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あの銀行を撃ち落とせ! 謎の老投資家が選んだ復讐のパートナーはフリーターの<おれ>だった。寂れた下町の一角で、マーケットのAtoZを叩きこまれた青年と老人のコンビが挑むのは、預金量第三位の大都市銀行。知力の限りを尽くした「秋のディール」とは? そのゆくえは……。新世代の経済クライムサスペンスにして、「ビッグマネー!」のタイトルでドラマ化された話題作。地道な生活者を破綻させた金融界の残虐性と世界を揺るがす市場の「波」を、精緻に痛快に描き切る!
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Posted by ブクログ
立花隆さんの近著に出てきた小説。この著者の本は、これまでほとんど読まなかった。先週から立て続けに2冊読んだ。いずれも面白かった。で、この小説もでたらめにおもしろかった。
ドラマ「ビッグマネー!」の原作本。ドラマがずっと記憶の中にあって、ここからあのドラマが作られたと思うと、ドラマのキャラやストーリーのアレンジも凄かったと思い知らされる。 小塚さんの残した言葉は、作者の思いもあったのだろうか。タンス預金の多かった時代へのメッセージだと感じた。
他の本で紹介されていた。 大学を卒業したばかりの無職の男性が、なぜか謎の投資家にスカウトされて、株投資を教わって始めるが、目的は素人を苦しめた銀行に復讐することだった、という内容。 2001年の出版だったので、株価や取引の仕方とか今とは全然違う。20代の早いうちに株取引の面白さを知り、知識経験を...続きを読む身に付けておけば、人生全然違っていただろうな。サイドストーリーの恋愛ネタも興味深かった。
株式投資と銀行を舞台とした物語。前半は株式投資に出会って成功と失敗を繰り返しながら成長していく所にリアリティがあって面白い。後半はリテラシーの無い人に金融商品を売りつける銀行の闇の部分を暴く所が痛快で面白い。体験に裏付けられた投資格言がたくさん出てくるのも見どころ。『株は海水と同じ、喉が乾くと海水で...続きを読むもどんどん飲みたくなるけど、飲みすぎると死に至る』と言う言葉が刺さる。
自分が若かった頃読んだ本の再読ブームが来ている。 当然ながら昔と受ける印象はかなり違うと感じた。 最初に読んだときはくすぶっている若者の成長譚、あるいは悪事を働いた巨大な銀行を知恵とスキルで手玉にとるクライムサスペンスとして楽しんだものだった。 同じ小説でも時を経て読んでみると依然面白いのだが、...続きを読むなんともやりきれない感じが残った。 「罪と罰の非対称性」とでも云うべきか。 確かこの小説が原作のドラマ「ビッグマネー」では融資つき変額保険を作った張本人(確か原田泰造さんが演じてた気がする)が罰を受けた記憶がある。それがテレビの大衆性ってことなんだろうが、現実はそうは行かない。 大体罪を犯す者と罰せられる人間は別である。 白戸もその辺りは理解していて、今の行員に同情はしているが、まつば銀行をはめるディールの手を緩めることはしない。 またディールの成果を得るのも一部の人間であるし、失われた命が戻ることもない。 資本主義が続く限り我々に逃げ場はなく、否応なくプレイヤーにさせられる。 せめて我が身と、手の届く範囲の人位は守れるようにしたいものだ。 これ聴きながら読んだ ELLEGARDEN『Fire Cracker』 併せて読みたい 伊坂幸太郎『SOSの猿』
銀行株を空売りして、株価誘導をして儲ける話 面白かった、石田衣良さんはこんなのも書けるんだな。いろいろうらやましいなーと思う場面もあったけど、最後はちゃんと現実的な終わり方で、それも良かった!
パチンコ通いのヨレヨレスウェットを着ていた就職浪人が、株の世界に足を踏み入れ、オーダーメイドスーツなんか着ちゃってみるみるかっこよくなっていく様を想像して、ドラマ化するなら誰かなぁなんて楽しんでいたら、ドラマ化してたんですね、白戸くんは長瀬智也か。 あと小塚老人の黒いガラス玉のような冷たい目が気にな...続きを読むる。怖いよね。(ドラマ版小塚老人は植木等) 株の知識はなくても楽しめた。 マーケットとは巨大な生き物とはよく言うけれど、ほんとそれ。 ドヤ(宿の逆さ)ね。よく言うドヤ街ってそういうことね。山谷とかね。 最後は小塚老人に裏切られた白戸君だけど、気持ちのいい終わり方でした。 石田衣良って、こんな経済の話書くんですね!池井戸潤かと思うわね。
分からない用語が多々あり、調べつつ読んでいたけれど話のテンポ感が良くてスラスラと読めた。 最後のどんでん返しが面白い。
バブル期の融資つき変額保険をテーマに巨大銀行に立ち向かう。個人投資家のお爺ちゃんとその弟子のお話。 正義を胸に悪どい金融機関と闘う構図は痛快で、『半沢直樹』みたい。20年ほど前にこの本は出版されているので、人の興味関心や世の中の流れは大きなうねりとなって繰り返されるんだなーと感じる。 羨ましいよ...続きを読むうな師弟関係も読み応えあるし、世の中の裏側も垣間見えた気がして、読んでみてよかった石田衣良作品。 【メモ】 ・献血をして闇金にお金を返すため、骨が血を作るのに間に合わず死んでゆくなど ・ドヤ ・保険を売りつけた行員は異動でもういない。後始末をする銀行員のやるせなさ。→今も銀行はこうなのか?
ドラマ「ビックマネー!」程の爽快感は無いものの、小塚さんと白戸の男気には胸を打たれるものがあります。闘う(大袈裟な言い方をすると)相手にもよりますが、まず自分がどんな武器を持っているか?知らないと…かな?
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