石田衣良のレビュー一覧

  • こどものころにみた夢

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    評価が低いのは、帯の文言がまったくの羊頭狗肉だったからです。「5分で読めて、暖かい気持ちに」って。全然暖かい気持ちになんかなりませんよ。作家陣も抗議していいんじゃないか。まあそこを期待して購入した訳じゃないんだけど。

    内容はよかったです。不条理さ、うっすらと漂う気持ち悪さ(あるいは気持ちよさ)、尻切れとんぼの読後感、などなどいかにも夢の話だという気がして、一編読んだあとよく眠れる気がしました。お話と自分の夢の境目が曖昧になるようで。

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    2024年02月27日
  • 夜の桃

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    昔読んだのであまり覚えていないけど、唯一覚えているのが結構エロかったこと…
    当時、満員電車の中で本を読むことが多かったので後ろの人に見られていたら…と思ったら本を開けなくなってしまった思い出(笑)

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    2024年02月26日
  • 娼年

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    20代前半に読んだときの評価。
    その頃、この作品を読んでとても視野が広がった!現実でもきっとこんな世界があるんだろうな、と。

    今読むとまた感じ方が違うのかもしれない。
    今度また読んでみよう☺︎

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    2024年02月26日
  • 獣たちのコロシアム 池袋ウエストゲートパーク16

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    シリーズ第一16弾

    マコトもシリーズ途中まで歳を重ねてきていたが、いよいよ歳は取らない設定に。
    それはそれで良い。

    さて、本作も社会ナタを盛り込み
    中年の追いやり部屋、ラブホ強盗、新手詐欺、幼児虐待

    表題でもある獣たちのコロシアム
    ダークウェブ上に幼児虐待の動画を投稿する集団を潰す回

    世の中には変態を越すド底辺の変態がいる
    ネット社会の弊害が叫ばれて久しいが、改めて恐ろしさを痛感する

    終章のキングの台詞を読むと、ついにキングタカシも引退が近いか?

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    2024年02月23日
  • カンタ

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    ネタバレ

    カンタと燿司の絆に何度も感動しました。
    まさに魂の双子。
    2人が一緒に居るから何でも乗り越えられる。
    最後の最後までハラハラしましたが、ラストに2人の絆がさらに感じられました。
    でも後半の会社や株の話より、前半の2人の学生時代の話の方が私は好みでした。

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    2024年02月22日
  • 愛がいない部屋

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    全く内容と関係ないけれど、一冊の本の中に、自分の名前と、夫の名前と、彼の名前が出てきて、なんかびっくりした。

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    2024年02月11日
  • 炎上フェニックス 池袋ウエストゲートパーク17

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    コロナの中の社会をテーマにした話。グローバルリングのぶつかり男の近所のバーさんとの繋がりみたいなのは良かったけど、全体として浅い印象。

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    2024年01月30日
  • 4TEEN

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    中学時代にあんまりザ青春みたいなものを味わっていないせいか、これまで中学生の物語にはあまり興味はなかった。しかし、この本を読むと、人間関係の残酷さ、大人の世界へのピュアな好奇心、といったような小学生でも高校生でもない、中学生らしさ、といったものは確かに存在するのだなと実感した。自分はこの本の主人公たちのような刺激的な冒険、体験をしていないけれど、中学生ってそういえばこんなだったな、と随所に思い出させてくれる、そんな憧憬を味わわせてくれた一冊。

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    2024年01月28日
  • 逝年

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    娼年の続編。

    相変わらず性の描写に美しさを感じるような文章は作者の美学か。

    少し物語のペースが速くてもう少しじっくり展開しても良かったかとも思う。

    最後のリョウと静香の交わりは感染の危険があるとはいえ、生々し過ぎて少し心にグッとくるものが無かった。

    大人の恋愛を描かしたらこの人の右に出るものはいないのではないか。

    それ程変なエロさが無く描写が美しい。

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    2024年01月26日
  • 再生

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    再生をテーマにした十二の短編。
    解説の中村さんが言っている「ささやかとも思える奇跡」というのがピッタリな物語ばかりでした。

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    2024年01月22日
  • 1ポンドの悲しみ

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    少し前に読んだ『愛がいない部屋』がとても良かったので同じような短編集を選択。

    それよりかは心に響くものは無かった。
    慣れかマンネリか。

    でも読み易いのは相変わらずなので、隙間時間に読むにはもってこいの作品。

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    2023年12月28日
  • スローグッドバイ

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    「涙を流さなくちゃ、始まらないことだってあるんだよ」。恋人にひどく傷つけられ、泣けなくなった女の子。彼女に青年の心は届くのか(「泣かない」)。上手に別れるため最後にいちばんの思い出の場所へいく。そんな「さよならデート」に出かけたふたりが見つけた答え――(「スローグッドバイ」)など、普通の人たちの少しだけ特別な恋を綴った10篇。出会いから別れまでの一瞬一瞬をやさしく描く傑作短篇集。

    「誰もが人生の主役になりたがるが、夢だとか恋だとか成功とか、どうしてあんなにしんどいものに、みんな手を出したがるのだろう。」

    「大人になるというのは、結局「立入禁止」や「この先行き止まり」の標識に素

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    2023年12月15日
  • sex

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    これを薄っぺらい官能小説と感じる事には全く賛同しない。

    一つ一つの物語が人間本来持つ色んな欲をとても正直にリアルに描いている。

    やはり心が繋がってこその行為だと改めて感じさせられた。

    文章もとても読み易く嫌な読後感が全くない。

    現在、石田衣良に嵌り中。

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    2023年12月09日
  • 愛がいない部屋

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    10個の短編集でとても読みやすく読後感も良い。

    色んな人間の色んな人生を生々しくもとても正直に描かれている。

    感じ方は色々あると思うが主人公が己の善悪全てを受け入れて生きていく力強さが感じられる。

    兎に角とても読みやすい。

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    2023年12月04日
  • コンカツ?

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    2016年ごろに書かれたにしては、女性の価値観が古いというか、結婚に焦る29歳が合コンやお見合いパーティしながら出会いを求めるという展開にやや違和感を覚えてしまいました。これはリアルなのか、今も本当にそうなのか、、?自分の周りにはなかっただけ?
    女性活躍とか自立というのが当たり前になりつつある今、これがリアリティだとすると少し悲しいなと思わされました、、。

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    2023年12月03日
  • 炎上フェニックス 池袋ウエストゲートパーク17

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    IWGPシリーズ、17巻目。
    描かれるのは2020年、コロナ禍真っ只中で閉塞感あふれる池袋だが、話のテンポは変わらぬ疾走感。通勤と出張の電車の中であっという間に読み終えた。

    今回のお題はパパ活、ぶつかり男、デリバリー配達員、ネット炎上。
    いつもの通り、マコトはシャープで、ゼロワンは手際が良く、タカシは頼りになって、Gボーイズは統制が取れてる、少々のことではビクともしない安心安定の読み心地。
    4つの話の中で「グローバルリングのぶつかり男」は一番ちんまりした話だったが、加齢にも病気にも人工関節置換術にも負けない池袋の老女の逞しさと、自転車止めのステンレスの柵に全裸のまま手錠でつながれたぶつかり男

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    2023年11月25日
  • 清く貧しく美しく(新潮文庫)

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    あまり共感できなかった
    けど、二人がいいならいいと思う
    .
    出てくる人に意地悪な人が出てこないことがよかったし、
    男女の心情の違い
    登場人物や情景の対比がおもしろかった

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    2023年11月11日
  • 炎上フェニックス 池袋ウエストゲートパーク17

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    もう義務感で買っている。マコトは今の事象を拾うことになっているので、ちょっと確認、という感じ。マコトやタカシの歳の取り方を見たい気もするが、あのままで彼らが現代病をどう裁いて(捌いて)いくのか、というのが資金石になっている気もするし、サザエさんみたいなものだと思うしかない。それは決してネガティブな意味でもない。

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    2023年11月10日
  • マタニティ・グレイ

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     1人目の時も臨月に読んだので今回も再読。産休育休の制度を会社に導入させたりまでは良いが、カフェイン断ちは徹底するのに1杯だけと言ってアルコール飲んだり、破水したかもなのにシャワー浴びたりと、あり得ない行動を取りすぎる主人公に共感できない。出産方法も普通じゃなさすぎて、よく取材はされているものの妊婦の共感をあまり得られない点が残念。著者の女性主人公の話は、女性心理の面でいい線ついてると思いはするが好きになれない。

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    2023年10月18日
  • 炎上フェニックス 池袋ウエストゲートパーク17

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    石田衣良さんの文章が無性に読みたくなったので購入。

    良くも悪くも「読者が期待する池袋ウェストゲートパーク」といったところ。事件が発生して、マコトやキングがなんやかんやして問題を解決するというお決まりの展開。

    真新しさはまったくない。でもそこがいいというか、とにかく安心して読むことができた。

    あとこれはどうでもいいことなんだけど、作中内でマコトたちの年齢ってどうなっているんだろう?
    おそらく時は止まっていて、永遠に彼らは20代なんだろうけど、もし実際の時間軸で時が流れているなら、マコトやキングは普通にオッサンだから、いい歳こいたオッサンが「トラブルシューター」とか「キング」とか名乗ってたら

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    2023年10月18日