石田衣良のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
池袋ウエストゲートパーク(IWGP)は未読ですが、本書を見つけた時に面白そうだと感じ手に取りました。
本作は傑作集というフォーマットで、IWGPの後日譚の短編集がまとめられた一冊です。
池袋のトラブルシューター・マコトと池袋のキング・タカシが、今(2023年)の日本で課題である格差問題・YouTuber・シングルマザーなどを鮮やかに片付けていく姿が爽快でした。
他の作品では漢字を使って分かり易く頭の中で流れていく部分が、ひらがなで表記されており分かりづらい部分がありました。そのため、⭐︎3評価としました。
日本が抱える課題の一部が描かれているにもかかわらず、それを重く感じさせない優れた作品だと感じました。IWGP本編も読んでみたいと思わされました。
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Posted by ブクログ
まぁ、タイトル読んだらすぐに気づくだろうに、もらった本で何気なく読んでいて、なんか人物が既にありきとして書かれているなぁと思っていたら、これの前作があったのね。若干の違和感はあるものの、前作を読んでいなくても冒頭の登場人物の紹介欄を見ると大体わかってくるので素直に読めた。
ライトハードボイルドってどっちやねんって表現だけど、内容はハードボイルド、ストーリーはライト、そういう事だ。
主人公の軽いニヒルな投げ言葉が文の終わりにちょろちょろと出てくるのがニヤッとなる。短編が何本か詰まっており、タイトルの「少年計数機」はふーんで終わり、あまり面白くないなぁ、やっぱり前作読んでないからか、前作で全部出し切ったのかなぁって思っていたが、後半の十字架の話と水の中の目の話は、ああ、これが作者の全力の姿だなってくらいに気迫が籠り、また、主人公然たらしめる本領発揮だなぁと夢中で読んだ。池袋ウエストゲートパーク、文中では西口公園。この公園を中心として悪ガキたちがのさばる新宿で人情とも任侠とも言えない果物屋の主人公の活躍はちょっと続けて読んでみたくなった。ああ、前作を読めってことかw