あらすじ
池袋に再び忍び寄るストリート戦争の影。Gボーイスのキング・タカシに反目するナンバー2、ヒロトの黒い野望。このままではGボーイズは分解し、この街の危いパワーバランスも崩れる。伝説の殺し屋「影」も登場、池袋に揺さぶりを掛ける。タカシの危機をマコトは救えるか?(表題作)。振りこめ詐欺の犯人が助けを求めてきた…「要町テレフォンマン」、自宅に火をつけた少年が連続放火のカギを握る「バーン・ダウン・ザ・ハウス」他、全4篇収録のIWGP第7弾!
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Posted by ブクログ
キングが前線に出てくる話はやっぱり面白いと思います。マコトとタカシの関係の深さも最高です。
他の三作も面白かったですし、IWGPシリーズの中でもオススメの一冊です。
Posted by ブクログ
マコトがカッコよくなり過ぎている。
「要町テレフォンマン」では出世しまくって存在感の強いサルくんとのやりとりが良い。
「詐欺師のヴィーナス」はマコトが仲間に頼る必要がないと考えて動けた。
「バーン・ダウン・ザ・ハウス」は本作で一番良かった。 連続放火の容疑を両親から疑われたキッドを彼とマコトが池袋のスジ者たちから依頼されて解決に向かう。 そしてキッドの過去を精算する。 本当にこのストーリーは救いがあって良かった。 マコトはずっとガキに弱い。 救いたいと思っちゃう。 でもずっとそばには居ない。 男を魅せる瞬間を示してあげて導いてあげるんだ。
なんでモテないの?w
Posted by ブクログ
池袋シリーズでもこの巻はかなり好き。
すべての話が良いのだが、特にバーンダウンザハウス、Gボーイズ冬戦争は名作。
今読み返してみると、「ザファブル」は「影」からもかなり着想を得たんじゃないかなと感じる。
Posted by ブクログ
例によって4篇が収まった一冊となっている。
電話による特殊詐欺に関わった若者の物語…絵画販売の詐欺に関する物語…自宅の放火という事件に関わってしまった少年を巡る物語…池袋のストリートギャングの世界に巻き起こった騒動に関する物語…という4篇である。
今般は「事件の“加害者”の立場に在った人物」が、犯してしまった罪を罪として受け止め、それを乗り越えた先へ進むという様子に、主人公のマコトが寄り添うような、そういう感じの物語が2篇在った。過去は、何をどうやっても変わらないが、未来は自身の考えと行動次第で如何様にもなるという訳だ…
という感じなのだが、最初に収められた篇、『要町テレフォンマン』に登場する、電話による特殊詐欺に関わった若者の人物造形、作中での動き、変化が何となく面白かった…
このシリーズ…未だ未読は多く在る訳で、当分は楽しめそうだ…
Posted by ブクログ
鉄の結束を誇るGボーイズに異変が生じた。
ナンバー2・ヒロトの胸の内に渦巻く、キング・タカシに対するどす黒い疑念。
Gボーイズが揺らげば、池袋のパワーバランスも破綻しかねない…。
タカシの危機にマコトはどう動くか?
史上空前の熱き闘いを描く表題作はじめ4篇を収録した、IWGP第7弾。
Posted by ブクログ
『要町テレフォンマン』オレオレ詐欺の足抜け援助。キングとサルの無敵ぶりに磨きがかかっているなぁ。この二人を見方につけるマコトはもはやちーと。キングのおれおれがかわいすぎる。
『詐欺師のヴィーナス』めずらしくヤクザも絡まず血も流れず、マコトひとりでかたずけた(?)あっさりエピソード。カモもヴィーナスも魅力・情ともに感じず印象薄いかも。
『バーン・ダウン・ザ・ハウス』
自宅を放火した少年、池袋の連続放火事件。マコトのあったかさはんぱない。お話としてはこのなかで一番すき。
『Gボーイズ冬戦争』キングに反旗を翻すナイト、裏世界の仕事人"影"、Gボーイズを襲撃する目だし帽、北関東ヤクザの企み、マコトの映画出演。
ファクターが多くて忙しいというか、3つくらいの小話に分けられたんじゃないってくらい。入り組んでいるようで、影とキングの無双回。雑魚の小者さが際立った感があるけど…キングとマコトの友情がまぶしくておなかいっぱいになれる話。
Posted by ブクログ
この巻はかなり面白かった!!
『俺はどっちかというと、電話は嫌いだ。
携帯やメールよりも、直接話す方がずっといい。
だって、俺たちが交換してるのは、
ただの情報だけじゃないからな。
その人らしさとか、体温とか、においとか、
電波に乗らない物がたくさんあるのだ。』
同感♪
Posted by ブクログ
それぞれの事件の当事者の人間性と、マコトの事件への関わり方が好きなシリーズ。
今回も一気に読んじゃった。
ちょっとしたマコトの読者への語りかけ形式のつぶやきが何とも。
振込め詐欺を悔やむ、電話でなら何者にでもなれる少年
絵画商法の加害者と被害者
自宅に放火した少年と連続放火事件
GボーイズのNo.1とNo.2の争い諸々とマコトとタカシの友情
要町テレフォンマン/詐欺師のヴィーナス/バーン・ダウン・ザ・ハウス/Gボーイズ冬戦争
Posted by ブクログ
物語自体が少々説教くさくなったが、まこっちゃんの考え方は好き。
後キングことタカシとのお話も多くて嬉しい限り。まこっちゃんはいつもすっきりスマートに片付けてくれてすてき。
Posted by ブクログ
【2024年76冊目】
電話弁慶の振り込め詐欺師、池袋のエウリアン、放火をしてしまった少年、そしてGボーイズのキングとナイトを巻き込んだ冬の大戦争に忍び寄る影。池袋ウエストゲートパーク第七弾。
池袋ウエストゲートパークシリーズは読んでると結構うるっと来ることがたびたびあったんですけど、「バーン・ダウン・ザ・ハウス」は今までで一番泣きました。誠もこういう時泣いてるのが、またすごくいい。主人公と読者が遠くて近いみたいな絶妙な距離感なんだなと気付かされました。
もう一つ、今までも描写はあったけれど気づいていなかったこととしては、誠がものすごく考える人間だということ。名探偵のように調べ物をして、はい、事件の真相はこれです!とはならず、じっくりと考えて手を打つんですよね。一銭にもならないのに、誰かのために一生懸命になるその姿に惹き付けられるんだろうなぁと。私はあんまり考えたりしない人間だなと思ったので、誠を見習わねばと思ったりしました。
表題作は誠とタカシの友情物語ということでわくわくしながら読みましが、良かっ…た…!1人で警護に来てくれるタカシ、かっこよ…。ますますこんな人間おらんやろ、できすぎやろ、みたいな気持ちが高まると共にタカシの魅力にどっぷりと浸かっていっているような気がします。誠というかけがえのない存在がいるからこそ、光る気もするというか、互いに互いを光らせるというか。めちゃくちゃいい友情過ぎる。
今作ばっかり読んでるのもあれかなと思いつつ、やっぱり手を出してしまう。次作も続けて読もうかな。
Posted by ブクログ
久しぶりに主人公が主役の話が収録されているな、というか主人公が主役にならない話の方が圧倒的に多いシリーズも珍しいなと今更ながら気づいた。社会問題とそれに雁字搦めになった人をトラブルシューターとなって救う(救おうとする)という流れが一貫しているのにずっと面白くて良い。問題は白黒ハッキリつくまで解決しないこともあるけれど、人は変われるっていう気持ち良い話が多いのでめっちゃオススメです。
Posted by ブクログ
マコトとキングが降りかかる問題を乗り越え、信頼を深め合っていく姿は、ストリートの友情といった感じでカッコいい!
時折、氷の王様に似つかわしくない甘い一面を覗かせるキングには少しムズムズするが、、笑
Posted by ブクログ
「バーン・ダウン・ザ・ハウス」と表題作の「Gボーイズ冬戦争」が良かったな。でも流石に七作目になるとマンネリしなくもない、、 第二部とかどうなるんだろ、、
Posted by ブクログ
バーン・ダウン・ザ・ハウス
自宅を放火した少年の話。少年が釈放されてから、池袋で連続放火事件が起こる。その自宅を放火した少年との出会い。その家族との関わり。土地のヤクザとGボーイズタカシとの関わり。少年を犯罪者ではなく、ひとりの人間として扱うマコト。そして、いつも通り事件を解決するマコト。最後に少年が「マコトさんのような大人になりたい」。泣かせるセリフだ。
要町テレフォンマン
あまり思い入れはないが、セコイ犯人と騙された人達の話。振り込め詐欺の一団と足抜けしたいヤツ。そいつがマコトに足抜けの手助けを求めてくる。そこにタカシ、サルと言ったお馴染みのメンバーが絡み事件を解決する話。
詐欺師のヴィーナス
二束三文の絵を高く売りつけ、金利の高いローンまで組ませる女と分かっていて騙される話。
Gボーイズ冬戦争
戦争は刺身のツマ。本筋はタカシとマコトとの友情物語。あの氷のようなと表現されるタカシが、マコトのことをダチと呼び、握手を求めてくるなどこれまでの流れでは想像できない。
驚きとともになんか嬉しくなってしまった。
Posted by ブクログ
表題作は、他の3編の2倍の長さで、中編といえるくらい。
力作なんだけど、個人的にはイマイチ。
タカシはあまり出しゃばらず、ふんぞり返って命令を出すだけくらいがいい。
他の3編は、「オレオレ詐欺」「悪徳商法」「連続放火魔」が主題で、出て来る人物はどれも弱くて繊細なヤツばかり。
この繊細なヤツらが、最後にちょっと再生して成長していく感じがいいんだな、このシリーズは。
Posted by ブクログ
要町テレフォンマンはIWGPっぽくてよい。はじめはもっとこれ系の、手軽な知恵で乗りきっていく感があった気がするが、だんだん大掛かりになりすぎている印象。
でもやはり表題作が一番面白かった。タカシが出てくると格好いいのでテンションが上がるし、マコトとタカシの友情もなんだかんだで熱くてよい!
Posted by ブクログ
シリーズ初期のころに比べたら、残酷な、またはグロテスクな事件はなくなり、日本社会の縮図のような事件がメインとなっている。
今回は振り込め詐欺、キャッチセールス、放火。
社会の閉塞感、学校での疎外感、家庭での圧迫感。
少年たちを取り巻く環境は過酷であっても、どの少年たちも、自分の足で歩きだそうとするところで終わるのがいい。
そして最後の中篇。
表題作は、Gボーイズの内紛がメインなので、割と暴力シーンも多かったけれど、読後感はとてもいい。
それは殺伐とした世界に身を置きながらも、変わることのないマコトとタカシの友情が前面に描かれていたから。
本当に危険なことにはマコトを巻きこみたくないと思うタカシと、安全な時だけ一緒につるんで危険な時は知らん顔なんて友だちじゃないだろうと言うマコト。
熱い男マコトとクールなタカシの友情が、実にいいんだよね。
「骨音」で挫折しなくてよかった。
Posted by ブクログ
シリーズものの良さは、作品にすんなりと入っていけること、登場人物に親しみが持てること。そして読んでいる側も慣れてくること。
最初は随分と遠い世界だなぁと思っていたGボーイズや池袋裏世界のことも、マコトのおかげで慣れてきました。
今回は特に痛々しいシーンも少なく、読みやすい巻でした。表題の『Gボーイズ冬戦争』では改めてマコトとタカシの友情も見せてもらったし、面白かったです。
Posted by ブクログ
シリーズ7作目
「バーン・ダウン・ザ・ハウス」
が大のお気に入りo(^o^)o
もちろん、「Gボーイズ冬戦争」もイイけど、やっぱり「バーン~」かな?
今のところ、シリーズすべての作品の中でも上位だと思う(^_^)
そのくらい、いいお話(^_^)v
Posted by ブクログ
IWGPも7冊目。
オレオレ詐欺の 要町テレフォンマン
絵画キャッチセールスの 詐欺師のヴィーナス
放火魔の バーン・ダウン・ザ・ハウス
と旬な話題をうまく池袋の怪しい景色に溶け込ませている。
最後のGボーイズ冬戦争は、久しぶりにIWGPらしい感じにまとまっていただろうか。
Posted by ブクログ
このシリーズは7作目となり、登場人物も7つ歳を重ねた。
マコトとサルは今のところ将来の道筋が見えているけれど、タカシの未来は不安定。いつまでも池袋のキングでいられるのか? タカシ自身はどう考えているのか?
今回はタカシの将来へ向け、変化の助走のようにも感じられた。
少年の頃には口にしなかったような言葉をつぶやいたり。
登場人物が歳を重ねていくのは楽しみでもあり、なんとなく寂しくもあり。時に苦しくもある・・・って、このシリーズにそんなに思い入れしてる自分にビックリ。
Posted by ブクログ
「要町テレフォンマン」は、特殊詐欺にかんする話で、「詐欺師のビーナス」は、絵画商法にかんする話です。
「Gボーイズ冬戦争」は、Gボーイズ内での抗争がえがかれていますが、その背後には過去の事件でマコトが人物の関係者がいることが発覚します。このエピソードそのものは、あまり派手な動きがあるわけではありませんが、「影」と呼ばれる人物が登場しているのが目を引きます。今後、シリーズのなかでどのようなかたちでマコトたちにかかわることになるのか、すこし気になります。
Posted by ブクログ
きろく
Gボーイズ冬戦争の黒幕はシリーズ2作目の4話目、「水の中の目」に出てくるアキラの弟。
水の中の目の物語覚えてなくて、慌てて読み返した。こういう時本棚から引っ張り出してページめくらなくてもいいから電子書籍めっちゃいいわ〜
Gボーイズの王様タカシとマコトの友情劇。
タカシのキャラクターがめちゃくちゃ好きなんだけど、今回珍しくガッツリ登場してくれてさいこー!
マコトとのやり取りがだいすき。
最後2人が握手したシーンはグッときた〜
Posted by ブクログ
相変わらずテンポもいいし、読みやすい/ ここ最近ずっとそうであるように時事っぽいブラックネタひっぱって浅い知識で書いてるね/ 飽きないからいいけど/ 一番最後のGボーイズ冬戦争だけはちょっとセンスない/ ああいう漫画みたいなキャラ出しちゃダメでしょ、IWGPなんだから/ ネタ切れかと思う/ 完璧超人みたいなのは子供向けに振りすぎてるからやめて欲しいわ
Posted by ブクログ
シリーズ7作目。今更言うことでもないが、解説にもあるようにIWGPシリーズの特徴の一つは、その時代の社会問題や闇をいち早く取り上げ、それを青春小説に取り込むという手法にある。今回も振り込め詐欺や絵画商法といった身近に潜む闇を取り上げ、それを一つひとつ丁寧に物語として仕立てあげている。表題作もパワフルで良かったけど、俺はどちらかというと、派手さも無く地味なストーリーの方が好き。
Posted by ブクログ
7冊目になるこのシリーズ
律儀にも1冊で1年経過するので、マコトもタカシも25歳?
ははっ、Gボーイズとかキングとか言ってても、もうそんな歳なのねぇ
内容はといえば、いい意味でマンネリ化してきた感じ
そつなく面白い
Posted by ブクログ
IWGPシリーズのすごいところは表題作以外もそれぞれにしっかり魅力があるところだと改めて思った。
そして本書のラストを飾る表題作は、
久々のGボーイズ内戦もので、本書全体の構成としてはとても懐かしくこれぞIWGPと思うものだった。
だけど、表題作の中身を読んでいくとあきらかに違うことと変わらないものがあると感じた。
昔と違うのはマコトもタカシも年を取っているということ。
とくにマコトの大局を見据えれている感じや池袋内での立ち位置に関しては何年か経ったということがひしひしと感じる。
それをここで如実に表現しているのがすごいと思う。
変わらないものはとくにキング・タカシのカリスマ性である。
かっこよすぎるのはいつも変わらない。
本作では、べつの戦闘のカリスマが現れ、そして内戦雰囲気でタカシも揺らぐのかと思ったが、そんなことは決してなかった。
ただし、自分で年を取ったと語り、その時の哀愁は作中のリアリティを引き出している感じがした。