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Posted by ブクログ
個人情報の管理が進んだ社会でアメリカ情報軍の暗殺部隊に所属する主人公が、「言語」によって虐殺を引き起こしていると考えられる人物を追う物語。
社会の設定が現代よりも進んだ管理社会になっているが、今の情報管理の流れを考えるとありそうだと感じる。そのような社会の中で足がつかずに犯罪やテロを引き起こすのは難しそうだが、そこの方法は準備されていて非常に良かった。
また表題の『虐殺器官』もそれ自体の明確な原理の説明はない(まぁそりゃそうか)が非常に面白い設定。言葉で虐殺が起きるなんて、なんて思うがちょっと前に読んだローティの解説本(100de名著)でも取り上げられていたから、受け入れられました。とても -
Posted by ブクログ
最初の話から、もうすでに好き。
にやにやしながら読んだ。忘れてた自分の小さかった時の記憶とか大事な人との思い出とか思い出す
燃え殻さん、他の本も読みます。
あんたね、人間は成功するために生きてるんじゃないんだよ。納得するために生きてるんだよ。
この世界で1番尊い感情は、「綺麗に騙して」ではないだろうか。
冷たさもマズさもどうでも良くなるほどに嬉しい食事というものがある。
「そのイマイチな味もまた、いつか恋しくなる」と彼女に伝えたくなった。
SNSの数少ない良いところは「死にたい」とつぶやくと「わたしも」と返ってくるところだと思う。
答えは常に一つじゃない。選択肢をいくつかに絞られて見 -
Posted by ブクログ
ネタバレホモサピエンスの誕生から遡ることで、現在私たちが生きている世界を改めて見直す機会になった。
難しい表現や言葉も多かったが、勉強になる。
壮大な小説のようで、ゆっくり時間をかけながら読みました。
印象的だったこと
・ホモサピエンスはそもそも他の種を滅ぼそうとする生き物である(実際ネアンデルタール人などは滅ぼされている)
・認知革命によって架空(虚構)を生み出せるようになったことが、他人種との違い
・贅沢品は必需品になり、新たな義務を生じさせる
・想像上の秩序は生まれてからありとあらゆる手段で叩き込まれているため、疑うことすらしないことも多い
・以下本文そのまま抜粋
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このような悪循環
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