毛利元就作品一覧

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  • 白兵武者 1
    完結
    -
    ▼第1話/但馬の山の鬼▼第2話/最強の鎧組み討ち▼第3話/小天狗▼第4話/力道禅真仁智寺▼第5話/白兵の山、風雲急▼第6話/白兵の使命▼第7話/正之進と凛姫と狼▼第8話/白兵出陣!!▼第9話/戦乱の風▼第10話/氷之山の山賊▼スペシャル企画 蝶野正洋緊急特別インタビュー●主な登場人物/蝶野正之進(最強の白兵武者を目指す若者)●あらすじ/1550年、安芸・厳島に、戦で焼け出された母子がやって来た。けれども食べるものがなく、母はすぐに亡くなってしまう。独りぼっちになってしまった少年・正之進。だが、親切な島の漁師・嘉平と妻・おたえに引き取られ、彼はすくすくと育っていく。5年後の弘治元年。この地方の統治者・毛利元就を倒そうとする、周防の陶晴賢(すえ・はるかた)の軍が島に攻めてきた。そして嘉平とおたえは、陶軍の者に殺されてしまう。言葉を失う正之進の前に、坂口征順という一人の僧が現れた。征順は居並ぶ陶軍の兵士たちを、組み討ち技だけで立ちどころに粉砕してしまう。彼の正体は一体…!?(第1話)●本巻の特徴/鎧ひとつに身を包み、骨をへし折り刀を砕く。正義感にあふれ民のためにのみ戦う、その体すべてが武器の如き男たち。それが「白兵武者」である。征順は、その白兵武者の一人だった。正之進は戦国の時代を生き抜き、強い男になるために、征順と共に彼らの故郷・但馬にある力道禅真仁智寺(りきどうぜん・しんにちじ)へ。そこで立派な白兵武者になるための厳しい修行を始める。原案はプロレスラーの蝶野正洋。作画は『B・B』『“LOVE”』『パスポート・ブルー』などの石渡治。異色コンビによる話題作の第1集。●その他の登場人物/坂口征順(但馬・力道禅真仁智寺の僧。白兵武者の一人)、武藤敬次郎・橋本真兵衛(正之進と共に修行をする小坊主)、小鉄法師(小坊主たちの教育係)、さよ(正之進に好意を持つ女の子)●その他のデータ/巻末にはスペシャル企画として「蝶野正洋緊急特別インタビュー」を収録。原案初挑戦の蝶野が作品や今のプロレス界についてを語る。
  • 淡海乃海 水面が揺れる時 外伝集~老雄~【電子書籍限定書き下ろしSS付き】
    4.7
    ★電子書籍限定書き下ろしSS付き★ やつ【朽木】がいなければ、俺たちの天下だった。 本編では描かれない、他家の英雄たちの最期を綴った人気SS「老雄」シリーズを中心にまとめた初の番外編! シリーズ累計40万部突破!(電子書籍含む) 書き下ろし外伝、漫画:もとむらえり描き下ろし4コマ漫画などなど豪華特典を多数収録! 【あらすじ】 老雄──それは年老いた英雄。六角家の六角定頼、朝倉家の朝倉宗滴、朽木稙綱、毛利家の毛利元就、島津家の島津貴久、いずれも強大な指導力と影響力を持ちながら、この世を去った。俺こそが天下を獲るはずだったのに……そう夢見る彼らの野望を打ち砕いたのがそう、朽木家の当主・基綱である。 「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり」 これは本編では描かれなかった偉人たちの目を通した戦国サバイバル! 朽木へ仕官する決意を固める山内一豊、嫁いできたばかりの小夜、御家騒動に烈火する信長をはじめ、貴重な思い出が彩り豊かに蘇る! 新規番外編×2を収録したシリーズ初の番外編! 漫画:もとむらえり描き下ろし4コマ漫画も収録! <収録リスト> 老雄~六角定頼~ 老雄〜朝倉宗滴〜 老雄〜朽木稙綱〜 老雄〜毛利元就〜 老雄〜島津貴久〜 邂逅 帰郷 近江へ 御家騒動 焼き討ち 伴侶 野良田異聞 ★嫉妬 ★決意 ★:完全新規書き下ろし
  • 【合本版1-2巻】淡海乃海 水面が揺れる時 外伝集~老雄~
    -
    ※本作品は最新作を含む合本版です。収録書籍をご確認の上、重複購入にご注意下さい。 【「淡海乃海 水面が揺れる時 外伝集~老雄~」1-2巻を収録した合本版!】 やつ【朽木】がいなければ、俺たちの天下だった。 本編では描かれない、他家の英雄たちの最期を綴った人気SS「老雄」シリーズを中心にまとめた初の番外編! ※本電子書籍は「淡海乃海 水面が揺れる時 外伝集~老雄~」1-2巻を1冊にまとめた合本版です。 (収録書籍) 淡海乃海 水面が揺れる時 外伝集~老雄~【電子書籍限定書き下ろしSS付き】 淡海乃海 水面が揺れる時 外伝集~老雄~二【電子書籍限定書き下ろしSS付き】 【あらすじ】 老雄──それは年老いた英雄。六角家の六角定頼、朝倉家の朝倉宗滴、朽木稙綱、毛利家の毛利元就、島津家の島津貴久、いずれも強大な指導力と影響力を持ちながら、この世を去った。俺こそが天下を獲るはずだったのに……そう夢見る彼らの野望を打ち砕いたのがそう、朽木家の当主・基綱である。 「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり」 これは本編では描かれなかった偉人たちの目を通した戦国サバイバル! 朽木へ仕官する決意を固める山内一豊、嫁いできたばかりの小夜、御家騒動に烈火する信長をはじめ、貴重な思い出が彩り豊かに蘇る!
  • この世をば(上)
    4.0
    直木賞作家・永井路子氏の作品が遂に電子化! 時の権力者、関白・藤原兼家の三男坊の藤原道長は、機転が利きカリスマ的な存在感を放つ長兄の道隆や野心家である次兄の道兼に比し、平凡でおっとり、出世も遅々としていたが、姉である詮子の助力を得ながらも、左大臣の娘・倫子と結婚する。以来、徐々にではあるものの、道長にも運が向いてきて、姉・詮子、妻・倫子などの支援を受けながら出世街道を上りつめていく……。表面的な華やかさに誤解されがちな人間・藤原道長の素顔を見事に浮かび上がらせた名作。  目   次 男  と  は 首 よ り も 今 宵 来 る 人 深 泥 が 淵 風  の  精 影     絵 あ し の う ら 離  洛  帖 花と地獄の季節 後 宮 明 暗 腥 風 の 荒 野 「一声ノ山鳥」 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
  • 山霧 毛利元就の妻 上
    4.5
    上下巻累計100万部超えのベストセラー長編歴史小説! 小領主から名将へ駆け上がる元就を支えた妻――。 16世紀初めの戦国時代。土豪たちがひしめく中国山地の小領主だった毛利元就のもとに、<鬼>といわれる吉川国経の娘が輿入れした。権謀術数うずまく乱世にあって、ふたりは支え合いながら否応なく戦国の夫婦として生きていく。やがて元就は頭角をあらわしはじめるが……。NHK大河ドラマの原作となった長編歴史小説の傑作。
  • 戦国LOVEWalker2024
    -
    昨年に続く、戦国のドラマを感じながら旅を楽しめる観光ガイドの第2弾。2024年版は「城」をテーマに、城マニアが選ぶ「最愛の城」を発表。 ・巻頭インタビュー シブサワ・コウ 戦国の城を語る ・城をめぐる旅へ 千田嘉博流 こんなに楽しい城歩き ・のべ投票数5695票!城マニアが選んだ!「最愛の城100選」   最愛の城 10選   天守復興希望の城 10選   スゴイ石垣の城 10選   虎口が見事な城 10選   曲輪に感激な城 10選   絶景な城 10選   アドベンチャーな城 10選   堀が見事な城 10選   住んでみたい城 10選   櫓が素敵な城 10選 ・大河ドラマ「光る君へ」が誘う平安世界を徹底解説   見どころ紹介&人物相関図   主演・吉高由里子スペシャルインタビュー ・『信長の野望』40th記念の最新作は位置情報ゲーム!「スマホを持って出陣せよ」 ・武将視点で巡る「戦国メタ散歩」   木下藤吉郎の視線で巡る 金ケ崎の退き口   真田昌幸・幸村の視線で巡る 上田合戦   毛利元就の視線で巡る 厳島の戦い   直江兼続の視線で巡る 減封! 上杉家 ・アップアップガールズ歴史部が行く! 小田原 ・「御城印」の世界へようこそ! ・豪華2大特典データ <特典1>『信長の野望』シリーズコラボ!「安土城 御城印」 <特典2>現存12天守カレンダー ※電子版では、実物の御城印ならびにカレンダーは付録しておりません。 ※企画内容は変更・更新する場合があります。 ※掲載情報は紙版発行時のものであり、施設の都合により内容・休み・営業時間が変更になる場合があります。 ※一部記事・写真は掲載していない場合があります。
  • 戦国武将伝 西日本編
    3.9
    1巻1,699円 (税込)
    各都道府県で一人、武将を取り上げて掌編小説に! 直木賞作家・今村翔吾が挑む“驚天動地”の衝撃作。秀吉に、毛利、長宗我部、島津、さらには黒田官兵衛、立花宗茂……。西の空に漢たちが舞う! 近畿・中国・四国・九州の武将24人の、胸が熱くなる、くすりと笑える、ほろりと泣ける逸話を描く傑作掌編小説集。 《目次》[広島県]十五本の矢 毛利元就/[島根県]謀聖の贄 尼子経久/[山口県]帰らせろ 大内義興/[奈良県]九兵衛の再縁 松永久秀/[佐賀県]老躯、翔ける 龍造寺家兼/[岡山県]宇喜多の双弾 宇喜多直家/[滋賀県]四杯目の茶 石田三成/[大分県]雷神の皮 戸次道雪/[三重県]何のための太刀 北畠具教/[兵庫県]未完なり 黒田官兵衛/[鳥取県]夢はあれども 亀井茲矩/[宮崎県]泥水も美味し 伊東祐兵/[長崎県]海と空の戦士 有馬晴信/[熊本県]小賢しい小姓たちよ 加藤清正/[和歌山県]孫一と蛍 雑賀孫一/[京都府]旅人の家 足利義昭/[大阪府]土を知る天下人 豊臣秀吉/[香川県]三好の舳 十河存保/[高知県]土佐の土産 長宗我部元親/[愛媛県]証を残す日々 加藤嘉明/[鹿児島県]怪しく陽気な者たちと 島津義弘/[沖縄県]三坪の浜の約束 謝名利山/[徳島県]古狸と孫 蜂須賀家政/[福岡県]立花の家風 立花宗茂
  • 王者の妻(上)
    -
    日本の歴史上最も出世した男として名高い、秀吉。一介の草履とりから、一人前の侍、ついには天下人にまでのぼりつめた秀吉を陰で支え続けた妻おねね。平凡な夫婦生活から一変、権力に巻き込まれていく中で、おねねが真に望んだものとは? 激動の時代を生きた女性が抱えずにはいられなかった苦悩を直木賞作家永井路子が描く、歴史長編。 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
  • 北条政子
    4.7
    伊豆の豪族の娘と生まれ、源頼朝に嫁いだ政子。歴史の激流にもまれつつ乱世を生きた女の人生を直木賞作家が描いた。 直木賞作家、永井路子が描く王朝貴族の野望と葛藤。 藤原道長亡き後、王朝社会を操る黒幕となった息子藤原能信。 皇子誕生を巡る貴族たちの思惑と歴史に翻弄される人々がたどる数奇な運命。 『この世をば』に続く平安朝の物語を直木賞作家、永井路子が彩り豊かに描く。 【著者プロフィール】 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。< また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
  • 美女たちの日本史
    -
    元正天皇から、平清盛の妻・時子、北条政子、日野富子、お市の方―女帝、国母、戦国大名など、時代を動かしてきた女たち。彼女たちは政治力、外交力に長けた権力者だった。 歴史小説を描いて五十年。 歴史とは、女性とは何かを考え続けてきた著者が、男本意の見方によって隠されていた日本史に光を当てる。女の側から見ると、こんなに面白い日本史。 【著者プロフィール】 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
  • 望みしは何ぞ
    3.0
    摂関政治を終わらせた男が真に望んだものとは・・・? 直木賞作家、永井路子が描く王朝貴族の野望と葛藤。 藤原道長亡き後、王朝社会を操る黒幕となった息子藤原能信。 皇子誕生を巡る貴族たちの思惑と 歴史に翻弄される人々がたどる数奇な運命。 『この世をば』に続く平安朝の物語を直木賞作家、永井路子が彩り豊かに描く。 【著者紹介】 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
  • 悪霊列伝
    5.0
    直木賞作家・永井路子氏の作品が遂に電子化! 菅原道真をはじめ、祟道天皇、伴大納言など、古代の貴族社会において、不運にも権力争いに敗れ去っていった者たち。彼らの生きた時代背景とともに、怨念の系譜をたどり、日本人の精神構造を浮かび上がらせる人物評伝。 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
  • 続 悪霊列伝
    4.0
    1巻880円 (税込)
    直木賞作家・永井路子氏の作品が遂に電子化! 平将門、楠正成、祟徳上皇など、中世および近世の武家社会における悪霊を、時代とともに、描いた連作評伝。悪霊を描きながらも、歴史上の人物の人間臭さ、本質に迫る。 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
  • 雲と風と ――伝教大師最澄の生涯
    3.5
    第22回吉川英治文学賞受賞作品。 比叡山延暦寺を創建、天台宗の開祖となった最澄。激動の時代の中、最澄は、長岡京の遷都に失敗した桓武天皇を支えながら、桓武の魂を救済することが、国家を救うと尽力する。仏教の本質を求め続けた最澄の生涯を、直木賞作家の永井路子が描く。 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
  • 茜さす(上)
    -
    1~2巻880円 (税込)
    直木賞作家・永井路子氏の作品が遂に電子化! お嬢様大学に通う友田なつみは、自らの名前のルーツでもある吉野を訪ねる。 そこで知り合った会社社長の泉のことが気になりながらも、卒論、就職活動と慌ただしく日常が流れていく。 友人の死を乗り越えつつ、なんとか編集に携わる仕事を得るが、他方で大学のゼミで勉強した万葉集の額田王の生き方に魅かれていく……。 【目次】 優雅なる喪服 むらさき 夏の川辺 斜光 鍵 山茶花 白いコート 霧の夜 沈める寺 行く人なしに 街路樹 【著者プロフィール】 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
  • 悪名残すとも
    4.0
    天文九年の師走。毛利元就の居城、安芸国(現広島県)の郡山城に尼子軍が攻め寄せようとした時、一万の援軍が颯爽と現れた。まだ二十歳の美しき軍師の名は、陶隆房(晴賢)。毛利家を従える大内義隆の重臣にして、援軍の大将を務める男だった。見事な戦略により尼子軍を打ち破った隆房は、毛利元就の盟友として、親交を深めていく。だが、隆房の敵は、外部だけではなかった。下克上の悪名を背負った武将の 儚き半生を描く、長篇歴史小説。
  • 一生折れない自信をつくる1番シンプルな方法
    3.5
    誰にも助けてもらえないのなら、あなたは心強い味方となる「自信」をつくるしかありません。 しかしそれは、ほんの少し考え方を変えるだけで可能なのです。 不安を感じることが多い現代で、それらを乗り越えるための技術は、巷にあふれています。 ですが、ギリギリのところで、あなたを支えるのは、そういったノウハウではなく、自分自身の中にある「自信」というマインドです。 本書は、心理学や仏教、古典作品などで、心の問題を深く研究してきたベストセラー作家・植西 聰氏だから書ける、一生折れない「自信」をつくるシンプルな方法を紹介する一冊。 豊富で分かりやすい具体例や事例、引用などを踏まえつつ、いざというとき頼りになる「自信」とはどういったものなのか、また、どうすれば「強いマインド」が形成できるか、さらに「自信ある人の共通点」とは何か、などがとても簡単に学べます。 【本書で紹介する具体例の数々】 ・ブッダの教える自信のない人の特徴とは? ・毛利元就に学ぶ困難に打ち勝つ方法とは? ・リンカーンが国民に伝えた自信をつくる方法とは? ・最澄の言葉から学べる自信がもてる生き方とは? ・マザーテレサはなぜあそこまで自信をもって活動を続けられたのか? ・アインシュタイン的な自信をもつ考え方とは? ……等々。 こんな時代にあって、強くて、ずっと使えて、本当に頼りになる「自信」のつくり方の数々。 本書を読めば、心の中にとても強い味方ができていることでしょう。

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  • 厳島
    4.0
    兵力わずか四千の毛利元就軍が二万八千の陶晴賢軍を打ち破った名勝負の影には、壮絶な人間ドラマがあった。「これまで誰も書きえなかった厳島合戦の全貌を描き、我が国の歴史文学の空白を埋める記念碑的作品」――縄田一男氏絶賛! 謀略で勝利した元就と義を貫いて敗れた晴賢。対照的な二人の武将を通して人間の矜持を問う!
  • 愛しくてさよなら(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 『ひらり』『毛利元就』『必要のない人』をはじめ、大ヒットドラマを数多く手がけてきた著者が、人生のさまざまな舞台で、頑張って“今”を生きている人びとに贈る応援歌。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 今さら他人(ひと)には聞けない戦国武将のナゾ
    -
    ◎合戦で死んだ兵士の遺体は誰が片づけたのか? ◎武将たちは甲冑を付けたままで用が足せたのか? ◎上杉謙信はなぜ生涯結婚しなかったのか? ◎毛利元就の「三本の矢」のエピソードは本当か? 大好評「今さら他人には聞けない」シリーズの戦国時代編は、そんな素朴な疑問を徹底解説。ドラマも小説もゲームも、もっと面白くなるウラ情報が満載!

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  • <宇喜多直家と戦国時代>毛利元就になれなかった備前の梟雄
    -
    宇喜多直家は、なりふり構わぬ権謀術を駆使してのし上がり、遂に主家であった浦上氏を滅亡させた。時代の苛酷さは直家を謀将に育てたが、同じ中国地方の英雄、毛利元就のようにはなれなかった。それは一体なぜなのか?備前の梟雄、宇喜多直家にせまる。
  • うそだったのか日本史
    -
    ただの伝説、本当の話、うわさ話など……古代から明治時代まで、日本史に登場するさまざまな逸話を紹介。源義経の「八艘飛び」、毛利元就の「三本の矢」など、誰もが知っている話の「うそほんと」を、時代背景と一緒にまるごと読み通してみよう!
  • うつけの采配(上)
    4.0
    祖父は毛利元就、父は吉川元春、叔父は小早川隆景。恵まれた血統は吉川広家にとっては重圧でしかない。だが第一次朝鮮出兵直後、老いた隆景に呼び出され、毛利百二十万石の未来を託されることに。一方、秀吉亡き後の伏見では、加藤清正ら武闘派と石田三成ら吏僚派らが衝突を繰り返していた。そんな中、徳川家康が不穏な動きを見せ始めるが……。

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  • 英雄にっぽん
    3.5
    出雲の富田城主尼子氏に仕えた山中鹿之介は、十六歳の折、伯耆の行松氏との合戦に参加、敵の猛将を討ち取り、勇名を馳せた。だが、虎視眈々と中国地方の統一をもくろむ毛利元就は、凄まじい謀略と圧倒的な軍事力で富田城を攻め落とす。牢人となった鹿之介は艱難のすえ、一城を奪い、織田信長の支援を得て尼子家の再興をはかるが……。“忠誠心”の代名詞として、日本人に愛されてやまない武将の生涯を描く戦国ドラマ。
  • 絵でわかる戦国の合戦 歴史はどう動いたのか?
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 応仁の乱から大坂夏の陣までの主な合戦をとりあげ、合戦風景と活躍した武将たち、合戦図をイラストで描写。また、それらの合戦がどのような理由で起こり、その結果、時代がどう動いたのかをわかりやすく解説。合戦を知ることで、およそ150年も続いた戦国時代の大きな流れが見えてきます。“戦国時代”を知る入門書として最適。[1]戦国時代の幕開け:応仁の乱(細川勝元VS山名宗全)/厳島の戦い(毛利元就VS陶晴賢)/川中島の戦い(武田信玄VS上杉謙信)など [2]信長の野望:桶狭間の戦い(織田信長VS今川義元)/姉川の戦い(織田信長・徳川家康VS朝倉義景・浅井長政)/長篠の戦い(織田信長・徳川家康VS武田勝頼)など [3]天下統一への道:本能寺の変(織田信長VS明智光秀)/賤ヶ岳の戦い(羽柴秀吉VS柴田勝家)/小田原城攻め(豊臣秀吉VS北条氏政)/関ヶ原の戦い(徳川家康VS石田三成)/大坂夏の陣(徳川家康VS豊臣秀頼)など
  • 大御所の後継者問題
    5.0
    1巻1,100円 (税込)
    ※本書はリフロー型の電子書籍です 【なぜ家康は三男を跡継ぎにしたのか】 日本の九割近い企業は、後継者を身内(息子・娘婿・弟など親族)から選ぶ。 できの悪い跡継ぎを「不肖の息子」などというが、彼らの場合、父や役員の評価は、ことのほか先代に比べてからくなる。 たとえば、大学院を出て、しかるべき企業や銀行で経営を学んできたとすると、 「うちは、そんな大企業ではないから、もっと現場を……」といわれ、では、大学卒業とともに入社したとすると、「世間を知らない青二才」とくる。 問題はいかにして、こうした周囲の厳しい評価の目をかいくぐり、名経営者となるか、である。 多くのジュニアは、実に、内心やる気があることに感動させられることが少なくない。 が、半面、ほとんどの人が陥っているのは、経営や「承継」といったものを、まるで歴史小説を読むかのように、理解しようとしている点である。 経営は、歴史小説のようにはいかない。なぜならば、飛躍するドラマが日常生活の中にはないからだ。 日々厳しい現実を一生懸命に生きて、企業の生き残りを図るトップに、感動の名場面などはそうそう現れるものではない。それらは後世の人の評価にすぎない。 この日々の努力は、戦国時代であっても、現代となんら変わることはなかった。 本書は、後継者問題に成功したケースから失敗したケースまで、戦国大名家の事例を検証分析した。 歴史をひもとけば、二代にわたって「承継」をみごとに成功させた組織もあれば、父親が原因であるがゆえに萎縮してすべてを失った後継者もいた。 本書を読めば、真に一流のリーダーは、自らの出処進退のうち、とくに辞める時期を誤らなかったことがよくわかる。 従来の歴史ファンのみならず、後継者問題に悩む現代の企業経営者もぜひ手に取っていただき、参考にしてほしい一冊である。 〈本書の内容〉 ■第一章 先代の業績を堅実に受け継いだ承継者 〈一〉徳川家康→秀忠 〈二〉織田信長→蒲生氏郷 〈三〉黒田官兵衛→長政 〈四〉前田利家→利長→利常 〈五〉九鬼嘉隆→守隆 〈六〉細川忠興→忠利→光尚 ■第二章 先代を超えて飛翔した後継者 〈一〉織田信秀→信長 〈二〉龍造寺隆信→鍋島直茂 〈三〉真田幸隆→昌幸 〈四〉武田旧臣→井伊直政 〈五〉戸次道雪・高橋紹運→立花宗茂 〈六〉柳生宗厳→宗矩 ■第三章 先代を超えられなかった後継者 〈一〉上杉謙信→景勝 〈二〉斎藤道三→義龍 〈三〉毛利元就→輝元 〈四〉長宗我部元親→盛親 〈五〉豊臣秀吉→秀頼 ■第四章 一族の衰退を招いた後継者 〈一〉武田信玄→勝頼 〈二〉朝倉教景→義景 〈三〉浅井久政→長政 〈四〉本多正信→正純 〈五〉加藤嘉明→明成 〈プロフィール〉 加来耕三 1958年、大阪市生まれ。1981年、奈良大学文学部史学科卒業。奈良大学文学部研究員生活を経て、1983年より歴史的に正しく評価されていない人物・組織の復権をテーマに著作活動に入る。現在は大学・企業の講師をつとめながら、歴史家・作家として独自の史観にもとづく著作活動や講演をおこなっている。また、著作・講演のかたわら専門知識を駆使し、テレビ・ラジオ番組の監修や時代考証を手がけ、番組出演も多数。現在放映中の番組にBS11『偉人・素顔の履歴書』、BS-TBS『関口宏の一番新しい中世史』がある。近著に『家康の天下取り 関ヶ原、勝敗を分けたもの』『明治維新の理念をカタチにした 前島密の構想力』(以上、つちや書店)、『日本史を変えた偉人たち 3秒で相手を動かす技術』(PHP研究所)、『歴史の失敗学 25人の英雄に学ぶ教訓』(日経BP)、『幕末維新の師弟学 出会いが生んだ近代日本』(淡交社)、『日本史に学ぶ リーダーが嫌になった時に読む本』(クロスメディア・パブリッシング)、『成功と滅亡 乱世の人物日本史』『武道家の金言』(以上、さくら舎)、『紙幣の日本史』(KADOKAWA)、など多数。

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  • 鬼の武吉【分冊版】 1
    完結
    3.0
    天文二十四年(1555年)10月、瀬戸内海・厳島をはさんで毛利元就と陶晴賢の決戦の火蓋は今、切られようとしていた!! 後に戦国時代最大の海戦と言われる厳島海戦。その勝敗の鍵となるのは、瀬戸内海を我が庭とし、自由自在に動き回る大船団を持つ海賊たち! 中でも鬼と恐れられていた男・村上武吉、村上海軍の長こそ、毛利・陶両軍の運命を左右する人物であった。武吉の城には、毛利・陶両軍の使者が来ていた。陶晴賢の使者は自信満々、三万の軍勢がすでに厳島にある毛利の出城・宮尾城を十重二十重に取り囲み、毛利軍は風前の灯火だと言う。対する毛利軍の使者はただひたすらに平身低頭するばかり。鬼の武吉の決断やいかに―!?
  • 女は三角 男は四角(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 『週刊ポスト』誌上で「朝ごはん食べた?」と題して連載された人気エッセイの電子化。『毛利元就』など、数々のヒットドラマ脚本執筆で磨いたヒューマンウォッチングは並ではない。ドラマチックではないけれど、日常の暮らしの中に潜んでいる人情の機微をあなたに代わって語ってくれる目からウロコの一冊。女と男の微妙な心の探りあいは、著者ならでは。フムフム、なるほどの納得エッセイ集。
  • 学校では教えてくれない日本史の授業 悪人英雄論
    3.8
    歴史の中で誰が本当の英雄なのかを見極めるポイントは、「その時代においては何が常識で、何が非常識なのか」見極めることです。戦国レースのツートップ、織田信長も毛利元就も当時の人々にとっては非常識な人でした。今、私たちが彼らにそれほどの非常識さを感じないのは、彼らが非常識なことを行い、日本人の価値観を作り替えてしまったからなのです。歴史から真実を汲み取るためには、今の自分たちの価値観や感覚で史料をみるのではなく、当時の人の感覚で見ることです。――本文より抜粋道鏡、平将門、足利尊氏、彼らは日本三悪人とされた人物たちです。しかし、現在ではその評価は大きく変わっています。このように正史は常に正しいと思っていると、歴史の真実にたどり着くことはできません。むしろ正史の矛盾を追及していくことこそ真相への近道だと著者は語ります。歴史を学ぶだけでなく、自分で考え推理する力を養う特別授業。天智天皇から毛利元就まで、「間違いだらけの人物像」を覆す!
  • 恋のうき世 新今昔物語
    -
    「今は昔……」 有名な「今昔物語」は、どの話もこの書き出しではじまります。 「今となっては昔のことだが」といった意味あいなのでしょう。  でも私のささやかな「恋のうき世―新今昔物語―」は「今は昔」でなくて、「今も昔も」という感じで読んでいただけたらと思います。 (本文「はじめに」より) 平安から応仁の乱までを舞台に、男女の織り成す恋の綾を 直木賞作家、永井路子が描く珠玉の歴史短編集。 【著者プロフィール】 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
  • 小早川隆景
    4.0
    毛利元就の三男として生まれ、小早川家の養子となった隆景。元就の「三矢の教え」の下、次兄の吉川元春と共に「毛利両川体制」を築く。厳島合戦で水軍を率いる武勇だけでなく、豊臣政権と太いパイプを築くなど政治的な面からも毛利を支え続けた知将の生涯。

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  • 小早川隆景 毛利を支えた知謀の将
    4.3
    1巻630円 (税込)
    安芸の小豪族から身を起こし、一代で中国十カ国の大大名となった謀将・毛利元就。彼には、「毛利の両川」として彼の死後も毛利宗家を支え続けた二人の優れた息子があった。吉川元春と小早川隆景。とくに三男・小早川隆景は、長く元就の孫の輝元を補佐し、豊臣政権のなかで毛利家の地位を磐石なものに押し上げていった。本書は、豊臣秀吉も絶大な信頼を寄せた名将・小早川隆景の堂々たる活躍を描いた長編小説である。父・元就に従って戦塵に生きた青年武将時代から、羽柴秀吉の毛利攻めに冷静に対処、時勢を見誤らずに無事講和を結ぶ壮年期の隆景。やがて秀吉の知遇を得るや、四国攻め、九州攻め、文禄の役と戦功を重ねていく。そして晩年……秀吉の甥であり、のちに関ヶ原の寝返り劇の主役となる金吾中納言秀秋が毛利家の養子になる危険を察した隆景は、秀秋を自らの養子に願い出る苦渋の決断を下す。無私の心に徹し、自らの宿命に殉じた男のさわやかな生涯!
  • さらば風雲海峡
    -
    主君毛利元就の密命をうけた忍者・世鬼冬之介(せきふゆのすけ)は、関門海峡を渡り、大友氏の勢力下にある門司に潜入した。そこで彼は、かつて一族を滅ぼされた恨みから毛利家を敵視する美しい女・綾乃と出会い、愛が芽生える。忍びの世界に馴染めぬ冬之介は、殺伐とした戦国の世に、おのれの信念と愛情を貫く決心をする。 忍者の凄絶な死闘と、ひたむきな愛を描く長編戦国ロマン!
  • 三栄ムック 成立から倒幕まで 長州藩 志士たちの生き様
    -
    長州は、なぜ革命に成功したのか? はじめに 長州は、なぜ革命に成功したのか? 目次 第一章 江戸時代と長州藩の成り立ち 中国地方に覇を唱えた名将 長州藩の始祖・毛利元就の偉業 毛利一族が動かした大決戦の戦局 関ヶ原の戦いと江戸幕府の成立 かろうじて取り潰しを免れた毛利家 長州藩、苦難のなかの誕生 泰平の眠りを謳歌する日本に向けて迫り来る列強国の船団 ついに黒船艦隊が日本上陸 ペリーはなぜ開国を迫ったのか? コラム 徳川将軍家の系譜と役割そして天皇の関わりを知る 第一章「江戸時代と長州藩の成り立ち」の出来事 第二章 幕末の始まりと“志士”の登場 開国に至る最中で沸き立った尊王攘夷とは何か? 幕末日本を動かした大組織徳川幕府の衰退と雄藩の台頭 幕末の長州藩主は名君だったのか? 毛利敬親の人物像 “その頃”の長州城下に暮らした人々 吉田松陰と杉文と家族たち 長州という枠組みから出て活動を始めた吉田松陰の密航計画 多くの長州志士を育む養成機関の誕生 松陰、松下村塾の塾主となる 松陰の門下生がそれぞれに文武を磨く 晋作、小五郎らの江戸修行 取り調べの場で老中暗殺を自供 吉田松陰、江戸に死す コラム 明治維新胎動の地 萩城下・長州路へ 第二章「幕末の始まりと〝志士〟の登場」の出来事 第三章 苦境に立たされた長州藩 幕府の屋台骨を揺るがす戦争にまで発展した生麦事件 有望な人材を留学させる 長州五傑、禁を犯しイギリスへ渡る 外国船への砲撃を開始した長州 八・一八の政変により都を追われる 八方塞がりの状況を打破する強硬策 京都御所を襲った禁門の変 四国艦隊による砲台占拠と幕府軍の来襲 存亡の秋を迎えた長州藩 藩論を倒幕に向けて舵を切らせた高杉晋作による功山寺挙兵 コラム 頑なに、過激に突き進んだ長州藩の戦い 維新回天の足跡 第三章「苦境に立たされた長州藩」の出来事 第四章 勇躍する維新の志士たち 薩長同盟の締結気運の高まりと倒幕のための具体策 寡兵の長州軍に敗北を喫した幕府軍 第二次長州征伐 将軍、天皇の相次ぐ不幸で後ろ盾を失う 瀕死の幕府が打った大博打 薩長の思惑が通り日本最大の内乱、戊辰戦争開戦 議会制による新たな政治体制が樹立 新政府、波乱含みの船出 コラム 幕末から維新まで多くの傑物を輩出長州閥その光と影 第四章「勇躍する維新の志士たち」の出来事 巻末 幕末人物伝 黒船来航時の幕臣と大名  幕末の日本を案じた思想家と学者  夢半ばに散った志士たち  幕末維新を生き抜いた者たち おわりに 激動の時代から150年を経て 奥付 裏表紙

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  • 三人の二代目 上 上杉、毛利と宇喜多
    3.0
    闘将・織田信長は大軍を率い、「天下布武」へ向け着々と歩を進めていた。強大な信長軍に、どう立ち向かうのか。偉大な祖父・毛利元就から大藩を受け継いだ輝元。戦国の世を成り上がった宇喜多直家の嫡男・秀家。そして上杉謙信没後、景虎との家督争いを制した景勝。「三人の二代目」は家の存亡を懸け、信長軍との対峙を強いられる。和平か、それとも合戦か。家臣・親族の意見に翻弄されながら、二代目たちは苦難の道を行く――。
  • 三人の二代目 上杉、毛利と宇喜多 上下巻合本版
    -
    闘将・織田信長は大軍を率い、「天下布武」へ向け着々と歩を進めていた。強大な信長軍に、どう立ち向かうのか。偉大な祖父・毛利元就から大藩を受け継いだ輝元。戦国の世を成り上がった宇喜多直家の嫡男・秀家。そして上杉謙信没後、景虎との家督争いを制した景勝。「三人の二代目」は家の存亡を懸け、信長軍との対峙を強いられる。和平か、それとも合戦か。家臣・親族の意見に翻弄されながら、二代目たちは苦難の道を行く――。
  • 小説 曲直瀬道三―乱世を医やす人
    -
    信長、秀吉、光秀の命を預かり、家康に医術を授けた名医がいた。 誰もが知りたかったその生涯がついに長編化!  いつ寝首を掻かれるかしれない戦国の世である。敵の大将を診ている医者に身を預ける行為は危険極まりないはずであった。しかし、多くの武将らが曲直瀬道三を頼ったという。  織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三傑をはじめ、天皇、足利将軍のほか、毛利元就、細川晴元、明智光秀、さらには千利休などが軒並み列挙される。よほど医術に長け、さらに人間的に信頼されていたにちがいない。  わたしは医学・薬学の世界を執筆の分野と決めて、日本の医学史を紐解くうち曲直瀬道三に出会った。患者を診察し、病態をつかみ、薬を処方するという、今日行なわれている、この当たり前の医療を実践、体系化したのが道三だった。その上、初めての民間医学校を建設、多数の門人を育てている。  市井の人々から多くの武将まで、わけへだてなく診た曲直瀬道三という医者は一体何者なのか。わたしはその生涯に深く興味を持った。それが本書を執筆する出発点だった。 (「あとがき」より)
  • 書籍 密教の聖地 高野山
    -
    空海が今も瞑想している高野山200年の史実 はじめに なぜ高野山なのか? 目次 第一章平安─鎌倉時代 空海による開基から武士の入山  空海の生涯にみる高野山成立と弘法大師伝説の誕生  空海と高野山の年表(平安時代まで)  空海と真言密教 密教とはいかなるものかを知る  密教の思想を描き表している曼荼羅を知る  貴族から武士へ。源平時代と高野山 高野山ゆかりの人物事典 1 藤原道長  2 足利義満  3 平敦盛・熊谷直実 第二章戦国時代 戦乱の中の高野山  上杉謙信・景勝越後の軍神も悩み多く二度にわたり高野山へ登った  武田信玄・勝頼 比叡山を焼き討ちした信長に怒りの書状を送りつけた  コラム 武田二十四将の一人馬場美濃守の墓  織田信長 武装化した聖地、覇王・信長と対峙  コラム 寺院に根付いた僧兵なる存在  豊臣秀吉 天下人・秀吉が聖地に刻みし足跡 高野山ゆかりの人物事典  4 北条早雲  5 明智光秀  6 柴田勝家  7 黒田官兵衛  6 筒井順慶 コラム 日本各地で誕生し、今も語り継がれる弘法大師伝説 コラム 弘法大師伝説マップ  真田昌幸・幸村 コラム 真田幸村の足跡とともにたどる高野山と大坂の陣  石田三成 第三章江戸時代 徳川政権下の高野山  徳川家康 戦国乱世に終止符を打ち、泰平の世を作り上げた  徳川秀忠・家光 徳川家霊台を造営。さらに空海の持仏堂を寄進  御三家 蓮花院と御三家と言われる尾張、紀州、水戸の徳川家との関係  佐竹義重 佐竹氏の全盛時代を築いた猛将  最上義光 上杉景勝の参謀、直江兼続の軍を破った  伊達政宗 政宗はもちろん仙台藩主であった代々の伊達氏の供養塔があり  前田利家 勝家に仕え、その後豊臣政権の中枢を担う存在  島津家久 「高麗陣敵味方戦死者供養塔」を建立  毛利元就 歴代当主による建牌や石塔の建立は数十に 高野山ゆかりの人物事典 9 浅野長矩  10 松尾芭蕉  11 大岡忠相  12 井伊直弼  13 市川團十朗 第四章近代 激動の世界情勢と高野山  明治初期の廃仏毀釈によりかつてない試練を経験  時代も宗派も超越した弘法大師の威徳に包まれる  女人禁制の聖地に赤ん坊の産声が響く コラム 主な日本の女人禁制地 高野山ゆかりの人物事典 14 陸奥宗光  15 高浜虚子  16 与謝野晶子  17 司馬遼太郎 巻末 古地図で訪ねる高野山境内 巻末 古地図で訪ねる高野山奥之院 おわりに 一度は体験してみたい密教の真髄 奥付 裏表紙

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  • 時空旅人別冊 ベストシリーズ 高野山 -武将たちが求めた安息の地-
    -
    弘法大師空海、御誕生1250年 目次 【巻頭特集】南方熊楠と高野山の土宜法龍 高野山  武将たちが求めた安息の地 【巻頭言】今も昔も多くの人々や魂が集う 高野山への誘い 第一章・平安─鎌倉時代 開基から武士の入山  空海の生涯にみる 高野山成立と弘法大師伝説の誕生  嵯峨天皇の庇護を受け紀州の霊山に伽藍を建立  空海入定し その存在は永遠となる  高野山霊宝館で観る 豊麗な仏教美術の数々  貴族から武士へ 源平時代と高野山  平清盛 弘法大師の化身と会い根本大塔を再建した  北条政子 源頼朝の妻が建てた現存の寺院と宝塔  【高野山ゆかりの人物事典】其の壱 藤原道長・足利義満・平敦盛・熊谷直実  古地図と古写真で訪ねる 高野山 境内・奥之院 第二章・戦国時代 戦乱の中の高野山  【寄稿】調査から探る 高野山の石塔と戦国武将の真の姿  武将たちが信仰せし霊峰  上杉謙信・景勝 世を捨て、高野山に隠棲しようとした  武田信玄・勝頼 その死から3年後、位牌が納められたと伝わる  装化した聖地 覇王・信長と対峙 信長の紀州攻めを受け あわや全山が戦場に  信長に焼かれた比叡山 辛くも免れた高野山  忘れ去られていた信長の墓 妹・お市たちの菩提寺  天下人・秀吉が聖地に刻みし足跡 秀吉の紀州攻めと青巌寺の建立  高野山を舞台にした豊臣親子の確執  奥之院に眠る豊臣一族の魂  【高野山ゆかりの人物事典】其の弐 北条早雲・明智光秀・柴田勝家・黒田官兵衛・筒井順慶 第三章・江戸時代 徳川政権下の高野山  江戸の泰平を築いた徳川家の人々も祀られる 徳川家康 三河の豪族から興り戦乱の世に終止符を打つ  徳川秀忠・家光 家光により高野山に建立された霊廟  徳川家霊台 絢爛豪華な須弥壇と厨子が残る  紀州と尾張の徳川家 高野山を手厚く保護、歴代藩主も眠る  破れし武士たちの御霊を鎮める真田家三代の人物像 真田昌幸・幸村 高野山に蟄居の後、武士の矜持を貫く  【ルポタージュ】真田幸村の足跡とともにたどる 高野山と大坂の陣  石田三成 生前に自らの墓を高野山に建立した  名だたる雄藩の廟所が並ぶ奥之院 佐竹義重 義を貫く志が格調高き霊屋から伝わる  最上義光 東北の雄にふさわしい威厳を放つ石塔  伊達政宗 仙台の本家と宇和島の分家が肩を並べる  前田利家 高野山にふさわしい禅を捉えていた武将  島津家久 累代に渡り「お骨上がり」を続けた島津家  毛利元就 高野聖・勢尊法印と師檀の関係を結んだ武将  【高野山ゆかりの人物事典】其の参 浅野長矩・松尾芭蕉・大岡忠相・井伊直弼・市川團十朗 第四章・空海の伝承 弘法大師・空海の生涯と高野山の開山  【寄稿】空海が到達した最高の境地 密教とは何か?  空海誕生 なぜ、仏の道に目覚めたか?  無名の沙門・空海 ついに海を渡る  34日間の漂流の末、赤岸鎮上陸  長安入京、唐の文化と密教の奥義を学ぶ  帰国した空海、入京の許しを待つ  空海、神の化身に導かれ高野山へ  空海から弘法大師へ……その存在は永遠となる  その後の高野山と真言密教の広まり 第五章・宿坊に泊まる 戦国武将と高野山の宿坊 時空旅人 SELECT SHOP 大人が観たい美術展2023 告知 奥付 裏表紙

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  • 時空旅人別冊 ベストシリーズ 高野山 空海が求めた密教の聖地
    -
    戦国武将が眠る霊峰 目次 高野山 空海が求めた密教の聖地 〈巻頭特集〉鎌倉殿と北条政子 頼朝を弔った政子の想いとは? 金剛三昧院 上杉謙信ゆかりの古刹に高野山文化歴史研究所がオープン 清浄心院 偉人たちの魂が集う超世の存在 なぜ高野山なのか? 高野山1200年、悠久の時を越えて、今──。 第一章・平安─鎌倉時代 開基から武士の入山  空海の生涯にみる 高野山成立と弘法大師伝説の誕生  嵯峨天皇の庇護を受け 紀州の霊山に伽藍を建立  空海入定し その存在は永遠となる  高野山霊宝館で観る 豊麗な仏教美術の数々  貴族から武士へ 源平時代と高野山  平清盛 弘法大師の化身と会い 根本大塔を再建した  北条政子 源頼朝の妻が建てた 現存の寺院と宝塔  【高野山ゆかりの人物事典】 其の壱 藤原道長・足利義満・平敦盛・熊谷直実  古地図と古写真で訪ねる 高野山 境内・奥之院 第二章・戦国時代 戦乱の中の高野山  武将たちが信仰せし霊峰  上杉謙信・景勝 世を捨て、高野山に隠棲しようとした  武田信玄・勝頼 その死から3年後、位牌が納められたと伝わる  武装化した聖地 覇王・信長と対峙 信長の紀州攻めを受けあわや全山が戦場に  信長に焼かれた比叡山 辛くも免れた高野山  忘れ去られていた信長の墓 妹・お市たちの菩提寺  天下人・秀吉が聖地に刻みし足跡 秀吉の紀州攻めと 根来寺の焼き討ち  秀吉、高野山を再興し 青巌寺を建立する  高野山を舞台にした 豊臣親子の確執  奥之院に眠る 豊臣一族の魂  【高野山ゆかりの人物事典】 其の弐 北条早雲・明智光秀・柴田勝家・黒田官兵衛・筒井順慶 第三章・江戸時代 徳川政権下の高野山  真田家三代の人物像 高野山に蟄居の後、武士の矜持を貫く 破れし武士たちの御霊を鎮める  真田幸村の足跡と共にたどる 高野山と大坂の陣  石田三成 生前に自らの墓を高野山に建立した  江戸の泰平を築いた徳川家の人々 徳川家康 三河の豪族から興り戦乱の世に終止符を打つ  徳川秀忠・家光 家光により高野山に建立された霊廟  徳川家霊台 絢爛豪華な須弥壇と厨子が残る  紀州と尾張の徳川家 高野山を手厚く保護、歴代藩主も眠る  名だたる雄藩の廟所が並ぶ奥之院 佐竹義重 義を貫く志が格調高き霊屋から伝わる  最上義光 東北の雄にふさわしい威厳を放つ石塔  伊達政宗 仙台の本家と宇和島の分家が肩を並べる  前田利家 高野山にふさわしい禅を捉えていた武将  島津家久 累代に渡り「お骨上がり」を続けた島津家  毛利元就 高野聖・勢尊法印と師壇の関係を結んだ武将  【高野山ゆかりの人物事典】 其の参 浅野長矩・松尾芭蕉・大岡忠相・井伊直弼・市川團十朗 第四章・近代 激動の世界情勢と高野山  世界へと船出した日本と高野山が受けた試練  女人禁制の聖地に赤ん坊の産声が響く  【高野山ゆかりの人物事典】 其の四 陸奥宗光・高浜虚子・与謝野晶子・司馬遼太郎 第五章 戦国武将と高野山の宿坊  無量光院  持明院  恵光院  光臺院  蓮華定院  蓮花院 時空旅人 SELECT SHOP バックナンバー 奥付 裏表紙

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  • 実況!空想武将研究所 もしも織田信長が校長先生だったら
    5.0
    もしも…戦国武将が小学校の先生だったら…!? 本能寺の変で織田信長が死んでいなかったら…!? 大坂城があべのハルカス級の高さだったら…!? 戦国武将がYouTuberだったら…!? サッカー日本代表が戦国武将イレブンだったら…!? 野球日本代表が戦国武将ナインだったら…!? 織田信長が内閣総理大臣だったら…!? 毛利元就の「三本の矢」が折れてしまったら…!? 武田信玄の「風林火山」に1文字加えるなら…!? 上杉謙信が義の武将ではなかったら…!? そんな楽しい「もしも」を空想武将研究所と一緒に空想しよう!
  • 実況!空想野球研究所 もしも織田信長がプロ野球の監督だったら
    -
    織田信長が読売ジャイアンツ監督だったら…!? 明智光秀が埼玉西武ライオンズ監督だったら…!? 武田信玄が東京ヤクルトスワローズ監督だったら…!? 上杉謙信が千葉ロッテマリーンズ監督だったら…!? 豊臣秀吉が阪神タイガース監督だったら…!? 真田幸村がオリックスバファローズ監督だったら…!? 毛利元就が広島東洋カープ監督だったら…!? 前田利家が福岡ソフトバンクホークス監督だったら…!? 徳川家康が中日ドラゴンズ監督だったら…!? 坂本龍馬が北海道日本ハムファイターズ監督だったら…!? ペリーが横浜DeNAベイスターズ監督だったら…!? 伊達政宗が東北楽天ゴールデンイーグルス監督だったら…!? そんな楽しい「もしも」を空想野球研究所と一緒に空想しよう!
  • 陣借り平助
    4.3
    「魔羅賀平助、ご助勢仕る」――緋色の愛馬を駆って颯爽と戦場に進み出た巨躯の若武者。人呼んで“陣借り平助”。名刀・志津三郎を腰に佩き、赤柄の傘鎗を自在に操る、並はずれた勇者であった。 そもそも安芸国厳島合戦で、毛利元就の陣を借り、無類の戦功を挙げた平助。以後、名だたる合戦で、必ず寡兵・劣勢の陣に加わることを信条とし、さらに士官の野心を微塵も持たぬ彼の名は、瞬く間に戦乱の世に轟いた。 今日もまた合戦に赴く平助。主は織田信長、敵は今川義元、向かうは尾張桶狭間。はたして平助を待ち受けるものは……。時代小説界随一の俊才が放つ、痛快無比の一大戦国ロマン、待望の電子化!
  • 人生が開ける 戦国武将の言葉
    3.0
    1巻510円 (税込)
    一本の矢はたやすく折れてしまうが、三本束にすると折れにくい。三人が力を合わせれば大きな力になる、と中国地方の覇者・毛利元就が息子たちに語ったという「三矢の訓え」は有名である。力のある者が天下を取り、一時でも気を抜けば命の保証すらないという時代にあって、戦国武将たちは生き残りをかけ、それぞれが知恵の限りを尽くした。そしてその真髄を言葉にし、家臣や家族、時には敵となる武将たちに向けて語った。「金で人を使おうとすれば必ず離れていく」「トップの決裁を仰ぐ時は、案を二つ出せ」「天下の政治は、四角い重箱に丸い蓋をするように」「その道のプロにならなければ情報は集まらない」など、現代にも通じる言葉の数々を紹介。ビジネスの現場で活きる知恵、部下指導の心得、組織を束ねる者の才覚、人生訓、機知に富んだひと言などとともに、その言葉が語られた背景やできごとを解説。武将たちの人間的魅力にも迫る一冊。

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  • すごい ヤバい 戦国武将図鑑
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 すごいとヤバいで戦国武将の生き様がまるわかり! 戦国の世を駆けぬけた武将たちのすごい経歴、数々のヤバいエピソードを彼らの特徴をとらえたイラストを交えてわかりやすく解説。 人間味があふれる逸話から耳を疑うようなとんでもないエピソードまで歴史に名を残す武将たちの個性を あますところなく色濃く紹介、豆知識も満載です! 楽しい歴史読み物としてはもちろん、日本史と戦国武将の世界により深く興味が湧いてくる一冊です。 【はじめに】 「ヤバい」という言葉は、もともとは「危ない」という意味で否定的に使われていましたが、 現代では肯定的な意味でも使われています。 良い意味でも悪い意味でも危ないということなら、戦国武将ほど「ヤバい」人物は、ほかにいないと言っていいでしょう。 戦国武将は、土地を治める領主であり、主君として家臣に命令をする立場にありました。 しかし、中国の皇帝のような専制君主ではありませんでしたから、命令したからといって、 必ずしも家臣が素直に聞くとは限らなかったのです。 命令を聞かないからといってすぐに殺してしまうような本当に危険な主君であれば、家臣の心が離れ、 万が一敵に攻められた時ときには裏切られてしまったことでしょう。 とはいえ、命い令を聞かないことを黙く認する惰弱な主君であれば、いずれ家臣に謀反をおこされたにちがいありません。 厳格ではありつつも思いやりのあるという二面性をもった武将でなければ、戦国の乱世 を生き抜くことはできなかったはずです。 江戸時代になると、戦国武将の「すごい」あるいは「ヤバい」言動や行動が書物として読まれるようになりました。 当時の武士からしても、戦国武将の生き様は参考になったからです。本書で紹介しているのは、そのように少しぶっ飛んだ戦国武将です。 もちろん、戦国武将にまつわる話がすべて史実とは限りません。ただ、成功した話だけでなく失敗した話も伝えられてきたということは、 それだけ戦国武将が愛されてきた証拠といえるのではないでしょうか。 小和田泰経 【もくじ】 1章 英雄だって人間だ! 三英傑は残念エピソードの宝庫 織田信長/豊臣秀吉/徳川家康 2章 あの人ともやらかしていた! 意外に残念な人気武将たち 上杉謙信/石田三成/伊達政宗/斎藤道三/明智光秀/毛利元就 3章 暴れん坊からヘタレまで 東日本の大名・武将たち 本田忠勝/水野勝成/井伊直政/小山田信茂/直江兼続/織田長益 福島正則/織田信雄/斎藤龍興/小田氏治/森永可/本田忠朝 4章 ハチャメチャな逸話がいっぱい 西日本の大名・武将 松永久秀/大友宗麟/小早川秀秋/竜造寺隆信/荒木村重/細川忠興 細川政元/島津忠恒/大内義隆/薄田兼相 コラム じつはヤバくない武将たち1:織田信長を苦しめた武将たち じつはヤバくない武将たち2:親の威光に苦しんだ跡取り息子たち ちょっとヤバい武将たち1:しっかりしていなかった室町将軍 ちょっとヤバい武将たち2:謀反、裏切り何でもアリ!の武将たち
  • 瀬戸内の海賊―村上武吉の戦い【増補改訂版】―
    4.0
    1巻1,232円 (税込)
    激動の戦国時代、織田信長、毛利元就を翻弄し、瀬戸内を縦横無尽に駆けた「村上海賊」。彼らはいかに生き、 戦ったのか? 第11回本屋大賞『村上海賊の娘』主人公誕生のきっかけを作り、作者・和田竜氏が全幅の信頼を寄せる「海賊研究」の第一人者が最新調査で迫る決定版。和田氏創作の裏話にも及ぶ「海賊対談」も所収。
  • 戦国下克上の新常識
    -
    1巻1,100円 (税込)
    戦国史に残る下克上を果たした乱世の梟雄たちの伝説! <p>【戦国史上最も裏切られた武将・織田信長】 信長ほど裏切られた戦国武将はいなかった!? 生涯数十の裏切りにあった信長の裏切りの歴史を紐解く! <p>【秀吉と家康 裏切りの天下取り】 織田家を簒奪した秀吉 豊臣家を滅ぼした家康 秀吉と家康の裏切りの天下取りのすべて!!<p>【大内・尼子・毛利 三つ巴の謀略戦】 毛利元就・尼子経久・大内義隆…稀代の梟雄たち三つ巴戦い! 戦国史に残る謀将たちの覇権争いを徹底解説!!<p>北条早雲 斎藤道三 斎藤義龍 三好長慶 松永久秀 三好三人衆 毛利元就 尼子経久 宇喜多秀家 明智光秀 浅井長政 小早川秀秋 穴山信君 朝倉景鏡 津軽為信 島津忠良…<p>下克上を果たした武将たちの真実と真相を徹底解説します。
  • 戦国時代ミステリー
    -
    裏切りの「真相」、大番狂わせの「裏側」、名武将たちの「死因」――「歴史の分岐点」はまだまだあった!<謀反>毛利元就「主君の仇」の裏に隠された真実<合戦>川中島の戦い――信玄vs.謙信の一騎打ち伝説の真相<自害>天下一の茶人・千利休はなぜ切腹させられたのか?<暗殺>実の母親に殺されかけた伊達政宗<下剋上>親子二代で成り上がった斎藤道三の“国盗りの謎”歴史が大きく動くような出来事が起こったとき、同時に「知られざるドラマ」も生まれる。激動の戦国時代では、次々と勢力図が変わるなかで、数々の謎、奇談、伝説が語られてきた。こうした戦国時代のミステリーから、「もうひとつの真実」が浮かび上がってくるのだ。

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  • 戦国時代を駆け抜けた武将銘銘伝
    完結
    -
    激動の時代を生きた19人の戦国武将に迫る! 知れば知るほど面白い戦国時代と武将たちについて、分かりやすくまとめました! [目次] 第一章 東北・北陸の戦国武将 第二章 関東・甲信地方の戦国武将 第三章 東海・近畿地方の戦国武将 第四章 西日本の戦国武将 コラム 武将たちが天下取りをめざして、力の限り戦いあった戦国時代。 彼らが繰り広げたドラマは、令和になった現代でも色褪せるどころか さらなる輝きを持って、私たちにさまざまなメッセージを送っています。 真相は誰も分からない、だからこそ、歴史ロマンが掻き立てられるのです。 本書では、伊達政宗、上杉謙信、朝倉義景、柴田勝家、前田利家、 北条早雲、武田信玄、徳川家康、 斎藤道三、織田信長、豊臣秀吉、松永久秀、明智光秀、石田三成、 長宗我部元親、毛利元就、宇喜多直家、尼子経久、島津義弘ら 19人の戦国武将を地域別に取り上げ、彼らが歩んできた道や人となり、 知っておきたいエピソードなどを分かりやすく紹介しています。 名前は知っているけれど、詳しくはよく分からない…… そんな時にぜひ手に取りってほしい1冊です。 テレビドラマや映画、マンガやゲームの舞台にもなることの多い戦国時代。 基礎知識が頭に入ると、もっと深く面白く楽しめるようになりますよ!
  • 戦国十二刻 始まりのとき
    4.3
    守護である土岐頼芸を討たんとする蝮の異名をもつ斎藤道三。そのもとに土岐一族の重鎮の首を持参したという十兵衛なる侍が現れるのだが……。秘められた因縁に驚愕必至の「因果の籤」ほか、毛利元就、竹中半兵衛ら名だたる軍師たちの運命を決定づけた二十四時間。応仁の乱から関ヶ原の合戦へ――戦乱の時代を貫く因果を、大胆な歴史解釈と緻密な構成で活写する全八編!
  • 戦国大名の城を読む 築城・攻城・籠城
    4.0
    武田信玄、北条氏康、毛利元就、織田信長、豊臣秀吉、加藤清正、徳川家康、藤堂高虎、伊達政宗……戦国大名の城を通して、彼らの野望や戦略を読む!
  • 戦国の雄と末裔たち
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦国に覇をとなえた織田信長や武田信玄、毛利元就、今川義元から、平安王朝に反逆し、古代東国を揺るがした平将門、南北朝の動乱を翔た足利将軍家、新田義貞など、乱世に活躍した英雄の血脈を伝える末裔たちは、江戸時代から幕末・明治までどのような道を経てきたのか。日本各地に歴史の現場をたずね、彼らが辿った波瀾と流転の軌跡をさぐり出す。
  • 戦国BASARA 烈伝 伊達政宗/石田三成/松永久秀
    5.0
    人気ゲーム「戦国BASARA」から、特に人気の高い武将たちにスポットをあて、列伝形式でオリジナルエピソードをつづる! 【伊達政宗】天下を目指す、独眼竜に予期せぬ強敵が立ちはだかる! 【石田三成】戦場をひた走る三成、彼がその純粋なる魂で見たものとは!? 【松永久秀】松永久秀は、己が求める”宝”を、織田軍との戦いの中に見出す――。
  • 戦国武将キャラ図鑑
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 生死をかけて戦う、「怖い」「近寄りがたい」と言われている武将たち。 でも心やさしく、人間味にあふれているんです。 そんな武将たちの“キャラ”を、人気イラストレーターのいとうみつる氏がゆる~く、かわいく描きました。 武将の力の採点表、得意ワザ、活躍した戦い、含蓄のあることばなど時代背景と共に、どの武将も楽しく読めます。 大人も子ども楽しめる戦国歴史図鑑です。 【内容】 PART1|武将の誕生!平安・鎌倉・室町時代  平将門/平清盛/源頼朝/源義経/足利尊氏 PART2|武将が大活躍!戦国時代から大坂夏の陣まで  北条早雲/毛利元就/北条氏康/今川義元/武田信玄/上杉謙信/武田勝頼/上杉景勝/織田信長/浅井長政/朝倉義景/柴田勝家/明智光秀  豊臣秀吉/前田利家/長宗我部元親/伊達政宗/徳川家康/石田三成/島津義弘/宇喜多秀家/大谷吉継/本多忠勝/井伊直政  加藤清正/後藤又兵衛/真田幸村/真田昌幸/真田信之 [歴史を変えた戦い]  源平合戦/桶狭間の戦い/川中島の戦い/長篠・設楽原の戦い/本能寺の変/関ヶ原の戦い/大坂冬の陣、大坂夏の陣  戦国武将年表 [その他の登場キャラクター]  北条政子/山本勘助/お市の方/おね、淀殿/島津義久、歳久、家久/武蔵坊弁慶/直江兼続/半兵衛、官兵衛/島左近   【著者紹介】 イラストレーター:いとうみつる 東京都生まれ。広告デザイナーを経て、イラストレーターに転身。“ゆるくコミカル”なキャラクターデザインを得意としている。 2014年に出版された「栄養素キャラクター図鑑」シリーズ(日本図書センター)が大人気。 監修:小和田哲男(おわだ てつお) 1944年、静岡市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。静岡大学名誉教授。専門は戦国時代史。 近著に「戦国武将の実力 111人の通信簿」(中公新書)など多数。趣味は城めぐり。
  • 戦国武将直伝 国家経営の論理と哲学
    -
    今から500年ほど前の日本。群雄割拠する戦国時代。天下取りを目指して知略を尽くしていた武将たち。自国の領地・民を守り如何にすれば他国を屈服させられるか。その先に見えてくる天下の平定。彼らは何に重きを置いて動いていたのだろうか。本書は、毛利元就、武田信玄、織田信長、豊臣(羽柴)秀吉、徳川家康、伊達政宗の6人にインタビューするかたちで、彼らの思想・行動の原理を解き明かしている。インタビューは架空だが、史実に基づいての受け答えはリアルであり、国家経営の要諦に迫っている。鉄砲の弱点に失望するよりも長所を最大限に生かすことに工夫を凝らした信長は、領内の関所を撤廃した。現代的に言えば関税・公共料金の廃止。すれば、領内に商人、民間企業が集まり経済が活発化して国が栄える。同時に各地からの情報も必然的に数多くもたらされる。情報の蓄積は次の行動の道標になる。時代の動きに敏感で異能のリーダーでもあった信長だが、人間の機微の把握には疎く本能寺の変に倒れる。人間の喜怒哀楽・愛憎の本質は時代を超えて不変である。力のみを頼りにすれば人間は傲慢になり暴走する。論理だけを頼りにすれば人心の機微を見失ってしまう。多様でそれぞれに違う個性をもつ人間を納得させてひとつの方向に導くことは至難の業。国・組織を動かすということはそういう難しさを超えたところにある。  <目次> 第一章 毛利元就~天下を呑む下剋上の組織術 第二章 武田信玄~情報ネットワーク戦略 第三章 織田信長~商人に学んだ自己啓発の極意 第四章 豊臣(羽柴)秀吉〜天下取りの決断 第五章 徳川家康~天下無双の交渉術 第六章 伊達政宗~奇想天外の企画術
  • 戦国武将 生死を賭けた烈語
    値引きあり
    -
    「勝っても上向かず、負けても下向かず」(伊達政宗)「人が一心に致す仕事に、とやかく申すものではない」(織田信長)「この世は謀の多きが勝ち、少なきは負ける」(毛利元就)…明日をも知れぬ、激動の日々を過ごした戦国武将たちの含蓄ある言葉。その言葉が発せられた場面を鮮かに活写!その虚実を問うよりも、背景にある武将たちの研ぎ澄まされた精神の真髄に触れてほしい。 (底本発行日:2009/12/01)
  • 戦国武将の名言に学ぶ ビジネスの極意
    完結
    -
    戦国武将たちの名言を知り、その考え方やビジョンをビジネスに活かす! 激動の時代を生きた武将たちの名言を、現代のビジネスシーンに合わせて解説した1冊。 [目次] 第一章 南北朝時代~室町時代の武将が残した名言 第二章 戦国時代の武将が残した名言 第三章 戦国時代~安土桃山時代の武将が残した名言 第四章 安土桃山時代~江戸時代初期の武将が残した名言 天下統一を目指し、群雄割拠していた戦国の武将たち。 彼らが残したさまざまな名言は、まさに現代のビジネスシーンに役立つものばかりです。 武将たちが命懸けで守った「国」や「家」は、 私たちが属している会社や職場になぞらえることができます。 仕事に対する取り組み方、部下や上司との付き合い方、リーダーシップの取り方、 自分自身の律し方など、ビジネスシーンにつきものの迷いや悩み、課題は、 その対象こそ違いますが、武将たちも同様に腐心していたことでしょう。 逆に言えば、だからこそ現代のビジネスパーソンの心に響く言葉が、たくさん残されているのです。 本書では楠木正成から足利尊氏、朝倉孝景、北条早雲、毛利元就、武田信玄、上杉謙信、 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、加藤清正、真田信繁、伊達政宗、井伊直孝まで、 南北朝時代から江戸時代初期までを生きた主な武将たちの名言を紹介。 それぞれ、現代のビジネスシーンにからめつつ解説しているので、 頭にスムースに入っていくはずです。 時代の流れに沿いながら、各武将の功績やエピソードにも言及しているので うろ覚えだったり忘れていたりする戦国史をざっくり振り返ることもできます。 武将たちの名言を胸に、現代のビジネスシーンを果敢に戦い抜いていきましょう。
  • 戦国武将の病が歴史を動かした
    3.0
    小早川秀秋は関ヶ原の戦いの最中に突然西軍を裏切ったのだが、これは異例のことである。何でもありの戦国時代でも日和見は非常に嫌われており、裏切りが遅れるとたとえ寝返った側が勝っても罰を受ける可能性があった。なかなか寝返りに踏み切らなかった小早川の判断力低下は、実はアルコール性肝硬変が引き起こした肝性脳症が原因であったと著者は考える。昔の武将たちは十一歳から十七歳の間に元服して大人の仲間入りをしたので、若くして酒浸りになる者が多く、小早川は数え十九歳でアルコール性肝硬変になってしまったのだ。そして遅れに遅れた裏切りが、結果的には絶妙な作戦となり、東軍勝利を決定づけたのである。そのほか、長らく謎とされてきた豊臣秀吉の死因や、信長軍を撃破した直後の上杉謙信を死に追いやった病などを、当時の史料に基づいて明確に診断する。 〈本書に登場する“患者”の皆様〉●武田信玄――裏切りのショックが病死につながった ●上杉謙信――信長軍に勝利した直後の死 ●織田信長――「本能寺の変」がなくても早晩亡くなった? ●豊臣秀吉――謎の死の原因を解明 ●前田利家――家康との和解をもたらした病気 ●徳川家康――「健康力」で天下取り ●徳川秀忠――移動する皮下腫瘤の怪 ●小早川秀秋――脳の病が生んだ「支離滅裂」ぶりが脅威となった ●吉川元春――元春の病死が広家の西軍見殺しの一因となった ●池田輝政――実現しなかった「豊臣と徳川の共存」 ●蒲生氏郷――寿命戦争で家康に敗北 ●宇喜多直家――「尻はす」という謎 ●筒井順慶――「洞ヶ峠」のストレスはすさまじかった ●毛利元就――七十一歳のときの子どもが、のちに大名となった ●伊達政宗――ドクターそこのけの健康通

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  • 戦国武将の養生訓
    -
    足利義輝、毛利元就、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康……。戦国の英雄たちが、こぞって頼りにした曲直瀬道三(まなせどうさん)。「日本医学中興の祖」と称される名医だ。道三の説く医療とは、衣食住の何事にもほどほどを心がけた生活と、正しい男女の交合だ。健康法をわかりやすく歌にした『養生誹諧』と、松永久秀に献上したとされる『黄素妙論』。今までほとんど知られていなかった史料を基に、戦国武将の養生法と房中術を紹介する。

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  • 戦国武将100選
    3.0
    戦乱の世に、全国各地で鎬を削った戦国武将。 彼ら、戦国武将たちはどのような人物であったのか。 戦国武将を知るための決定版が本書です。 一挙、総勢100名の戦国武将を地域別、年代別に紹介、彼らの人物像を分かりやすく解説します。 戦国武将を知るための入門書として、 また、戦国時代を学ぶための参考書として、本書を有効にお役立てください。 第一部 群雄割拠期の勇将たち 伊達政宗、北条早雲、上杉謙信、武田信玄、今川義元、浅井長政、毛利元就、大友宗麟ほか 第二部天下統一期の猛将たち 織田信長、明智光秀、前田利家、豊臣秀吉、加藤清正、山内一豊ほか 第三部 東西決戦期の闘将たち 豊臣家康、黒田長政、石田三成、毛利輝元、直江兼続、真田昌幸、小早川秀秋、豊臣秀頼、真田幸村ほか
  • 戦国武将100列伝
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、斎藤道三、細川藤孝、黒田官兵衛、毛利元就…。戦いに明け、戦いに暮れた戦国の主な武将たちを、東北から九州まで100名選び、その素顔を紹介する。【「TRC MARC」の商品解説より】 目次 【東北編】目次 芦名盛氏 南部信直 最上義光 津軽為信 片倉小十郎 伊達政宗 秋田実季 【関東編】北条早雲 太田道潅 里見義堯 北条氏康 北条氏政 佐竹義重 他【甲信越編】 【東海編】 【北陸編】 【近畿編】 【中国・四国編】 【九州編】など (※本書は2020/3/16に発売し、2021/12/30に電子化をいたしました)
  • 戦国武将ぴあ
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※電子書籍版には、表紙画像や中吊り画像に掲載されている一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または一部の画像が修正されている場合がありますので、内容をご確認の上、お楽しみください。 多くの武将が群雄割拠し 覇者となるのを夢見た戦国時代。 NHK大河ドラマで話題の明智光秀をはじめ、 世代を超えて人気を集める織田信長・石田光成・真田幸村の三武将、 さらに武田信玄、上杉謙信など、総勢16人の武将ゆかりの地を紹介。 武将たちが各地に遺した痕跡をたどり いざ、歴史ロマンあふれる旅へ 出かけてみませんか。 <content> ◎巻頭特集:明智光秀の生涯を歩く ・謎に満ちた前半生を探る ・光秀出世譚の舞台をゆく ・丹波攻略の鍵となった城をめぐる ・日本史を揺るがす事件の現場を辿る ◎特集1:人気の三武将の聖地をめぐる ・織田信長(清須・名古屋/岐阜/安土) ・石田光成(長浜/佐和山) ・真田幸村(上田/大阪) ◎特集2:戦国武将ゆかりの地ガイド 伊達政宗/直江兼続/上杉謙信/北条氏康/武田信玄/真田信之 徳川家康/豊臣秀吉/毛利元就/長宗我部元親/黒田官兵衛/加藤清正 ◎特集3:武将たちが闘った古戦場をゆく 桶狭間の戦い/第四次川中島の戦い/長篠の戦い/関ヶ原の戦い ◎小企画 戦国武将ゆかりの武具 戦国武将の姫列伝 戦国武将ゆかりの御城印・御朱印 戦国武将たちの居城
  • 戦国武将名言録
    3.7
    常に自らの死に直面した戦国武将。その緊張感は、彼らをして現代にも通じる多くの警句を残させた。例えば、「敵に塩を送る」という言葉がある。上杉謙信のエピソードに由来し、「苦境にある敵を助ける」という意味で人口に膾炙している。しかし、彼の本心は、人の弱みに付け込んで姑息な手段を取るものではないというところにあったのではあるまいか。本書では、天下を制した織田信長、豊臣秀吉、徳川家康を始め、武田信玄、上杉謙信、毛利元就、伊達政宗などの戦国をリードした人物はもちろん、なるべく多くの武将の言葉を拾うことを心がけた。時代の風を読み、情況に応じて自在に変化する男たちの口をついて出た言葉は、日々変化を続ける現代に生きるわれわれにとって、またとない人生教科書だ。「言葉は人なり」の事例を、歴史作家が丁寧に掘り起こす人物読本。

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  • 戦国武将列伝 <疾>の巻
    -
    室町幕府の力が失墜し、勢力をめぐって各地の武将たちが激しい戦いをくりひろげた乱世。戦国時代の武将たちの生き様を描くシリーズ。第1弾<疾>の巻では、天下統一を目指した戦国の風雲児・織田信長を中心に、明智光秀、高山右近、斎藤道三、毛利元就の5人を取り上げる。関係図や年表など関連資料も掲載。豪華・巻頭口絵カラーイラスト付き!
  • 戦国 名将の条件・参謀の条件
    -
    群雄割拠した戦国の世。武人であると共に一流の教養人でもあった戦国大名達の生きざまは、現代に生きる我々にも多くの学ぶべきことを伝える。―毛利元就、伊達輝宗など名将の出処進退。黒田如水、島左近らにみる名参謀の条件。父を凌げないままに滅んでいった2世達。本書は丹念に史実を追いながら、著者独自の冷徹な視点で、トップのあり方、参謀のあり方、後継者の育て方を考える。混迷多き現代に生きるビジネスマンのための指針の書。

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  • 千秋 1巻
    完結
    5.0
    全1巻660円 (税込)
    燃える大坂城。豊臣秀頼が死路の供に選んだのは、正妻の千姫ではなく愛妾の小石だった。亡き夫と愛を育めなかった千姫は、秀頼と瓜二つの本多平八郎と出会い、平八郎の優しさに惹かれてゆく…。 徳川家康の孫娘・千姫と本多平八郎忠刻の純愛を描いた『千秋』。千姫の夫・秀頼と側室・小石の純愛を描いた『恋ひあまりの夜』。戦国の雄・毛利元就の戦いを描いた『毛利元就-川の行方-』の3編を収録した、戦国ロマン・アンソロジー!
  • 全国「武将印」徹底ガイド 見どころ・楽しみ方がわかる
    完結
    4.0
    全1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ デザインの解説から発行情報、集印帳まで。 ★ この 1 冊で『鑑賞&収集』が さらに深く楽しめる! ★ 限定版・コラボ・「姫の印」などの バリエーションを豊富に紹介。 ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ お城や歴史好きな人の間で ブームとなっている御城印は、 お城めぐりの楽しみの一つとして定着しつつあります。 そのブームに更に拍車をかけているのが、 武将をテーマとした「武将印」で、 全国のお城や観光協会などで 発行・販売されています。 武将印第一号は、上州真田武将隊商い処 松之屋が発行した「沼田平八郎景義」の 武将印が日本で最初と考えられています。 現在は全国で200種類以上が 発行されています。 本書では全国の武将印の解説と、 各武将の略暦、武将ゆかりの 観光スポットなどを徹底的に紹介。 一般に販売されている武将印に加え、 イベント記念の限定版やバージョン違い、 またお城や観光協会が販売している オリジナルの御城印帳なども掲載しています。 お城や観光スポットへ行くときに ぜひ一冊持ち歩いて、歴史めぐりを 楽しんでください。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 織田軍 織田信長/明智光秀/森蘭丸/松永久秀/織田信秀/織田信勝/織田信包/織田秀孝 ☆ 真田軍&lt;/br&gt&lt;; br&gt;真田信繁(幸村)/真田昌幸/真田信之/真田幸綱(幸隆)/真田信綱/真田幸昌/鈴木忠重/矢沢頼綱/小山田茂誠/河原綱家/片倉重綱(重長)/片倉守信 ☆ 豊臣軍 豊臣秀吉/島左近/後藤又兵衛/石田三成/豊臣秀次/豊臣秀頼/三法師(織田秀信)/竹中半兵衛/福島正則/加藤清正/黒田官兵衛/大谷吉継/毛利勝永/羽柴秀長/可児才蔵/九鬼嘉隆/筒井順慶/長宗我部元親/長宗我部盛親/堀尾吉晴/堀尾忠氏/島津義弘/明石全登 ☆ 徳川軍 徳川家康/井伊直政/藤堂高虎/丹羽氏次/伊達政宗/本多忠勝/松平直政/水野勝成/横田内膳/加藤貞泰/中村一氏/中村忠一 ☆ 毛利軍 毛利元就/小早川隆景/吉川広家/末次元康/村上武吉 ☆ 尼子軍 尼子経久/尼子晴久/山中鹿介 ☆ 大友軍 大友宗麟/高橋紹運 ☆ 上杉軍 上杉謙信/長野業正/宇佐美定満/前田利益 ☆ 足利軍 足利義輝 ☆ 今川軍 今川義元 ☆ 浅井軍 浅井長政/沼田景義 細川忠興 【姫の印】 お市の方/小松姫/阿梅姫/大祝鶴姫/円珠姫/帰蝶/煕子/竹林院/村松殿/細川ガラシャ/山手殿…など 【ゆざわ御城プロジェクト】 雑賀孫市/土岐頼芸/北条氏綱/三好長慶
  • 戦うリーダーのための 決断学
    -
    生きるか死ぬか! 自らの決断が、自身ばかりか、一族・家来の生死を決めるという時代のなかで、究極の選択を迫られつづけた戦国武将たちは、いかにしてその迷いを断ち切り、意を決したのだろうか? 歴史を動かした男たちの生死の場面・ドラマを事例としてあげ、その成功と失敗に、現代の企業リーダーが学ぶべき法則を見出す。[構成]は(1)すべてはトップで決まる…部下がよろこぶトップダウンとは…(2)いまこそ人事に集中せよ…部下の長所を見出した抜擢人事…(3)情報の選択を誤るな…リーダー・信長が下したもう一つの決断…(4)覚悟を決めろ…「厳島の戦い」にみるリーダーとしての毛利元就…(5)危機を好機に変える力…既成概念にとらわれなかったリーダーたち…(6)撤退を怖れるな…撤退で成功したリーダー・失敗したリーダー…(7)継承してこそ価値がある…後継者対策が抜群だった徳川家康…以上7つの側面から、厳しい時代を生き抜くリーダーに求められる生き様を探る。

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  • 地形で読みとく合戦史
    3.0
    三方ケ原の台地を利用し、家康を敗走させた武田信玄。情報操作で敵の大軍を狭い厳島におびき出し、一気に壊滅させた毛利元就。支城をつぎつぎと攻め落として、ついに「難攻不落」といわれた小田原城を攻略した豊臣秀吉――。歴史に名を残した武将たちは、「地の利」を活かし、敵の裏をかく戦術に長けていた。本書は、古戦場の地形からその合戦模様を読みとく。要衝をおさえ敵軍を迎え撃つか、峠や深田に誘い込んで奇襲をかけるか、川を前にして防衛線をはるか、それとも「背水の陣」をとるか…。合戦をその名前から、原・川・橋・島・山・峠・畷・狭間・城などの舞台ごとに分類し、それぞれどのように戦いが展開したのかを論じる。源義経、足利尊氏、織田信長、徳川家康…戦功者はその地の戦略・戦術上の価値をいかに見出し、作戦を練りあげたのか。源平の合戦から関ケ原の戦いまで、日本各地の歴史舞台が物語る、巧妙な駆け引きの合戦劇!!

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  • 地図で旅する!日本の名城
    完結
    -
    【本書の特徴】 単なる城の解説・紹介のみならず、全国の鉄道路線、主要駅が入った正縮尺の日本地図に掲載し、城や関連史跡に関するコメントを加えた「城攻めMAP」は城好きなら必見。。 地図上には城や関連史跡についてのコメントも挿入し、見ているだけで楽しめるものになっています。 さらに名城をめぐるモデルコースなど、ガイドブック制作を得意とする弊社ならではの特集も掲載。 著名な攻城戦の図解、戦国武将ゆかりの城紹介、北海道から沖縄までの地域別名城解説など、城めぐりの際には必読・必携のガイドブックです。 近年人気の御城印もコラムで取り上げました。 監修は、日本の城郭研究の第一人者で、大河ドラマの城郭考証も務めた千田嘉博先生です。 A2判両面大判地図の「戦国群雄割拠MAP」「江戸三百藩塗りつぶしMAP」を付録とした充実の1冊です。 【掲載テーマ】 ★「絶対に行きたい名城10」 全国の名城の中でも一度は訪ねたい10の城を、千田嘉博先生のコメント付きで紹介。 ★「城攻めMAP」 沖縄から北海道まで全国に点在する主要な城約1000城の所在地がわかる、城や関連史跡についてのコメント、鉄道路線・駅名入りの地図。 ★「地図で深読み!  五大攻城戦」 長篠の戦い、小田原攻め、大坂の陣、箱館戦争、西南戦争を、布陣図と現代の地図の比較、城とその周囲に残る史跡から読み解く。 ★「名城めぐりモデルコース」 会津若松城、江戸城、小田原城、駿府城、姫路城、しまなみ海道の城、熊本城への旅をモデルコース仕立てでガイド。所要時間の目安はもちろん、食事処情報や博物館・資料館などより城めぐりを楽しめる情報をあわせて掲載。 ★「現存十二天守」 弘前城、松本城、犬山城、彦根城、姫路城、高知城、熊本城……近代以前の天守が現存する12の城を縄張り図とともに紹介。 ★「戦国武将ゆかりの城」 信長、秀吉、家康の三傑はもちろん、明智光秀や武田信玄、上杉謙信、毛利元就、伊達政宗、真田一族など、名だたる戦国武将が築き、根拠とした城を武将の略歴や肖像とともに掲載。 ★「地域の名城」 全国の古代から近代までに築かれた名城を、都道府県ごとに解説・紹介。すべての城に交通アクセスを含む見学情報つき。
  • 手紙が語る歴史秘話 書簡と現代語訳で日本史の裏側を読み解く ~戦国武将から明治の文人まで~
    完結
    4.5
    全1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★ 貴重な資料を所蔵元の専門家が詳しく解説! ★ 年表や相関図、ゆかりの地で深堀も。 ★ あらたな視点で語られる「あの出来事」、 家臣や友人にみせた「意外な素顔」 ★ 親しい人への私信に垣間見える日常や家族のありかた…。 ★ 激動の時代を生きた人物たちの足跡と、 息づかいを感じる人気の連載が1冊に! ◆◇◆ 本書について ◆◇◆ 裸一貫から天下人に登りつめた豊臣秀吉、 江戸幕府を開いた徳川家康、 薩長同盟の成立に尽力した坂本龍馬…。 私達が歴史上の偉人に思いを巡らせる時、 映画やドラマ、時代小説に描かれたイメージが 浮かんでくることが多いのではないでしょうか。 後年に創作された逸話や伝聞ではない、 生身の姿を描くことは難しいものです。 そうした時に手掛かりとなるのが、 その人物が自ら記した手紙です。 記された内容は差出人の人柄だけでなく、 その時代の空気感までも伝えてくれます。 また、個性溢れる筆跡にも性格が表れているようで、 遠い過去に生きた人物がぐっと身近に 感じられることもあるかもしれません。 貴重な歴史資料でありながら 様々な楽しみ方ができるのは、 直筆の手紙ならではだと思います。 戦国や幕末といった時代の転換期の 緊迫感が感じられるようなものから、 日本を代表する作家の交友関係を伝えるもの、 家族への愛情に溢れたものまで様々。 その中から四〇点を厳選し、 相関図やゆかりの史跡などを加えて纏めたのが本書です。 日本史上の事件の舞台裏を覗いたり、 偉人の意外な素顔と出合ったり、 はたまた手紙の筆跡に注目したり。 それぞれの楽しみ方で読んでいただければ幸いです。 ◆◇◆ 主な目次 ◆◇◆ ☆ 戦国時代 * 毛利元就→三人の息子 * 浅井長政→阿閉甲斐守 * 明智光秀→土橋重治 * 豊臣秀吉→滝川一益 * 徳川家康→浅野長政 * 徳川秀忠→結城秀康 ・・・など ☆ 江戸時代 * 直江兼続→松本高次 * 勝→本居宣長 * 平賀源内→宮脇又右衛門 * 十返舎一九→藤森善兵衛 * 原惣右衛門→超倫子六左衛門 * 松尾芭蕉→句空 ・・・など ☆ 江戸幕末期 * 河井継之助→河井代右衛門 * 坂本龍馬→乙女 * 沖田総司→佐藤彦五郎 * 高杉晋作→木戸孝允 * 渋沢栄一→千代 * 徳川斉昭→徳川慶恕 ・・・など ☆ 明治以降 * 樋口一葉→くに * 太宰治→井伏鱒二 * 芥川龍之介→山本喜誉司 * 福澤諭吉→鐘 * 夏目漱石→藤代禎輔 * 徳川慶喜→筆子 ・・・など
  • 天命~毛利元就武略十番勝負~
    3.5
    大内、尼子の二大勢力に翻弄される弱小国人・毛利家の次男に生まれた元就。兄を亡くし、図らずも大将となった元就は、いつ敵方に寝返るとも知れぬ家臣たちをまとめ、乱世を生き抜くために必死で足掻く。自らも九死に一生を得て己の天命を悟った男は、幾度も哀しみから立ち上がり、武略に長けた逞しい武将となっていく。毛利元就の戦いの生涯を描く傑作歴史小説。
  • 東大教授が教える 日本史の大事なことだけ36の漫画でわかる本
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 劇画ありギャグありBLあり実録モノありの漫画で、笑いながら一気読み! 授業ではとても覚えきれなかった「日本史」、 本書にある大事なことだけつかめば簡単に理解できて、こんなにも面白い! 日本史に燦然と輝く英傑や将軍たち、お姫様たちの実像から、権門体制論や東国国家論などの歴史学論争まで、これさえ押さえておけば古代~幕末の日本史重要事項がざっくり頭の中に入ります。 ◆第1章 英雄の真実 織田信長・豊臣秀吉・徳川家康・源頼朝 ◆第2章 毒武将列伝 北条義時・足利尊氏・毛利元就・斎藤道三・松永久秀・宇喜多直家 ◆第3章 貴族と武将の恋愛劇。そして愚かなる殿さま 細川忠興・北条政子・藤原頼長・奥平昌能・吉良上野介・徳川家斉・足利義政 ◆第4章 正直、過大評価されているかもしれない人々 伊達政宗・足利義昭・上杉謙信・真田幸村・後醍醐天皇・福島正則・平将門・崇徳天皇・菅原道真・鍋島勝茂 ◆第5章 歴史に残るやらかし 平清盛・直江兼続・鳥居元忠・井伊直弼 ◆第6章 踏み込むのが恐ろしいむ日本史、闇の禁忌 持統天皇・孝謙天皇・光厳天皇・淀殿・孝明天皇 ◆まんがでわかる歴史学 古代律令国家・権門体制論・東国国家論と二つの王権論・幕藩体制と大政委任論 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 徳川家康(上)
    3.5
    1~2巻1,045円 (税込)
    戦国時代に終止符を打った家康が師と仰いだのは「地味な超人」毛利元就だった。人質時代から関ヶ原の戦いまでの苦難の軌跡をさまざまな角度から検証する。
  • 殿、恐れながらリモートでござる
    5.0
    病と称して江戸城に現れない毛利家2代目当主を引っ張り出せるのか。痛快! 凄腕コンサル時代劇第2幕。 本作の舞台は江戸。戦国の毛利元就からつながる長州藩2代目当主の毛利綱広は反骨心が強く、徳川家に仕える身でありながら、病と称して江戸城に行かないことがあった。大江戸コンサル、戸ノ内兵庫はどうやって綱広を引っ張り出すのか。
  • <豊臣秀吉と毛利>両川スクラムが動く。崩れる
    -
    毛利元就は、次男元春を吉川家へ、三男隆景を小早川家へ送り込み、中国地方の支配を確固たるものとしていた。吉川と小早川、「毛利両川」と呼ばれる揺るぎなき結束であったこの組織を、豊臣秀吉は巧みに絡めとっていく。“人たらし”秀吉の本領発揮。
  • 日本合戦譚
    5.0
    戦国時代から明治まで、歴史の転換点となった日本の代表的な合戦を集大成。毛利元就の善謀と麾下の団結が大勝をもたらした厳島の合戦、奇兵を弄した信長が大敵・今川義元を破った桶狭間の合戦、西南戦争の天王山・田原坂の合戦、戦国時代の序幕・応仁の乱、忠臣楠木正行が散華した四条畷の戦、大坂の陣における智将真田幸村の奮戦、さらには太閤秀吉の朝鮮出兵における小早川隆景らの奮戦など、歴史通の著者が史書を渉猟し、その精華を摘録、活写した滋味掬すべき歴史随想集。
  • 日本の攻城戦55
    -
    城を攻める、城を守る――これほど武力と知力を尽くした戦闘はない。本書では、北海道から九州まで、戦闘的に見るべきものがあった55の攻城戦を厳選。外国での従軍経験もあり、実際に各地の戦闘地を歩いた著者が、独自の視点から名将たちの戦術・戦略をわかりやすく解説する。<五稜郭>旧幕府軍対明治新政府軍<忍城>成田長親対石田三成<小田原城>北条氏直対豊臣秀吉<上田城>真田昌幸対徳川秀忠<野田城>菅沼貞盈対武田信玄<大坂城>豊臣秀頼対徳川家康<千早・赤坂城>楠木正成対鎌倉幕府軍<有岡城>荒木村重対織田信長<月山富田城>尼子義久対毛利元就<原城>切支丹対幕府軍など、歴史上の人物たちはどのように決意し、どのように戦い抜いたのか、城郭の配置や地形、兵力差や戦力差などから読み解く。今も雄姿を見せる会津若松城や犬山城、美しい遺構の残る岩村城や月山富田城など、図版や写真満載で紹介する。

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  • 日本夫婦げんか考
    -
    イザナキ・イザナミの壮大無比なけんかに始まり、山内一豊とその妻など、古代から江戸にいたる歴史上の夫婦げんか十七例をとりあげ、ユーモアと諷刺をこめて男女の機微を軽妙な筆で綴る、喜劇夫婦の日本史。 虚実入り乱れる夫婦史伝を、詳細な史料をもとに読み直す。 【目次】 われらが祖先はかく戦えり――伊邪那岐命・伊邪那美命 やきもちニッポン事始め――磐之媛皇后と仁徳天皇 天平の王者は奥様本位――聖武天皇と光明皇后 優雅な王妃の投石――藤原安子と村上天皇 王朝美人は強かった――「蜻蛉日記」の作者と藤原兼家 うかれ女 離婚始末記――和泉式部と橘道貞 浮気のいましめ――茨田重方とその妻 過保護パパの代理戦争――高倉帝と徳子・平清盛の場合 徒労を重ねた正義派夫人――北条政子と源頼朝 妻の根性夫を走らす――日野富子と足利義政 不信のなかの裏切り夫婦――織田信長と濃姫 戦国“女性外交官”の怨念――徳姫と信康 歴史に残る痴話げんか――豊臣秀吉と禰々 夫に与えた強烈パンチ――前田利家とおまつ 奇妙なけんかの奇妙な結末――細川忠興と玉子(ガラシャ) 貞女の頭脳プレ――山内一豊とその妻 忠臣蔵にみる偽装離婚卜大石良雄と妻りく あとがき 改版に際して 【著者プロフィール】 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
  • ねこねこ日本史でよくわかる 日本の歴史 風雲編
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大人気4コママンガ『ねこねこ日本史』から歴史学習書が登場!! ゆる~く歴史が学べる擬猫4コママンガ『ねこねこ日本史』。NHK・Eテレにてアニメ化の本作をもとにした歴史学習書第2弾。『ねこねこ日本史』のかわいい猫イラストとわかりやすい解説で日本史の入門書としてピッタリ。日本史の偉人の解説を中心に、年号語呂合わせやクイズも付いた充実の一冊です。この本を読んで日本史の世界に飛び込もう!! 【本書が扱っている人物】縄文人/弥生人/天智天皇/中臣鎌足/天武天皇/鑑真/平将門/藤原純友/清少納言/後白河上皇/足利義満/齊藤道三/毛利元就/今川義元/お市と茶々/井伊直虎/千利休/石田三成/直江兼続/松尾芭蕉/平賀源内/伊能忠敬/吉田松陰/篤姫/夏目漱石 ※本書は歴史学習書であり、漫画ではありません。※『ねこねこ日本史』を知っている方はもちろん、 知らない方にも楽しめるつくりになっています。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。
  • 眠れなくなるほど面白い 図解 戦国武将の話
    3.0
    1巻990円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「織田信長の桶狭間の戦いの勝利は、奇襲ではなく、徹底した情報収集と天の恵みのおかげだった」「徳川家康は自らの意思で正室と嫡男を殺した」「毛利元就の遺訓、三本の矢は後世の創作」「明智光秀の坂本城天主は安土城天守より早かった」 従来の通説をくつがえす戦国史の新説をたっぷり検証! 日本史の驚くべき史実とともに、人気戦国武将の意外な素顔と実力がわかる! 戦乱の世を苛烈に生き抜いた、個性的で魅力あふれる戦国武将たち。信長、秀吉、家康の三英傑をはじめ、北条早雲、今川義元、武田信玄、上杉謙信、明智光秀、竹中半兵衛、黒田如水……。日本史に名を刻んだ名武将たちの戦いぶりと真実の姿を、近年研究されてきた新説でたっぷりと検証する。三英傑から最強武将として人気の立花宗茂まで、戦国武将52人の魅力が存分にわかる、歴史エンターテインメント図解本。戦国史研究の第一人者、小和田哲男が、先見性、企画力、統率力、実行力、教養、5つのポイントから真の実力を判定する。 小和田哲男/監修 1944年生まれ。静岡大学名誉教授。日本中世史。日本の戦国史研究の第一人。NHK大河ドラマをはじめ、数多くの時代考証や歴史番組での解説を担当。史実に照らし合わせ、わかりやすい言葉で解説している。
  • バカよさらば - プロパガンダで読み解く日本の真実 -
    2.6
    1巻1,320円 (税込)
    ◆かつて日本人はプロパガンダの達人だった! ◆全戦全勝の日中関係の歴史を今詳らかに! ◆米国・中国・韓国など怖くない!本当はすごい日本人 ◎わかってしまった憲法九条の正体 ◎消費増税は止められる! ◎全政治家と全官僚の上に君臨する権威、内閣法制局 ◎反日的なアメリカばかりを見ずに、トランプのやっていることを分析してみる! ◎国民主権とは、官僚が国民に責任を押し付けるための錦の御旗 ■プロパガンダは最強の武器である!! ・毛利元就、武田信玄、そして上杉謙信のプロパガンダ ・本能寺の変こそ、織田信長、最後のプロパガンダ ・『吾妻鏡』を愛読していた家康は歴史認識をプロパガンダした ・満洲事変を侵略扱い!プロパガンダの敗北 ・日本を敗戦国のままにする「左上」という敵 ・消費増税がアベノミクスの全てを破壊した ・北朝鮮拉致との闘い、戦術目標は「問題の周知徹底」 ・「一貫して守ってきた憲法解釈」という大嘘 ・朝日新聞と米民主党が逆らえない魔法の言葉は○○ ・日本最大の脅威、中国にすべきこと ・「鬼畜米英」なんぞ誰も信じていない!大日本帝国のお粗末プロパガンダ 【著者プロフィール】 倉山 満(くらやま みつる) 1973年、香川県生まれ。憲政史研究家。 1996年、中央大学文学部史学科国史学専攻卒業後、同大学院博士前期課程を修了。在学中より国士舘大学日本政教研究所非常勤研究員を務め、2015年まで日本国憲法を教える。2012年、希望日本研究所所長を務める。 著書に、『2時間でわかる政治経済のルール』 (講談社)、 『並べて学べば面白すぎる 世界史と日本史』(KADOKAWA)、『日本史上最高の英雄 大久保利通』(徳間書店)など多数。 現在、ブログやコンテンツ配信サービス「倉山塾」や「チャンネルくらら」などで積極的に言論活動を行っている。
  • 氷輪(上)
    -
    直木賞作家・永井路子氏の作品が遂に電子化! 数々の苦難に遭いながら、十年の歳月を経て、戒和上鑑真とその弟子が渡日。 彼らは、「戒」を伝承するためにやって来たのだが、日本側の仏教に対する温度差に戸惑い、不遇をかこつ。 権謀術数に長け、光明皇太后の信任を得て、権力の中枢にある藤原仲麻呂が牛耳る天平の時代を丹念に史料を読み込み、紡ぎ出した歴史大作。 第21回女流文学賞受賞作。 【上巻 目次】 出  発 時  間 言  葉 儀  式 葬 送 行 演  出 杖  死 優  詔 空  白 遺  構 唐律招堤 【著者プロフィール】 大正14年東京生まれ。東京女子大学国文科卒業後小学館に入社し、『女学生の友』『マドモアゼル』の編集者を務める。 小学館時代から歴史小説を執筆し始め、昭和39年『炎環』で直木賞を受賞。その他にも吉川英治文学賞を受賞した『雲と風と』等多くの素晴らしい作品を世に送り出している。 男性的目線になりがちな歴史人物や歴史事件を解きほぐし、その陰になりがちな女性にも焦点をあて、歴史上の人物、出来事を鮮やかに浮かび上がらせる作風は、歴史小説に新風を巻き込んだものと評価されている。 また、直木賞受賞作品である『炎環』、『北条政子』などは、NHK大河ドラマ『草燃ゆる』(1979年)の原作として、また『山霧 毛利元就の妻』『元就、そして女たち』などは、同じくNHK大河ドラマ『毛利元就』(1997年)の原作としても知られている。
  • P+D BOOKS 山中鹿之助
    4.5
    松本清張、幻の作品が初の電子化!  主君・尼子家の再興を願い、大敵・毛利に果敢に挑み暴れた、山陰の戦国猛将・山中鹿之助の、短くもドラマチックな生涯を生き生きと描く。 没落しつつあった尼子家一筋に全てを捧げ、月山富田城を取り囲む毛利元就の大軍を、その抜群の勇力と才智により何度も跳ね返し、武名を高めた鹿之助だったが、最終的に尼子義久が毛利の軍門に下り、富田城を明け渡すことになった。  その後、牢人をしながらも尼子家再興を使命とし、尼子勝久を擁立し、幾度の苦難を乗り越え、石見国入りし新山城を占拠するも、毛利勢との戦に敗れ富田城へ入城することは叶わなかった。  さらに、10年後、織田信長の毛利攻めに乗じ、再び、尼子軍を再興した鹿之助だが……。  100度打ちのめされ、1000回も挫折を味わう壮絶な鹿之助の人生、しかし、進むことはあっても退くことはなかった、その義勇の名は、天下に鳴り響いた。  弊社雑誌「中学生の友」に1年間連載された、松本清張、幻の作品。著者が代表作「点と線」を執筆した頃に同時に描いた、名作が50余年の時を超えて甦る。
  • 武士の家訓
    4.0
    乱世を生きた武将の体験にもとづく叡智の結晶、家訓。教養の深さと死生観念の鋭さとが表れたその教えには、武士の処すべき正しい道が説かれている。本書は、北条早雲、毛利元就、武田信繁、織田信長、豊臣秀吉、黒田如水、加藤清正、徳川家康ら23人の代表的家訓を現代語訳し、解説を施した。戦国の雄たちは、子孫や家臣に何を伝えようとしたのか。
  • 牧子、還暦過ぎてチューボーに入る【電子特別版】
    3.5
    【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 10年前、重篤な病気で緊急手術、2週間の意識不明。 臨死体験までした著者が「食は命」と改心し、おうちごはんを作るまで。 ◎電子特別版《カラーイラスト&写真、収録》 2008年、雪の盛岡で、 急性動脈疾患と心臓病に倒れ、13時間に及ぶ緊急手術。 その後、二週間の意識不明で生死の境をさまよった著者。 誰もが最悪の事態を覚悟した。 が、奇跡的に生還し、 そこで医師から日頃の食生活の大切さをこんこんと諭される。 それまで仕事がらみの外食&美食三昧。 大根を切る暇があれば原稿を書く、という生活だった。 が、大病を体験し、 食は命と直結していることに気づいてからは、 家にいる限りおうちごはんを作る。 『食べるのは好き、飲むのも好き、料理は嫌い』という本まで出し、 料理嫌いを公言してはばからなかった著者が、 一転、だしをひき、ベランダで野菜やハーブを育て、パンを焼くまでに。 飲み会、接待、出張続きで健康に不安を抱えるビジネスマンも、 子どもも育ち上がったから、もうごはんは作りたくない! と叫んでいる主婦も、 今一度、家庭料理を見直そう。 臨死体験までして身にしみた著者が語る、病気にならない食生活。 内館 牧子(うちだてまきこ):1948年秋田市生まれの東京育ち。 武蔵野美術大学卒業後、13年のOL生活を経て、88年脚本家としてデビュー。 テレビドラマの代表作に『ひらり』「毛利元就』など多数。 小説家、エッセイストとしても活躍し、近著に『どうせ死ぬんだから』『終わった人』(ともに講談社)、『大相撲の不思議』(潮出版)などがある。 2000年より10年間、日本相撲協会の横綱審議委員を務め、2003年、大相撲研究のために東北大学大学院に入学。2006年3月修了。
  • 松本清張ジャンル別作品集 : 1 武将列伝
    4.3
    1~6巻539~594円 (税込)
    著者が著した膨大な数の短編を、ジャンル別に集めた文庫オリジナル作品集。全6巻。第1巻は主に戦国武将を描いた作品10編を収録した「武将列伝」。毛利元就・足利義昭・伊東祐義・丹羽長秀・柳生一族……。いずれも人間の心理を深く描いた著者ならでは作品集。
  • まめ戦国BASARA 1
    5.0
    豊臣秀吉を打ち倒し、天下太平を目指す東の将・徳川家康。そして、神と崇めた秀吉を、家康に討たれ激しい復讐心に取りつかれる西の将・石田三成。2人を中心に、伊達政宗、真田幸村、毛利元就、長曾我部元親などまめサイズ武将たちは、激しくも楽しいお笑い合戦を繰り広げるのであった!!
  • マンガ 戦国武将英雄伝 乱世を生きた14人
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★★戦国時代の流れをつかめ!!★★戦国時代の三大天下人、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康のライバルや、乱世を駆け抜けた日本各地の英雄たちが14人! 怒涛の乱世をキラ星の如く駆け抜けた武将たちのストーリーをマンガで詳しく紹介します!! マンガの後には、合戦の詳細や宝物、鎧など、一人ひとりに焦点を当てた解説を掲載。戦国武将にもっと詳しくなれる必携の1冊です!! 【登場人物】 織田信長/豊臣秀吉/徳川家康/今川義元/明智光秀/信玄&謙信/石田三成/真田幸村/北条早雲/毛利元就/長宗我部元親/島津義弘/伊達政宗 【目次】 【1章】 三大天下人      織田信長      豊臣秀吉      徳川家康 【2章】 天下人のライバルたち      今川義元      明智光秀      武田信玄&上杉謙信      石田三成      真田幸村 【3章】 日本各地の英雄たち      北条早雲      毛利元就      長宗我部元親      島津義弘      伊達政宗 <電子書籍について> ※本電子書籍は同じ書名の出版物を紙版とし電子書籍化したものです。 ※本電子書籍は固定型レイアウトタイプの電子書籍です。 ※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたものです。 ※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。 株式会社西東社/seitosha
  • まんが 名将言行録 戦国の行方を決した10大合戦編
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は150年読み継がれた『名将言行録』の初のまんが書籍化シリーズ第三巻です。『名将言行録』とは修史事業に大きな功績をあげた岡谷繁実(おかのやしげざね)が16年をかけてまとめ上げた戦国武将や大名たちの人物列伝で、1869年のに出版以降、歴史ファンのみならずとも広く読み継がれてきました。 本シリーズは歴史にそれほど興味がない方にも気軽に読み進めていただけるように、各逸話をまんがで完結にまとめています。本巻のテーマは、合戦。 信長が諜報戦を制した桶狭間の戦い 家康にしかみ像を書かせた三方ヶ原の戦い 秀吉の電光石火の中国大返しに負けた山崎の戦い 戦乱の世の終焉となった大坂夏の陣 など 織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の三英傑を軸に、戦国時代の重要な合戦を10戦、紹介します。裏切り、忠誠、奇襲、和睦、諜報活動、地の利を生かした戦術など、勝敗という結果だけでないさまざまな教訓が見て取れます。 いまもなお語り継がれる名将たちの心理やリーダーとしての立ち居振る舞いは、現代でも大いなる教訓になるでしょう。 現代に名を遺す多くの名将たちが活躍した戦国時代。 そのなかでも、突出した魅力を放つ 織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。 本巻はそんな三英傑を軸に 戦国時代の重要な合戦を十戦、紹介します。 秀吉二つの大返し 日本史上最大の戦い 二万の軍が一瞬で総崩れ 戦乱の世の終焉 主君のために命を懸ける。 一方、主君が変われば忠誠も変える。 まさに国が大きく乱れているなか リーダーとして家臣の人心を掌握すること 生き残るために柔軟に立ち居振る舞うことも 求められる素養だったのでしょう。 時代が大きく様変わりした現代だからこそ 三英傑の判断力や人材活用術を参考にしてください。 ■本書で紹介する合戦 厳島の戦い ― 毛利元就vs陶晴賢 桶狭間の戦い ― 織田信長vs今川義元 姉川の戦い ― 織田信長・徳川家康vs浅井長政・朝倉景健 三方ヶ原の戦い ― 徳川家康vs武田信玄 長篠の戦い ― 織田信長・徳川家康vs武田勝頼 山崎の戦い ― 豊臣秀吉vs明智光秀 賤ケ岳の戦い ― 豊臣秀吉vs柴田勝家 小牧・長久手の戦い ― 豊臣秀吉vs徳川家康・織田信雄 関ヶ原の戦い ― 徳川家康vs石田三成 大坂夏の陣 ― 徳川家康vs真田幸村・木村重成・後藤基次
  • 名将言行録 現代語訳
    4.0
    幕末の館林藩士・岡谷繁実が、十六年もの歳月をかけて完成させた武将たちの逸話集『名将言行録』。千二百をこえる厖大(ぼうだい)な諸書を渉猟して編纂されたその内容は、戦国時代の武将から江戸時代中期の大名まで、数多の武士たちの言行を詳細に描き、彼らの人物像と叡知を活写する。本書は同書から戦国期の武将二十二人を選び、平易な文章で完全現代語訳する。 戦国武将たちの叡知と人物像を語る逸話集 「人は堀 人は石垣 人は城 情けは味方 怨は大敵」 これはまことのことだ──伊達政宗 幕末の館林藩士・岡谷繁実が、十六年もの歳月をかけて完成させた武将たちの逸話集『名将言行録』。千二百をこえる厖大(ぼうだい)な諸書を渉猟して編纂されたその内容は、戦国時代の武将から江戸時代中期の大名まで、数多の武士たちの言行を詳細に描き、彼らの人物像と叡知を活写する。本書は同書から戦国期の武将二十二人を選び、平易な文章で完全現代語訳する。 ●本書でとりあげる戦国武将● 北条長氏(早雲)/太田資長(道灌)/山中幸盛(鹿之助)/毛利元就/武田晴信(信玄)/上杉輝虎(謙信)/直江兼続/織田信長/柴田勝家/池田輝政/蒲生氏郷/島津義久/伊達政宗/戸次鑑連/高橋鎮種/黒田孝高(如水)/立花宗茂/豊臣秀吉/福島正則/加藤清正/真田幸村/徳川家康
  • 『名将言行録』乱世を生き抜く智恵
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    1巻1,200円 (税込)
    戦国時代は人を率いる立場にある者をいやがうえにも賢くし、智的水準を向上させ、その成果は数え切れないほど多種類の戦記として結晶した。それらの古記録を引用して編まれたのが『名将言行録』だが、残念なことに現在は絶版となっている。本書は、『名将言行録』を所蔵している当代一流の両読書人が、現代の眼から見て感動を呼び起こす勘所を、話題を広げながら語り下ろした価値ある一冊である。取り上げている武将は、いずれも強者の27人。北条長氏(早雲)、上杉輝虎(謙信)、武田晴信(信玄)、毛利元就、北条氏康、武田信繁、太田資長(道灌)、織田信長、柴田勝家、前田利家、山内一豊、細川藤孝(幽斎)、竹中重治(半兵衛)、今川義元、豊臣秀吉、黒田孝高(官兵衛、如水)、加藤清正、小早川隆、津軽為信、伊達政宗、石田三成、黒田長政、立花宗茂、細川忠興、真田昌幸、真田幸村、松田信綱。戦国人が現代人に遺してくれた叡智を存分に味わえる名著。
  • 名将名城伝
    4.0
    1巻1,400円 (税込)
    己の城を築くのが“男子の本懐”だった戦国時代、名将たちは如何なる思いを込めて自らの威容を誇ったのか?本書は、乱世にその名を刻んだ男たちが「一国一城の主」に上り詰めるまでの壮絶な生き様や激闘、そして城が消えゆくまでの秘められたドラマを歴史小説の第一人者が説き明かす。「信長が空中に描いた『繁栄の幻』安土城」「全山を要塞化した毛利元就の本拠・吉田郡山城」「武田信玄が巨大な城を築かなかったのは?」「長篠城を救った鳥居強右衛門の勇気」「中仙道を扼する稲葉山城で次々と入れ代わる主」「安土城の両翼の一つを占めた天下第二の名城、坂本城」「不落の要塞、石山本願寺が灰燼に帰したのは?」「奥州仕置きを命じられた家康が、伊達政宗のためにつくった岩出山城」「秀吉の普請好きと不安が、大坂城を巨大にした」など、権力の象徴――城をめぐる栄枯盛衰の物語。本書を読めば、全国の城を訪ねて歩きたくなること間違いなしの一冊だ。

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  • 名将 山中鹿之助
    3.0
    山陽、山陰11カ国を支配した出雲の戦国大名・尼子氏は、台頭する毛利元就の圧迫を受け滅んだ。逃れた遺臣たちは、山中鹿之助を中心に主家再興を誓う。急成長する織田信長に接近した鹿之助は、羽柴秀吉の支援を取りつけることに成功するが…。それから160余年後の江戸中期、京都・大徳寺に人々が集い、鹿之助の末裔であることを公表した。その一族とは…? 戦国武将の意地と誇りはいかに引き継がれたか。傑作歴史長編。
  • 毛利水軍のすごさ
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    河ノ内、小早川、三島村上。安芸山間部の地頭に過ぎなかった毛利元就の覇業を支え、豊臣秀吉の「中国大返し」をも揺るがしかねない力を示した、海の精鋭部隊、毛利水軍。その成立・組織過程や合戦模様、そして凋落までを粒さに追い、検証する。
  • <毛利輝元と戦国時代>三回あった天下取りの機会
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    領国支配を第一に考えた毛利元就には、上洛して天下を取る意志はなかった。しかし、元就の遺訓に背いて孫の輝元の時代になると、毛利氏は膨張政策をとりはじめる。輝元の時代にあった三度の天下取りの機会の結末やいかに。
  • <毛利と戦国時代>大内氏乗っ取りのシナリオ
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    毛利元就の生涯は、数々の調略で埋め尽くされている。とりわけ強かだったのが、“大寧寺の変”である。陶隆房のクーデターを利用し主筋の大内義隆殺しに加担したこの変は、毛利氏にとって一挙両得の戦略・戦術となった。“大寧寺の変”にみる毛利氏の調略術の神髄とは。
  • <毛利と戦国時代>月山富田城包囲戦/上月城の戦い
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    毛利元就にとって嫡子隆元の弔い合戦であり、西国完全制覇の総仕上げとして宿敵尼子氏を打ち破った第二次月山富田城包囲戦。用意周到な兵糧攻めを、仔細にみると共に、尼子氏の残党を包囲し、織田信長との対立が鮮明となった上月城の戦いにせまる。
  • <毛利と戦国時代>毛利氏の盛衰を居城で辿る
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    毛利元就の時代になって中国制覇の策源地として、城郭を拡張した「吉田郡山城」。毛利輝元の時代、豊臣秀吉の勧めに従い太田川河口のデルタ地帯を干拓して築城された「安芸広島城」。関ヶ原合戦により削封され選ばれた「萩城」。毛利氏の盛衰を居城で辿る。
  • 毛利元就
    3.0
    強大な大内、尼子、両氏の間に挟まれた弱小な毛利家当主となった27歳の元就。武力と冷酷な策謀で敵を屠(ほふ)り、『3本の矢』のごとく3人の子らも協力して、中国地方の大半を制覇。長州藩の基礎を築いた半生を描く大作。

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