感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2024年03月01日
外出時の電車内や、病院での待ち時間等にちまちま読んだ。IWGPシリーズも17冊目。最近は文庫になってから買うので2、3年遅れている。マコトはまだコロナ禍の真っ只中にいた。一流企業でも副業が認められ、減った収入を補うためにデリバリーのバイトをしたり、テレワークが出来るのはエリートだとか、色々と考えさせ...続きを読むられた。相変わらずキングと共に街のトラブルを解決していくマコト、オッカムの剃刀なんて何処で勉強したのかな?
Posted by ブクログ 2023年12月13日
P活地獄篇/グローバルリングのぶつかり男/
巣鴨トリプルワーカー/炎上フェニックス
見えないところで他人を誹ることを、ネットで公開するなんていやな世の中だ。会って話さない人への嫌悪は、思うか自分に呟くだけで良いと思うのだけれど。せいぜい仲間内で「ねぇ~」と言って後は忘れることだ。許せないことなら声...続きを読むを挙げて行動しようよ
Posted by ブクログ 2023年09月16日
今回は、コロナ禍でのお話
P活、Uber、ネット炎上など
相変わらず世間を賑わした出来事の
てんこ盛り。
どこからネタを仕入れているんだろう…
マコトは自作では
ハッピーになっているのか?
Posted by ブクログ 2023年09月08日
文庫本新作(単行本だと2年前)です。
・P活地獄篇
マコトとタカシの工業の先輩がマッチングサイトを通じてパパ活に関与。マッチングサイトの運営会社の裏に潜む半グレをタカシが珍しく一芝居打って成敗という内容。パパ活・ママ活色々な言葉が生まれているけど、結局は欲望にまみれた池袋らしい話と思いました。
...続きを読む・グローバルリンクのぶつかり男
まぁよくある変態野郎が事を起こす→Gボーイズと警察で競争→Gボーイズが捕獲して解決という流れ。
コロナ前に新宿で少し世間を賑わせていたようですね。
・巣鴨トリプルタワー
コロナ禍で生まれた仕事(食事配達プラットフォーム)から生まれたトラブル。実際にこの仕事を通じて色々な事件が起きていることを考えると、頼むのを躊躇いますね。笑
ただ、結局首謀者は見つからず。
頻発する特殊詐欺もとかげの尻尾切り的な結末なので、モヤッとするのも現代っぽいと思いました。
・炎上フェニックス
軽い気持ちで誹謗中傷、同調圧力の名の下相手を一方的に非難、これがいじめ・精神的苦痛・自殺に発展しています。
有名人もこの結果自殺に追い込まれてしまっている事件も相変わらずあとを絶ちません。
事実を見極めることが今の日本人はできないように思いますが、それは同調圧力に屈する国民性も原因なんでしょうか。
この話の犯人のい動機は、単なる誹謗中傷ではありませんでしたが、結末に向かうなかで他の誹謗中傷者は、ストレス解消や嫉妬などの浅はかな原因の誹謗中傷です。
自分がバカじゃないと思うのであれば、軽い気持ちで誹謗中傷するなんてことしないと思うんですが…。如何せん、そんなことしてなぜ自分の立場を底辺まで下げる人が多いのか?と読み終わったと思いました。
Posted by ブクログ 2023年07月25日
いつものように世に数ある社会問題に対して少しでも読者が自分事と捉えて考えるきっかけの1つになるといいなと思わせる内容。
炎上の話を読んでみて思うのは、本当に想像力にかける人が増えていて不安を覚える。
ただ、増えてきたのか今のSNS社会がそう感じさせるのかは分からない。
マコト達のように人の心を...続きを読む感じとり、親切や義理人情で行動する人が増えたらいい世の中にちょっとはなる気がするな。
Posted by ブクログ 2024年03月25日
シリーズ第17弾。
今回のネタはP活、ぶつかり男、ウーバー系配達員、炎上案件。
常に社会情勢を題材に扱ってきたシリーズだが、本作ではコロナ禍においてより顕著に表れてきた事案だ。
ウエストゲートパークの二期からは大人の解決策が大半になってきたのは、少しばかり個人的には物足りなさが否めないかな。一期...続きを読むの頃のGボーイズは戦闘スタイル全開だったが、本作の東日本連合との折衝は完全に大人の組織のそれだ。
とは言え、誰しもが接し日常に溢れる題材は一考に値する。
正義という大義名分のもとに根拠なき断罪を続け、悦に入る輩たち。
それは見た目にはごく普通の人間だ。
Posted by ブクログ 2023年11月25日
IWGPシリーズ、17巻目。
描かれるのは2020年、コロナ禍真っ只中で閉塞感あふれる池袋だが、話のテンポは変わらぬ疾走感。通勤と出張の電車の中であっという間に読み終えた。
今回のお題はパパ活、ぶつかり男、デリバリー配達員、ネット炎上。
いつもの通り、マコトはシャープで、ゼロワンは手際が良く、タカ...続きを読むシは頼りになって、Gボーイズは統制が取れてる、少々のことではビクともしない安心安定の読み心地。
4つの話の中で「グローバルリングのぶつかり男」は一番ちんまりした話だったが、加齢にも病気にも人工関節置換術にも負けない池袋の老女の逞しさと、自転車止めのステンレスの柵に全裸のまま手錠でつながれたぶつかり男の姿が、このシリーズらしくて好み。
Posted by ブクログ 2023年11月10日
もう義務感で買っている。マコトは今の事象を拾うことになっているので、ちょっと確認、という感じ。マコトやタカシの歳の取り方を見たい気もするが、あのままで彼らが現代病をどう裁いて(捌いて)いくのか、というのが資金石になっている気もするし、サザエさんみたいなものだと思うしかない。それは決してネガティブな意...続きを読む味でもない。
Posted by ブクログ 2023年10月18日
石田衣良さんの文章が無性に読みたくなったので購入。
良くも悪くも「読者が期待する池袋ウェストゲートパーク」といったところ。事件が発生して、マコトやキングがなんやかんやして問題を解決するというお決まりの展開。
真新しさはまったくない。でもそこがいいというか、とにかく安心して読むことができた。
あ...続きを読むとこれはどうでもいいことなんだけど、作中内でマコトたちの年齢ってどうなっているんだろう?
おそらく時は止まっていて、永遠に彼らは20代なんだろうけど、もし実際の時間軸で時が流れているなら、マコトやキングは普通にオッサンだから、いい歳こいたオッサンが「トラブルシューター」とか「キング」とか名乗ってたら普通に恥ずかしいよなと思った笑
Posted by ブクログ 2023年10月14日
パパ活とぶつかり男とウーバー配達員とネット炎上のお話。コロナ禍でマコトの家業の果物店も大打撃。そんな中でも日々の営みは続き、社会には色々な問題が起きる。
それにしてもパパ活って言葉は知らなかったな。一昔前だと援助交際とか言ってたのと同じなのかな。アレは女性を学生に絞っていたから違うのか。よくわからな...続きを読むいけれども。
何のかんの言っても弱い物がひどい目にあうのが世の常という気がする。マコトやタカシは弱い方の味方になってくれるのが嬉しいなぁといつも思う。
Posted by ブクログ 2023年09月28日
ずっと、文庫本はほぼリアルタイムで読んでる
なんというかゴルゴ13みたいに主人公の年齢はさておき、身の回りの社会情勢に絡めた事件を まこと、キング、刑事たちが解決していくという構図
猿という暴力団系の友人もいたが反社組織なので出せなくなった