岡崎琢磨のレビュー一覧

  • 珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように【電子版イラスト特典付】

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    ネタバレ

    源氏物語ですか。

    まともに 読んだことないんです。

    作者が 紫式部ぐらいしか知りません。

    もっと 読んでおくべきだった。

    今回の キーワードは 源氏香ですね。

    むかし 推理ドラマで 見たような 記憶があります。

    また 京都に 行きたくなりました。

    もちろん 6も 読みます。

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    2022年01月03日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 3 心を乱すブレンドは【電子版イラスト特典付】

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    シリーズ第3弾
    珈琲店タレーランのバリスタ 切間美星が
    第五回KBC関西バリスタコンペティションに出場し
    本選進出果たす

    今回はバリスタコンペティションと言うことで
    コンペティション会場が舞台になる
    1弾は主にタレーランの店内が舞台
    2弾は主に京都の名所が舞台

    切間美星の懇願となる本選出場がどうなるか
    ということで大会の行く末がどうなるか
    期待に胸膨らませ読んでいくと
    出場者の思いや裏の顔など
    どういう展開が巻き起こるか

    プロローグに登場する謎の少女
    がだれなのか
    切間美星なのかはたまた別の人物なのか
    この謎は読み進めてこの人かもなんて
    思いつつエピローグで回収される

    今作は終わり方が

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    2021年12月07日
  • 夏を取り戻す

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    良い意味で裏切られた。小学生の冒険ストーリーのような始まりから二転三転、しかしそれらは全て結びつき、思いもよらない伏線回収。エピローグがまた素晴らしく読後感がとても良い。

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    2021年11月30日
  • 夏を取り戻す

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    なんとなく題名に引かれ
    この本を手に取ったのは夏 真っ盛りの頃でした

    その後、あらすじを読んで『あー 子供のはなしかぁ…』『分厚いなぁ…』なんて思いでなかなか読む気になれず
    そのまま放置
    そろそろ手持ちの本もなくなり あまり気乗りせず読み始めたのですが……

    気づいたら夢中になって読んでました 笑

    こどもたちが みんな賢くて良い子で愛おしい…
    こどもたちのトリックに翻弄される大人たちの話かと思いきや、ちゃんとテーマがあり感動するストーリー。
    まさに『小4 夏の大冒険!』でした。

    やっと結末がみえたと思ったら メインに隠れていた人物や物語が大きく飛び出してきて
    こどもながらに 色んなこ

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    2021年11月01日
  • 道然寺さんの双子探偵(2) 揺れる少年

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    「ほかの誰かが苦しいからって、あなたが苦しんでいないことにはならない」

    お寺で育つ中学3年生の双子のランとレン。善意を信じるランと悪意に敏感なレンの前に、熊本地震の被害から逃れてきた少年が現れる。
    .
    シリーズ2作目。今作は長編で、ある少年との関わりを通じて双子探偵や一海さんの心境にも変化がある。実際に起こった熊本地震を取り入れて、地震の恐怖やそれに伴う人間関係や環境の変化が描かれていて、考えながら読んだ。過酷な状況でも、周りとどうしても比較してしまい、自分は苦しむべきでないと思ってしまうかもしれない。でも「ほかの誰かが苦しいからって、あなたが苦しんでいないことにはならない」という台詞

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    2021年08月28日
  • 夏を取り戻す

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    「珈琲店タレーランの事件簿」が出版された当時、書店には「喫茶店」や「居酒屋」を舞台にした日常の謎ミステリがたくさん並んでた印象があって、この作者も失礼ながら二匹目のドジョウ狙いかと思い読んでなかったのですが、本作は新しい地平を目指してかなり気合を入れて書かれたものだと感じました。あ、タレーランが手抜きと言ってるわけではないですよ。逆にタレーランも読んでみたくなってます。

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    2021年08月20日
  • 夏を取り戻す

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    「おれたちの夏休み、取り戻したくないか」

    同じ団地に住む小学四年生が失踪しては数日で戻ってくる出来事が連続して発生。なぜ失踪を続けるのか。ゴシップ誌の新人編集者とフリー記者が取材していく。
    .
    子どもたちと大人の対決かと思いきや、それだけじゃない深い所に導かれた。行動には必ず理由があって、しっかり謎が解決されていくのがスッキリ。しかし、無事解決したと思いきやそこからの展開がまさかの連続すぎて強調が来る度にやられた!なるほど!凄い!と思った。
    .
    夏を取り戻せたかどうか、最後の一行まで見逃せない。
    .

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    2021年08月16日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を【電子版イラスト特典付】

    購入済み

    いいよ

    #胸キュン

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    2021年08月09日
  • 九十九書店の地下には秘密のバーがある

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    ネタバレ


    「よく聞いて。佑さんの仕事はねーーー」

    仕事が出来ずに追い詰められて会社を辞めた長原佑。ある日書店で出会った年上女性店主から仕事を探しているなら今夜また書店に来るよう言われ、行くと書店の地下には秘密のバーが…そこで言い渡された<仕事>とは。
    .
    タイトルと設定からワクワク。主人公の佑がトワコさんに振り回される様子はヒヤヒヤしつつ、次第に周囲を動かしていき、佑の仕事が、プライベートが全く見えなかったトワコさんの人生の決断にも関わってくるというのも面白い。
    .
    仕事へのメッセージも込められたこの作品。仕事を頑張ろうと思えたし、ちょっと変わったお酒も飲みたくなった。
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    2021年07月18日
  • 夏を取り戻す

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    ネタバレ

    タレーラン以来の岡崎作品で、安定にサクサク読むことができた。
    最初こそ単純に子供のイタズラかと思ったら物語が進む内に、彼らの必死な思いがとても健気で読む内に「次はどんなトリックを思いつくのか?」というわくわくで物語を読む手を止められなかった(素直にトリックの質が高い)。
    会議の部分で健が休んでいるのになぜか"5人"と表現しているところが「ん?」となったけど、なるほどどう繋がっているか分からないなぁ。
    最後は、ほろ苦くも前に進んだ彼らの姿が登場しそしておそらく"彼女"と思われる姿が出てきて和やかな気持ちになりました。

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    2021年07月04日
  • 季節はうつる、メリーゴーランドのように

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    「奇妙な出来事には、説明をつけてやらないとな」

    岡崎さんの作品の中の日常に転がる謎を解き明かしていく設定が好き。この作品は更に、それが伏線になっていてある事実が分かった時どの台詞も取り零せないなとなり、読み返したくなった。
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    "キセツ"するっていう2人だけの共通言語もあり、色んな謎を解いてきて関係性も育まれていく中でのある結末に唸ってしまった。
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    2021年06月05日
  • 新米ベルガールの事件録 チェックインは謎のにおい

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    ーおっちょこちよこ。

    ずっと読みたかった岡崎さんの作品。お取り寄せしてみた。千代子、二宮、大原という個性的なキャラクターに愛着が湧く作品。崖っぷちホテルを舞台に繰り広げられるお話。千代子のおっちょこちょいながらも頭の回転がいい所好きだなぁ。
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    2021年05月22日
  • 春待ち雑貨店 ぷらんたん(新潮文庫)

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    ー私は多くの人が思い描くような、普通の女性ではないのです

    文庫化を知りすぐさま購入。京都の小さなハンドメイド雑貨店が舞台。悩みを抱えた色んな人が訪れる中で、店主の巴瑠にも抱えているものがあって人と向き合っていくお話。
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    言葉が一つ一つ深くて、小さい身体ながら懸命に生きる主人公に、幸せになって欲しいと心から思った。当たり前と思って悪気なく放つ言葉でも、実はある事情を抱える人にとったら胸に刺さる一言になる。と分かる場面が多々あり、あぁ苦しいよな…笑顔で過ごしてる人も何かしら悩みを抱えてるんだなと少し視点を変えてみることも必要と思った。
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    2021年04月25日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように【電子版イラスト特典付】

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    「だからさ。また、会えるよね」

    大好きなタレーランシリーズの5巻目。アオヤマくんの過去にまつわる物語。
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    源氏物語が鍵になってて細かくて、作者の岡崎さんの凄さを感じます…。伏線にもなるほどなと。
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    初恋だけど何も出来なくて切なくて時の流れも少し残酷で、でも築き上げた関係性でお互いを助け合えたから良かったのかなと。
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    美星さんとアオヤマくんの進展!!!その言葉って!!!と最後の場面はこちらも赤面が移りました。

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    2021年04月04日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように【電子版イラスト特典付】

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    一人では生きていけない世の中で、生きててよかったと自分自身が感じることも、生きててくれてよかったと誰かに感じることも、とても幸せなことだと思う。今作もとても良かったです。

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    2021年02月23日
  • さよなら僕らのスツールハウス

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    これまた何とも分類が難しい一冊(^ ^;
    「謎解き要素」は色濃く通底していので、
    一応ミステリにカテゴライズしてはみたが、
    謎解きはメインではない。

    崖地に建つシェアハウス「スツールハウス」。
    そこにかつて住んでいた人たちが、
    同窓会を開いたり相談事があって呼び出したりで
    再会して、さて...という短編集。

    一作ずつ独立したストーリーで、主人公も異なる。
    が、微妙に章をまたいで登場する人物が出てくるので、
    話に繋がりはないが「連作感」は感じる。

    基本的には「昔住んでた人たち」の話なので、
    「現在の」スツールハウスでの生活は登場しない。
    それがちょっと不思議な感じ(^ ^;

    皆往時を懐か

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    2020年10月16日
  • 季節はうつる、メリーゴーランドのように

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    本書は、タレーランシリーズでデビューする前に仕上げた作品を全面改稿して、元は単行本で出版されたものが文庫化されたものです。
    そういう意味では岡崎琢磨さんの小説の基盤のような作品と捉えることができるので、タレーランシリーズなどで岡崎琢磨さんに興味を持った人におすすめです。

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    2020年09月30日
  • 病弱探偵 謎は彼女の特効薬

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    いつか伝えようと思っていると、伝えられなくなる日が来るかもしれないことに。だから大切な思いは、ちゃんと伝えておこうと決意した。

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    ヒロインは《貫地谷マイ》という《患者》と《病》を含んだ名前で常に病弱。語り手はその幼なじみの《山名井ゲンキ》という《病まない》と《元気》を合わせた病気知らずの青年。この設定がまず面白い。2人とも高校1年生で、病弱で学校にもあまり行けないマイの代わりに伝書鳩としてゲンキが謎を持ち込み解決していく。
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    高校生活の中での謎を病気に絡めて軽快に解いていてなるほど!と思うことが多々あった。メッセージ性も強かった。
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    短編が6つあり読みやすかった。二人の関係性も章

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    2020年09月06日
  • さよなら僕らのスツールハウス

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    私の青春は、永遠に生き続けるのだ。

    1章のメッセージ・イン・ア・フォトは、文章だからこそ出来るトリックが含まれてて岡崎さんらしさがあると思った。
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    シェアハウスの住人はどんどん移り変わっていくけれど一人一人に想い出があって、話の中でも関わる人の視点によって新たなものが見えてきて、物語の脇役が実は主役で。
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    1冊の中で何十年も時間が経過してて、その間に知らない時間が流れていて、まるで真の主人公の視点に立った気持ちだった。彼女がやっと立ち上がれてよかった。
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    人との繋がりや過去の想い出の儚さや美しさを感じた作品。
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    2020年08月30日
  • 珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る【電子版イラスト特典付】

    購入済み

    二作目

    一作目を踏まえて、今度こそは騙されるようなことなく一つくらい謎を解いてみせるぞと意気込んで読んでみたものの結果ちゃんと騙された。

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    2020年08月26日