岡崎琢磨のレビュー一覧

  • わたしの名店

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    これはいいものを読ませていただきました!
    読んでいて幸せになれる本。

    やっぱりおいしい食べ物にまつわるエッセイが大好き。
    28人の著名人が実在する名店の思い入れのあるメニューを紹介してくれていて、すべての作品からその食べ物への愛が感じられて最高でした。

    初めて読む作家さんも何名かいらっしゃって、この方の文章好きだな、他の作品も読みたいなと思える作家さんに出会えるのがアンソロジーの好きなところです。

    同じくポプラ文庫さんから出版されている
    『3時のおやつ』も読みたくなりました!

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    2025年11月23日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を【電子版イラスト特典付】

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    日常にあるちょっとした事件を解決していくお話。
    京都に住んでいたことは無いので通りの名前が出て来てもピンとは来ませんが知っていたらもっと楽しめるのかも。

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    2025年11月12日
  • 九十九書店の地下には秘密のバーがある

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    2025/11/01
    仕事を始めてからあまり本が読めなくなっていた。だからこれも読み終わるか不安だったのだけど2日で一気読みしてしまった。
    特別な能力を持ち合わせていない主人公が「仕事」と書店員の仕事を通して徐々に自信を取り戻す姿に自分もそうでありたいなと感じる。

    仕事からの逃避で読書をしていたのではじめは少し嫌だった。だけど、主人公のように指示待ち人間になっている自分にも少し希望が持てるとおもった。
    いつかは「ただ合わなかっただけなんだ」と笑えていることを願う。

    研修で出会った同期が偶然持っていた本がきっかけでこの本を知ったので仕事によって知った仕事について考える小説ということになる。

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    2025年11月01日
  • 七つの大罪

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    ネタバレ

    「七」にまつわる七人の作家さんたちの「七つの大罪」をテーマにしたアンソロジー

    ほっこり系から背筋が凍る系のミステリーまで、かなり幅広く楽しめました。

    個人的には「色欲」がテンポよく読めて、各所でくすりと笑わせてもらえて楽しかったです。

    初めて触れる作家さんも多くて、気になる方が増えました(^^)

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    2025年10月29日
  • 鏡の国

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    読んでから数日ってこの感想を書いているが、いまだに時々この本良かったなあと噛み締めるほどに、自分には素晴らしい作品でした。
    この本のタイトルのもある「鏡」がモチーフになっているが、小説の中での鏡の使い方が本当にすごい。
    ここでそうやって使うのか!と衝撃を受けるシーンもたくさんありました。
    現代のシーンはいるか?と言われていることもあるようですが、自分にはこの小説の中に2つの物語があり、一度読むだけで二度美味しいみたいな本でした。
    削除されたエピソードを載せるべきなのか。
    そんなことよりも削除されたエピソードがあった事で救われた気持ちになった気がします。小説だが、素晴らしい手記を読ませてもらった

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    2025年10月08日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を【電子版イラスト特典付】

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    マイルドなミステリー小説だなぁとほのぼのしながら読んでいたのに、最後に結構ひっくり返されて、うわー✨ってなった

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    2025年09月18日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を【電子版イラスト特典付】

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    作者が知り合いと同姓同名で、たまたま購入。
    京都と、喫茶店に行きたくなった!
    しっとりした雰囲気と、各々のキャラクターの魅力でもって読み進めてしまう。
    実写ドラマでも見てみたい。
    とりあえず、続編に手を伸ばしてみよう。

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    2025年09月06日
  • 七つの大罪

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    表紙のタイトルと作家さんの名前を見て、絶対おもしろいやつだ!と読んでみたら、やっぱりおもしろい!
    最近のアンソロジーは本当に豪華だよね。

    『罪の名は傲慢』では古手川さんが、『最初で最高のひとくち』では葉村晶が!!
    まさかこんなところで会えるの思わず、ストーリー以外の部分でも満足度が高かった。

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    2025年08月23日
  • 七つの大罪

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    普段読まない作家さんの筆致が新鮮で楽しく、好きな作家さんはますます好きになる、競作短編集ならではの旬な楽しみ方ができる一冊でした。

    最後の若竹七海は、ちょうど葉村晶の新作を読んだばかりなのもあり嬉しくて。夢に出てきそうなサイコっぷりが最高。中学の頃に読んだ新井素子を思い出したりしたのでした。

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    2025年08月11日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を【電子版イラスト特典付】

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    大どんでん返しで後半一気におもしろくなりました。
    主語がなくて誰が誰に言ったんだとかどこでのシチュエーションだとか背景が読めなすぎて、なんかモヤモヤしてたけど伏線だったのかー!と気づいてからはもう一回読み直した方がいい作品だなと思いました。
    読み直す前に続きを読んじゃうかもですが笑

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    2025年07月27日
  • 七つの大罪

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    面白かった。
    特に「最初で最高のひとくち」は小説を読むならこれくらい常軌を逸した物語は大歓迎。話の内容に引きづられずにかなり軽い表現で物凄い事を描きながら、後味悪くさせずに結末に向かうのが良い。

    「15分」も面白い。
    罪の意識が希薄なだけに、3人を殺害した計画性を嬉々として読者に伝える。週刊誌記者のインタビューで馬脚を現すのだが、結末の15分が絶妙。

    「手の中の果実」や「父親は持ってるエロ本」は、いい話風であり大罪とは意味合いが少々違うか…。

    読みやすい短編集で大罪に対する解釈もそれぞれであり、あっという間に読める面白い小説だった。

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    2025年07月25日
  • 鏡の国

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    ネタバレ

    顔にまつわる認識障害を持った3人の若者と、主人公の同僚の男性。不可思議な縁で集まった4人が、主人公たちの幼い頃に起きた放火事件を追っていくうちに、事態が予想しない方向に突き進んでいくミステリ。それを亡き高名なミステリ作家の遺作として読んでいき、さらにその中に秘められた謎にも挑んでいくという、二重構造の作品。やや長い部分もあったものの、全体的には読みやすくて良かった。あれだけの内容を綺麗にまとめられたのは凄いと思った。

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    2025年06月07日
  • 鏡の国

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    読み応え抜群の骨太ミステリー。「装丁まで伏線」と書かれていたので、まず眺めてから読み始め、途中でなるほどな〜〜〜と大きく頷いた。他にも伏線がたくさんで、うわ!っと何度ページを捲り返したことか。めちゃくちゃ楽しめる、忙しい読書だった。

    『鏡の国』は、なんと主人公の叔母が書いた小説のタイトル。
    主人公は2063年を生きており、『鏡の国』が書かれたのは2023年。
    大作家の叔母はデビュー前に書いたこの作品を遺作とし、亡くなってしまう。
    読者は主人公とともに『鏡の国』を読むことになるのだが、原稿を持ってきた編集者曰く「小説とは言っているが、ほぼノンフィクション」「削除されたエピソードがある」らしい。

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    2025年06月04日
  • 鏡の国

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    ネタバレ

    なん、、、ええ、、、これ、、、えぐいて。

    ミストリーの構造は最高だし、人間的な、人情的な部分、友情とか、そういう人同士のストーリーもすごく深いし、身体醜形障害とか、相貌失認症とか、そういった現代で蔓延してる、問題がネックになってるところもすごく、よかった、深みが出てて。
    んでこれが、ストーリーなんじゃなくて、物語の中心ってとこも、すごく、すごい。
    まじでなんだこれ。
    タイトルに「鏡の国」ってつけるため、っていうのにすごく共感。
    削除されたエピソード良すぎる。どうするんだろう。

    作中で、響が、自分の病気とか、犯人のこととか、社会のせいてきな感じで思っちゃってるのはちょっとだけ、違うよーって言

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    2025年05月30日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を【電子版イラスト特典付】

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    グルメミステリーが気になっていたのでお腹が空かなさそうな珈琲を選んだ。
    キャラ立ちが良くて、珈琲のうんちくもいい味になっている。
    日常系のまったりミステリーも、濃いキャラクターがアクセントになっていてぼやけた印象にならずに読める。
    中盤からのしっかりとしたミステリーの雰囲気や、ラストの落とし方も、まったりしていて読み心地が良かった。
    シリーズ物なので読んでいきたい。
    海外作品の名探偵のコーヒーのいれ方も気になる。

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    2025年05月09日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を【電子版イラスト特典付】

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    ネタバレ

    バリスタのストーカーから守る青山。人の心をこじ開けたのにそれを突き返すのはどういうことだと怒るストーカー。ただのプライドの高い男だった。その男から守るために自分を犠牲にした。最後はヨリが戻りよかった

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    2025年05月04日
  • 鏡の国

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    めちゃめちゃ面白かった! 作中作が現代、時間軸が50年後の枠物語なのだけれど、とにかく仕掛けが多くて楽しい。タイトルも表紙も何度も見返しちゃった。

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    2025年04月30日
  • 鏡の国

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    ネタバレ

    個人的にとても好みの作品でした。
    基本的には、叔母の遺作とその作品のモチーフと
    なった出来事を元にお話が展開していくのですが、
    最後の最後まで響と朔音の関係性と正体に気づく
    ことができませんでした。

    ルッキズムとミステリーを上手く融合されており、
    もう一度読み返したらまた違う感想を抱きそう。

    アニメ化とか映画化とかしてほしいけど、
    難しいかな〜〜〜〜〜。

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    2025年04月16日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を【電子版イラスト特典付】

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    日常のミステリーというのか?

    ちょっとした日常の出来事を推理し、解決していく感じの軽いミステリーというのかな?

    それがいいと思いました。コーヒーも色々出てきます。

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    2025年04月01日
  • わたしの名店

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    どなたの書いたお店も料理も飲み物もエピソードもとても良かった。
    目の前にお店があって実際に飲んで食べているようでした。
    それにまつわるエピソードもとても良かったなぁ。
    実際にあるお店ばかりなのでいつか行ってみたいな。
    皆さん作家なのでとてもいい文章なのですが、朝井リョウさんのエッセイ力はさすがでした。

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    2025年03月24日