感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2021年06月11日
セックスに至るまで、
セックスするカップル、
セックスする状況、
セックスに対する心境、
セックス中の感情、
いろいろな組み合わせがあって、
それを汲み取る、成りきる、
自分なりにだけど"溺れる"ことで
一つ、一つ何か学べる気がします。
読むときに毎回受け取りかたも変わるし、描写...続きを読むが深いので、毎度嬉しい一冊です。
深い!すごく好きです!!
Posted by ブクログ 2021年05月29日
タイトルに圧倒感があり、なかなか読めませんでした。
でも石田衣良さんの小説ということもあり読み進めました。
私の周りでも『行為』事態が忌み嫌われている昨今。そのことが、まるで当たり前のように笑い飛ばされています。
なら、何故、生きて楽しい経験が出来たり、子供が可愛く思えたり出来るのか?違和感を感じて...続きを読むいました。
涙が流れる物語もありました。
人と人の繋がりの確認の一つだと思えました。
ただ、それだけでも、貴重なことを教えてもらえました。
Posted by ブクログ 2017年06月26日
セックスって何なんでしょうね。
この歳になればセックスしてる人間のほうがマジョリティになるとは思うけど、そのマジョリティの一部である私もわかりません。
セックスが何なのか、輪郭すら捉えられず、何年もの時を生きました。
その何年かの間に自らの体や心を削ったこともあります。
それほど、私はセックスとい...続きを読むうものに惹きつけられました。
惹きつけられたなんて言い方をすると美化されているような気がしますが、結局はただの欲なんでしょう。
でも、ただの性欲ですね、で終わらせるにはどうも難しい何かがあると思うのです。
この作品は短編集で、様々な人々の様々なセックスを垣間見ることが出来ます。
彼らのセックスは多様で、性欲の陰に隠れた性欲以外の欲を隠し持ちながら、そこにありました。
それは私達も同じだと思います。
支配したい、認められたい、知りたい、壊したい、子どもがほしい、そして生きたい…などなど。
私達は性欲以外の欲を持ち合わせ、性欲を手放すときにその欲も一緒に手放す。
単純なようで、複雑で面倒くさくてよくわからない。
自分が誰なのかよくわからないように、セックスもよくわからない。
それでもセックスをセックスと名付けたのは人間くらいなもので、やっぱり人間はセックスをどうにか捉えたかったのでしょう。
この作品を読めば、セックスが何なのかわかるわけではないけれど、私達にセックスが何なのかという問いは与えてくれるような気がします。
Posted by ブクログ 2013年05月31日
タブー視されているsexを、どどーんと書いちゃっている作品!
私は好きだな〜
特別なアブノーマルとかじゃなくて、ただただ、日常生活にあるそれぞれのコミュニケーション。それを文章で表現するのがすごい!しかも、なんというか、行為だけではなくて、行為を通して登場人物たちが何を感じているのか?
内容がすとん...続きを読むと落ちるってより、すーと流れる感じで、それに良くも悪くもない。それが妙に心地よかった!
Posted by ブクログ 2012年10月28日
【いい本といいセックスをたのしんでください。どちらも大人の生活には欠かせない大切な時間です】
ふむ( ´・_・`)僕も含めて,「草食男子」なるものが増殖した今日。表紙があの石田衣良さんの【美丘】を思い出して怖かったけど(同フォトアルバム内参照),手に取ってみた。
なかなか,おもしろかったです…特にあ...続きを読むとがきが( -ω-)
中にはイヤな話もあったけれど,どこか遠くないところにある現実なんだろう。
深いなぁ…。まぁ,僕自身のsex感を公共の場には晒せないけれど,男の子だって,結構コレにセンシティブなのよね。普段表に出ないコレの性格が,表の正確にダイレクトに影響すると思う( ´・_・`)
あまり好きでないテーマだったけど,読んでよかったかな,きっと…。
男女にオススメです!思春期でない,世の夫婦とカップルたちにオススメ!
Posted by ブクログ 2023年08月26日
石田衣良さんの作品の中でまた新たな小説に出会えた。官能的で、でもとても温かくてさすが石田衣良さんだなという感じ。あっという間に読破してしまった。
Posted by ブクログ 2023年01月24日
余り読んでない作家の石田衣良さん。「SEX」、2012.9発行(文庫)。いろいろなセックスの形態を描いた12の短編集。死を間近に控えた50歳の男性の希望に応え、病室でヌードを晒す元妻、クラブのママ、モデルたち「蝶をつかむ」。結婚10年、未だ妻に触れることができない夫は性嫌悪症。カウンセリングと懸命...続きを読むな努力が2年後実を結ぶ「絹婚式」。妻と15年セックスレスの56歳男性と彼と別れ半年ぶりのセックスの26歳女性。この二人のセックスの顛末は「落葉焚」。
Posted by ブクログ 2018年06月19日
様々な愛の形。
「書物の中だからでしょ?」とか、「ないわー」と思う物語もあるし、「羨ましいっ」と欲に駆られる物語もあるし。。。。 結局、どれも夢中にさせられる。
愛し合う・・・なんて、尊いことなんだろう。温まることなんだろう。。。
Posted by ブクログ 2014年12月09日
sexをテーマにした短篇集。性欲に満ちたものもあれば、夫婦愛に溢れたものもある。ドキドキしたり、きゅんとしたり、興奮したり、感動したり…。作品によって感じ方は様々だったが、いずれも性の問題を抗えないサガとして前向きに受け止めようよというメッセージを感じた。
Posted by ブクログ 2014年06月09日
帯を見て衝動買いしました。
「好きな人とたくさん」わかったような気がします。
短編だからかな、すっと終わるので個人的には
重くなく読めました。
おっしゃられてる方もいらっしゃいますが
電車の中では読むの辛かったです(笑)
夜、寝る前にひっそり読みました。
Posted by ブクログ 2013年05月09日
石田さんの恋愛描写は得意じゃないから躊躇しながら手にした本。
でもすごく良かった!
大切な人との大切な行為であること。
それを忘れずに過ごしたい。
Posted by ブクログ 2013年04月21日
あとがきが良いですね。草食系男子や未婚率の上昇は日本の将来を不安にさせますね。SEXに光をあてることは大切です。
純花ちゃんの生まれ変わりが誕生する事を切に祈る!
Posted by ブクログ 2012年11月10日
あの無差別殺人も実行される前に声をかけていた少女がいたら未遂に終わったかもしれないのにな、という希望をsexに込めちゃうとこが石田衣良さんらしくて素敵。
Posted by ブクログ 2023年12月09日
これを薄っぺらい官能小説と感じる事には全く賛同しない。
一つ一つの物語が人間本来持つ色んな欲をとても正直にリアルに描いている。
やはり心が繋がってこその行為だと改めて感じさせられた。
文章もとても読み易く嫌な読後感が全くない。
現在、石田衣良に嵌り中。
Posted by ブクログ 2023年05月13日
3.0 男目線の性を題材とした短編集。男をそそる女性が多く出てくるけど、実際とは違ってる気がする。女性に聞いてみたいけど、セクハラになるので聞けない。謎は謎のまま楽しむべし。
Posted by ブクログ 2021年07月23日
色んなsex、性に関わる人間関係を描いた物語。
性によって救われるもの、傷つくもの、様々である。
描写は良いが、物語の面白さとしてはどうだろうか…
Posted by ブクログ 2019年07月31日
衣良さん、って感じ。
それぞれシチュエーションは
バリエーションに富んでいるけど
描写はけっこうどれも同じ。
男性の雰囲気がすごい漂ってる。
文字に溺れてと絹婚式が好きだったかな。
あとがきや付録で言ってることには
共感できるのになぜか作中では
いまいちしっくりこない。
Posted by ブクログ 2017年11月04日
うーん・・・ちょっと、物足りないような~~~w
もうちょっと突っ込んで欲しかったけど、ショートショートって感じだから仕方ないのかもだけど、もうちょいガッツリいってほしかったかなーwww
(なにを期待してたんだか?ww)
Posted by ブクログ 2016年02月14日
セックスレスな我が夫婦にはなかなか参考になる文書でした。笑。
いろんな性の形があると。そこには物語すらも存在すると。
身体だけではなく、それは心にも影響を与えると。
性についてこれほど深く考察することはなかったので、なかなかの発見でしたが、エロ本と言ったらそれまでの官能小説でもある。笑
最後...続きを読むに石田衣良が質問形式で読者に答えるアンサーが、なかなかの赤裸々っぷりでこれまた驚きました。
これ
Posted by ブクログ 2015年07月11日
IWGP の作者の官能小説ってことで、興味本位で読んではみましたが、ま、凡作以下っていうんですかね。(^^;
こう、文学系のきどった文章が出てくると、思わず苦笑いしてしまいます。
作者とか、付録の相談室とか見ていると、多分、ターゲットは女性なんじゃないかと思いますが、実際、買って読んで楽しめた人って...続きを読むいるのかな?
作者本人はとても満足しているようなので、ま、それはそれで良かったということで。
続きも計画されているようだけれど、多分、読まないかな。(^^;
Posted by ブクログ 2014年10月21日
やや感動系なエピソードも入った官能短編集。テーマがズバリそのものなので人前で読むには恥ずかしいですな。
考えてみると食欲と同列なのだからおかしくはないはずなのだが。
Posted by ブクログ 2013年07月28日
2にも、期待☆
タイトルのまんま、だけど、色んな形や色んな状況を描いた作品。
ただの官能小説ではなく、
読み手の想像を膨らませるような幅を含ませた内容だった。
性(sexという行為も含めて)に嫌悪感を持つ方にも、文字でなら受け入れ易いのではないかと思う。
子どもを持つ身としては、【純花】の話...続きを読むは人ごとだとは思えなかった。
一歩間違えば、同じ状況になるかもしれない、と思いながら読んで、自分ならどうしたら良いだろうか……と考えさせられた。
内容を読む前に、あとがきを読んで欲しい!
ー生と性のよろこび。
自分としての解釈にはなるが、
生と性。性にはりっしんべんがついている。
ただ単に、体を合わせるだけでは成り立たないことだから、なのかなと。
心を伴った生きる行為。
そういうのを、著者は伝えたかったのかな……。
Posted by ブクログ 2013年06月01日
官能小説の良し悪しというのがイマイチわからないですが、良かったと思います。
確かにエロティックなお話ばかりですが、単にsexしてるだけではなくて、sexという行為に向き合うお話が盛り込まれていたと思いました。
この本自体は短編集なので読みやすかったです。
Posted by ブクログ 2013年02月22日
最初の短編が臨場感とふたりの欲情感とがリアルで良かった。エロかったが。その後の短編達は物語としては良かったがインパクトに欠けた。また進むにつれて単なる週刊誌のチョイエロ小説になっていったのが残念。息絶えた感じかな。
Posted by ブクログ 2012年11月19日
なかなか人がどんなセックスをしてるのかなんて聞くこともないので、結構楽しい。
それこそAVなんかのセックスではなくありふれた日常の一コマとしての「ふつう」のセックスを切り取った短編集。
好きな人を大切にしようと思えました。