上下巻累計100万部超えのベストセラー長編歴史小説! 小領主から名将へ駆け上がる元就を支えた妻――。
16世紀初めの戦国時代。土豪たちがひしめく中国山地の小領主だった毛利元就のもとに、<鬼>といわれる吉川国経の娘が輿入れした。権謀術数うずまく乱世にあって、ふたりは支え合いながら否応なく戦国の夫婦として生きていく。やがて元就は頭角をあらわしはじめるが……。NHK大河ドラマの原作となった長編歴史小説の傑作。
Posted by ブクログ 2015年09月21日
面白くて、上下巻3日で一気読み。
「天璋院篤姫」と今年の大河「花燃ゆ」で、女性が主人公の時代物のおもしろくなさに辟易していたところで、用心しながら読んだにも関わらず、面白かった。
サブタイトルが「毛利元就の妻」だし、物語は元就が名将と呼ばれる道を駆け上がる途中までのみを描き、妻の死去とともに物語は...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月11日
戦国大名と言われるほどの実力のない小さな国人領主であり、家督を継いでいるわけでもない。このような小領主であった毛利元就のもとに、鬼と言われる吉川国経の娘が輿入れしてくる。
輿入れしても、実家吉川のため、情報流したりする戦国の世。
毛利元就と妻のおかたは、戦国の夫婦として、協力し合い、生き抜いていく。...続きを読む
※予約作品はカートに入りません