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Posted by ブクログ 2023年04月24日
3人の魔女の予言やそれを聞いた妻の煽動に乗って国王や同僚、部下などを殺戮してしまうマクベスの物語であるが、この本の解説はなかなかよい。解説では、マクベスは他の悲劇と異なり、マクベス本人の中にある善と悪が戦い悪が勝ってしまうこと、よってマクベス以外の登場人物は非常に影が薄いという特徴があることを教えて...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月01日
三人の魔女の予言が約束されたものであれば、人を殺めずとも自ずから王になる日が来ると思いつつも、欲に急かされ破滅に向かうマクベス夫婦。マクベスは妻の要望に応える為に、妻はマクベスの野心を叶えさせる為、短絡的に最悪の手段での予言の具現化を急ぐ。とはいえ、謀略に斃れた者たちの亡霊に怯え、夢遊病に侵される二...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月25日
第一幕第三場で、ロスとアンガスがマクベスをコーダーの領主と呼んだ後、魔女の予言について独白するマクベスをよそに、バンクォーは使いの二人に何か話している。何を話してたんだろう?魔女の予言を話していたの?
マクベスは何回読んだか覚えてないけど、何度読んでも優れた戯曲だと思う。
今回読んで、今更ながらマ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年04月24日
「きれいはきたない、きたないはきれい」とか "Tomorrow, and tomorrow, and tomorrow" の台詞で有名なシェイクスピア四大悲劇のひとつ、『マクベス』の河合先生による訳。日本語も原文と同じように、口に出すと心地よいリズムを刻むように意識して訳された...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月14日
No.6の影響をモロに受けた選書。
ロミオとジュリエット、ベニスの商人と読んだけど、
マクベスを読んで、シェークスピアがはじめて面白いと思った。
韻を踏んで書かれているなら、やはりオリジナルの言語で読みたいところだけれど、
そのリズム感を殺さない、なるほど名訳。
まるで、シュルレアリスムの絵画を...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年05月06日
シェイクスピア四大悲劇の一つ。
ハムレットと真逆のような内容。
歴史を多少ねじって書いてあるらしく、古今東西を問わず、勝者が歴史を紡いでいることを感じた。
英語で読むともっと文学的な考察ができそうだけど、一生無理だと思った。(文法やらスペルが違う)
裏テーマが色々あるみたいで、脚注でその辺を解説して...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年09月08日
これほど評価が難しい本に出会ったのは久しぶり。この『マクベス』はそれほど長い物語ではなく、更には将軍が主君を殺し王位に就くも、本来の王位継承者に殺されてしまうという簡潔なストーリーである。それも当時の王様に献上した話であるためか、何処か媚びへつらっているような印象を受けてしまう。それなのに『シェイ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月24日
『バンパイヤ』を読んだのは『三つ目がとおる』『どろろ』のあとで、それらよりも印象に強いものではなく、どちらかというと感想に困る類の作品だった。
間久部緑郎というユニークな名前の元ネタがシェイクスピアであることはコミックスの折り返しに著者自らの言葉で記されていたような気がするが、感想に困るたぐいの作品...続きを読む
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