石田衣良のレビュー一覧

  • 赤・黒(ルージュ・ノワール) 池袋ウエストゲートパーク外伝

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    IWGPシリーズの番外編。通常シリーズとはまた違った雰囲気が味わえる。なかなかハラハラさせられる展開が続く。それはそれでいいのだが、残り数ページになって突然急ぎ足に話が進み、呆気なく終わった印象。最後の最後で見せた主人公の強引な行動、それが吉とは出るが、なんか腑に落ちないというか残念な感じだった。

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    2014年11月19日
  • 親指の恋人

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    まるで生きている世界が天と地ほどちがう二人が出会い、恋をするお話。石田衣良さんの書く恋愛小説は重たいんですけど好きです。
    ふかい。。。

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    2015年01月24日
  • 非正規レジスタンス 池袋ウエストゲートパークVIII

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    IWGPシリーズ第八弾。表題作「非正規レジスタンス」は特に他人事ではない話で心にグサリと突き刺さるものを感じた。現実の世界でもこうハッピーエンドが待っていればいいけど・・・。

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    2014年03月07日
  • 夜の桃

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    既婚者でありながら愛人もいる中年の主人公が、20歳も下のハタチそこそこの少女に溺れてゆく、美しい官能小説。性描写があまりにもエロティックで、背景のテーマが捉え難いくらい。社会的な成功やお金に加え、セックスも果たして上辺だけの富なんだろうか。

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    2014年03月05日
  • 夜の桃

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    清楚で従順な妻、セクシー系ダイナマイトボディの愛人、若くて初々しくみずみずしい愛人、という各ジャンルの女性達に囲まれる男のロマン?が詰まった作品?
    女性目線だからか、ひたすら男性に都合良くかかれてるなと…。さんざん男性不信をうたう千映がなんで主人公にいきなりガンガンアピールして部屋に連れ込んだのか謎。不自然。
    突っ込み所は満載ですが、昼ドラを見るノリで読むと面白いと思います。

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    2014年02月07日
  • エンジェル

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    星3,5 少しずつ読んだのは失敗だった。一気に読んだ方が面白さが出る作品。切ないという意見もあるが、なんだかな、が素直な感想。

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    2014年01月07日
  • TROIS トロワ 恋は三では割りきれない

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    なんとなんと、僕としては初の電子書籍です。
    「本は紙!」っていう固定概念があったんだけど、読み進めてみたらコレはコレでアリだった♪
    話の内容は石田カラーが強い感じ。
    サクサク読めて良かった♪
    よくよく考えたら場所も取らないし、電子書籍悪くないかもって思わせてくれたことに感謝だね。

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    2013年12月03日
  • 眠れぬ真珠

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    解説にある通り、男性がこれを書いたのがすごい。
    石田衣良さんって恋愛モノも書くのね。
    IWGPとか、雑誌やテレビで見る「いいパパさん」の
    イメージがすっかり定着してたので、良い意味で
    期待を裏切ってくれた。

    女性を「ダイヤ」と「真珠」に喩える描写が好き。
    真珠を見抜ける男性が増えるといいね。
    ここしばらく、ドラマにしても映画にしても
    恋愛モノから縁遠かったので、新鮮だった

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    2022年04月23日
  • ドラゴン・ティアーズ―龍涙 池袋ウエストゲートパークIX

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    ネタバレ

    「キャッチャー・オン・ザ・目白通り」は、
    キャッチにつかまり数百万も払わされたOLの話。
    キングがキャッチをやってみるというのは痛快。

    「家なき者のパレード」は、
    文字通りホームレスを題材に、ホームレスからの搾取本題として扱った作品。

    「出会い系サンタクロース」は、
    いわゆる出会い系風俗で働かされる女性に惚れ込んだ男がマコトを頼りともに奮闘する話。

    表題作「ドラゴン・ティアーズ―龍涙」は、
    外国人研修制度が題材で、工場で研修生として働いていた中国人少女が逃げ出し、戻らなければ研修生すべて強制送還されるという事態に。
    研修生アドバイザーのリンに依頼されてマコトも動き出す。
    リンがとんだ食わ

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    2013年11月10日
  • てのひらの迷路

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    石田衣良の短編集。ショートショートならではの面白さがあったり、スッキリ終わらないものまで、様々な物語。作者の体験談のものまであり、作者が小説家になったこともわかり、中々面白かった。

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    2013年11月05日
  • 6TEEN

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    ネタバレ

    直木賞受賞作続編に当たる短編集。

    印象に残った短編をいくつかレビュー。

    【ユウナの憂鬱】
    まず、単純に“若さ”っていいな、眩しいな。
    友達ってイイものだ、と。

    “親になる覚悟”ってなんだろう?
    世の若年夫婦は、どんな覚悟をもって子供と向き合っているのだろう?

    そして、自分の覚悟は……?と、考えさせられた。


    【メトロガール】
    ……青春だ!


    【スイート・セクシー・シックスティーン】
    ……青春だね!
    “ソレの前”の緊張感がひしひしと伝わってくる描写が、心地好い。


    【16歳の別れ】
    ……文庫裏表紙の煽りに書かれた“同級生の死”は、本短編にたどり着くまでずっと“ナオト”のことかと思っ

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    2017年01月11日
  • 親指の恋人

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    現代版ロミオとジュリエット。

    感情移入することもなく
    とても客観的に読んだ一冊。

    「死」への幸せもあるのかもしれない。

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    2013年10月25日
  • Gボーイズ冬戦争 池袋ウエストゲートパークVII

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    シリーズ7作目。今更言うことでもないが、解説にもあるようにIWGPシリーズの特徴の一つは、その時代の社会問題や闇をいち早く取り上げ、それを青春小説に取り込むという手法にある。今回も振り込め詐欺や絵画商法といった身近に潜む闇を取り上げ、それを一つひとつ丁寧に物語として仕立てあげている。表題作もパワフルで良かったけど、俺はどちらかというと、派手さも無く地味なストーリーの方が好き。

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    2014年05月09日
  • ブルータワー

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    久しぶりに石田衣良さんの本読んだ。他の人も書いてたけど、石田衣良さんにしては珍しいSF…?未来的な話。面白くてどんどん読んじゃったけど、最後のところが微妙だった。結局奥さんの心の動きがわからないままだったし、最後はあっけなさ過ぎた。未来からも通信できるってのも…

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    2013年09月25日
  • 再生

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    人生の途中で困難に直面した「普通の人たち」が、どうにか自分に折り合いをつけて立ち直るといったテーマの短編集。
    確かに書かれた当時の時代背景をよく反映しており、決して強引ではない解決方法に石田氏の優しさを感じますが、短編なだけにあっさり読めすぎるところが”満足”とまでは思えませんでした。

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    2013年09月19日
  • 再生

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    ネタバレ

    いろんな人の物語が詰まった短編集。
    なんと、12の短編のうち半数以上が、作者が直接当人から話を聞いて小説に仕立てたものだそうです。

    個人的には「東京地理試験」と「銀のデート」が好きでした。

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    2014年01月14日
  • ブルータワー

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    近未来。高い塔に住む人々。建物の外では普通に暮らすことができない。癌で死期の近い主人公の意識が、現在と未来を行き来する話。
    いまの自然環境、政治とかから想像すると近い未来に起こりそうでもある。

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    2013年08月24日
  • 5年3組リョウタ組

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    リョウタ先生と、染谷先生の2人の組み合わせが面白く、話を読み進める事が
    出来ました。
    ただ、三章の十二月、みんなの家〜終わりまでの話の終わらせ方が、じぶんの中でスッキリしなかったように感じられました。
    だけど、続編として、今の子供達が、六年生に進級して卒業するまでの話が読んでみたい。
    そして、リョウタ先生と、染谷先生の組み合わせがまた見たい。

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    2013年07月30日
  • sex

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    2にも、期待☆

    タイトルのまんま、だけど、色んな形や色んな状況を描いた作品。

    ただの官能小説ではなく、
    読み手の想像を膨らませるような幅を含ませた内容だった。

    性(sexという行為も含めて)に嫌悪感を持つ方にも、文字でなら受け入れ易いのではないかと思う。

    子どもを持つ身としては、【純花】の話は人ごとだとは思えなかった。
    一歩間違えば、同じ状況になるかもしれない、と思いながら読んで、自分ならどうしたら良いだろうか……と考えさせられた。



    内容を読む前に、あとがきを読んで欲しい!

    ー生と性のよろこび。

    自分としての解釈にはなるが、
    生と性。性にはりっしんべんがついている。
    ただ単に

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    2013年07月28日
  • sex

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    sexの描写が一辺倒でツマラナイ

    でも短編の小説として面白いものはいくつか
    次回作は読まないかも・・・

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    2013年07月26日