作品一覧

  • ハムレット! ハムレット!!
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    1巻2,772円 (税込)
    花やかな文豪達による<新>ハムレット競演。 収録作品は以下の通り。 巻頭8ページ口絵(4色)「ハムレット」をテーマにした銅版画=描き下ろし 巻頭詩 谷川俊太郎「初夏のハムレット」=書き下ろし      * 太宰治「新ハムレット」(長篇小説) 芥川比呂志「ハムレット役者」(「タイツ」「三度目の正直」「太宰治とともに」エッセイ三篇) 志賀直哉「クローディアスの日記」(短篇小説) 小林秀雄「おふえりや遺文」(短篇小説)      * ランボオ(小林秀雄訳)「オフェリヤ」*詩 (ランボオの同じ詩を二人の訳者で収録) ランボオ(中原中也訳)「オフェリア」*詩      * 大岡昇平「オフィーリアの埋葬」(短篇小説) ラフォルグ(吉田健一訳)「ハムレット――或る親孝行の話」(中篇小説) 福田恆存「ホレイショー日記」(中篇小説)      * 小栗虫太郎「オフェリヤ殺し」(最後に異色ミステリ二作=中篇小説) 久生十蘭「ハムレット」 ※この作品はカラーが含まれます。
  • 地獄の季節
    4.2
    1巻572円 (税込)
    マラルメ、ヴェルレーヌとならぶフランス象徴派の詩人ランボオ。その文学への訣別の辞ともいうべき『地獄の季節』、言葉の錬金術の実験室といわれる『飾画』は、彼の特異の天禀を示した代表作である。鋭い叡知と感受性、強烈な野性と独創的な技巧を奔放に駆使したこの天才詩人は近代詩史上の明星として輝きつづけるであろう。

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  • 地獄の季節

    Posted by ブクログ

    人生のもっと早い時期に読むべきだったと悔やまれる一方、今からでも読んで本当に良かったとも思えます。
    天才から吐き出される言葉。

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    2021年05月30日
  • 地獄の季節

    Posted by ブクログ

    彼の叫びが木霊する。世界は明滅を繰り返す。
    生きていることが地獄であると知ってしまうことはどれほど窮屈なことだろうか。社会だとか、貧困だとかで地獄なのではない。そんなものは彼が何よりも嫌ったものだ。生きて死ぬこと、このことを前にしては、そんなもの些末なことに過ぎない。どんなにことばの地獄で汚そうとしても、どんなにことばで新しいものを錬金しても、どこまで行ってもことばから離れられない、そして、それゆえにすべてのことが許されてしまっている。だから、地獄なのだ。もう、ひとにもまれて踏みにじられ、そうやって生活して生きるよりほかないのだ。人生は茶番ではない。
    そんな彼の乾いた孤独を誰がわかってくれただ

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    2016年04月09日
  • 地獄の季節

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    ネタバレ

    詩集の題名は『 UNE SAISON EN ENFER 』で、直訳すると『地獄時代』になる。「普仏戦争・ランボーが熱狂的に応援した革命政府(パリ・コミューン)の崩壊・ヴェルレーヌとの地獄の旅」を体験したランボーの青春は確かに「地獄時代」かもしれない。ただ、フランス語の「SAISON」には英語と同じく「季節」という意味があり、「比喩」と見て『地獄の季節』という題名でも問題ないと思う。

    ランボーは自筆原稿・本の多くを燃やし、小林秀雄が『飾画』と訳した『イリュミナシオン』はランボーが「燃やさずに残した詩を未完成のまま編集した詩集」だった。

    このためランボーの詩のテキスト整理に時間がかかり、『地獄

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    2013年04月21日
  • 地獄の季節

    Posted by ブクログ

    16でこれを書いた驚きもあるけど、16じゃなきゃ書けないというほうがしっくりくる。鮮烈と成熟の奇跡的な共存。
    もうひとつ言わなければと思うのが、俺はやはりこの小林秀雄訳の岩波文庫版じゃなければ半減すると思ってる。

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    2013年04月05日
  • 地獄の季節

    Posted by ブクログ

    散文詩集「地獄の季節」「飾画(イリュミナシオン)」の
    カップリング。
    大学生のとき、通学電車の中で貪り読んだのを思い出す。

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    2012年01月18日

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