石田衣良のレビュー一覧

  • 4TEEN

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    ネタバレ

    忘れていた過去の自分が少しだけ近くにいる。

    そんな気になれた。

    中学2年生の頃を少し思い出し、懐かしい空気に触れられた。

    内容(「BOOK」データベースより)
    東京湾に浮かぶ月島。ぼくらは今日も自転車で、風よりも早くこの街を駆け抜ける。ナオト、ダイ、ジュン、テツロー、中学2年の同級生4人組。それぞれ悩みはあるけれど、一緒ならどこまでも行ける、もしかしたら空だって飛べるかもしれない―。友情、恋、性、暴力、病気、死。出会ったすべてを精一杯に受けとめて成長してゆく14歳の少年達を描いた爽快青春ストーリー。直木賞受賞作。

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    2023年05月21日
  • 40 翼ふたたび

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    石田衣良は元々好きで、今回は主人公が40代とのこと。でもいつもと同じ、おせっかいで人が良い主人公が面倒なことを解決したり、しなかったり。
    「地球防衛軍」の「がびがびーん」が最初はなんだこれと思ったけれど、途中から楽しみに読んだ。

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    2019年06月01日
  • 6TEEN

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    石田衣良の直木賞受賞作『4TEEN』の続編。16歳になった4人の少年の日々が描かれる。正直なところ『4TEEN』を楽しく読んだのは10年以上前なので忘却の彼方だったんだけど、読んでいるうちに空気感がよみがえってきた。
    少年たちは輝いている、少女たちよりも。それはたぶん、自分が女性よりも男性のほうが主体的に生きていると思っているから。14歳であっても16歳であっても少年(男性)ならそうだし、将来が未知だからこその希望を抱え、その一方で周りのことを考えたりウジウジ気にしたりしている。この小説ではそんなアンバランスな世代特有の輝きが美しく描かれている。
    中の中くらいに自分を評している主人公のテツロー

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    2019年05月31日
  • 40 翼ふたたび

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    人生いろいろ、改めてそう思わせてくれる一冊。
    人生うまくいかないことが多いけど、それをどれだけ楽しめるか、幸せの形は一つではないということを再認識させられる一冊。
    最後は、各ショートストーリーを纏め上げる感じでハッピーエンド。
    さらっと読める感じでした。

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    2019年05月26日
  • シューカツ!

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    シューカツを乗り越えるため7人で結成したチームが助け合いながら現実の社会に乗り込んでいく。ちょっと設定が古くなってしまった感が否めないが、各人の悩みは今も昔も変わらない。

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    2019年05月19日
  • 余命1年のスタリオン(下)

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    当馬が持つ2つの夢は波乱がありながらも叶うんだろうなと思いつつ、そこへ至るまでの心理や行動の変化、周囲の人たちの同情し過ぎない気遣いの描写などは流石でした。
    読みながら自分の人生についていろいろ考えてしまったな。
    最後をあの状態で締めたのも良かったと思います。

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    2019年04月29日
  • 余命1年のスタリオン(上)

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    見るだけである程度結末に予想がつくようなタイトルなので、あとはその結論まで飽きさせずにどう持っていくかが腕の見せ所。
    少なくとも前半は持ちこたえています。

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    2019年04月29日
  • アキハバラ@DEEP

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    どこかしら社会適応にネックを抱えるメンバーが、それぞれの個性を生かして大企業と戦う、明るく楽しいテロリズム。
    再読なのだが、覚えていた(と思っていた)話と全然違った。2004年、まさにアキバやオタクが市民権を得ようとしていた時代の作品だなぁと思う。今ではオタクのカミングアウトも普通になったが、当時はやはり特殊だと見られがちだった。ボックス強くなりすぎ!ってところはあるが、熱い青春万歳!

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    2019年04月07日
  • MILK

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    セックスをテーマにした短編集。

    セックスレスが多いけど、レスられる側だけではくレスする側の視点にも立って欲しかった。

    フィルター越しのような距離を置いて描こうとして、でも視点が偏っているから不安定さを感じた。

    至高なものとして、行為のエロスではなく、シチュエーションでのエロスを表現している。
    もっとどうしようもなく廃退的な駄目なセックスも描いて欲しい。

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    2019年01月29日
  • 1ポンドの悲しみ

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    悲恋の話がなくてよかったです。「スローグッドバイ」よりもこちらのほうが好きです。あらすじを読んだ時にドキドキしていたけれど、想像していたものと違ってよかったです。

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    2019年01月27日
  • 眠れぬ真珠

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    新年ですのでね、殺しのなさそうなやつ第2弾ですw

    はい、はい。殺しはなかったけど〜、これは現実的にもかなり、ないんじゃね?w
    17歳年下の男性に恋心を抱くことはありましょう…しかーし!それがハッピーエンドで終わることは、類い稀なわけで……。

    え?やっかみじゃないですよ?
    いや、やっかんでなんかいないんだってば!!!w

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    2019年01月06日
  • 1ポンドの悲しみ

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    読まず嫌いの石田衣良さん。これは恋愛短編集で、普通に読み易い。悪くはないと思うけど、どの話もこれといったオチがないから、正直途中で退屈してきた...。あえてお気に入りを挙げるなら、猫をめぐる同棲カップルの『ふたりの名前』と、主婦に恋の予感!?の『11月のつぼみ』は結構好き。

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    2019年01月04日
  • 波のうえの魔術師

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    石田衣良さんの、若者と手ほどきの年長者コンビ&裏事情を知ったような気になれる&最後は希望を持って終わる、という構成、いつも安心できる。今回はジジィに教わる株式投資教室。読むと、題名の比喩がわかる。
    そんなにうまくいくかいな、個人投資家が何をできるんだ、と思うけれども、なんとなくわかった気がして良い。
    下町の描写もリアルで、まさに町屋にいるような気がするから地に足がついて現実味がある。

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    2019年01月02日
  • REVERSE リバース

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    まぁ、こう行った展開はもうすでに新しくは感じないかな。
    でも、登場人物に魅力はあった。
    マッキーが可愛い。

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    2018年12月28日
  • 水を抱く

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    ある種の心の闇を綴った作品。
    自分は体験も出会ったことま無いけれど、徹底的に己を責める負のエネルギーには大きな魅力があるのかもしれない。
    たぶん自分は耐えられる強さを持っていないと思うので、未知であることを悔やむより感謝したい。

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    2018年11月23日
  • 再生

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    短編集で、とても読みやすかったです。
    実話がベースになっているからなのか、どの話も身近に感じました。

    疲れている時や、あまり元気が出ない時にも無理なく読める話が多かったです。

    私は、焚き火の話が1番好きでした。
    読み終わった今、焚き火がしたくてたまりません!
    同じような場所が近くにあったらいいのになぁと、つい探してしまいました。

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    2018年11月19日
  • マタニティ・グレイ

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    石田衣良さんの想像力創造力ってすごい。。。男性が書いたと思えぬこのお話。どうやったら、ここまで詳細なリアル妊婦が描けるのだろうか。

    ただ、どうでも良いところかもしれないけれど気になったのは、カフェイン摂取をとても気にしているような人が妊娠中に果たしてお祝いとかの場でも飲酒を何回もするのだろうか、、、。なんで、その描写必要だったのかなぁ、、、。カフェインレス云々の表現がなければ気にならなかったのかもしれないけれど、、、。

    話の始めにここまで子供が欲しくないと言っていた人物が本当にここまで心境を変える事が出来るのだろうか(誰もが思うかもしれないが、始めの主人公はやたらイライラさせられるレベルに

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    2018年11月17日
  • 約束

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    石田衣良の短編集。短編集はあまり読まなかった。一つの話を長く深く読みたいから。
    しかし、最近忙しくちょっとした隙間に読むことができる短編集がとても良い。当たり前のことだが、自分の時間によって読みたい本も変わる。
    石田衣良の本は読んだことはなかった。
    読んでいて思ったのは情景の描写がとても繊細であること。
    主人公が、子供から大人まで様々な状況なので読む年齢や状況によってどの話が好きか分かれそうである。

    好きな作品はこの3つ。

    私が最も涙腺を緩くしたものはハートストーンだ。ありがちな展開でもあるが、そこがいい。大どんでん返しがないからこそ、小説の少しのリアルに胸を締め付けられる。

    青いエグジ

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    2018年11月09日
  • REVERSE リバース

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    性別を偽ったメールのやり取りが初読では少しややこしかった。何度か読み返したら違うんだろうなあと思ったし、購入本だったらそうしたかったかも。秀紀にがっかりしてきつくなる千晶にはがっかりしてしまった。厳しさを異常なほどと表現されていることにほっとしたり、その上で咎めない目線で描かれていることに、著者は優しいなあと思ったりした。反面、女性は多感で面倒臭いのかなあと思ったりもした。最後まで読み終えたら少しすっきり出来て良かった。

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    2018年10月17日
  • 5年3組リョウタ組

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    雰囲気がすき。全然特別じゃないっていう良太のキャラクターも軽やかで嫌味がなくて良い。最後の章の狡ささえ人間ぽさとして嫌悪感には傾かなかった。先生達を主体にしているところも新鮮だった。でも脱走する生徒に教師の不登校に正しさの強要と、それぞれの問題の解決法や考え方が微妙にしっくり来なかったことが残念だった。みんなが迎えに来てくれて嬉しいっていう生徒の感覚も、そこだけ抜き出してしまって共感出来なかった。あとがきの、子どもたちも学校もきっとだいじょうぶって言葉も相俟って、全体的に安易に感じられる部分があった。

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    2018年10月17日