石田衣良のレビュー一覧

  • 愛がいない部屋

    Posted by ブクログ

    どうせお洒落な酒飲んでお洒落でウィットに富んだ会話をしてセックスするんだろーとガンガン色眼鏡かけて読みましたが(すみません)、そうじゃありませんでした。
    大人のちょっとビターな恋愛短編集。こういう方が好き。

    0
    2017年04月02日
  • アキハバラ@DEEP

    Posted by ブクログ

    プロローグだけ読んで意味が分からなくて「あ、駄目かも」と思いかけたのですが、途中から加速度的に面白くなって、一気に読んでしまいました。いいぞ、オタク。

    途中・途中で都合よすぎないか?と感じる部分もなくはなかったのですが、アキハバラ系ではなくとも、ディープになにかにのめり込んだ人間の繋がりの濃さや絆の強さ、得意分野における凄まじい情熱と能力などは多少なりとも理解できるので、許容範囲内でした。あと、喜んで檻に入るフリーターの話、ちと怖かった。リアル。

    0
    2017年03月31日
  • LAST

    Posted by ブクログ

    暗っ!
    重っ!

    読んだことないくせに、なんか明るく爽やかな若者の話を書く人だと思い込んでいたので、かなりびっくり。
    こんな話も書くのか。

    でも、割と好みです。
    最初以外、主人公がほんのり幸せになるのが良い。

    0
    2017年03月31日
  • 灰色のピーターパン 池袋ウエストゲートパークVI

    Posted by ブクログ

    マコトの扱う事件がどんどん大きくなってきて、個人的にはこれじゃない感。珍しく人死にがでなくてよかったし、面白いのは面白いのだけど。
    しかし本当に題名のセンスがすごくよい。それだけでかなり満足。

    0
    2017年03月27日
  • 反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパークV

    Posted by ブクログ

    既刊に比べて社会問題色が強い作品が多いように思う。ちょっと重いし、マコトのいい意味でのバカさ加減が若干弱いかな。相変わらずの題名のセンスが最高!

    0
    2017年03月23日
  • シューカツ!

    Posted by ブクログ

    3年生になるにあたり就活とは何ぞやを知りたくて手に取った本。

    主人公が人間力溢れる人で、おじさんの相手が得意な女の子で、その元々の魅力と熱意を発揮して就活を乗り越えていくものだから自分には天地がひっくり返っても無理だと捻くれた読み方をしてしまった気がする。でもだからこそ度々読み返すのだろうなとも思う。

    0
    2017年03月17日
  • LAST

    Posted by ブクログ

    短編のせいもあり、終わりがパッとしないなぁ。と読み進めていて思ったけど、なんだかやたら暗い内容だったせいもあり、パッとしない感じで終わらせてくれるせいもあり、読後感がさほど重たくないのは、石田衣良の作戦か?笑!?

    パッとしないし、物足りない気もするけど、おかげでどんより暗い内容なのに後に引かない。

    数秒で内容忘れそうなくらい軽いです。笑

    重たい内容なんだけどね。

    精神衛生上にいたっては、暗さをどんどん掘り進んで思いっきり貶める作家もいるけど、なんかこうまでして暗い内容ライトに仕上げるのもこれはまたあり!な感じでした!笑!

    0
    2017年03月04日
  • 憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパークXI

    Posted by ブクログ

    ストーリー展開に物足りない感はあるが、池袋のトラブルだからこんなもんかなぁと思う。マコちゃん大人になった。

    0
    2017年03月03日
  • キング誕生 池袋ウエストゲートパーク青春篇

    Posted by ブクログ

    タカシがGボーイズのキングになるまでの話。マコトとタカシの高校時代。二人の友情が今も変わらず続いているのが嬉しい。

    0
    2017年02月27日
  • 6TEEN

    Posted by ブクログ

    久しぶりに青春小説を読んだ。タイトル通り16歳の日常が描かれている。読んでいて、自分がそのときに戻ったような感じになってすらすら読めた。やっぱり16歳という年頃は多感でいて、スリリングなことを好み、臆病でもある。退屈な日常は嫌い、変化があることを今か今かと待ち構える。そんなことを感じさせられた。

    0
    2017年02月27日
  • 憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパークXI

    Posted by ブクログ

    久しぶりのIWGP。10代の頃、夢中になって読んだ自分にとっての「バイブル」。
    時代の空気や社会問題の捉え方やセンスのいい比喩表現は健在。20代後半になったマコトやタカシも「らしさ」を失っていないのが嬉しい。
    (少し丸くなった印象もあり)
    何より著者がマコトの言葉を通して伝えるメッセージの説得力と根底にある優しさが魅力的。

    0
    2017年03月12日
  • 憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパークXI

    Posted by ブクログ

    池袋ウエストゲートパークの第2章かな。

    時事通信的な時の話題をちりばめた内容は相変わらず。
    石田衣良さんの思考が読み取れる感じです。

    0
    2017年02月04日
  • 北斗 ある殺人者の回心

    Posted by ブクログ

    とにかく悲惨な不幸スパイラルで、主人公の救いのない人生が読んでいて辛すぎる。
    後半の大部分を占める裁判シーンはさすがと思わせる描きっぷりですが、読書の主目的が気分転換である自分には不向きだったな。

    0
    2017年01月23日
  • 憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパークXI

    Posted by ブクログ

    IWGP第2シーズン、満を持してスタート!
    ストリートの“今”を切り取り続けてきた本シリーズ。
    時を経て池袋は少しずつ変容しているが、あの男たちは変わらない。
    脱法ドラッグ、仮想通貨、ヘイトスピーチ。
    次々に火を噴くトラブルをめぐり、マコトやタカシ、そしてとびきりクールな仲間たちが躍動する。

    0
    2017年01月11日
  • PRIDE―プライド 池袋ウエストゲートパークX

    Posted by ブクログ

    今回はライトな印象でした。とは言え扱っているテーマは重いものですけれど…。
    携帯のデータを元に恐喝、自転車事故、社会福祉を食い物にするビジネス、レイプ等、相変わらず時流のテーマを取り入れるのが上手です。
    そして、今回はキングタカシの恋愛の話も。それが意外で一番驚いたことかも(笑)

    0
    2017年01月05日
  • 水を抱く

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ネットで知り合ったミステリアスな女性「ナギ」と出会った医療メーカーの営業マンのお話。

    営業先のクリニック院長がクソすぎる。

    最後まで読んで、他の伏線がどうなったかが気になった。

    0
    2016年12月29日
  • 北斗 ある殺人者の回心

    Posted by ブクログ

    前半は順調に読み進んだけど 半ばくらいから なかなか進まなかった。やっと読み終えました。
    里親のお母さんをなくしてからが、長くつらく何度も読むのを放棄しそうになりました。あまりに重くつらい物語。

    0
    2017年06月10日
  • REVERSE リバース

    Posted by ブクログ

    ネットおかまとネットおなべとして知り合った男女がオンラインでしたら惹かれあって…という良くある話だが、最後の締め方は割と気に入った。
    リアルの世界で知り合うとまずは性別のフィルターがかかる。オフラインでもそうだが、逆の性別を名乗ることもできる。それはそれで性別のフィルターだが、逆の性別を振る舞うことでリアルでは考えたことのない視点で考えたり、性別に対する固定概念にとらわらない受け入れ方ができたりする。それは性別に左右されないその人自身の素の部分に触れることができるのではないかとおもったりした。
    要するに、性別のフィルターってのは煩わしいということ。

    0
    2016年12月10日
  • 夜の桃

    Posted by ブクログ

    おしゃれな官能小説。IT企業の社長を主人公にフラワーアレンジメント講師の妻、元同僚のバツイチ愛人、部下の若い女が華やかにとりまく。男性の憧れともいうべき生活もそう長くは続かず、破綻に向かって動いていく。その失い方がバツイチ愛人の今までの節度ある言動からは到底想像できず、最終章に向けてやや急ぎすぎた感がある。

    0
    2016年12月08日
  • 憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパークXI

    Posted by ブクログ

    安定した面白さはあるものの、時事ネタを採り入れる事に拘りすぎて肝心のトラブル解決が安直になっている気がする。

    0
    2016年11月30日