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アオヤマが理想のコーヒーを探し求めるきっかけとなった女性・眞子。11年ぶりに偶然の再会を果たした初恋の彼女は、なにか悩みを抱えているようだった。後ろめたさを覚えながらも、アオヤマは眞子とともに珈琲店《タレーラン》を訪れ、女性バリスタ・切間美星に引き合わせるが……。眞子に隠された秘密を解く鍵は――源氏物語。王朝物語ゆかりの地を舞台に、美星の推理が冴えわたる!
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Posted by ブクログ 2018年10月12日
プロローグ 大きい川の流れる風景 第1章 少女のショートカットはなぜ魅力的だったのか 第2章 猿が辻にて濡れる袖 第3章 ワールド・コーヒー・ツアーズ・エンド 第4章 コーヒードール・レゾンデートル 第5章 大長編は幕切れの地へ 第6章 嵐の夜に浮かぶ舟 エピローグ この鴛鴦茶がおいしくなりますよう...続きを読むに 特別収録 このアップルパイはおいしくないね
Posted by ブクログ 2017年08月20日
やはり面白い。今回は青山さんの過去と当時の憧れのお姉さんを絡めてのお話。著者の発想力や想像力には何時も脱帽です。 早く、次回作が読みたいと思います。
Posted by ブクログ 2017年11月09日
今回は中学生のアオヤマが登場します。 中学生になったばかりのころ、 学校になじめずに独りぼっちが多かったアオヤマは 年上の女性眞子との出会います。 眞子との出会いがが理想の珈琲を探し求めるきっかとなりました。 それから11年。 偶然の再会を果たした眞子とアオヤマですが、 彼女はなにやら悩みを抱えて...続きを読むいる様子。 理想の珈琲を探し当てたと、 アオヤマは珈琲店「タレーラン」へ眞子さんを案内し、 バリスタ・切間美星さんと会わせます。 どうやら眞子が夫の不倫に悩んでいると察し、 何とかならないかと思ううちに 安井金毘羅宮や御所などで 次々と不可思議な出来事とエピソードをきくことに。 アオヤマが遭遇する不可思議な出来事の謎を 鋭い観察眼と洞察力で、 バリスタ・美星は解き明かしていきます。 そしていよいよクライマックス。 源氏物語の浮舟になぞられた眞子のコンプレックスとは・・・。 サブタイトルの鴛鴦茶とは 珈琲と紅茶を混ぜ、 そこにエバミルクと砂糖を加える香港の飲み物だそうです。 鴛鴦とはおしどりを指す言葉らしい。 中国では、 異なるものが一つになったようすを表す言葉でもあるとか。 鴛鴦火鍋料理もその一つらしい。 「おしどり」というのもこの作品のキーワードでした。 最終的には、 浮気や不倫が全部の事件とつながっているわけで、 それを暗示するのに、 源氏物語の浮舟の巻を登場させたあたり、 京都通でないとなかなか思い浮かばないでしょう。 この巻でアオヤマと美星は お互いを大切な存在と悟ったわけですが、 これでハッピーエンドとせず、 まだまだタレーランの謎解きシリーズ、続いてほしいと思います。
Posted by ブクログ 2017年02月14日
今回は、家庭と離婚の内容に終始した巻であった。内容もなかなか面白かったが、主人公のアオヤマ氏の「初恋の相手」が、紫式部の「源氏物語」に仮託されていることが、とても印象的だった。切間美星バリスタも、相変わらずの冴えわたりである。魅力的な女性だ。アオヤマ氏の話を聞きながら、脳がフル回転していることが、と...続きを読むてもよく伝わってくる。かつ最後に柄にもなく厭世的なことを話すのが、推理小説ならではである。 私は源氏物語をよく知らない。しかし、光源氏が作中、父親の再婚相手の「藤壺」と恋に落ち、姉としては歳が上だが母としては若すぎる年齢であり、結局男女の仲になるというエピソードがあることは知っている。主人公とその「初恋の相手」は十一歳離れており、そのエピソードを思い出した。重ね合わせているのか、と思わせる内容であった。
Posted by ブクログ 2020年08月17日
シリーズ5作目。 今回はアオヤマくんの初恋の思い出から、その相手眞子との様々な悩みに関する話。 源氏物語の話になぞり行動する眞子。総じてそれにふりまわされる感じかな。 不倫をしているされている。その視点の捉え方の違いが今回のミステリー。 最後は進む道を見つけハッピーエンド。 そしてアオヤマくんと美星...続きを読むさんの関係にも進展がみられるかな?
Posted by ブクログ 2019年01月25日
めちゃくちゃイチャついている…笑 源氏物語について、少し知識がついたような気がします。 名前と源氏物語の関係や世界のコーヒーの話等々、今回も楽しく読ませていただきました。 鴛鴦茶、飲んだ事はありませんが本当に美味しいのでしょうか……。
Posted by ブクログ 2018年10月29日
源氏物語が好きな人が意識してかせずかその世界をなぞるような生き方をしてしまうというようなストーリー。 アオヤマたちがそこに巻き込まれ、振り回されていく。 源氏物語を読んでみようかなと一瞬思わせてくれます。 個人的には美星さんにはもっとコリコリとコーヒーを挽いて様々な事件を解決して欲しいものです。
Posted by ブクログ 2018年06月02日
珈琲店タレーランの事件簿シリーズも5巻目となった。 前回の4でオリジナルの良さが戻ってきた印象だった。今回の5はさらに進んで段々となぞが深まりつつ解けていく様子がよかった。 源氏物語と宇治に絡めて、京都感は出ていたかも。
Posted by ブクログ 2017年03月18日
珈琲豆のストラップ欲しい(笑) 正直、好きなのか嫌いなのかはっきりしないけど、珈琲大好きなのと読みやすいので続けて読んじゃってる感じ。 巻ごとにフレーバー(アロマというべきか)がかなり異なってるので、飲み口スッキリ後味スッキリなストーリーにも期待しつつ。
Posted by ブクログ 2017年02月02日
よく練られたストーリーだと感心しながら読んだ。推理するところもなるほどと思うことが多く、面白かった。ただ源氏香に関しては、えーそうくるかー・・・と思いつつ、全体的には、京都の雑学もたくさん散りばめられていて楽しく読めた。
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