岡崎琢磨のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
正直舐めてた、これは望外の喜びだろう。
二人の掛け合いに絆されている間に、すっかり騙されてしまった。天晴れ。
ラノベを読み慣れている方なら間違いないと思う。逆に文学っぽいミステリが読みたいなら回れ右を推奨する。個性豊かなキャラクター同士のコミュニケーションは、日常の延長線上として捉えるとややオーバー気味であるから、この点で賛否が分かれることになるだろう。個人的には面白ければなんでもいい。他の方の感想や評価を見るかぎりでは、文体と話し言葉に癖があるらしい、きっとジェネレーションギャップだろう。
ひとつだけ良くない所を挙げるとするなら、裏表紙のあらすじはほぼ嘘みたいなもん。ここを読んで期待すると拍子抜けすると思う。これは悪いあらすじだ。
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Posted by ブクログ
ピーベリー、初めて聞きました。低評価レビューを書いた人の予想は外れませんでしたが、何か仕掛けがあるはずと思っていたらやはり真相は予想外でした。低評価レビューを書いた理由がちゃんとあり、「そうしなければならなかったのだ」と思わせてくれるところが好きです。
そういえば、前の短編集にあったあの話がこんな形で続いてくるとは!次また出てきたときは幸せになっていてほしいですね。
アオヤマと美星さんのプライベートの関係もちゃんと進んでる様子が見られて良かったです。ふたりでバックヤードで話していたときの美星さんの様子が!プライベートではちゃんと店長と店員から離れられてるんだなと、友人目線で安心しちゃいました。 -
Posted by ブクログ
人を傷つけるに至る「動機」は名誉か、復讐か、はたまた嫉妬か
タレーランシリーズ八作品目は前作までの続きをだいぶ意識された長編。このシリーズどちらかというと長編の方が私には合っているのと、今までのシリーズとの繋がりが色濃く出ているところはシリーズを続けていく中で、新しい人を大切にするか、今までの人を大切にするかといった判断の天秤にかけられているものなのだなと思った。前作がどちらかというと作者の思いが強かったので、今作は美星さんとアオヤマさんの思いにフォーカスを当ててくれていてよかった。
事件の真相については「手段」の面からいくと犯人を特定しづらい反面、「動機」の面から今回の事件は何を目的に、何を標的にしているかを冷静に考えたら自ずと導き出しやすい。特に今回はコーヒーの大会、初めて会う人たちが多い中で、どの人物と人物がどのように繋がっているか明らかになる情報から目処がたちやすいと思った。
美星さんとアオヤマさんのこれからの関係性といったところに今回の事件の真犯人の腹心をうまく重ねて、作品の読み応えに厚みを出している一方で、張り巡らされた言葉一つ一つの本当の意味合いが明らかになったときに読み応えに変容があるのは今までのタレーランシリーズの長編にもあった。2人の今まで描写されてきた人物像からも、まあ普通だったらこうだけど、この2人だからこそこういう描写、関係性、言葉や振る舞いになるのだなと感じた。