石田衣良のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ素直な文章で比喩表現も少なく、読みやすくてドラマを見てるみたいだったし、実際ドラマ化もされてるらしい!
時代を感じるフレーズや言葉遣いが出てきたけど、自分は気にならなかった
主人公たちが池袋の街を一生懸命生きる姿が健気だった
主人公の実直さや仲間を命をかけて助けようとするところがいいやつなんだな〜ってしみじみしてしまう
嬉しいことに喜んで悲しいことを悲しんで、怒るところでものすごく怒れる素直さが眩くて、思いがけず自分の老いを感じた笑
展開自体はありきたりといえばそうかもしれないのに、心を動かされる場面が多かった
例えば実家がお金持ちのりかちゃんが主人公と友達になりたくて高価なものをやたらみんなにプレゼントするんだけど、そんなの無くたって俺たちアンタと遊ぶからさ…って言う主人公とそれをとっても喜ぶりかちゃんのシーンとか…
どこかで見たことがあるような展開なのになぜか心に染みて泣きそうになってしまった
登場人物みんな寂しさや孤独をそれぞれ抱えていて、それも魅力的だった
表面だけ見ればチンピラ同士の喧嘩だったり風俗嬢の色恋沙汰だったりヤクザの抗争だったりするんだけど、仲間や街を守ろうとする主人公のひたむきさや真っ直ぐさが胸に刺さる
サスペンス要素もあるので続きが気になってあっという間に読めてしまった -
Posted by ブクログ
ネタバレこのシリーズ積読5冊目。
スカウトマンズ・ブルース
感覚的にはドラマ版にありそうな内容の印象。
ヤクザ絡みの問題をトラブルシューターとしてマコトが一肌脱いで、ささっと解決してしまう感じです。
伝説の星
過去の栄光を糧にビッグドリームを叶え用とした結果、ヤクザに追われることになるスターを救う話。
マコトがこの先着るスーツはこの話で仕立てられたものなんでしょうか。
死に至る玩具
日本の玩具を作る工場の悲劇の真相を世に知らしめるため、メーカーという大企業と相対する。
十数年前の中国で起きてそうな労働問題を取り上げた話のようでした。
今は東南アジアからくる技能実習生に対象が変わっているだけで、日本の企業の闇は変わっていないように感じました。
反自殺クラブ
自殺に家族を奪われた3人と共闘して、自殺サイトの主を引き釣りだす。
この頃たしかに集団自殺とかが社会問題になっていたように思います。練炭とか、硫化水素とか・・・
積読していると改めて日本の闇が様変わりしているんだなと思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ石田衣良さんのエッセイ。
池袋ウェストゲートパークがネットフリックスで公開されて、突然人気に。そんな中で、彼の小説は読んだことがあまりなくて、時たま読む恋愛短編小説くらいだったなと思い手に取った本。まさかR25に掲載されていたものとはつゆ知らず。
格差と差別が進む中、何を社会としてどう捉えるか。色々気がつく、これは素晴らしいエッセイ達だと思う。
スクラップをちゃんと取っておく
アフターファイブ働き過ぎ、少子化の一因じゃないか。アフターファイブに、家で着替えてまた出掛けていく。そんな社会でもいいんじゃないか。週2回、残業禁止という法律を作ったらどうか。というご提案。ま、もちろんビジネスしたことないから仕方ないけど、それは解決策ではないんだろうなと思う。むしろ、彼の鋭い感性が叫んでいるように、人の多様性がカギだと思う。いろんな人がいて、それぞれの活躍の仕方を許容する。会社が女性だけ、男性だけ、20代だけ、ではだめだ。男性も女性も、LGBTも。20代も50代も。アフターファイブを楽しむ人も、残業しまくるワーカホリックも、小説が好きで家でゆっくりしているのが好きな人も、夜のバーで飲むのが好きな人も、土日に遊んで力尽きて仕事に生が出ない、そんな人が出てきにくい社会を作る。
そう言えばそうだったなと思い出したのが、二子玉川の高島屋。子供をマーケットとしてみているのはやめませんか?という問い。子供に不必要な可愛らしさで、もはや子供がどうこうではなくて、子供が素敵であることを親が見せたいんですね、という感覚。非常にいらない、全く価値のない感覚にお金を投じているのが気になったが確かに、真っ直ぐ言われてそうだよねと。アメリカで、子供をどう見せたいかを考えている親はいないんじゃないかと思うくらい、ものすごく現実的に素敵だなと思う程度の格好の人が多い。
石田さんからの若手へのメッセージ、非常にわかりやすくて、これなら伝わっているんじゃないだろうかと思った。 -
Posted by ブクログ
【収録作品】「男」 角田光代 絵/網中いづる/「ガラスの便器」 石田衣良 絵/松尾たいこ/「さよなら、猫」 島本理生 絵/鯰江光二/「水の恵み」 阿川弘之 絵/木内達朗/「タイムリミット」 辻村深月 絵/吉田尚令/「ヘビ」 西加奈子 絵/西加奈子/「ふたり流れる」 市川拓司 絵/いとう瞳/「ハントヘン」 堀江敏幸 絵/中村純司/「雲の下の街」 柴崎友香 絵/田雜芳一/「衣がえ」 長野まゆみ 絵/望月道陽/「おしっこを夢から出すな」 穂村弘 絵/ささめやゆき/「さらば、ゴヂラ」 高橋源一郎 絵/しりあがり寿
夢だけにシュールな感じを引きずる。続き…はないのかな。