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池袋の街は眠らない。そこには、あらゆる人間がうろついている。インターネット上で私生活を見せるアイドル。計数機ですべてのものを数えつづける少年。秘密の風俗業者と、みかじめ料をとる組の男たち。カリスマデザイナー。女子高生監禁事件の未成年の犯人。ホームで余生を送る老人たち。家業である池袋西一番街の果物屋を手伝いつつ、ストリートファッション誌で人気コラムを書くマコトのもとには、今日もさまざまな事件がふりかかってくる。リアルな読みごたえの短篇4篇。
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「池袋ウエストゲートパーク」
2020年10月~ TOKYO MXほか 声の出演:熊谷健太郎、内山昂輝、土田玲央
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
1~18件目 / 18件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
ミステリーとも、青春とも、現代社会の闇ともいえるけど、どれにも分類されない爽やかさを持ちあわせている不思議な作品で、大好きです。
トラブルシューターのマコトが主人公の作品、2作目。 ずっと心地良い。 これはミステリーの要素が少しあるマコトを描くお話なのだ。 障がいのある少年、ヤクザ、後期高齢者、身体を売る女、彼らに分け隔てなく正面から付き合うマコトにハマってしまったので次も池袋を読みます。
話のこじれ方がとても面白い。最後の話が特に面白かった。結論が分からなくてすごくドキドキする作品。 3作目ももちろん買ったので楽しみです。
「一冊に4篇」というのは、シリーズの最初から確立されていて、最近の作品にも受継がれている。 この一冊には…ネットで女性の居る部屋の様子の画を配信する商売を巡るトラブルを何とかしようとする一件…計数機を手に何でも数えているという不思議な少年と出くわして、その少年が巻き込まれた事件を何とかしようとする一...続きを読む件…続発していたオートバイを使うひったくりの被害に遭った老女が思わぬ大怪我を負ったことに憤慨している、同じ老人ホームに居る男性に協力する一件…、「女子高生監禁暴行」という凶悪な事件を起こした経過の在るグループが、ストリートギャングを襲撃、更に方々で強盗ということを仕出かしていて、その正体を探るという一件…という4篇が収められている。 比較的近年の作品から、この初期の作品までドンドン読み進めた。主人公であるマコトの、一人称の語りで綴られている本文の感じ、何処となく老成しているかもしれない眼で自身の周辺や社会を眺めるような調子は変わらないのだが、初期作品のマコトは「より瑞々しい」というような感は受ける。 表題作で、テレビドラマの原案にもなった『少年計数機』は、「はみ出した」という感じの独特な少年に、飽くまでも対等な個人同士として向き合おうとするような、マコトの温かさのようなモノが非常に好い。そしてそのことが事件の解決への鍵を掴むことに繋がるのだ… 凶悪な事件を起こした経過の在るグループの事件と向き合う『水のなかの目』は、なかなかにスリリングな“探偵モノ”である。アクションや、思わぬからくりを解き明かす展開が面白い。 これも非常に面白かった!!
最終章、水のなかの目は、たぶん東京綾瀬の女子高生コンクリート詰め殺人事件をベースにしています。私の中では、1番か2番めに凶悪な事件だと思っているので、物語の中でも、悪が完全にやっつけられてスッキリしました✨
今も昔もまったく縁がないアングラな世界。どの短編も面白い。今さらながらIWGPシリーズ読んでいるが、せめて平成の間にハマりたかった。マコトの淡々とした語り口が魅力。ホームの老人2人組や表題作のヒロキなど脇役の登場人物達のキャラが良いのもポイント高い。『水のなかの目』に出てくるパーティー荒らし達は、...続きを読む無茶苦茶なことをしておいて捕まったら情けなく怯えているのは無知で後先を何も考えていないからなのか。ボスの言うことには逆らえないから?ここまでやるなら覚悟を決めていると勝手に思っていたので、腑に落ちない。
【2024年65冊目】 池袋は今日も忙しい。画面の中の妖精に恋をして暴走する男、世界を数え続ける少年、ひったくり犯を追いかける2人の老人、そして、ひと夏の狂乱。真島誠と共に駆け抜ける池袋ウエストゲートパークでの物語。 池袋ウエストゲートパークの第2作目は四つのお話で構成されています。一番好きなのが...続きを読む「銀十字」でした、人情にちょっぴりほろりとした気分になってからの「水のなかの目」との落差が地獄かと思いましたが。 直感って結構大事にした方がいいのかもしれないな、と小説を読んでいても思うことがあります。なんだか腑に落ちない、すっきりしない、そんな時は必ず何かが隠されているもので、現実でもそうなのかもしれません。 「水のなかの目」の彼は、現実にいると本当に一番嫌なタイプですね。できれば人生で関わりたくない、価値観がまるで異なるので、絶対に相容れない。けれど誠は「あの声が聞けないのは、今も残念だ」と形容していて、そうか、だから池袋で君臨できるのかと感心したりしました。 酸いも甘いもある池袋ウエストゲートパーク。次作以降も楽しみです。
全作品全部が面白かった。 文体が独特だけど、粘っこくない爽快感があるから、回りくどさもあまり気にならないし、何より起きている事が重いけどファンキーで、やっぱり乾いている感じがするから、純粋にかっこいいと思える。 表題作に登場するヒロキ君を始め、今回出てくる人物達もみんな魅力的でどっかおかしい。 で...続きを読むも、根っこの部分に人間味をすごく抱えているから、ファンタジーでありながら身近に感じられるのがとても良かった。 これからもシリーズを追って行こうと思いました。
第二弾。 少年たちや脇も、個性的でキャラがいい。 ドキドキして読み勧めてる間も、きっとうまくいく、大丈夫と安心して先へと楽しみながら進める。
ウエストゲートパークシリーズの2作目 妖精の庭 ストーカーのお話 少年計数機 なんでもカウントする少年のお話 銀十字 おじいちゃん2人と通り魔探すお話 水の中の目 パーティー潰しの犯人探すお話 最後の話、とても印象的だった。読んでてドキドキが止まらなくて、マコトが人が死んでいくのを助けないとは思...続きを読むわなかったからそれほど抱えてるものが大きかったんだなと感じた。
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池袋ウエストゲートパーク
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石田衣良
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