石田衣良のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
おお~最新刊出てる。やっぱり安定して面白い。
マコトとタカシが安定しているからだろうな。街も人も世界も変わるけど変わらないものもある。今回マコトの口から疲れたという言葉が出て驚いたけれどもこれは作者の言葉なのかもしれないなぁなんて読みながら思いました。でも、ファンとしては続けてほしいシリーズだなぁ。
若者視点ではなくても、これからもマコトの目から見た日本社会の問題を取り上げてもらえると嬉しい。全面解決は無理でもお話の中だけでも救われた人が居れば現実に同じようなトラブルを抱えている人が、問題に立ち向かうちょっとした勇気と希望みたいなものをもらえたらいいなと思ったりするのです。
西池第二スクールギャラリー
空いたスペースを利用した現代アートって確かにこの頃よく聞くかもなぁ。ちょっと廃材ゴジラは見てみたい。
ユーチューバー@芸術劇場
アフィリエイトで稼ぐって言葉が何年か前は理解できなかったけれども。ネット広告の方が今や主流になりつつある時代なのか。個人的には小中学生はスマホで動画サイトとか見てるのかなぁとそこが気になったり。
立教通り整形シンジケート
綺麗になりたい心理はわからなくもないけれども行き過ぎは良くない。コワイ。でも別にその辺りの価値観は人に言われて納得がいくものではないから自分で決めるしかないんだろうな、と思ったりもする。
西一番街ブラックバイト
外食産業、コンビニ、宅配サービスと便利な世の中になった分だけその裏で酷使されている労働者が居るって事なんだよなぁ。なんでこの値段でやっていけるんだろうって思うモノが巷に溢れている。宅配も不在時の再配達は有料にするべきだとは思う。昔は隣近所に預かってもらったりとかしてたけどなぁなんて事を思いだしました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレもし、ワクワクドキドキするようなストーリーや精緻な人物描写を期待しているのなら、おすすめはしない。
「男遊びの多い女と、それに翻弄される幼馴染」と言ってしまえばそれまでかもしれない。
ただ、それはあくまでこの小説の表層的な部分でしかない、と思う。
この小説の面白さは、男女関係における新しい関係性を提示している部分にある。
男女間の友情は成立するのか。
思春期に多くの人が悩んだことがあるであろうテーマ。
その究極的な実現を描いているのではないだろうか、と私は読む。
ここまでの「誠実さ」を持って関われる相手を持つことは幸せなことかもしれない。
それと同時に、この「誠実さ」は、まっすぐであるがゆえに互い以外の他人を傷つけてしまう残酷な破壊力も持ち合わせている。
カイとミノリの関係性は、当事者以外からは到底理解されないし、理解されたいと思ってもいない。
恋愛ではないけれど、そういう意味では恋愛的要素を持った関係性なのかもしれない。
彼らを特殊だと思う人。一度立ち止まってまわりを見てほしい。
一回りも二回りも年の離れた恋人。
内縁の夫婦。
同性のパートナー。
身体を重ねるだけの友達。
ひとくくりに、言葉で言い表せない関係性ばかりだ。
カイとミノリの関わり方は「ふつう」ではないけれど、今の世の中において何が「ふつう」なのか、そんなことまで考えてしまった。
とはいえ、4歳の頃の会話が嫌に大人びていて作り物感を感じざるを得なかったこと、話の展開上避けられないのかもしれないが性的表現があまりに多いこともあり、読んている途中に嫌悪感を感じてしまったため、☆3つで。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ端的に言うと良かった。
全ての作品に女性への優しさ、リスペクトがあるから好き。
中には共感出来ない作品もあったけれど今後の人生を色々考える時間になったな。
特に好きな作品は『落ち葉焚き』。世代でもないのに泣きそうになった。娘さんと同じ立場になったら絶対受け入れようと思った。
『魔法の寝室』も好き。
1冊の中で一番刺さった言葉は『愛がいない部屋』の「あなたはずっとわがままなんていってないんでしょう。女はそれじゃあ、ダメよ。」本当にそう思う。そう思っていた中でこの一文を見つけてやっぱりな、と寂しくも嬉しくなった。私も変わらなきゃな、と思えた。