岡崎琢磨のレビュー一覧

  • 病弱探偵 謎は彼女の特効薬

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    いつか伝えようと思っていると、伝えられなくなる日が来るかもしれないことに。だから大切な思いは、ちゃんと伝えておこうと決意した。

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    ヒロインは《貫地谷マイ》という《患者》と《病》を含んだ名前で常に病弱。語り手はその幼なじみの《山名井ゲンキ》という《病まない》と《元気》を合わせた病気知らずの青年。この設定がまず面白い。2人とも高校1年生で、病弱で学校にもあまり行けないマイの代わりに伝書鳩としてゲンキが謎を持ち込み解決していく。
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    高校生活の中での謎を病気に絡めて軽快に解いていてなるほど!と思うことが多々あった。メッセージ性も強かった。
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    短編が6つあり読みやすかった。二人の関係性も章

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    2020年09月06日
  • さよなら僕らのスツールハウス

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    私の青春は、永遠に生き続けるのだ。

    1章のメッセージ・イン・ア・フォトは、文章だからこそ出来るトリックが含まれてて岡崎さんらしさがあると思った。
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    シェアハウスの住人はどんどん移り変わっていくけれど一人一人に想い出があって、話の中でも関わる人の視点によって新たなものが見えてきて、物語の脇役が実は主役で。
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    1冊の中で何十年も時間が経過してて、その間に知らない時間が流れていて、まるで真の主人公の視点に立った気持ちだった。彼女がやっと立ち上がれてよかった。
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    人との繋がりや過去の想い出の儚さや美しさを感じた作品。
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    2020年08月30日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る【電子版イラスト特典付】

    購入済み

    二作目

    一作目を踏まえて、今度こそは騙されるようなことなく一つくらい謎を解いてみせるぞと意気込んで読んでみたものの結果ちゃんと騙された。

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    2020年08月26日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を【電子版イラスト特典付】

    購入済み

    一作目

    この作品は私が高校生の時に初めて読んでから社会人になるまで何度も読んだ作品である。続刊も勿論面白かったがやはり一作目が一番面白いというのが印象としてあり、主人公の背景をとんでもなく膨らませ、それがたまたまヒットするようなことがない限り確実に衝撃を受ける最後が待っていると思う。是非読んでみて欲しい。
    ※紙媒体で所持していたが電子でも欲しくなり購入。

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    2020年08月26日
  • 季節はうつる、メリーゴーランドのように

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    頭の悪い人は着いてけない感じの作品(^ ^;

    一応ミステリに分類したが、
    もしや主題は「うまくいかない男女の機微」か(^ ^;
    一年間の季節の移ろいを描く連作短編集で、
    思いは現在と過去とを行きつ戻りつしながら、
    主人公二人のビミョーな「駆け引き」が垣間見える。

    主人公二人の「いい人でない部分」が抉り出され、
    とてもリアルな姿が徐々に浮き上がる。
    そのため、完全に感情移入しきれない印象だが、
    それだけリアルな人間像が描かれていると言えるか(^ ^;

    クライマックスで、物語冒頭からの様々なナゾや
    「引っ張り」が綺麗に一本の線につながる様が見事。
    セリフ的にはやや説明くさいが(^ ^;

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    2019年05月06日
  • 新鮮 THE どんでん返し

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    今回はフレッシュな若手作家の書き下ろし作品を集めたどんでん返しアンソロジー3冊目で根が素直な私はものの見事に騙されましたね。ちなみに天祢さんと水生さんは女性です。『密室竜宮城』青柳碧人:ミステリ童話「浦島太郎」の意外な真犯人は?『居場所』天祢涼:前科持ち男の切ない人生物語。『事件をめぐる三つの対話』大山誠一郎:読者も犯人も同時に騙される!『夜半のちぎり』岡崎琢磨:最後の一行にぞっとします。『筋肉事件/四人目の』似鳥鶏:二度読み必至!仰天の技巧派ミステリ。『使い勝手のいい女』水生大海:バスルームにびっくり!

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    2019年03月03日
  • 季節はうつる、メリーゴーランドのように

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    あらすじに書かれてる「切なさ最大級の青春片恋ミステリ」というがまさに的を得てる。物語はどちらかというとミステリ要素が強い。各章,思わせぶりな主人公の呟きに最後まで一気読み必至。そしてラストは誰しも経験するあの不条理な想いを思い出すだろう。そしてそれこそが恋愛なのだと古傷が痛むかもしれない。
    あらすじ(背表紙より)
    男女だけど「親友」の夏樹と冬子。高校時代、日常の謎解きという共通の趣味で、2人は誰よりもわかり合えていた。ただ、夏樹が密かに、冬子に片想いしていたことを除いて…。そして今、社会人になった夏樹は、冬子に会いに神戸を訪れる。今度こそ、想いを伝えると決めて。けれど冬子は、なぜかかたくなにチ

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    2017年12月18日
  • 道然寺さんの双子探偵

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    元々は捨て子で、寺に拾われて暮らす男女の双子、
    レンとランが探偵役。
    物語自体は、寺の若住職目線で進む。

    連作短編集で、寺の人や周辺人物が遭遇する
    大小さまざまな謎を、双子が解いて行く。
    が、この双子が、それぞれ「正反対の推理」をする(^ ^;

    「寺の隣に鬼が住む」を座右の銘とするレンは、
    いわば人間性悪説の立場から物を見るきらいがある。
    反対にランは「仏千人神千人」とよく口にする、
    若住職と同じくお人好しで情にもろい。

    この二人の「正反対の推理」が、それぞれ破綻無く
    「なるほど」と首肯できるよう構成された文章は、
    かなり緻密に練り上げられている。

    さらに一冊を通して双子や若住職の成長

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    2017年05月08日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を【電子版イラスト特典付】

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    コーヒーを飲みたくなる。
    コーヒーの薀蓄も面白かったしキャラクターも良く、最後には結構ひっくり返されて楽しめました

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    2026年02月03日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 3 心を乱すブレンドは【電子版イラスト特典付】

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    タレーランの事件簿3冊目。今回も面白かった。
    コーヒーのうんちくにも少し詳しくなれるのがいい。この本読むまでマキアートもカフェラテも何もよくわかっていなかったもんな。。
    前2冊では、アオヤマさんがびっくりな発言をするという展開があったけど、今回ではそれはなし。ちょっと残念。
    犯人は答え合わせまでよく分からなかった。
    言われて納得。
    2人の恋模様が全く進展しないのがもどかしい。

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    2026年02月01日
  • 七つの大罪

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    キリスト教で戒められている七つの大罪(
    傲慢、怠惰、憤怒、嫉妬、強欲、色欲、暴食)を題材に、「七」に縁あるミステリー作家が紡ぐアンソロジー短編集。
    題材が題材なだけあってなかなか嫌な展開の話が多く、どんでん返し系にも関わらず爽快感よりも陰鬱な気持ちが上回った。特に「移住クライシス」(憤怒)は余韻も含めて最悪な読後感だった。もちろん、面白かったのだけど、うーん。
    試みとしては大変面白かった。ぜひまた別の企画を組んでほしいとは思った。

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    2026年01月31日
  • 七つの大罪

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    ネタバレ

    2026/1/20
    川瀬七緒目当てで。
    川瀬七緒に飢えてるので。
    また読みつくしちゃったわけですが。
    アンソロジー短編集なので味わい色々。
    私は基本的にいい話が好きなのでぶどうが好きでした。

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    2026年01月25日
  • 鏡の国

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    ネタバレ

    積読状態だったけど、やっと読めました。
    身体醜形障害等の精神疾患の事が描かれてるので、しんどい部分も多かったんですが、読み始めると止められず。
    多分この人が犯人で、入れ替わってるんだろうなーと予想は出来たんですが、ここまで性格がねじ曲がってたのか、とガッカリ...
    でも、最後はハッピーエンドで安心しました。
    面白かったです。

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    2026年01月24日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る【電子版イラスト特典付】

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    タレーランの事件簿2冊目。今回もコーヒーのうんちくと推理と2人のもどかしい恋愛事情が面白かった。
    アオヤマが実は悪い男だったかもしれないと思わせるのも2巻連続で面白かった。
    これはこれから毎回のネタになるのかな?

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    2026年01月24日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 8 願いを叶えるマキアート【電子版イラスト特典付】

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    今回の舞台はコーヒーフェスティバルという催しで起こった事件を解決していくという内容だった。いつも通り衝撃的なことがいくつか起こっだが、よくもまあこう毎回毎回私たちを驚かせる話を書くことができるもんだなぁと感心しました。やはり素晴らしい作家というのはアイディアが無限にあるのかもしれない。今回は事件というよりも恋模様に特に驚くことが多かった。次回私たちは何で驚くのだろう。

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    2026年01月19日
  • 鏡の国

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    ネタバレ

    長いけど続きが気になり、一気に読めます。
    主人公が思ってた人と変わることで、まずどんでん返し。
    最後のエピソードで物語のラストが180度変わるどんでん返し。
    すごい


    あらすじ
    鏡の国は、大御所ミステリー作家・室見響子の死後に見つかった未発表の遺稿『鏡の国』を巡る、反転・反転を繰り返す構造の2023年の本格ミステリーです。ルッキズムに苛まれる4人の男女を描いた作中作と、その隠されたエピソードを探る現代の謎が重なり、驚愕の真実が明かされます。

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    2026年01月18日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 8 願いを叶えるマキアート【電子版イラスト特典付】

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    ネタバレ

    1〜5巻は2019年に、6巻は2022年に読み、4年間があいて7、8巻を読んでみました。

    7巻は短編集でアオヤマが主人公ではなかったのであまり内容が思い出せなかったけれど、8巻を読んでなんとくの内容は思い出しました。

    ミステリーよりもアオヤマと美星さんの関係が気になります。まさか2人が別れていたとは…。カフェで一緒に働くってそんなに大変なのかしら?と思いましたが、最後は元に戻ったようで良かったです。

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    2026年01月10日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を【電子版イラスト特典付】

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    面白かった!コーヒーのうんちくも楽しかったし、近づきそうでなかなか近づかない2人の関係ももどかしかった。
    途中のどんでん返しにもびっくりしたし、最後のどんでん返しも予測できなかった。

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    2026年01月08日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 4 ブレイクは五種類のフレーバーで【電子版イラスト特典付】

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    ネタバレ

    5つのショートショートをまとめた著作。
    特に前半の2作品について、文字のみのミステリという特徴を活かしたプロットが印象的でした。
    個人的には、4作品目が、ミステリ要素と心の揺れ動きとが綯い交ぜになっていて、一番よかったと思います。

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    2025年12月21日
  • 珈琲店タレーランの事件簿7 悲しみの底に角砂糖を沈めて

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    新作は2年4ヶ月ぶりなんですね。
    時間がたつのが早いです...。

    些細な違和感のような狂気がチラつく登場人物が多いのは相変わらず。
    今回はほとんどが恋愛絡み、中でも不倫、不倫だらけ。

    そんな中でシリーズ随一の聖人、というか感覚がまともそうで毎回安心させてくれる美星バリスタは、表紙のイラストの表情のようにどこか影を持ちながらも、周りが抱える問題にお節介なほどに構う熱血さは変わらず。
    お客さんが抱える謎を、聞いていたバリスタが解決するパターンの連続という今までのシリーズでありそうでなかった形はテンプレ好きとして刺さりました。こういうのでいいんですよこういうので。

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    2025年12月15日