厳島

厳島

2,530円 (税込)

12pt

兵力わずか四千の毛利元就軍が二万八千の陶晴賢軍を打ち破った名勝負の影には、壮絶な人間ドラマがあった。「これまで誰も書きえなかった厳島合戦の全貌を描き、我が国の歴史文学の空白を埋める記念碑的作品」――縄田一男氏絶賛! 謀略で勝利した元就と義を貫いて敗れた晴賢。対照的な二人の武将を通して人間の矜持を問う!

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厳島 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    期待していた通り、いやそれ以上の感動を覚えた物語。間違いなく弘中隆兼の生き様には見事しか言いようがなく、それを取り巻く人物たちもなかなかどうして魅力的。
    敵方の元就のイメージがこれまで持ってたものとは違って新鮮に感じたし、息子の両川もええ仕事してる。村上水軍もカッコいい。もっと知りたいと感じたなぁ。

    0
    2024年10月26日

    Posted by ブクログ

    読むのが勿体なくて3ヶ月ほど寝かしていました。とうとう覚悟を決めて読みましたが最高でした。尼子から連なる作品で尼子と毛利ファンの私にはもう至極の一冊でした。
    生涯であと6回は読み直したいです。
    表紙もかっこいいし、この本を鞄に入れてるだけで最高の日々でした。

    0
    2024年04月03日

    Posted by ブクログ

    硬質の時代小説。戦国時代の「いわゆる」登場人物ではな、この時代、この地域の歴史は初めてだったので、新鮮。厳島にこの様な歴史があったとは。「団結」とは難しいものですね。どんどん行ってはいけない方へ転がっていく。分かってても。哀しいお話でもありました。この筆者、一文一文がカッコいいですね。

    0
    2024年01月24日

    Posted by ブクログ

    1555年10月1日、毛利元就が陶晴賢を襲撃した厳島合戦。兵力わずか四千の毛利軍が二万八千の陶軍を破り、戦国三大奇襲の一つに数えられている。
    本書は陶陣営の智勇兼備の勇将で、義・信を何より重んじ、人間味も豊かな弘中隆兼を実質的な主人公に据え、毛利が勝利に至った過程を元就の3人の息子、隆兼の息子を含む

    0
    2023年07月09日

    Posted by ブクログ

    日本三大奇襲戦のひとつとされる毛利元就と陶晴賢の『厳島の戦い』を描く歴史小説

    冷徹無慈悲な策略家“毛利元就”と、陶軍の信義厚い知将“弘中隆兼”を対極に据え、其々が信じる視点で決戦に至る道程を描く

    情報戦、心理戦に一歩長けた毛利方が勝利するが、勧善懲悪ではない物語が綴られた作品
    何万もの軍勢が弓槍

    0
    2023年06月04日

    購入済み

    有名な戦いを深く広く

    厳島合戦は、悪人陶晴賢を毛利元就が知恵を絞って奇襲戦で劇的に勝利、とよく語られる。しかし、現実はそんなに単純なものではないと作者は筆を尽くす。戦いに至るまで双方でかかわる多くの人々を登場させて物語に厚みを持たせている。やや拡散気味とも言えるが読みやすく緊張感も伝わり、結末は知りながらも最後まで一気に

    0
    2023年05月24日

    Posted by ブクログ

    毛利方ばかりではなく、陶方からの見方でも書かれていた。戦いには双方の思惑や背景があることを知り、物事は俯瞰的にみることの大切さを学ばせてくれた。
    史実は知っていたが、知名をGoogleマップで確認しながら読み進めたので具体的なイメージを持ちながら臨場感あるなかで読むことができた。
    戦略や戦術面という

    0
    2025年02月11日

    Posted by ブクログ

    毛利氏が主人公かと思いきや、むしろ陶氏側が力点が置かれる。古文書ベースのようで、客観的な視点でバランスは取れている。熱狂的ではない。
    が、厳島合戦や中国地方動向はあまり知らなかったので非常に興味深かった。

    0
    2024年05月03日

    Posted by ブクログ

    厳島の戦いをベースに対照的な2人の人物を描いた歴史小説。構成として上手いのは勝者である毛利元就が不気味な存在として描かれているに対し、敗者の陶晴賢の家臣、弘中隆兼が信を重んじる忠実な武将として描いてある。この対比がどちらにも傾けない心情を見事に演出している。ドラマティックな動きよりも史実をベースに静

    0
    2023年10月09日

    Posted by ブクログ

    歴史物が苦手なのに何故手を出してしまったのか…読み進めるのに苦戦。弘仲隆兼がとても魅力的で、その生き様を知ることができたのがよかった。

    0
    2024年05月06日

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