【感想・ネタバレ】ブルータワーのレビュー

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Posted by ブクログ 2015年03月24日

末期ガンで奥さんが不倫している40代のオッサンが未来の世界を救う!

ナウシカとブレイブストーリーを併せたような物語です。


現在と未来を行き来するオッサンが未来で死んでいく仲間から託される希望...現在での新たな出会いが未来を救う鍵となる!


『私は、煩雑なプログラムではなく、本当に一つ...続きを読むの人格なのでしょうか?私は自由で独立した存在なのでしょうか?』とココというAIが、主人公のセノシューに問いかける場面が大好きです!



久しぶりに世界を救いたくなりました。

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Posted by ブクログ 2013年08月12日

面白い!!
大興奮でした。

悪性の脳腫瘍で、死を宣告された ”瀬野周司” 。発作のたびに意識だけが200年後の "セノ・シュー" の中に飛び込んでしまう。
タイムスリップした200年後はウィルス戦争後の死の世界。
病原菌から隔離された「ブルータワー」に閉じこもって暮らす支配階級...続きを読むの人々とウィルスが蔓延する地表での生活を強いられる「地の民」が殺戮戦争をくり広げる。
セノ・シューは、荒廃した世界の救世主に?
瀬野周司の脳腫瘍は?

と、SF感満載。
読み応えばっちりで、まさに心躍るというやつでした。
文句なしに面白かったです。

あとがきによると、一晩で直観的に出来上がったとのこと。
石田衣良さんの頭の中はいったいどうなっているんでしょうか・・・。
いやほんと(笑)

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Posted by ブクログ 2013年05月11日

ずっと読むのを後回しにしていて
読み始めてから、もっと早くに読めば良かった!
おもしろい!って思った本。
戻ってこれるのか?事態は良くなるのか?
ってハラハラ(笑)
最後の終わり方もすき。

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Posted by ブクログ 2013年02月02日

現代において身近なウィルスを題材に、未来に「起こるかもしれない」と感じる世界観を作り出し、物語にリアル感を持たせたところがとても良い。
序盤終盤、著者らしい「取って付けた」感じはあるが、本筋はしっかりしていて一気に興味を焚きつけてくれる。
空想世界に興味のない人にはあまりおすすめしない。

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Posted by ブクログ 2012年12月19日

石田衣良さんにはめずらしい作品。
ヒーローファンタジー的な内容で、サクッと読めました。
アニメ化してほしいな。

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Posted by ブクログ 2012年08月28日

悪性の脳腫瘍で死を宣言された主人公の周司が200年後の世界に意識だけスリップする。200年後の未来の世界は地表に殺人ウイルスが蔓延し、人々は高さ2キロメートルの塔の中で階層社会を形成して暮らしていた。

このような話。
話の展開とかおもしろくて一気に加速して読めました。寝る前読んでたら朝になってた...続きを読むり(笑)

この話は非現実的なただのSF小説として読んでいるならとてもおもしろいんだけど、世界で今も続いてる紛争やテロを考えると小説の世界だからというわけにもいかない。
テロに対する報復攻撃、それに対するさらなる報復テロ、憎しみの負の連鎖。この小説の中の世界の希望は周司が鍵を握っていたが、現実の世界の負の連鎖を断ち切るような希望は何なのだろう。

理解力に欠ける私にはウイルスの構造の話とかついていけない部分が多々あったので星4つ!
でもわかんなくてもおもしろいです☆
2009年02月02日

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Posted by ブクログ 2023年12月26日

米ツインタワーのテロ事件をどこか思わせる内容のSFファンタジー。

ウイルス、格差社会、貧富の差、色々なテーマが盛り込まれた作品で、かなり面白かった。

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Posted by ブクログ 2023年05月06日

超強力なインフルエンザが発生して外に出れなくなっちゃった世界…と現実世界とを行き来する主人公。登場するAIも好き。

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Posted by ブクログ 2016年06月05日

末期がんの主人公がタイムトラベルで飛んだ世界は何百年後かの同じ場所。現実世界では身体は思うように動かず、妻の気持ちももはや自分にはない。ただ死を待つのみばかりだった主人公が、別世界では世界を救う救世主になる。
誰かのために行動することで生きがいを見つけ、変わっていく。別世界で生き続けたいと思う気持ち...続きを読むもあっただろうけど、現実世界に戻り、新たな生きがいを見つけられてよかった。
テロ、パンデミック、階層社会、男女関係など、色々なテーマが詰め込まれた作品でした。

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Posted by ブクログ 2016年02月13日

現代から精神だけ200年後に飛ばされた、平凡な中年男がウイルスで死に行く世界を救おうと必死になる話。
ところどころ心温まるやり取りとか、泣けるところとかあって面白かった。
最後は爽やかに終わった。

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Posted by ブクログ 2015年06月03日

面白かったぁ。明らかにフィクションなのに、物語の世界に吸い寄せられて、現実なんじゃないかと錯覚を起こすような感覚で読んでいた。

がん末期の男性が夢を見る間違う世界のヒトとして意識が飛ぶ。その世界を救うために現実の世界と何度も行き来しながら悪戦苦闘するお話。

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Posted by ブクログ 2015年01月02日

現代と200年後を行き来するSF小説。
脳腫瘍を持ち余命数ヶ月の周司が、200年後のセノ・シューとして戦い、黄魔(インフルエンザの最悪なやつ)から解放する話。
長かったし意味不明な記述が多かったから斜め読みした。でも最後まで読みたいと思えて、結末が知りたいと思える作品だった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年04月06日

黄魔が世界に広まる過程に人間の愚かしさがよく描かれていて、こんな未来も有り得るかもしれないと思った。読みながら頭の中に映像が浮かびやすく楽しめたのだけど、最後の解決方法はしっくり来なかったなぁ。ココがとっても可愛かった!

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Posted by ブクログ 2013年02月19日

脳の腫瘍で余命いくばくもない主人公。
彼の意識だけが、あるウィルスで滅亡しかけている世界へと飛ばされてしまう。その世界では、ワクチン生成に必要なウィルスの情報が、すでに失われていた。
滅亡しかけている世界と現実世界の関連、そして、意識しか行き来できない主人公が、どうすれば滅亡世界を救えるか。
ゲーム...続きを読むのような世界観で、ライトノベルに近い印象。
すっきりしたエンディングで、好印象。

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Posted by ブクログ 2013年01月06日

SF
こういった二重生活、夢オチモノなのでしょうが、未来都市の様子がリアルで恐い。
石田先生は冒険好き。

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Posted by ブクログ 2012年09月23日

2001年9月11日に起きた同時多発テロに触発されて、書かれたというこの小説もまた、テロの材料はインフルエンザだった。

今年の豚インフルエンザ騒動、昨今の鳥インフルエンザ騒動がこれだけ顕在化する前に、200年後の恐怖の根源をインフルエンザとした、著者の先見の明、想像力の豊かさに脱帽するばかりである...続きを読む

久しぶりに読んだSF小説は、空想の世界だとわかっていながら、次第に引き込まれていき、混雑する電車の中が、未来空間に変わり、会社についても200年後の世界から戻ってこれない、そんな話となっている。

石田 衣良といえば、トレンディーでおしゃれな都会派の作家というイメージがあったが、ここでは新宿という都会を舞台にしながらも、おしゃれという感じではなかった。

泥臭いゲリラ戦の様子などは、やはりあまり得意な分野ではないのだろうが、200年後の世界と、現代を行き来するうちに時間感覚が次第にズレ、加速度的に逼迫してくる未来を救うために立ち上がる、中年男の姿に、なぜか励まされている自分がいる。

人は何のために生きるのか、生かされているのか。

ただ漠然と時間の過ぎるのを待つのではなく、自分で何かしなければという私自身の焦りに、シンクロするようなそんな本でした。

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Posted by ブクログ 2012年06月07日

人から勧められました。
『SF?…あんまり興味ないなぁ』と読み始めたのですが気がついたらラストまで一気に読み進めました!おもしろかった!!

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Posted by ブクログ 2019年08月04日

 石田衣良、2冊目。未来の世界を一人の中年が救うストーリー。ぶっちゃけありがちなのだけど、ありがちなだけにそれなりに楽しめました。
 それよりも注目すべきことは、作者が人間がまるでゴミのように死んでいく様を、いろんな方法で表現しようとしていること。それこそ何人死んだかわからんぐらい死んだんだけど、そ...続きを読むれを一行二行で片付けようとしない作者の態度は誠実で、好感が持てました。

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Posted by ブクログ 2022年07月08日

この手のファンタジーな感じは
少し苦手だったけど後半は
止まらずに読めた。
こうゆう系でも石田衣良さんは
世界を綺麗に描けるんだなあ

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Posted by ブクログ 2021年06月19日

3.11からインスピレーションを受けて書いたという200年後と現在を行ったり来たりする脳腫瘍持ちのサラリーマンを描いた壮大なスペクタル作品!

石田衣良っぽくない深さがある!!!

インフルエンザウイルスが全世界に蔓延して世界の9割の人間が死に至る。そこでPCR検査とかしちゃうあたりが、今のコロナも...続きを読む彷彿とさせるような内容になってて、、、これは。近い将来こんな戦争も起きるのでは、、、と。思うくらい、SFなのになんだかリアルで怖いです。。。

ホント。

IWGPを書いてる時くらいに書いた小説なのに、、、今、コロナのこの時期に!これ!!!って思う、むしろリアリティがあってゾッとする内容です。いや、ちゃんとラストはある程度はめでたしめでたしなんだけどね。

すごく、この時期に読むからこそうわぁーまさかコロナも?って思わずにいられない一冊です。

かなり前の本だけど、今だからこそ余計に読める一冊!!!!!!!!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年11月04日

石田衣良さんぽくなくていいが、設定に無理がありすぎて、ついていけない。食糧とか、他の国との交流とかどうすんだろう、とか疑問が多すぎる。そもそもタイムスリップだから、なんでもありなんだろう。

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Posted by ブクログ 2017年07月29日

石田衣良っぽくないスタイリッシュさ少なめの小説。主人公は死んだほうが良かった気がする。小説はハッピーエンドの方がいいが、都合が良すぎるのも良くない。

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Posted by ブクログ 2017年07月04日

脳腫瘍で死を待つおじさんが、200年後の未来に飛ぶお話。
面白いとは思うけど、リーナはともかく利奈の存在がどうもダメでした。脳腫瘍の人一人で現代側の話を進めるのは難しいってのは分かるけど、どうもこの女の行動が一々気に入らなかったです。

同じような塔のお話で、『シャングリ・ラ』を思い出しましたけど、...続きを読む内容似てるのに全然違うから、人間ってすごいなと思いました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年02月28日

重病の主人公の精神のみが、改変型インフルエンザにより荒廃した未来にタイムスリップし、世界を救う話。
出だしは良い。現代と未来で周囲の人間を関連付けたのと、予言がそのまますぎるせいで、緊迫感がそがれコメディ感が漂う。

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Posted by ブクログ 2012年10月15日

年下の部下に、ちょいちょい性的に迫られる主人公。そのたびに「おいおい」と戸惑ってみせる演技派です。心の中では踊るほど喜んでいるはずだ。間違いなく確信犯です。なんて、レビューは内容の約3%ほどにすぎません。石田衣良氏の小説では珍しいSFです。設定も意外性があり面白かったです。会話文も多く読みやすかった...続きを読むです。

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Posted by ブクログ 2012年09月30日

友人の勧めで購入。
『IWGP』でお馴染み、石田衣良さんのSFファンタジー長編。
解説まで含めるとP.500にも及ぶ厚みでありながら、流れるように進むストーリー展開は流石。

SFファンタジー好きには是非。

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Posted by ブクログ 2012年09月07日

男の子はやっぱりヒロイック的なものが好きなのかな?なんて。
破天荒なようで、平凡なようで、未来様な、現代のような・・・。
おそらく、好き嫌い分かれるような気がします。嫌いじゃないけど、この運び方はなあ・・・というのが私の感想。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年04月10日

池袋ウエストゲートパーク(IWGP)シリーズ以外の石田衣良作品を読むのは、「4TEEN」、「アキハバラ@ディープ」に続く3作目となりました。珍しく?SFものです。

新宿の超高層・高級マンションの上から2層目に住む主人公・瀬野周司は、悪性脳腫瘍を患い残りわずかの命と宣告され、余命に希望も持てず、妻は...続きを読む元部下と不倫をしているかもしれないと思いつつ、どうせ!とあきらめ、流されいきている。

そんなある日、突然の頭の痛みに襲われた彼は意識を失い、気づくと200年先(?)の世界に飛ばされていた。未来のセノ・シューと呼ばれる人物の中に意識だけが飛ばされたのだ。

その世界は、高さ2kmにも及ぶ超、超高層ビルの高層部に住む住民が支配する世界であり、地上はインフルエンザから生まれた恐ろしいウイルス黄魔に汚染されている。そんな地上にしか住むことしかできず、寿命が30歳程度しかない人々は、ビルに住む権利を訴えて高層に住む特権階級の人々と戦うことになり、世界は危機的な状況に陥る。

選ばれた民の一人であるセノ・シューだったが、200年前から意識に飛び込んできた瀬野周司により、地上の民のため、世界のために戦うことを選ぶことになる。

という話なのですが、いやぁ~、そうとうぶっ飛んだ話です。行ったきりじゃなくて、頭が痛くなるたびに行ったり来たりするんですが、片方の世界に行っている間はもう一方の世界のことが記憶にないし、その間、普通に時間が流れていたりするのです。不思議!!

未来というよりも、ひょっとするとパラレルワールド?とも思ったりしたのですが、ウイルスと開発者の関係性が見えてきたところで、やっぱり時間軸の話らしい。

かなり突拍子もない設定ではあるのですが、この小説で一番気に入ったのは、AI(人工知能)執事(?)のココというやつです。猫のアビシニアンの姿になってるようですが、彼の活躍が結構すごいんですね。ハハハ

素直に読めば面白い作品ですが、粗探しをしだすと、結構きつい作品です。SFとしてはどうなんだろう...と。

私自身の好みで言えば、IWGPやこれまで読んだ作品の方が面白かったですね。やっぱり実社会での人間関係を描いた方が彼の作品は面白いんじゃないのかなと思いました。

ま、まだ、そんなに種類読んでないから、言えた義理じゃないですね。

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Posted by ブクログ 2017年08月17日

SFだったが想像しやすいかった。現在と別の世界に行き来する。そして本人は末期ガンというありそうでなさそうな設定。
多分こうなるんじゃなかあーって思う方にすすんでいったので
できれば、もう少し深く、長かったらもっとよかったかなーって思った

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Posted by ブクログ 2019年05月19日

石田衣良さんはわりと好きなので、おもしろく読めた。
でもなんていうか、小説ってかんじはしなかった。
映像を文にした、というか。
SFって読んだことないしあまり興味ないけど、だいたいこんな感じなのかな。

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