すべての高評価レビュー
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Posted by ブクログ
東日本大震災で大きな被害を受けた「国道6号線」、いやゆる浜通り沿いの町々で、人は何を食べて暮らしているのか。
話を聞き、映像に残していったそう。
映画にもなっている。
「避難っていうのは、自分のアイデンティティから強制的に離れてしまうことだと思うんです。でも、多くの人が、土地を離れたあとも、なんらかの方法で自分のアイデンティティを大切にしてきた。それを知って、なんというか、感動しました」というインドから来て双葉町で暮らすスワスティカさん。
大熊町で、小学校の特別聴講生として学び、手紙を書き続けている中国出身の大竹さん。
大熊町で「読書屋 息つぎ」という本屋を営む武内さん。
などなどなど。
「人類が光を求め続けた先にあったのが、この暗闇の地だ。」
「闇が深い分、小さな光でも見える。遠くの星を見るためには、私たちは灯りを消さなければならない」
私たちは、震災や戦争やジェノサイドにあっている人たちを見て、悶えているばかりだ。
「悶えてなりとも加勢(かせ)せんば」(石牟礼道子) -
匿名
ネタバレ 購入済みけっこう斬新
単一のテーマを取り上げるのではなく、複数のジャンル要素を絡めた斬新なストーリーに仕上がっていると思います。この「取引」の意味する内容にはスリルが感じられます。
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Posted by ブクログ
やっぱりアッコさんシリーズ好き。
自分で無意識に作りあげた制限された世界を、少し視野を広げて飛び出してみれば、新鮮で充実感と幸せに満ちた気持ちを感じられる経験が出来るかも。
たとえ小さな一歩でも世界は変わる、そう思わせてくれる4編。
たとえば、1.2.4話の主人公は、自分の勤めるビルの決まったフロアから上に行ったことがない。
私もすごくわかる。
同じビルでも未知の世界なのだ。
ちょっと尻込みしてしまうのだ。
この本の主人公はみんな、つまらなくてやりきれない思いを抱えながら生きていた。
それが唐突に関わることになった人によって、半ば強制的に未知の世界へ押し出される。
そこで感じる新鮮さ、心躍り、安らぐ懐かしさ、喜びから、今度は自らの足で新たな世界へ踏み出して行く。
環境をガラッと変える訳でも、新たな人間関係の中へ飛び込む訳でもない。
ただ、同じ環境、同じ人間関係の中で、自ら変わり新たな世界を作っていくのだ。
きっかけは他人が作ってくれたかもしれない。
それでも、そこから自分の意思で人生を進み始めた主人公や、自分を認めてまた歩き始めた主人公には尊敬しかない。
結局、自分を救うのも自分を幸せにするのも自分。
他人はそれを手伝うこと以上はできないんだよね。
そしてやっぱりアッコさんは、不思議でいてしっかり人を見ている暖かい人。
私も新しい何かを見つけたい。
面白いものを見過ごさないように、好奇心のアンテナを張っておきたいなと思った。
あと、人脈の大切さに気づかせてもらった。
アッコさんのためなら!そんな風にみんなから言われるアッコさん、やっぱりすごい。
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