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Posted by ブクログ
この本読んで、浜崎あゆみの本が気持ち悪かった理由わかった。
石田衣良の実際にあったことをフィクションにしてショートにまとめて書いてある本なんだけど、その中に失恋話もあり、たった3ページのこの石田衣良の話のなんと面白いことかと。
そうか、ここが違うんだ。
20年前の恋心って20年経つうちに発酵して、カビて、それでも輝いてるのかもしれないけど、本人自体も20年経ってしまっている今の状態で振り返る大恋愛って、やっぱり視点が今なんだけど、浜崎あゆみのあの本、視点が17歳のままで、書いてるのが40すぎのおばんなんだ。そのなんとも言えない気味悪さは、
20年前に作ったケーキを、おいしいんだよーどーぞ召し上がれ。
とか言われてる感覚に近いのかも。
イチゴとか原型ないくらいドロドロになってかびて何かわからないような状態なのに、本人はウキウキで
これ超美味しくできたんだよー!
とかいう感じの怖さ。これ。これ!!!!これだ!!!
その点、さすがの石田衣良はたった3ページで大恋愛、失恋、切なさそんな想いがダーーーーっとこちらに流れてくるように描く。
最初の実母の病院の話ですら、そんな感じだった。
母が死にそうっていうのを、全く違う視点から描き出すことでめちゃくちゃ悲しい気持ちが溢れすぎる。
たった3ページでここまでに。っていう。
読みやすいし、石田衣良本人の雰囲気がとっても手に取るようにわかる一冊でした。
ラストのお母さんへのメッセージで、石田衣良って、石平さんだったんだ!っていう発見が1番鳥肌たったわ。笑笑
Posted by ブクログ
面白かった♪
いわゆる『ショートショート』と呼ばれる、
ページにしたら10ページくらいの超短編が24話。
どれもこれもコンパクトに仕上げてるだけあって、
ピンポイントで分かりやすく、とても読み易い。
僕が一番好きだったのは『旅する本』。
悩める人や困った人が『今、出逢うべき本』へと姿形を変え、
時代から時代、人から人へと旅をする本。
もしかしたら、世界中の何億冊という本の中の1冊くらいはそうかも知れないな?
僕にとっては、あの頃に読んだあの本がそうなんじゃないかな?
すごく感動して人生に迷ってたのを救って貰ったのに、なぜか手元にはもう無い。
また誰かを救いに行ったのかな?
米粒ほどの大きさだけど、
とてつもない光を放つ宝石の様な素敵なファンタジーだと思った。
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