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福岡県の夕築市にある寺院・道然寺には、中学2年生の双子が住んでいる。「寺の隣に鬼が住む」が信条のレンと、「仏千人神千人」が主義のラン。性格が正反対の双子たちは、それぞれの論理で事件の謎を解決しようと試みるのだが……。
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Posted by ブクログ
元々は捨て子で、寺に拾われて暮らす男女の双子、 レンとランが探偵役。 物語自体は、寺の若住職目線で進む。 連作短編集で、寺の人や周辺人物が遭遇する 大小さまざまな謎を、双子が解いて行く。 が、この双子が、それぞれ「正反対の推理」をする(^ ^; 「寺の隣に鬼が住む」を座右の銘とするレンは、 いわ...続きを読むば人間性悪説の立場から物を見るきらいがある。 反対にランは「仏千人神千人」とよく口にする、 若住職と同じくお人好しで情にもろい。 この二人の「正反対の推理」が、それぞれ破綻無く 「なるほど」と首肯できるよう構成された文章は、 かなり緻密に練り上げられている。 さらに一冊を通して双子や若住職の成長が描かれ、 また双子の出自に関わる謎や、最後に新たな展開もあり、 これは続編を出す気満々と見た(^ ^ ミステリに分類したが、どちらかと言うと 人情もの、ヒューマンドラマかも(^ ^ GW中に一気読みしてしまいました(^ ^
* 「ーーー《寺の隣に鬼が棲む》って言葉があるの、知ってる?」 * お寺で育つ中学2年生の双子のランとレン。人を信じるランと人を疑うレンが日常の謎に迫る。 . 岡崎さんの作品。中々探せなかったのでお取り寄せしました!手に入って嬉しい。お寺が舞台で語り手はそこの後継ぎのちょっと気弱でしかし人のために一...続きを読む生懸命な30歳男性って所も既に面白い。 . ランちゃんとレンくんの性格の対称的な所やそれぞれだから気づけるところが物語の魅力。
人の善意と悪意の両面からそれぞれ双子のレンとランが推理を披露して、一海さんがまとめていくスタイルです。 第4話のレンの心情の変化は涙が出ました。一海さんのほのぼのとした人柄がとても良いです。
普段から人間嫌いを称している者として、他人の悪意を敏感に察知する双子探偵の一人「レン」の損な役回りを不憫に思いましたが杞憂に終わり、続きが読みたくなりました。今は梅ヶ枝餅とはかた通りもんが無性に食べたいです。
なかなかよかった。あるときは性悪説でなされた推理を性善説で否定、またあるときは性善説でなされた推理を性悪説で否定する。人には両方の面があるということ。 お寺さんが舞台ということで、どことなくほっこりとするお話になっています。仏教に関わる人全てがそうではないでしょうが、基本的にこの話でお寺に関わる人は...続きを読む心の優しい人ばかり。その点も、なんかほっとする。
タレーラン好き!で読んでみた。 お寺の話は意外と珍しい。 捨て子のレンとランがお寺に舞い込んでくる謎を解き明かす。 面白いのは、レンが解いたと思った謎をランが訂正して解き直す。逆もあり。 と言った感じで進むところ。 お寺の仕事も少し分かってそういう点でもなかなかよかった。
日常の謎ミステリーですね。 青春と成長の物語でもあります。 福岡の中央の山寺が舞台で起きる謎解きの4話、短編連作です。 道然寺の次期住職の一海と書いて《かずみ》が語り部として物語を進めていく。 一海が十六歳の時に寺に双子の赤ちゃんが捨てられた。寺の子として育てると住職の真海(一海の父)が決めて十四年...続きを読むの月日がたった。住職一家として成長した双子の活躍と家族のふれあい、成長の心温まる物語。 岡崎さんは寺院勤務の経験があり、それをもととして物語を紡いだそうです。 岡崎さんの文章はとてものびやかで、まったりとした味わいのあるものなので、私は好きですね。 仕事で忙しい思いをしたときなどは、変な話、癒されているように感じます。 物語も基本が人の優しさに根付いたものなので、暗い描写があっても安心して読み進めます。 性善説の双子の女の子ランと性悪説の男の子のレンの推理を楽しみながら、それを見守る、一海との心のふれあいがとても素敵な物語です。
読み終わるのに時間がかかってしまいましたが、終わってみれば、最後まで読んで良かったなと思いました。最後まで読んでほしい。
日常の謎系の連作ミステリ。双子が善と悪(?)二様の視点で謎を解くので、解決が二重底になるのがミソ。とは言え謎そのものは大したものではなく、若和尚、双子、和尚、お手伝いの女性と言った登場人物が織りなす、暖かな雰囲気の方に美質はあるように重う。
タレーランの岡崎琢磨さんの作品。また次女からのおすすめ。 1人の意見で動き、もう1人の意見でスッキリ解決という流れを何回か経ていくうちに、途中からいっそ2人に話を聞き終わってから動けばいいのに、と思ってしまったけと、さらっと気軽に読める感じがいいです。
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