石田衣良のレビュー一覧

  • 再生

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    人生において、落ち込んだシチュエーションを取り上げた短編集。各々の登場人物が、些細なきっかけで明日に希望を見出だしていく...
    人は、ドラマのような劇的な出来事がなくてもふとしたことで、気持ちを切り替えられるんだよなと改めて思いました。
    人生に躓いてる人や気持ちが下がってる時などにお薦めの作品かなと。

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    2024年11月27日
  • マタニティ・グレイ

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    フリーカメラマンの旦那と結婚し、生涯子どもも作らず、仕事を生き甲斐として生きていこうとしていた主人公。奇跡的に妊娠が発覚してしまい、今後のキャリアや家族形成、マンションのローン、さらには会社の産休制度が整っていないことにお先真っ暗になってしまう。

    ストーリの題材は、とてもよかったのですが、中身が少し軽く、次々と比較的簡単に問題解決していくところが、あまり面白味を感じませんでした。また、お金の不安があるにも関わらず、外食などの浪費のシーンが多く見受けられ、ちょっとリアルな話の展開ではなかったので、少し残念でした。

    ただ、前向きに取り組む主人公の姿勢には勇気をもらえました。

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    2024年11月23日
  • 1ポンドの悲しみ

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    2024.11.12
    恋愛の短編集。
    さくさく読めてちょうど良かった。
    この前ドラマで、友情は関係に終わりがないけど、恋愛は事あるごとに関係性が変わって終わりもあると言っていた。確かにな。

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    2024年11月13日
  • 世界一ポップな国際ニュースの授業

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    時事系ながら既に4年近く前の本。
    一つ前の2020年アメリカ大統領選についての考察などが登場するので、当時の予想がどの程度当たっているのか検証しながら読む感じとなった。

    ロシアのウクライナ侵攻も中東紛争も結構現実に起きたことと近いことが書いてあり、専門家(石田さんは作家だが)の読みは大したものだなと思う。

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    2024年11月12日
  • ペットショップ無惨 池袋ウエストゲートパーク18

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    生きてる人間は
    勝手なことを思っていい。
    いくらでも思っていい。
    それが生きてる奴の特権で
    生きるための術だから。

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    2024年11月10日
  • 獣たちのコロシアム 池袋ウエストゲートパーク16

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    解説の計算によればマコトとタカシは
    私と同級生の可能性が…
    私と同年齢がやっていると思うと
    コメディで笑えるが、
    実際は年をとってないようなので残念。
    相変わらず楽しんだ。

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    2024年11月08日
  • 獣たちのコロシアム 池袋ウエストゲートパーク16

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    アンダーグランドなネタは尽きないな。マコト、タカシの勧善懲悪。毎ネタ悪を成敗する時代劇のような展開なのに癖になってしまってる。

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    2024年11月06日
  • 波のうえの魔術師

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    何にも考えずタイトルに惹かれてジャケ買いしたもの。
    銀行や株投資の話か…。
    むむむ。これは苦手分野かも。

    と思ったけど、あまり難しさを感じず、スラスラと読めてしまった。
    いや、わからなくても伝わるような書き方だったと言うべきかな。
    このあたりが、石田衣良さんの凄さなのかも。

    本作は20年に刊行されているため、時代設定はバブル崩壊よりちょっと後くらい。

    作品紹介で言うほど知略の限りが尽くされてる感じはなかったが、なんとなく『ぼくらの七日間戦争』を読んでるような爽快感で面白かった。
    しっかり作品紹介に引っ張られた感想w
    いや、もしかしたら寄せてる?

    単なる就職浪人でパチ屋に通いまくるところから、毎日株価書いてるだけで才能開花する主人公がまじで羨ましい。
    それを開花させた黒いガラス玉のような冷たい目を持つ魔術師はもっとすごいな。

    政治経済が本当に苦手すぎる俺には無理だ。
    いや、諦めるのはダメだ。俺も頑張ろう。
    多分やらない。

    最近はNISAやらiDeCoやらでだいぶ資産運用の波ができてきてるが、この話を読むとバブル崩壊あたりで投資推奨してたらほとんどの人が失敗して、より投資後進国になってたんじゃないかな。

    いや、むしろこれが原因だったのか?

    今でも『株で失敗した』『あれはギャンブル』『営業に騙された』くらいのフレーズしか聞かないし、学校教育としてもやってこなかったし。

    『投資に成功した!』って言う人が、YouTuberか怪しい詐欺師くらいしかいない現実。
    流石にそれは言い過ぎか。

    今後は「資産形成」って授業が高校で必修になるらしいが、どうなんでしょうね。
    森永卓郎さんは国が教えることは、国にとって都合いいことしか教えないから、変なことを植え付けるものにしか思えない、みたいなこと言ってた気がするが…。

    有意義な読書タイムをありがとうございました
    この読後感を噛み締めつつ

    石田衣良さんの作品は「娼年」、「コンカツ」、そして本作と読んできたが、どれも毛色が違いすぎて面白いと思った。
    他の作品も読んでみたいので、おすすめの作品あったら教えてください。

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    2024年10月31日
  • 愛がいない部屋

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    どの話も読みやすく想像しやすく、愛を感じやすかったです。切ない愛、悲しい愛も分かりやすく表現してあり、楽しい短編集でした。
    あと二冊ある恋愛短編集も読むのが楽しみです。

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    2024年10月24日
  • 絶望スクール 池袋ウエストゲートパーク15

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    久々のIWGPシリーズ。時代時代の課題やテーマを解決、マコトタカシが水戸黄門のような勧善懲悪の気配を感じてます。

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    2024年10月18日
  • 絶望スクール 池袋ウエストゲートパーク15

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    やっぱり現実世界と同じだけ
    マコトたちも歳をとってるんだろうか…
    やたら涙もろくなっているマコト…
    年齢的にはちょっとやばいな…

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    2024年10月17日
  • 初めて彼を買った日

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    『チェリー』が好きだ。
    同じ童貞の話でも『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』より痼が残り、余韻に浸れる。
    哀しさは残しておいた方がいい。

    セクシーと欲望のテーマパーク。

    人間の身体は等しく愛おしいものであり、多くの性の形があった方がおもしろい。

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    2024年10月14日
  • ペットショップ無惨 池袋ウエストゲートパーク18

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    シリーズ第18弾。

    ついに北東京一のハッカーゼロワンに恋の予感が。

    シリーズ第二期に入ってから、社会派要素が色濃く落ち着いた内容なだったが、本作では久しぶりに他グループのギャングが登場。

    次作から抗争ものが再燃しないかと期待。

    タイトルにもあるペットショップにまつわる回は、非常に考えるものがある。

    動物を家族として大切に飼うものがいる。

    しかし、飼うという行為そのものが善悪で述べられるものなのかどうか。

    動物を食用以外で飼育する人間の歴史を知りたいと刺激された。

    悪徳ブリーダーがSNSやニュースで取り上げられることがあるが、このペットショップ業界の闇は中々に深い物がある。

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    2024年10月10日
  • ペットショップ無惨 池袋ウエストゲートパーク18

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    タイトルになっているペットショップ無惨が良かったです。
    が、最後が駆け足で完結したような…。
    これを一冊のボリュームで読みたかったです。

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    2024年09月27日
  • 清く貧しく美しく(新潮文庫)

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    石田衣良と言えば性描写がメインなイメージだったが、そういった描写はなく進む小説。
    ひとつひとつの描写がきれいで出てくる料理すべてが美味しそうに感じるし、登場人物の感情の移り変わりがきれいに描かれているなと思った。
    元カノと発展するかと思ったけどそうではなく、良くも悪くも現状維持。モヤモヤとも爽快とも違うし納得とも違うけど、私は目を背けたいと思った。きれいな話だった。

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    2024年09月22日
  • 七つの試練 池袋ウエストゲートパークXIV

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    面白かった。
    解説を見て初めてアニメの存在を知ったけど
    みたらイメージが…
    ドラマ版が強すぎてイメージが…だった。

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    2024年09月20日
  • 裏切りのホワイトカード 池袋ウエストゲートパークXIII

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    なんか最近の話題になってきた。
    けど、進撃の巨人とか、あんまり入れないで欲しかったな。
    スピリチュアルな話が好き。

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    2024年09月10日
  • 逝年

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    ネタバレ

    人の欲望の形には、たくさんのバリエーションがあって、欲望は死ぬまで消えることがない。

    このシリーズでは、セックスという欲望に焦点が当たっているので、仕方のないことなのかもしれないけれども、結局のところ、リョウのセックスはいつも近親相姦だった。
    御堂静香への想いは、母を求める気持ちと同じもので、突然の別れを余儀なくされた母の代わりに、死を目前にした御堂静香とセックスをして、繋ぎとめようとするかのようだ。

    でも、愛の表現方法は、セックスだけではない。
    エイズを発症した状態で、危険を冒してまでセックスをしなければいけなかったのか、私には分からない。
    ただ、人はやったことよりもやらなかったことを後悔するものだから、合意の上でそういう結論に達したのなら、それも一つの答えなのだろう。
    近親相姦的関係を、聖母子像になぞらえて美しく描くことはやりすぎだと思うけれども。

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    2024年09月01日
  • 西一番街ブラックバイト 池袋ウエストゲートパークXII

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    だいぶ最近っぽいと思ったら2018年か。
    早いものよ…
    いろんな問題を考えて、
    その解決策も考えるのは大変だ。
    最後の話の最後が可愛かった。

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    2024年08月26日
  • スローグッドバイ

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    「どの恋人たちも決定的な理由や運命的なひらめきで恋仲になったわけではないし、殺したいほどひどい理由で別れることになったわけでもない。
    気がついたら隣にいたから、と好きになり、季節が変わったから、と愛が冷めたりしている。
    おそらくはこれが、二十代から三十代はじめの恋愛のリアルな姿なのだ。」

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    2024年08月17日