石田衣良のレビュー一覧

  • 5年3組リョウタ組

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    2023/1/25

    小学校で起こる学級崩壊の兆し、先生間のパワハラ疑惑...

    映像化されたのかな?目指したのかな?映像化に向いていそうな作品。

    学校の先生は大変だなぁ、先生には優しく接しようと改めて思った。

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    2023年01月29日
  • 池袋ウエストゲートパーク

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    全く世代でないのに、風景が思い浮かぶ、、、池袋って今も昔も変わりなく、カオス。

    そんな綺麗で汚い池袋、わたしは大好き

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    2023年01月26日
  • 清く貧しく美しく(新潮文庫)

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    清貧について自分なりにも考えさせてくれる小説。
    そこが好き。

    だけどどうしても自己卑下の多い主人公の日菜子が好きになれなかった、、。

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    2023年01月18日
  • こどものころにみた夢

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    作品紹介・あらすじ

    【誰かの夢はときに美しく、ときに恐ろしく、どこか優しさに満ちている――】
    5分で読めて心が癒やされる!
    文:角田光代、石田衣良、島本理生、阿川弘之、辻村深月、西 加奈子、市川拓司、堀江敏幸、柴崎友香、長野まゆみ、穂村弘、高橋源一郎
    絵:網中いづる、松尾たいこ、鯰江光二、木内達朗、吉田尚令、いとう 瞳、中村純司、田雜芳一、望月通陽、ささめやゆき、しりあがり寿
    豪華作家陣が文章と絵で綴るショート・ショートアンソロジー!

    *****

    本の帯には「5分で読めて、暖かな気持ちに」とあるように、1作品は5分前後で読めてしまう。また「寝る前のひと時にぴったりなショートショートアンソ

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    2023年01月13日
  • こどものころにみた夢

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    豪華作家陣による夢にまつわる短篇集。
    石田さん目当てで購入。
    夢がテーマだけにどの作家さんも空想の世界全開の物語ばかりで現実逃避できた。

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    2023年01月11日
  • 空は、今日も、青いか?

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    石田衣良さんのエッセイ。
    若者への言葉。優しく語りかけてくれる。
    いくつか時代を感じる内容だったが、なるほどなと思うこともあった。

    未熟な自分に刺さった言葉。
    ・人がうらやむような成功はしなくてもいい。
    けれど、世のなかの厳しい風雨をしのげる、自分だけの心地いい場所をつくろう。そのためにぼくに必要なのは、そこそこの生活資金とたくさんの本だった。
    ・金というのは、ただ物欲や享楽のために(もちろん、それも大事だけれど)つかうものではなく、自分が支持するもの、共感をもつものにつかうべきなのだ。
    ・自分のもつアイディアやセンスを自由に表現できるフィールドこそ、ほんとうの意味で自分の仕事なのだ。

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    2023年01月05日
  • 池袋ウエストゲートパーク

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    今更ですが、読んでみました。
    もちろんドラマを見ていないから。
    主人公のマコトは誰かは知っていますが、タカシは?カナは?など想像しながら読み進めていって、最後に答え合わせ。
    面白かったのですが、構成の問題か分かりませんが話のブツ切れ感が少し気になりました。

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    2023年01月04日
  • 愛がいない部屋

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    高層マンションに住む、愛のいなくなった恋人たちをテーマにした短編集。何かが始まったり終わったりする予感がするところでどの話も終わってしまうから、なにか大きな感情を感じたい人にとっては物足りないかもしれないけど、停滞した淀みが流れ出す瞬間はちょっと気持ち良い。

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    2022年12月26日
  • 清く貧しく美しく(新潮文庫)

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    ケンちゃんとひなちゃんのような生き方こそ、この世の中には大事なことかもしれないなぁ。
    欲が増えるけど、そうじゃないなと反省させられた本。感謝が大事だなと初心を思い出させてくれる小説です

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    2022年12月26日
  • 本からはじまる物語

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    本に纏わるアンソロジー。
    お馴染みの作家さんは、なるほど作家さんらしいお話だし、はじめての作家さんの話はなかなか新鮮だ。

    梨木香歩さんの「本棚にならぶ」がとても衝撃的で印象が強かった。なんだか、私もこんな風になっていく気がしないでもないと。怖いよりもなぜか納得してしまうのだ。

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    2022年12月25日
  • こどものころにみた夢

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    各小説家の夢を覗いているような本。

    夢では、めちゃくちゃな展開や風景が不自然じゃないのよね。

    あの現実と夢の境目が分からないような浮遊感が色々なお話に盛り込まれて、共感しつつ読める部分もあった。

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    2022年12月24日
  • 少年計数機 池袋ウエストゲートパークII

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    池袋ウエストゲートパーク。通称『I.W.G.P』
    果物屋兼コピーライターの主人公マコトが、池袋で起こるいざこざを独自の方法で解決していく話、シリーズもの。

    今作少年計数機は、その二作目にあたる。爽やかな語り口で、すらすらと読める内容。池袋の街を本当に歩いているかのように描いてしまうのは作者の力量。見事というしかない。出てくる端役達にも細かな描写がされており、池袋という街で本当に彼らが生きているような気がしてしまう。

    面白くスラスラ読めたけど、何か心に残った言葉があったわけではない。けどもいつか、ふらりと池袋に寄った時には、この話を思い出すに違いない。

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    2022年12月13日
  • こどものころにみた夢

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    感想
    夢を物語ることの楽しさ。子供の頃は誰でも行っていたのに今はしなくなってしまった。楽しさと朗らかさを覚えながらもどこか郷愁を感じてしまう。

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    2022年12月07日
  • コンカツ?

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    ネタバレ

    岡部智香
    自動車メーカー広告部勤務。二十九歳。男の腕の稲妻のような静脈は昔から大好物。彩野、沙都子の三人で共同生活。

    小竹彩野
    清涼飲料メーカー企画部勤務。二十九歳。今どきめずらしいAAAカップ。身長は公称百七十三センチ。実際は百七十五ある。智香とは大学時代から十年来のつきあい。

    森沙都子
    総合商社秘書室勤務。バツイチの三十二歳。大学のテニスサークルの先輩。意外なほどおくてで、男性には尻ごみしがちなタイプ。

    中崎結有
    フリーランスのグラフィックデザイナー。二十七歳。智香が主催する合コンの最終兵器。身長は百五十五センチ。あちこちの男のところを泊まり歩いて暮らしている。智香達と共同生活をする

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    2022年11月23日
  • 獣たちのコロシアム 池袋ウエストゲートパーク16

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    IWGPシリーズ第16弾

    第一話
    冴えないおじさんが何故か未来の自分が重なる
    仕事ってなんだろうと考えさせれる
    第二話
    若さの暴走を止められないのは現代だから
    第三話
    優しい言葉には棘がある。気をつけよう
    第四話(表題)
    胸糞悪い話。こんなんゴロゴロあるんだろうな
    勧善懲悪がなかったら辛すぎる話だな。

    予備校時代に通った池袋
    たった一年だけど身近に感じるられるから毎回読んでしまう。次巻も楽しみだな

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    2022年11月14日
  • マタニティ・グレイ

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    ネタバレ

    仕事に生きる女が出産を通じて成長する話。すごいなー、お母さんになるって本当にすごい。出産のシーンとか痛みの表現がリアルで驚いた。(といってもわたしは出産未経験)絆に涙した作品でした。

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    2022年11月05日
  • オネスティ

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    ネタバレ

    カイの奥さんとミノリの旦那さんミノリのことを大切に思っていた人がかわいそうだと思った
    でも2人の関係性も綺麗だなと思った
    自分がいいならそれが1番の選択であるという考えもあるけど人を深く傷つけたり人の人生に大きな影響を与えたりもする
    なにが正解かわからないなあ

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    2022年11月05日
  • 約束

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    何度も言わせてもらうが、現実はそう上手くいくはずがない。確かに泣ける話だが、それは単にそういうシチュエーションは現実で起こりうるので、別に説得力があるわけではない。特に天国のベルとハートストーンとか、あまりも好都合、そんなに簡単なら人は苦労しない。
    解説の中石田の筆力を絶賛したが、確かに時々セリフは上手くて閃いた感じがする。ただ安定的ではなく、荒技とは言えない。特に中年男性の心理描写はわりと生々しいものの、女性を描くのは適当で、影のような感じでしかない。
    良かったのは1位冬のライダーと2位の青のエグジッド、後者の方の結末はあっけないが。

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    2022年11月05日
  • 獣たちのコロシアム 池袋ウエストゲートパーク16

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    ネタバレ


    生き物って不景気になったくらいじゃ変わらないよ

    北口ラブホ・バンディッツ より



    おれたちの生活はどこまでがリアルで、どこからがフェイクなのだろうか。

    うちは二十代はめずらしい。

    獣たちのコロシアム より



    時空がねじれる第16作。
    解説にもありましたが、ある意味では、サザエさんやドラえもん、クレヨンしんちゃんのように、歳を取らないコンセプトでいくようです。
    ストリートにおいて、イリーガルな相手にイリーガルな方法論がどれだけ通用するのか。表題作のテーマは、記憶に新しい事件を彷彿とさせる内容であるものの、時代を切り取ることに長けた本シリーズは、それであるが故、構造批判や破壊には届

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    2022年10月31日
  • 獣たちのコロシアム 池袋ウエストゲートパーク16

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    このシリーズ、文庫でもXVIか。本棚に登録しているのは13冊だけど、その前から読んでるから、ホントに長い付き合いだよね。

    「タピオカミルクティの夢」
    この話が書かれた頃に追い出し部屋の話題なんかあったかな。ずーっと昔からそういうのはあったから、まあ、いいんだけど、そこに追いやられていた中年サラリーマンが追い出し部屋での1日が終わった後、当時流行ったタピオカミルクティのスタンドで働く話。
    たとえ会社で評価されなくても立派な人物、人生を有意義に生きている人はいるもので、おっさんの働きぶりを評価いただくのは嬉しいし、こういうきっかけだけどあんな風に父と息子が話が出来るものいいね。
    タピオカブームが

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    2022年10月29日