すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
最初はミステリー全開で、謎に満ちた始まりでとても興味が惹かれた。
だが、途中から哲学的、SF的な展開が出てきて、えぇ!まじか!!と何度も驚かされて、自分の予想を裏切る展開の連続にハラハラが止まらなかった。
特に最後の方は手に汗握る展開で、周りの音が全く聞こえないほどの没入感であった。
私が特に興味深かったのは、この物語における生命に対する考え、我々は遺伝子に科学的に操られるだけの人形である、という話が何度も登場し、登場人物たちが悩む描写が多かったことである。改めて人間とは、生きているとは何なのか考えるきっかけとなった。
また、主人公の悠が最初、人生に絶望した、生きるやる気のないラノベ的な主 -
Posted by ブクログ
誰かにとっての当たり前は誰かにとっての非常識で、誰もがみんな自分は優しいと勘違いしてしまっていたことに気付かされた。物事は、だれがどこからどう見るかで人の数だけ解釈の仕方がある。当事者から見た物事と関係のない第三者から見た物事は事実は同じでも真実は当事者にしかわからないということを学ぶことができた。
私は今まで、いつでも誰にでも優しくできている自信がありましたが、私が思う私の優しさは誰かからしたら本当に辛いことだったかもしれないと思った。
誰にでも自由に考えたり行動する権利があるのに、個人が思う勝手な優しさが人のそれを制限してしまったり、人生をめちゃくちゃにしてしまうことがある。
これから生き -
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Posted by ブクログ
本書は、経済学を再び「政治経済学」の座へと引き戻した記念碑的な著作です。著者は、18世紀以来の富と所得がどのように推移してきたかについて膨大な統計に基づいた客観的な考察を行い、そこから驚くべき教訓を導き出しました。議論の柱となるのは、格差拡大の根本的な力である「r > g」という不等式。これは、投資や相続から得られる資本収益率 (r)が、賃金上昇の源泉となる経済成長率 (g) を常に上回り続けるという構造を示しています。つまり、労働によって豊かになる速度よりも、資産が資産を生む速度の方が速いということです。歴史的に見れば、この不平等の拡大を止める力となったのは、良識ある政策ではなく、皮
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Posted by ブクログ
章ごとに共感できる部分があって、ちょくちょく読む手を止めては一人でぼーっと創作について考えてしまった。そのとき思ったことを書き留めておけば良かったなーと少し後悔。
小説や映画を見た後、ときどき「自分だったらどんな作品を作ろうかな」と考えるけど、毎回行動には移せない。それはおそらく、怖いからなんだろうなとこの作品を読みながら思った。もし心血注いで作った作品が見向きもされなかったら。もし一時注目されたとしてもすぐに忘れ去られたら。そういうことを考えてしまっているから一歩が踏み出せないんだなぁと。
『中身より状態を見てる』というセリフを見たとき、結局自分は作品の内容とは別にその作品がいかに評価され -
Posted by ブクログ
大坂夏の陣で、あと一歩のところに迫りながら、真田幸村は大御所徳川家康を討たなかったのはなぜか?という謎に迫っていく作品。どちらにしても家康と、さらに後方にいる秀忠を討たないと豊臣の勝利はないため、幸村はわざわざ討たなかったのだと家康は思っている。
二条城で秀頼と謁見をすませて以来、家康は最後の大仕事、妥当豊臣を目指して着々と豊臣恩顧の大名たちが減っていくのをまっていた。そして遂に、方広寺の鐘の銘文「国家安康、君臣豊楽」に難癖をつけて戦まで持ってくることができた。
とはいえ大坂城は天下の名城である。なかなか攻めるのは難しい。以前から大坂城を研究していた家康からすると、平野口のあたりが多少守り -
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昭和天皇すごすぎる。はっきり言って格が違う。どの日本人とも違うし、マッカーサーなど「おこちゃま」だ。戦争始めたはいいが、にっちもさっちも行かなくなって終わらせられなくなった、日本人とアメリカ人を止めたのが昭和天皇だった。一番苦しい決断を、憲法から逸脱してはいけないと心がけている立憲君主に委ねることになった日本国民が情けない。本書は本来ならば不親政であらねばならない天皇が、日本とアメリカにも絶大な影響力を与えたことを立証する漫画といえる。その際いわるゆる人間宣言や昭和天皇の戦争責任、また天皇は沖縄を売ったなどの誤解、もとい昭和天皇に対する難癖を正している。昭和天皇の実像は著者名付けて「徹底したリ
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購入済み
胡散臭かったエドガー様は単に何らかの理由ありって感じでオクタヴィアの味方になってくれそう!そして微かーに恋心を自覚するかと思いきや無理でした。次巻で進展あるかな?
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