岡崎琢磨のレビュー一覧

  • さよなら僕らのスツールハウス

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    私の青春は、永遠に生き続けるのだ。

    1章のメッセージ・イン・ア・フォトは、文章だからこそ出来るトリックが含まれてて岡崎さんらしさがあると思った。
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    シェアハウスの住人はどんどん移り変わっていくけれど一人一人に想い出があって、話の中でも関わる人の視点によって新たなものが見えてきて、物語の脇役が実は主役で。
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    1冊の中で何十年も時間が経過してて、その間に知らない時間が流れていて、まるで真の主人公の視点に立った気持ちだった。彼女がやっと立ち上がれてよかった。
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    人との繋がりや過去の想い出の儚さや美しさを感じた作品。
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    2020年08月30日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る【電子版イラスト特典付】

    購入済み

    二作目

    一作目を踏まえて、今度こそは騙されるようなことなく一つくらい謎を解いてみせるぞと意気込んで読んでみたものの結果ちゃんと騙された。

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    2020年08月26日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を【電子版イラスト特典付】

    購入済み

    一作目

    この作品は私が高校生の時に初めて読んでから社会人になるまで何度も読んだ作品である。続刊も勿論面白かったがやはり一作目が一番面白いというのが印象としてあり、主人公の背景をとんでもなく膨らませ、それがたまたまヒットするようなことがない限り確実に衝撃を受ける最後が待っていると思う。是非読んでみて欲しい。
    ※紙媒体で所持していたが電子でも欲しくなり購入。

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    2020年08月26日
  • 季節はうつる、メリーゴーランドのように

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    頭の悪い人は着いてけない感じの作品(^ ^;

    一応ミステリに分類したが、
    もしや主題は「うまくいかない男女の機微」か(^ ^;
    一年間の季節の移ろいを描く連作短編集で、
    思いは現在と過去とを行きつ戻りつしながら、
    主人公二人のビミョーな「駆け引き」が垣間見える。

    主人公二人の「いい人でない部分」が抉り出され、
    とてもリアルな姿が徐々に浮き上がる。
    そのため、完全に感情移入しきれない印象だが、
    それだけリアルな人間像が描かれていると言えるか(^ ^;

    クライマックスで、物語冒頭からの様々なナゾや
    「引っ張り」が綺麗に一本の線につながる様が見事。
    セリフ的にはやや説明くさいが(^ ^;

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    2019年05月06日
  • 新鮮 THE どんでん返し

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    今回はフレッシュな若手作家の書き下ろし作品を集めたどんでん返しアンソロジー3冊目で根が素直な私はものの見事に騙されましたね。ちなみに天祢さんと水生さんは女性です。『密室竜宮城』青柳碧人:ミステリ童話「浦島太郎」の意外な真犯人は?『居場所』天祢涼:前科持ち男の切ない人生物語。『事件をめぐる三つの対話』大山誠一郎:読者も犯人も同時に騙される!『夜半のちぎり』岡崎琢磨:最後の一行にぞっとします。『筋肉事件/四人目の』似鳥鶏:二度読み必至!仰天の技巧派ミステリ。『使い勝手のいい女』水生大海:バスルームにびっくり!

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    2019年03月03日
  • 季節はうつる、メリーゴーランドのように

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    あらすじに書かれてる「切なさ最大級の青春片恋ミステリ」というがまさに的を得てる。物語はどちらかというとミステリ要素が強い。各章,思わせぶりな主人公の呟きに最後まで一気読み必至。そしてラストは誰しも経験するあの不条理な想いを思い出すだろう。そしてそれこそが恋愛なのだと古傷が痛むかもしれない。
    あらすじ(背表紙より)
    男女だけど「親友」の夏樹と冬子。高校時代、日常の謎解きという共通の趣味で、2人は誰よりもわかり合えていた。ただ、夏樹が密かに、冬子に片想いしていたことを除いて…。そして今、社会人になった夏樹は、冬子に会いに神戸を訪れる。今度こそ、想いを伝えると決めて。けれど冬子は、なぜかかたくなにチ

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    2017年12月18日
  • 道然寺さんの双子探偵

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    元々は捨て子で、寺に拾われて暮らす男女の双子、
    レンとランが探偵役。
    物語自体は、寺の若住職目線で進む。

    連作短編集で、寺の人や周辺人物が遭遇する
    大小さまざまな謎を、双子が解いて行く。
    が、この双子が、それぞれ「正反対の推理」をする(^ ^;

    「寺の隣に鬼が住む」を座右の銘とするレンは、
    いわば人間性悪説の立場から物を見るきらいがある。
    反対にランは「仏千人神千人」とよく口にする、
    若住職と同じくお人好しで情にもろい。

    この二人の「正反対の推理」が、それぞれ破綻無く
    「なるほど」と首肯できるよう構成された文章は、
    かなり緻密に練り上げられている。

    さらに一冊を通して双子や若住職の成長

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    2017年05月08日
  • 珈琲店タレーランの事件簿9 ピーベリーは美しく輝く

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    またしても、「タレーラン」の周囲で事件が。 人って何がきっかけで突拍子もない行動にでるか分からないものだなぁと思いました。 印象的だったのは、店のお客さんの高地さんの言葉「ピーべリーは元は成育不良で廃棄されていたが、現在では独自の希少価値を持ち、フラットビーンと並んで価値のある商品として売られている。 人間社会でも独りでも居場所のある、存在意義があるようになればいい。」

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    2026年04月12日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 3 心を乱すブレンドは【電子版イラスト特典付】

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    シリーズ初の長編
    殺人事件のないほのぼのミステリと思いきや、緊張感や重ためな話もあり、読み応えあり。
    作品ごとに各キャラの個性が深まってきていて、映像化が待ち遠しい。

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    2026年04月11日
  • 珈琲店タレーランの事件簿9 ピーベリーは美しく輝く

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    タレーランのバリスタ、美星と順調に交際を続けるアオヤマ。そんな様子を見てオーナーの藻川から結婚するならこの店を譲るという話を受ける。2人は結婚を意識しつつ、経営の問題点を考えたりするのだが、そんな中飲食サイトへの悪質な投稿を見つける。まず投稿の内容から共通する客を考えていく。
    投稿した犯人は見つかるのか?そして2人の行方は?
    投稿の謎を考える途中で小さな謎をいくつか解いていき最後に大きな謎を解きます。そして、それが全てひっくり返る展開。最後に全体を通して語られていたある女優の娘の手記と繋がるのも面白かったです。
    男女の関係など出てくるので中学校以上。この巻は小学生でもおおむね大丈夫でした。

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    2026年04月09日
  • 珈琲店タレーランの事件簿9 ピーベリーは美しく輝く

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    最終的に序盤の違和感は解決されましたが、再読しても序盤のこじつけ感は残るなぁと思いました。前作で完結だと思っていたので、続いて良かったです。最後の短編は綺麗に整っていて清々しい気持ちになりました。

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    2026年04月09日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 4 ブレイクは五種類のフレーバーで【電子版イラスト特典付】

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    日常の謎を描く、ショートミステリー。叙述トリックに見事にしてやられた。今回は珈琲店だけでなく、様々な場所で事件が起き。美星の過去の話もあり。

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    2026年04月05日
  • 七つの大罪

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    傲慢、怠情、憤怒、嫉妬、強欲、色欲、暴食の七つの大罪をテーマに、「7」に関連する作者さんを集めて作られた短編集。個人的には中山七里さんの傲慢「罪の名は傲慢(プライド)」、川瀬七緒さんの憤怒「移住クライシス」、嫉妬「オセロシンドローム」が好きで、中でもカモシダせぶんさんの色欲「父親は持ってるエロ本を子どもにみつからないようにしろ」(タイトルからおもしろい)が一番好きだった。短編集なのにミステリ要素があって、「え!この人が?」とどんでん返しや伏線があり面白い。

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    2026年04月04日
  • 珈琲店タレーランの事件簿9 ピーベリーは美しく輝く

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    岡崎琢磨さんの日常の謎推理小説ですね。
    『喫茶店タレーランの事件簿』シリーズの9巻目。

     喫茶店タレーランで、店長の切間美星と従業員の青山が付き合いだして、順調にいっていると思ったら、SNSで「タレーラン」の低評価レビューが目につくようになった。
     この所、「タレーラン」の経営も順調にいっている矢先だった。
     レビューは、嫌がらせのよいな内容で、お店の来客しか知り得ない事柄に関する事が、4件続いていた。
     青山は危惧を感じ、美星に相談する。
     いつもの様に、美星の名推理が始まる。

           目次

      はじめに一一一
     序 章・悪質レビューワーを退治せよ
     第一章・カバーはいつかけ替え

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    2026年04月03日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る【電子版イラスト特典付】

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    一杯の珈琲に溶け込む、人の心の「苦さ」とは

    人は誰しも心の中に「苦さ」を抱えている。それは負い目であったり、妬みであったりし、それを隠すために取り繕ったり、働きかけたりする。それはその人が「善」であろうが、「悪」であろうが誰しもが心に抱えながら日々を過ごしているであろう。

    2巻目となり珈琲の如く深みを増してきた本作品は「家族」や「恋人」などといった「愛情」といった側面から物語が展開されていた。特にありがちではあるがヒロインの深掘りのためにヒロインの家族が出てきたり、その家族への「思い」をもとにキャラクターの心を深掘りしていった。

    特に今回は様々な行動に対する「動機」が前述したような「深み

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    2026年04月01日
  • 七つの大罪

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    岡崎琢磨さん、川瀬七緒さん、そしてカモシダせぶんさんのが面白かった!
    みんなそれぞれ趣向が違ってるけど、好き。

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    2026年03月27日
  • 珈琲店タレーランの事件簿9 ピーベリーは美しく輝く

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    毎回コーヒーが飲みたくなるシリーズ9作目。

    9作目にして初めて涙した良質の日常ミステリーでした。
    登場人物は少ないので、話の構成上的に犯人とか真相とか割と簡単に分かるかな?と思いつつ先が気になって手が止まりませんでした。

    一番の読み応えは登場人物の高地とアオヤマ、美星さんのキャラクター性かな?
    私もアラフォー独身なので高地を取り巻く世間のルッキズム思考や、高地という男性そのものをきちんと見ているアオヤマと美星さんの考え方に涙しました。

    昨今の結婚するかしないか、独身を選ぶことへの世間体のようなものに対するひとつの考え方と答えを提示してもらった気がします。
    シリーズの中で一番好きになったか

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    2026年03月26日
  • #殺人事件の起きないミステリー 自薦『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ傑作選

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    私の好きな日常生活ミステリーのアンソロジー。
    「ふくちゃんのダイエット奮闘記」にはやられた。
    思い込みの罪とでもいうのでしょうか。
    客観的で冷静な判断をできることがいかに必要か、改めて考えようと思います。

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    2026年03月24日
  • 珈琲店タレーランの事件簿9 ピーベリーは美しく輝く

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    珈琲店タレーランに最近良くあるクチコミサイトで低評価のレビューが書き込まれた。
    いったい誰が?何の目的で?
    オーナー・藻川又次:相変わらずの良い味出してる
    店長・切間美星:今回は意外と苦戦なのか!?
    店員・アオヤマ:しっかりせんかいっ!

    ちなみに私は京都在住、しかし、本書に記された住所に珈琲店タレーランは無かった⋯。
    いつか、お気に入りのお店を見つけられるといいね!

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    2026年03月16日
  • 鏡の国

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    「鏡」の世界を見たときに、あなたの姿はどのように映っていますか?あなたの世界はどのように映っていますか?


    小説の中に小説があり、現在軸の語り手が小説を読み進める中で隠された真相に迫っていくという珍しく、かつ難解な形。そこに心の病、時代背景などを絡ませていた。


    心の病の描写やトリックについては案外分かりやすく、主人公達の行動の疑問点もそのようなフィルターを挟んで読むと「納得」するのは難しいがどこかに「共感」を感じる。ただこれは読み手の今までの人生の歩みに影響するところが多く、人によっては「納得」と「共感」が「鏡」のように「反転」する人もいる。わたしの場合は今までの自分の人生と照らし合わせ

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    2026年03月14日