石田衣良のレビュー一覧

  • 6TEEN

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    4TEENの続編。
    個人的には4TEENの方が好きだった。
    エモい描写は多いが、前作の方が共感を得られた。
    14歳と16歳にそこまでの違いを感じない自分にとっては、18歳で続編を作って欲しかった。
    ●印象的な描写
    ・ガードレールに腰かけて、ペットボトルからぬるくなった水をのむ。夏の夕方にのむ水は、なぜあんなに切ないのだろう。

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    2021年03月12日
  • 初めて彼を買った日

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    娼年に関するのは本の一部だけでありとてもざんねん。8つの作品からなる短編集。初めてが題材のストーリーで男女の様々なセックスのあり方を描いている。

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    2021年03月11日
  • 骨音 池袋ウエストゲートパークIII

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    IWGPシリーズって個人的にあんまり印象に残るエピソードに出会ってないかな。タイトルとあらすじ聞けば「あーたしかにそんなお話あったわ」ってなるイメージ。別にそれがいい悪いはなくて、そういうものだととらえているし嫌いなわけじゃないからいいんだけど。今回もそんなに刺さるものは無かった。その時代のトレンドを描いてくれる貴重な作品なので新鮮度高いうちに早く最新作に追いつきたい気持ちで読み進めている。

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    2021年03月04日
  • エロスの記憶 文藝春秋「オール讀物」官能的コレクション2014

    購入済み

    女性にオススメ

    初めてこういった分野に足を
    踏み入れてみました。
    内容は総じてソフトな印象で
    幸いでしたね。ノーマルな志
    向の?女性向けの一冊だと思
    います。

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    2021年02月26日
  • 5年3組リョウタ組

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    自分や自分の子どもたちがリョウタ先生に出会っていたら、どんなに良かっただろう。

    教師である前にひとりの人として、ひたむきに真っ直ぐに子どもたちひとりひとりと向き合う姿勢に、胸が熱くなります。

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    2021年02月25日
  • ドラゴン・ティアーズ―龍涙 池袋ウエストゲートパークIX

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    再読。時代の問題を取り扱っているのは昔からなんだろうけれど、青春の色がだんだん薄くなってきた気がする。年をとったからだろうか。
    2021/2/23

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    2021年02月23日
  • 爽年

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    シリーズ最終作。この類の作品で穏やかな気持ちで読めるのはなかなかないと思う。日本人は性に対してもう少しナチュラルでも良いのかも知れない。

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    2021年02月17日
  • 白黒つけます!!

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    数年前著者が中居くんの番組に出ていて、面白い人だったのでそれ以来著書を読んでいます。
    新聞紙上でアンケートをして、時には多数派を退けて白黒判定する。かなり前の本ですが、身近なテーマで、自分も色々考えました。

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    2021年02月12日
  • シューカツ!

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    私も思ってたこんな日本の就活システムに
    良弘?がひとこと言ってくれたのがよかった

    オンラインでなければほんとにこんな感じでやってたんだろうな、すごい思い出した

    みんな偉いよーほんと

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    2021年02月10日
  • 水を抱く

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    ネタバレ

    主人公のドMさに共感できない。
    途中まではこれからどうなるんだろうというハラハラドキドキ感があった。
    最後はあっさりしすぎていてガッカリ

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    2021年02月07日
  • 初めて彼を買った日

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    性の形は人それぞれ。
    どんな趣味があっても、そのときだけは恥ずかしがるべきじゃないし、エクスタシーを求めて、己の赴くままにありたい。
    全員が受け入れることができるわけでもないし、同じ悩みを持つ人間も世の中にはいると思うから、相性も重要な気がする。
    「楽しいこと、嬉しいこと」であるポジティブなものだという認識を持ちたい。

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    2021年02月02日
  • REVERSE リバース

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    男女がどうとかでなく、
    文章の相性ってあると思っていて。

    そもそも心がこもってるかは別として
    人柄が現れるものだと思う。
    だからといって実際相性がいいかは
    会ってみないとわからないんだけど。

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    2021年01月31日
  • 40 翼ふたたび

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    久々の石田衣良作品。
    40歳。人生の半分が終わった。それもいい方の半分だ。プロデューサー業を生業とする吉松喜一は出会う様々なアラフォーとともに人生を顧み、これからを歩んでいく。
    自分もアラフォーに片足突っ込んでいる身なので、心に響く内容でした。そして石田衣良さんのちょっとエッチな文面が何気に好きだ。笑
    タイトルの翼ふたたびの章は良かったなー!なんか心が洗われた感じになりました!

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    2021年01月28日
  • 眠れぬ真珠

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    白と黒、光と闇の世界。

    芸術に携わる人ってとても繊細で、どこか危うい人が多いですよね。

    登場人物がそれぞれ人間らしくて魅力的でした。
    咲世子さんが同性の私から見てかっこよくて、惹かれるものがあります。
    まだ21歳の私ですが、歳をとるのも悪いことだけじゃないなと思えました。

    描写が美してくて、長野の風景が見えて来るようでした。

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    2021年01月21日
  • うつくしい子ども

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    9歳の女の子を残虐に殺したのは13歳の弟であった。その裏には「夜の王子」として、別の男の子の悪の指導。こういう事件の裏には、常識を逸している背景がある。最後は罪を償う訳では無いのか!と思ってしまった。

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    2021年01月21日
  • REVERSE リバース

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    生々しい。私が映画監督ならすぐさま映画化決定だね。
    女が男になってもいいし、男が女になってもいい。今になってフェミニズムうるさいけど、こんな訴え方なら大歓迎だね。染みる。

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    2021年01月18日
  • 赤・黒(ルージュ・ノワール) 池袋ウエストゲートパーク外伝

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    ネタバレ

    主人公が特になにもしてないはったり男なのが気になるのと、やくざ達の甘さが気になる、、展開に説得感がないなぁと感じました。「なんでそこでそうなっちゃうの?」というかんじ、、。最後の大勝負を運任せにしたのも私は「ウーン」と思うけど、まぁ自分で張らないよりは意味があるのかな。好みの範囲かも。
    クライムサスペンスというにも、ノワール小説というにも中途半端ですが、シリーズ通して読んでると「外伝」という面白みがありました。

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    2021年01月04日
  • 愛がいない部屋

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    ハッピーエンドでもバッドエンドでもなく、それぞれこ主人公たちの日常が短編で詰め込まれています。初めは、え!これで終わり?と思ったものの、読み進めるにつれ病みつきになりました。世の中には色んな"部屋"があり、それぞれに色んなストーリーがあることを感じました。恋愛小説や恋愛映画など色んなストーリーがあるけれど、私たち自身にも、周りにもたくさんのストーリーがあるんだろうなぁと思いました。

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    2021年01月04日
  • シューカツ!

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    就活生が読んだら、病みそうで病まないちょっと病む小説
    するするするって終わってった印象 読んでて特に感情の起伏はなかった
    ただ、これから自分にもこれが待ち受けてるのか〜〜と思うと若干憂鬱にはなる
    私は同じグループに準ミスいたらそっちのほうで病みそう

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    2020年12月28日
  • 波のうえの魔術師

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    就職浪人中の白戸は、謎の老人が声をかけられ、月給30万で秘書になるように依頼される。仕事は、新聞の経済欄を毎日チェックすることと、口座を持つまつば銀行の株価を調べること。そのうち、株の値動きがなんとなくわかっていくようになるのだが…。

    少し前に読んだ、宇宙人が株価を云々という話と、話の導入部分がほぼ同じ(変な少女が出てこないけど)で、素人株小説って、みんな似たりよったりのプロットになるのだろうか。さすがに年季が違うだけあり、結構読める内容になっているのが、あちらとの違い。

    まつば銀行の株を調べ上げていくことで、何かを企んでいるし、企んでいることを隠さないため、起こることを予想したりはできる

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    2020年12月24日