私が高校生の時に初めて読んでから社会人になるまで何度も読んだ作品である。続刊も勿論面白かったがやはり一作目が一番面白いというのが印象としてあり、主人公の背景をとんでもなく膨らませ、それがたまたまヒットするようなことがない限り確実に衝撃を受ける最後が待っていると思う。是非読んでみて欲しい。
    ※紙媒体で所持していたが電子でも欲しくなり購入。

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    2020年08月26日
  • 季節はうつる、メリーゴーランドのように

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    頭の悪い人は着いてけない感じの作品(^ ^;

    一応ミステリに分類したが、
    もしや主題は「うまくいかない男女の機微」か(^ ^;
    一年間の季節の移ろいを描く連作短編集で、
    思いは現在と過去とを行きつ戻りつしながら、
    主人公二人のビミョーな「駆け引き」が垣間見える。

    主人公二人の「いい人でない部分」が抉り出され、
    とてもリアルな姿が徐々に浮き上がる。
    そのため、完全に感情移入しきれない印象だが、
    それだけリアルな人間像が描かれていると言えるか(^ ^;

    クライマックスで、物語冒頭からの様々なナゾや
    「引っ張り」が綺麗に一本の線につながる様が見事。
    セリフ的にはやや説明くさいが(^ ^;

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    2019年05月06日
  • 新鮮 THE どんでん返し

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    今回はフレッシュな若手作家の書き下ろし作品を集めたどんでん返しアンソロジー3冊目で根が素直な私はものの見事に騙されましたね。ちなみに天祢さんと水生さんは女性です。『密室竜宮城』青柳碧人:ミステリ童話「浦島太郎」の意外な真犯人は?『居場所』天祢涼:前科持ち男の切ない人生物語。『事件をめぐる三つの対話』大山誠一郎:読者も犯人も同時に騙される!『夜半のちぎり』岡崎琢磨:最後の一行にぞっとします。『筋肉事件/四人目の』似鳥鶏:二度読み必至!仰天の技巧派ミステリ。『使い勝手のいい女』水生大海:バスルームにびっくり!

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    2019年03月03日
  • 季節はうつる、メリーゴーランドのように

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    あらすじに書かれてる「切なさ最大級の青春片恋ミステリ」というがまさに的を得てる。物語はどちらかというとミステリ要素が強い。各章,思わせぶりな主人公の呟きに最後まで一気読み必至。そしてラストは誰しも経験するあの不条理な想いを思い出すだろう。そしてそれこそが恋愛なのだと古傷が痛むかもしれない。
    あらすじ(背表紙より)
    男女だけど「親友」の夏樹と冬子。高校時代、日常の謎解きという共通の趣味で、2人は誰よりもわかり合えていた。ただ、夏樹が密かに、冬子に片想いしていたことを除いて…。そして今、社会人になった夏樹は、冬子に会いに神戸を訪れる。今度こそ、想いを伝えると決めて。けれど冬子は、なぜかかたくなにチ

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    2017年12月18日
  • 道然寺さんの双子探偵

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    元々は捨て子で、寺に拾われて暮らす男女の双子、
    レンとランが探偵役。
    物語自体は、寺の若住職目線で進む。

    連作短編集で、寺の人や周辺人物が遭遇する
    大小さまざまな謎を、双子が解いて行く。
    が、この双子が、それぞれ「正反対の推理」をする(^ ^;

    「寺の隣に鬼が住む」を座右の銘とするレンは、
    いわば人間性悪説の立場から物を見るきらいがある。
    反対にランは「仏千人神千人」とよく口にする、
    若住職と同じくお人好しで情にもろい。

    この二人の「正反対の推理」が、それぞれ破綻無く
    「なるほど」と首肯できるよう構成された文章は、
    かなり緻密に練り上げられている。

    さらに一冊を通して双子や若住職の成長

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    2017年05月08日
  • 珈琲店タレーランの事件簿9 ピーベリーは美しく輝く

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    珈琲店タレーランに最近良くあるクチコミサイトで低評価のレビューが書き込まれた。
    いったい誰が?何の目的で?
    オーナー・藻川又次:相変わらずの良い味出してる
    店長・切間美星:今回は意外と苦戦なのか!?
    店員・アオヤマ:しっかりせんかいっ!

    ちなみに私は京都在住、しかし、本書に記された住所に珈琲店タレーランは無かった⋯。
    いつか、お気に入りのお店を見つけられるといいね!

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    2026年03月16日
  • 鏡の国

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    「鏡」の世界を見たときに、あなたの姿はどのように映っていますか?あなたの世界はどのように映っていますか?


    小説の中に小説があり、現在軸の語り手が小説を読み進める中で隠された真相に迫っていくという珍しく、かつ難解な形。そこに心の病、時代背景などを絡ませていた。


    心の病の描写やトリックについては案外分かりやすく、主人公達の行動の疑問点もそのようなフィルターを挟んで読むと「納得」するのは難しいがどこかに「共感」を感じる。ただこれは読み手の今までの人生の歩みに影響するところが多く、人によっては「納得」と「共感」が「鏡」のように「反転」する人もいる。わたしの場合は今までの自分の人生と照らし合わせ

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    2026年03月14日
  • わたしの名店

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    表紙の絵から、スイーツ系名店だと思いこんでいたけれど違った(;´Д`)皆さんの名店への熱い想いや、美味しそうな食べ物を読んでいるとお腹がペコちゃん(*´﹃`*)

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    2026年02月26日
  • 貴方のために綴る18の物語

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    初めはなんでこんなにバラバラの話が綴られているのだろうと不思議だったが、まさかこんな愛の形があったとは。
    こんなにも優しく深く愛してもらえた女性は幸せなんだろうなと思った。
    この女性がこの先必ず幸せを手に入れると信じたい。

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    2026年02月22日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を【電子版イラスト特典付】

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    岡崎琢磨氏の「鏡の国」を読んで面白かったので、他の作品も読んでみたいと思い、デビュー作である本書を手に取った。珈琲✖️ミステリー。ありそうでなかったジャンルで、日常の謎を魅力的なキャラクターちちが解き明かす。テンポも良く一気に読み進めた。

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    2026年02月22日
  • 七つの大罪

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    短編集は途中で飽きたり面倒になったりしなくて読めるから結構好き。七つの大罪にかけて七に関係ある作家さんたちのそれぞれの罪。川瀬さんが元々好きだからかもしれないけど、1番面白かった!

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    2026年02月15日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 8 願いを叶えるマキアート【電子版イラスト特典付】

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    平安神宮で行われた「第一回京都コーヒーフェスティバル」に参加した主人公たちが、ある妨害行為を受ける。って、お話。
    いつもながらコーヒーを啜りながら読み耽ってました。この小説に出会ってから、コーヒーミルを買って豆から挽いてみたり、ラテアートやってみたり、と色々ハマっています。

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    2026年02月15日
  • 鏡の国

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    ネタバレ

    身体醜形障害という、中々理解されない、それでも当事者は苦しいという病気。それに翻弄された人々。自分も精神疾患をもっている身としては色々考えさせられる一冊になった。自分も何らかの形で同じ苦しみを持つ人に希望を与えたいと決意した一冊でもあった。

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    2026年02月09日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を【電子版イラスト特典付】

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    コーヒーを飲みたくなる。
    コーヒーの薀蓄も面白かったしキャラクターも良く、最後には結構ひっくり返されて楽しめました

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    2026年02月03日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 3 心を乱すブレンドは【電子版イラスト特典付】

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    タレーランの事件簿3冊目。今回も面白かった。
    コーヒーのうんちくにも少し詳しくなれるのがいい。この本読むまでマキアートもカフェラテも何もよくわかっていなかったもんな。。
    前2冊では、アオヤマさんがびっくりな発言をするという展開があったけど、今回ではそれはなし。ちょっと残念。
    犯人は答え合わせまでよく分からなかった。
    言われて納得。
    2人の恋模様が全く進展しないのがもどかしい。

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    2026年02月01日
  • 七つの大罪

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    キリスト教で戒められている七つの大罪(
    傲慢、怠惰、憤怒、嫉妬、強欲、色欲、暴食)を題材に、「七」に縁あるミステリー作家が紡ぐアンソロジー短編集。
    題材が題材なだけあってなかなか嫌な展開の話が多く、どんでん返し系にも関わらず爽快感よりも陰鬱な気持ちが上回った。特に「移住クライシス」(憤怒)は余韻も含めて最悪な読後感だった。もちろん、面白かったのだけど、うーん。
    試みとしては大変面白かった。ぜひまた別の企画を組んでほしいとは思った。

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    2026年01月31日