石田衣良のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
石田衣良さんの想像力創造力ってすごい。。。男性が書いたと思えぬこのお話。どうやったら、ここまで詳細なリアル妊婦が描けるのだろうか。
ただ、どうでも良いところかもしれないけれど気になったのは、カフェイン摂取をとても気にしているような人が妊娠中に果たしてお祝いとかの場でも飲酒を何回もするのだろうか、、、。なんで、その描写必要だったのかなぁ、、、。カフェインレス云々の表現がなければ気にならなかったのかもしれないけれど、、、。
話の始めにここまで子供が欲しくないと言っていた人物が本当にここまで心境を変える事が出来るのだろうか(誰もが思うかもしれないが、始めの主人公はやたらイライラさせられるレベルに子供を嫌っている)。ただ、妊婦と一言で言っても人によって千差万別、こういう人も実際にいるのかもしれない。
主人公以外にも不妊治療をしている人や、流産など、妊娠出産とは切り離せない問題をスルーせず描かれていて良かったと思う。 -
Posted by ブクログ
石田衣良の短編集。短編集はあまり読まなかった。一つの話を長く深く読みたいから。
しかし、最近忙しくちょっとした隙間に読むことができる短編集がとても良い。当たり前のことだが、自分の時間によって読みたい本も変わる。
石田衣良の本は読んだことはなかった。
読んでいて思ったのは情景の描写がとても繊細であること。
主人公が、子供から大人まで様々な状況なので読む年齢や状況によってどの話が好きか分かれそうである。
好きな作品はこの3つ。
私が最も涙腺を緩くしたものはハートストーンだ。ありがちな展開でもあるが、そこがいい。大どんでん返しがないからこそ、小説の少しのリアルに胸を締め付けられる。
青いエグジットも良かった。リアルに近い感じがする。五体満足で一生を終える人ばかりではない、出世街道まっしぐらの人ばかりではない、そんな誰にでも起こりうる人生の事柄。マイナスに感じることの中でそれが交互に組み合わさり人の原動力にもなるんだと思わされた。
この父謙太郎はリストラ研修にいかされているが、人間性はとても立派で覚悟のある人と感じた。
天国のベルはリアルからは遠いところがある。ありえないファンタジーはあまり好きではないが、この作品はそうだといいなと思わされた。夫の不倫事故で夫を失った主人公と夫と離婚協議中の2人は学生時代なら仲良くなってなかったかもしれない。人の縁は不思議なもので、決して善の感情ばかりで仲良くなるわけではないし、負の感情で結びついて関係性を築くこともあるなと思った。
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Posted by ブクログ
先日の飲み会(合コン)でとても話のうまいうてうての男に会いました。
朝までカラオケ行って、帰りの始発電車で二人になったので、
「なんでそんなに話がうまいのか?」聞いたところ、
手帳と思っていた革張りのなにかが分厚い本だということが分かった。
年間で約100冊は読んでいるらしい。
そういわれてみると、何事にも詳しかったり、話が面白かったり、
物事の理解がはやかったりするやつは、みんな読書をしている。
ということで、ミーハーなので、僕も読書を始めようと思う。
それも今年の抱負とする。今年っていうか今年からの。
「スローグッドバイ 石田衣良」
2006年の9月頃に読んだ。
どこかかけ離れているが、どこか現実的で、恋愛がしたくなった。
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Posted by ブクログ
安定の面白さ。
メイン登場人物の年齢がだいぶ高くなってきたからか、昔に比べての迫力やスリル感は減ったけれど、その分、人と人の繋がりが強くなったような気がする。
安心のマンネリだから、結果最良の解決に行き着く事は分かっていても楽しめる。
これってよくよく考えて見ると1冊になった時の構図が『東京バンドワゴン』と一緒なんだな。
まあ、IWGPの方が先に書かれ出した作品だけれど。
久しぶりの文庫化だからか、時事ネタがちょっと古い。
それでもいまだに続いているネタも多く、IWGPは池袋を日本の縮図にした作品なんだなと思わされる。
帯はなかなか。
言葉もマコトが言いそうな言葉だし、赤と黒のコントラストもいいな。
解説は、初めてのパターン。
ほぼ作品についての話はしていない上に4章中の最後についてのみなのだけれど、この解説を読むとすごく考えさせられるし勉強になる。
こういう解説もアリだな。