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芥川龍之介と太宰治
対照的な文学的軌跡をたどりながら、最終的にはともに自死を選んだ芥川龍之介と太宰治。「近代的自我」の問題を問うた福田恆存が、その問題意識から二人の傑出した作家に見出したものは何だったのか。初期の作家論を代表する「芥川龍之介I」をはじめ、戦後に書かれた「芥川龍之介ll」、太宰の死の前後に書かれた二つの評論を所収。独自の視点で描かれた傑作文芸評論集。 -
演劇入門 増補版
生涯に一度、私の演劇観を具体的に述べ、一冊にまとめておきたい――。演劇人、シェイクスピアの翻訳者としての旺盛な著作活動の中から戯曲論、翻訳論、演出論、演技論等を自ら厳選。待望された著者唯一の入門書であると同時に演劇理論家としてのエッセンスを提示する。全集未収録の単行本版に「醒めて踊れ」を増補した決定版。 〈解説〉福田 逸 ■目次 Ⅰ 劇と生活/演劇の特質/劇場への招待 Ⅱ 戯曲読法/ことばの二重性/シェイクスピア劇のせりふ Ⅲ 演技論 Ⅳ 演出論/シェイクスピア劇の演出 Ⅴ 日本新劇史概観 * 醒めて踊れ あとがき 解説 演劇理論家としての福田恆存 福田逸 -
学習まんが 世界名作館 ロミオとジュリエット
【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 「おおロミオ、あなたはどうしてロミオなの?」 14世紀、イタリアの都市・ヴェローナ。キャピュレット家とモンタギュー家は激しく対立していました。ところが、キャピュレット家の令嬢・ジュリエットは、家で行われた仮面舞踏家にしのびこんできた、モンタギュー家の子息・ロミオに、ひとめで恋に落ちてしまいます。 決して許されることのないふたりの恋でしたが、ふたりは誰にも秘密のまま、結婚の約束をします。ところが、運命のいたずらか、ふたりの仲をひきさくような事件が起こってしまうのです。 ふたりの恋に、幸せな結末は待っているのでしょうか。それとも……? 万人がその名を知る、物語の天才・ウィリアム=シェイクスピアの、最も有名な恋愛悲劇を、忠実にまんが化しました。「恋」という感情から生まれる「物語」のおもしろさを、わかりやすく楽しんでいただくとともに、充実したコラムや解説ページで、名作文学への扉を開いてください。 -
研究社シェイクスピア・コレクション
「人間てなんて美しいんでしょう。これはすばらしい新世界」 ――絶海の孤島で成長した美しい娘は思わずこう叫ぶ。ここにこめられた何重ものアイロニー。かつてこの幼い娘とともに国を追われたミラノ大公プロスペローは魔法により復讐をはかるが、やがて復讐者への憎しみは赦しへと変わり、平安が訪れる。妖精たちの歌声にみちた魔法の島で織りなされる、詩的情緒あふれるシェイクスピア最晩年の名作。そこにはシェイクスピアならではの苦みも仄見える。 -
シェイクスピア
愛、嫉妬、復讐心、懐疑。悪のどん底までおりていった先に待ち受ける罰と、衝動からの解放――。実生活ではとても生きられぬ激しい人生を生き抜いたという実感を味わう喜びを与え、時代や国を超えて人々を激情の渦に巻き込むシェイクスピアの主要19作品を解題。 日本におけるシェイクスピア翻訳の礎を築いた著者が、定本や改訂についての考証、作品に影響を与えた歴史的背景や先行作品の紹介などを交えつつ、シェイクスピアの天稟の才がきらめく壮大な作品世界を解き明かす。 〈巻末エッセイ〉福田 逸 【目次】 シェイクスピアの魅力 リチャード三世/タイタス・アンドロニカス/じやじや馬ならし/夏の夜の夢/ロミオとジュリエット/リチャード二世/ヴェニスの商人/ヘンリー四世/空騒ぎ/お気に召すまま/ジュリアス・シーザー/ハムレット/マクベス/オセロー/十二夜/リア王/アントニーとクレオパトラ/コリオレイナス/あらし 〈巻末エッセイ〉福田 逸 -
小学館世界J文学館 シェイクスピア物語
※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。 四大悲劇+三つの名作を物語で読む! 16世紀のイギリス・ロンドンで大活躍した俳優・劇作家、シェイクスピア。主人公に厳しい運命が襲う悲劇、笑いのあるハッピーエンドの喜劇など、今でも多くの作品が世界中で上演されている。本書は、シェイクスピア戯曲の翻訳の第一人者による大胆な物語化! 「ロミオとジュリエット」敵同士の家の息子ロミオと娘のジュリエットが許されない恋をしてしまう。 「夏の夜の夢」夏至の夜、妖精王と王妃の夫婦げんかに巻き込まれた2組のカップルの喜劇。妖精パックが大活躍。 「ヴェニスの商人」夫の親友のピンチを救う、聡明な妻の名裁判の話。 「ハムレット」有名なセリフ「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」の悲劇の物語。 「オセロー」ひきょうでウソつきな部下のせいで、どんどん破滅へと追い詰められていく真面目で勇敢な将軍。 「リア王」自分に心地よい、うわべだけの言葉を信じて、本当に大切なものを失ってしまった王様の話。 「マクベス」王になりたいと願い、自分の手を血で染めて王になるが、魔女の予言通りに身を滅ぼしていく男の悲劇。(書き下ろし) ※この作品は一部カラーが含まれます。 -
【大活字シリーズ】リア王
【大活字シリーズ】リア王 原文で読む、永久不滅の古典悲劇 シェークスピアの作品で四大悲劇に数えられる名作「リア王」。自ら王権を手放した王の転落と屈辱の物語です。世の中には絶対的に信頼できる人間関係などありえない。血に裏付けられた無条件の信頼関係はこの世には存在しない――。 シェイクスピアが描き出す人間の悲劇が、本作では原文で味わえます。シェイクスピアならではの独特の表現をぜひお楽しみください。 ウィリアム・シェークスピア(William Shakespeare《1564-1616》)。 エリザベス朝ルネサンス文学を代表する詩人、劇作家である。 1585年頃(シェークスピア20歳前後)にロンドンへ進出。初めは役者であったが、後に劇作家として名を馳せる。20年ほどの間に約38作もの戯曲を創作。その多くが傑作として今日でも世界的に支持されている。ジャンルも歴史劇、悲劇、喜劇、ロマンス劇と幅広い。 代表作に「ロミオとジュリエット」、「夏の夜の夢」、「ハムレット」、「オセロ」、「リア王」、「マクベス」などがある。 また、今日の英語はシェークスピアの影響を大きく受けていると言われている。 【大活字シリーズ】は、通常の電子書籍よりも約200%拡大した大きな 文字が初期設定されており、小さな文字を読むのが苦手な方、高齢者の方をはじめ、端末操作が 苦手な方でも気軽に電子書籍を楽しめるような設定となっています。 タブレット型電子書籍リーダーでの読書に最適な設定となっています。 【目次】 あらすじ 1.リア王 原文 2.本文に出てきた単語集 -
人間の生き方、ものの考え方
世の中に絶対的なものはあり得ない―― 人間は絶対孤独で、人と人が真に分かり合うことはない。だから考え続けよ。絶望から出発するのだ。混沌とした先行きを照らす箴言集。 -
ハムレット! ハムレット!!
花やかな文豪達による<新>ハムレット競演。 収録作品は以下の通り。 巻頭8ページ口絵(4色)「ハムレット」をテーマにした銅版画=描き下ろし 巻頭詩 谷川俊太郎「初夏のハムレット」=書き下ろし * 太宰治「新ハムレット」(長篇小説) 芥川比呂志「ハムレット役者」(「タイツ」「三度目の正直」「太宰治とともに」エッセイ三篇) 志賀直哉「クローディアスの日記」(短篇小説) 小林秀雄「おふえりや遺文」(短篇小説) * ランボオ(小林秀雄訳)「オフェリヤ」*詩 (ランボオの同じ詩を二人の訳者で収録) ランボオ(中原中也訳)「オフェリア」*詩 * 大岡昇平「オフィーリアの埋葬」(短篇小説) ラフォルグ(吉田健一訳)「ハムレット――或る親孝行の話」(中篇小説) 福田恆存「ホレイショー日記」(中篇小説) * 小栗虫太郎「オフェリヤ殺し」(最後に異色ミステリ二作=中篇小説) 久生十蘭「ハムレット」 ※この作品はカラーが含まれます。 -
福田恆存の言葉 処世術から宗教まで
戦後日本を代表する知識人“最後の講演”初の書籍化! ゴマはうまくすれ 近代化に呑まれるな エゴイズムを肯定しろ 世界一流だった陸軍、海軍がどうして戦争に負けたのか 人生はエゴとエゴとの賃借関係 理想家は現実世界に適応できない 日本では民主主義が運営できない 状況を読む深さで勝負は決まる 国家意識がない日本人 家族にも想像力、演出力が必要 アメリカの目的は敵の排除だけ 「愛」と「理解」は全く別問題 神様との付き合い方 戦後を代表する知識人である福田恆存は、近代化の弊害を問い続けた。 その思想のエッセンスが詰まった「伝説の名講演」を初の活字化! 保守派の知識人が問う「君たちはどう生きるか」――。 -
二人の貴公子
かつてシェイクスピアの戯曲は37篇とされてきましたが、最近の研究により、少なくともあと2、3篇はあると認められるようになりました。本作『二人の貴公子』は、そのうちの1つで、いまではアーデン版、オックスフォード版、ペンギン版など、主要なシェイクスピアの注釈シリーズに収録されています。 この作品は、シェイクスピアとシェイクスピアの後を継いで国王一座の座付き作家となったジョン・フレッチャーによって1613年頃に書かれたとされています。共作者のフレッチャーは感情の繊細な動きをとらえるのがうまく、文体はリズミカルで軽く、音楽的です。とくに喜劇に秀でた作家で、王政復古時代には、シェイクスピアよりも人気を博したといいます。それぞれの執筆箇所は文体の特徴から類推できますし、もちろんシェイクスピアの世界は遺憾なく発揮されています。 古代ギリシアを舞台に、従兄弟同士の騎士パラモンとアーサイトが王女エミーリアの愛を競い、それぞれ愛の女神ヴィーナスと軍神マルスを頼って決闘するという主筋。そして副筋は、オフィーリアを想わせる恋する乙女の狂乱を描く5幕4場構成の悲喜劇です。チョーサー『カンタベリー物語』中の「騎士の話」と、プルタルコス『英雄伝』中の「テーセウス伝」から材源を得ています。英国ではしばしば上演されていますが、日本では2003年5月、横浜で初演されました。作品の重要性から見て、今後ますます上演の機会は増えてくるでしょう。シェイクスピアの世界を新たに体験するという至福の時間をお楽しみください。 -
むださわぎ
メッシーナの知事の娘ヒアロウはフィレンツェの若い貴族クローディオウと結婚することになった。だが花婿に悪意をいだく者たちの策略でヒアロウの不貞を信じたクローディオウは、結婚式の当日、教会で彼女を拒絶してしまう… -
黙示録論 ──現代人は愛しうるか
ロレンス畢生の論考にして20世紀の名著。「黙示録」は抑圧が生んだ、歪んだ自尊と復讐の書といわれる。自らを不当に迫害されていると考える弱者の、歪曲された優越意思と劣等感とを示すこの書は、西欧世界で長く人々の支配慾と権力慾を支えてきた。人には純粋な愛を求める個人的側面のほかに、つねに支配し支配される慾望を秘めた集団的側面があり、黙示録は、愛を説く新約聖書に密かに忍びこんでそれにこたえた、と著者は言う。この隠喩に満ちた晦渋な書を読み解き、現代人が他者を愛することの困難とその克服を切実に問う。巻頭に福田恆存「ロレンスの黙示録について」を収録。 -
老人と海
巨大魚と格闘する老漁夫の姿を通して描く、現代の神話。 20世紀アメリカを代表する作家、アーネスト・ヘミングウェイ。 彼の生前に発表された最後の小説にして、ピュリッツァー賞・ノーベル文学賞を受けるなど世界的に高い評価を得た『老人と海』。 劇作家・批評家の福田恆存によるその翻訳は、日本でも初訳(1955)以来、改訂を重ね、累計500万部を超える大ベストセラーとして読み継がれてきました。 本書は、いわば、日本語訳としてこれまで最も愛されてきた福田訳の、待望の新版です。 今回新たに、ヘミングウェイ作品および『老人と海』が日本でいかに読まれてきたかを示す、作家たちのエッセイを巻末に収録。 〈一生に一度は読みたい、文学の底力を示す名作〉として今も親しまれ続ける小説の、装い新たな復刊です。 -
ヴェニスの商人 【漢字仮名交じり文】
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 きいろいとり文庫作品 その122「イタリアの都市ヴェニスに住む『アントニオ』は、友人の結婚資金を集めるため、金貸しの『シャイロック』から大金を借りました。この時二人が交わした契約が、のちに大きな問題に発展してしまうのです」※本製品の言語は日本語(漢字仮名交じり文)となっております。別言語・ヴァージョンをお求めの方は、別途お買い求めください。 -
ヴェニスの商人 【ひらがな・カタカナ】
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 きいろいとり文庫作品 その122「イタリアの都市ヴェニスに住む『アントニオ』は、友人の結婚資金を集めるため、金貸しの『シャイロック』から大金を借りました。この時二人が交わした契約が、のちに大きな問題に発展してしまうのです」※本製品の言語は日本語(ひらがな・カタカナ文)となっております。別言語・ヴァージョンをお求めの方は、別途お買い求めください。