岡崎琢磨のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読み応え抜群の骨太ミステリー。「装丁まで伏線」と書かれていたので、まず眺めてから読み始め、途中でなるほどな〜〜〜と大きく頷いた。他にも伏線がたくさんで、うわ!っと何度ページを捲り返したことか。めちゃくちゃ楽しめる、忙しい読書だった。
『鏡の国』は、なんと主人公の叔母が書いた小説のタイトル。
主人公は2063年を生きており、『鏡の国』が書かれたのは2023年。
大作家の叔母はデビュー前に書いたこの作品を遺作とし、亡くなってしまう。
読者は主人公とともに『鏡の国』を読むことになるのだが、原稿を持ってきた編集者曰く「小説とは言っているが、ほぼノンフィクション」「削除されたエピソードがある」らしい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレなん、、、ええ、、、これ、、、えぐいて。
ミストリーの構造は最高だし、人間的な、人情的な部分、友情とか、そういう人同士のストーリーもすごく深いし、身体醜形障害とか、相貌失認症とか、そういった現代で蔓延してる、問題がネックになってるところもすごく、よかった、深みが出てて。
んでこれが、ストーリーなんじゃなくて、物語の中心ってとこも、すごく、すごい。
まじでなんだこれ。
タイトルに「鏡の国」ってつけるため、っていうのにすごく共感。
削除されたエピソード良すぎる。どうするんだろう。
作中で、響が、自分の病気とか、犯人のこととか、社会のせいてきな感じで思っちゃってるのはちょっとだけ、違うよーって言 -
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Posted by ブクログ
全くの予備知識無しに「あ、タレーランの人だ」程度で手に取って。読み始めた最初のうちは、何というか割とスケールの小さい「地味な話」かと思っていたら... 途中から話がどんどんややこしく、きな臭くなってきて(^ ^; 作者は二重三重四重五重に多層的なストーリーを作り上げている(^ ^; 「大きな秘密の暴露」ですら、さらに大きな思惑のための伏線でしかなかった、というゴージャスな罠の張り方(^ ^;
子供たちは、子供だからと言って大人が幻想として描く素直で単純で小ずるくて分かりやすい...というイメージを見事に崩してくれて(^ ^; 大体からして「子供たち」と十把一絡げで捉えること自体が、大きな間違