作品一覧

  • イスラエルとパレスチナ 紛争の解剖学
    4.3
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 なぜ争いが続いてしまうのかーー。 この問題を知らずして、世界を語ることはできない! イスラエルと近隣アラブ諸国との間の最初の戦争から75年が経ち、再び燃え上がっている。なぜ戦いは始まり、なぜいまなお火種がくすぶり続けるのか。 複雑な感情のまじりあうイスラエルとパレスチナ問題について、 2023年10月7日のハマスによるテロ攻撃をきっかけに、 フランスの歴史学者たちがポッドキャストで語り合った。 本書では、Q&A形式で構成され、地図や年表、用語と人名解説を追加。 歴史的背景だけでなく、問題の本質がわかる。 巻末には、NHK解説委員・津屋尚氏による、「2023年10月7日のあとに起きたこと」を追加。終わりの見えない争いを知る糸口となる1冊だ。
  • もうすぐ絶滅するという紙の書物について
    4.1
    1巻3,080円 (税込)
    ウンベルト・エーコ/ジャン=クロード・カリエール 老練愛書家2人による書物をめぐる対話。 「電子書籍元年」といわれる今こそ読んでおきたい1冊! インターネットが隆盛を極める今日、「紙の書物に未来はあるのか?」との問いに、「ある」と答えて始まる対談形式の文化論。 東西の歴史を振り返りつつ、物体・物質としての書物、人類の遺産としての書物、収集対象としての書物などさまざまな角度から「書物とその未来について」、老練な愛書家2人が徹底的に語り合う。 博覧強記はとどまるところを知らず、文学、芸術、宗教、歴史と、またヨーロッパから中東、インド、中国、南米へとさまざまな時空を駆けめぐる。 この対談は、マーシャル・マクルーハンが「グーテンベルクの銀河系」と呼んだ書物の宇宙への温かい賛辞であり、本を読み愛玩するすべての人々を魅了するでしょう。すでに電子書籍を愛用している人だって本書を読んで紙の本が恋しくならないともかぎりません。(ジャン=フィリップ・ド・トナック 「序文」より)

ユーザーレビュー

  • イスラエルとパレスチナ 紛争の解剖学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    イスラエルとパレスチナの現状について過去の歴史からどうしてこうなってしまったのかわかりやすく解説されていた。私はニュースで時折耳にする程度だったので複雑に色々な国や宗教が絡み合ってることを知り、決して対岸の火事ではないと危機感を覚えた。

    0
    2025年03月27日
  • イスラエルとパレスチナ 紛争の解剖学

    Posted by ブクログ

    イスラエルとパレスチナのこれまでの歴史について6つのフェーズに分けて説明されており、概略を把握しやすい。いかにパレスチナが大国に翻弄されてきたかがよくわかる。しかし、今後、アメリカをはじめ世界各国がより自国優先を進めていくと、さらに小国は翻弄されていく事になりかねないってこともNHK解説員の後書きにあり、暗澹たる気持ちになる。

    0
    2025年02月16日
  • もうすぐ絶滅するという紙の書物について

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    装丁とタイトルだけで買って長らく積読していたが、やっと読み終わった!!対談、ということなので話があっちこっちいったりと読みにくさもあり、少しずつ読んだけどめちゃくちゃ面白かった。
    タイトル的に絶滅するかもの話をするのかと思いきや、残るって前提で話が進んでいく感じで、そうだよねぇって嬉しくなる。絶対この本棚の本たちは死ぬまで持ってるだろうなっていう根拠のない確信がある。
    本って無条件に崇拝されていて確からしさが保証されているような気がする(そう教育されてきた?)し、必読の名著!みたいに言われたりするけど、偉大な残されなかった本も、馬鹿阿呆間抜けが書いていていてもの残されてきた本もある。様々な解釈

    0
    2024年03月22日
  • もうすぐ絶滅するという紙の書物について

    Posted by ブクログ

    装丁が素晴らしくツボにくる。本の天地総てが、ブルーブラックで染色されており万年筆の青を思わせる。厚み、本棚での存在感がたまらない。そして中身はペダンチックて軽妙な対談集。

    0
    2023年07月27日
  • もうすぐ絶滅するという紙の書物について

    Posted by ブクログ

    紙の本についての深い愛が貫かれている1冊。
    少しリラックスした語り口(あるいは対談)なので、緻密な小説世界に比べて本当にちょっとだけ読みやすい(気がする)。
     

    0
    2022年08月16日

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