石田衣良のレビュー一覧

  • 約束

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    石田衣良さんの本は
    読みやすくて読後感がいいから好き
    人ってまた立ち上がるんだって思える
    こうはうまく運ばないよってつっこみながらも
    最近涙腺が固まってるのでしょうか
    いくら帯に「泣ける」とあっても涙出ないんです
    感情が硬化してるのかしら
    ≪ うつむいた 顔上げてほら 空を見る ≫

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    2016年06月27日
  • 余命1年のスタリオン(上)

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    余命が1年だとしたら、残された時間わ自分はどう生きるだろうか。皆が皆、病気じゃなくったっていつ死ぬかわからないのに、期限が見えるとやはり人は見方が変わる。生き方を考える。上巻はまだ、当馬に死が迫る空気が薄い。下巻にどう変わっていくのだろう。

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    2016年06月24日
  • 夜の桃

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    ネタバレ

    社会的に成功している40歳半ばの男性が、
    献身的な妻、ハイレベルで物わかりのいい愛人、そして出会う、20年下の体の相性が抜群の新社員と、SEX三昧する話。

    盛者必衰の理でないけど、最後は全ての女性が去っていく。
    所詮、男性は女性に踊らされて生きていく様がいい感じです。

    ただ、出来過ぎな愛人と、男性経験がないのに急激に上長にせまってくる新社員は、現実社会ではありえなくて、どこでもありそうな話の雰囲気なのに、リアリティがほとんどありませんでした。

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    2016年06月21日
  • 水を抱く

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    自分を責め続けるナギとの幸せになることを祝われない恋が辛かった。最終的にナギと俊也はお互いが好きだと認める。が、そこに幸せであることを感じさせる描写は一つもなく、切ない終わり方。「水を抱く」というタイトルに込められたナギの秘密は、ナギ自身の口から知りたかった。

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    2016年06月17日
  • シューカツ!

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    就活前に一通りの流れを知れる本当あったので読んでみました。
    今の就活とはだいぶ変わっているのだろうけど、緊張感とか姿勢とかはきっと変わらずにあるものだと感じました。
    素敵な仲間と就活してるのが羨ましかったです。

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    2016年06月17日
  • 余命1年のスタリオン(上)

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    癌で1年後の生存率50を宣言された俳優のお話し

    石田衣良はフェアはエンターテイナーなので、上巻を読み終わった時点で誰とどうなるかといった最終形がある程度予想できる
    決してまったくのバッドエンドにはしないだろうしね

    あとはどの時点まで描いて終わるかだろうけど、クライマックスを描き切って終わるのが一番多いパターンだよなぁ

    とりあえず、詳しい感想は下巻の方で

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    2016年06月14日
  • 余命1年のスタリオン(下)

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    『 読み落としてますか』

    うーん。簡単なお涙頂戴ではないのはわかるのだけど、少しだけ、ほんの少しだけ残念だった。どんなラストを迎えても、こういった話はどうにでもできるのだけど、あまりにも綺麗すぎるのではないか。

    そして、私はいやらしく疑ってしまうのだ。これは、病気と戦い真実の愛を見つけた男の話ではなく。出産がいかに素晴らしいかということを誇示するためだけのCMではないかと。

    子供名前について最後描写があっただろうか?他にも沢山取り残しの物語があったように思う。広げた風呂敷を綺麗にたためとは言いたくはないが、少なくとも私はなにも感じなかった。

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    2016年06月13日
  • 余命1年のスタリオン(上)

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    『白んだ空とスズメの鳴き声、そして空っぽのコーヒーカップ』

    実に石田衣良らしい作品だ。主人公をなんとなく、石田衣良本人に重ねて読んでしまうのは、実際の彼もユーモアに溢れそしてどんなことを考えて様々なことへ思いを巡らせているのかを私が知っているからだろうか。50も遠に超えた人に向かって半分も生きていない私が彼と呼ぶのもおかしい話だが、私の中での石田衣良とはこの主人公の当馬そのものでその当馬もまた私にとって彼と呼ぶことがしっくりときた。

    この作品をまだ私は前半しか読んでいないわけだが、今の時点で書けることだけ書いておく。いつも通りしっかりと風刺がきき、そしてさりげなく業界への敬意と呼んでいいの

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    2016年06月13日
  • 愛がいない部屋

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    一見サラサラとした感じの短編集。


    やってんけど、最後の解説でタイトルに繋がって
    うまいなぁー!って感じた☆


    のに、あまり内容思い出せない。悲しい。

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    2016年06月03日
  • 愛がいない部屋

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    久々の石田衣良さん〜。

    一番最初「空を分ける」を読んだ途端に
    ちょっと絶望した。
    「恋人でも男と女がルームシェア?しかも男には彼女がいてって、そりゃないぜ石平さん!」みたいな。笑
    現実味が無いからあまり体に染みてこずそれを乗り越え、次からはやっぱり嫌いなようで惹かれてしまう石田衣良節が続いた。

    前も書いたけど、この人、なんでこんなにリアルな女心を書き出せるんだ?性的描写もドキドキするくらい女性目線。こんなことに気付きながらこの人は青春を謳歌してきたのか?
    怖すぎる!!笑
    でもやっぱ気になる!

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    2016年04月30日
  • REVERSE リバース

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    ネットおかまとネットおなべとして出会った二人。
    オンラインで楽しく付き合っていると、
    そのうちオフラインで会ってみたくなるのは心情。
    お互いが代役を立ててオフラインで会うまでの流れは、
    50代の私でもちょっとドキドキして面白かった。
    結局、最初の出会いで秘密がバレてしまうわけだが、
    それ以後の展開は疾走気味でちょっと興醒めだったかな。
    なんとなくハッピーエンドを匂わせていて、
    それはそれで納得なんだけど、
    仕事絡みのパーティーでの演出はどうなんだろう?
    私的には、違うカタチでの展開(結末)が欲しかった。

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    2016年04月30日
  • マタニティ・グレイ

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    雑誌編集の女性とフリーカメラマンの夫婦が子供を生む話し

    この主人公の女、ムカつくな

    言ってることはわかるんだけど、ぐだぐだ言うならさっさとそうしろ!とか、オマエがそう思うんんならそうなんだろうな、お前の中だけではな!と言いたくなる
    読んでるうちに、何というか女性のしょうもない愚痴を聞いてる気になってきた

    そして何より、自分の妻の妊娠・出産持のアレやこれやらが思い出されてとても辛い
    もう、妊婦はそれまでの人とは全く異なる別の人という認識くらいに思っておいた方がいいのかもね


    特に主人公へのムカつきポイントは
    切迫早産の人は偉くて、つわりで苦しんでるヤンキーはゴミクズみたいに思ってるように

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    2016年04月27日
  • 1ポンドの悲しみ

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    アラサーの女性が主人公の恋愛短編集。同じ気持ちを感じれる恋愛ってうらやましい。ふたりの名前が一番好き。

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    2016年04月09日
  • 非正規レジスタンス 池袋ウエストゲートパークVIII

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    色々と考えさせられる一冊だったなあ
    バリアがあるかないかで叩き付けられる過酷な環境に、平和と謳われておきながら格差社会がはっきりとしている世の中。なんともいえぬ気持ちになりました。

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    2016年03月26日
  • 愛がいない部屋

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    茂人!!すてき!いばらの城。
    さらーと読むにはいいかなぁ。いばらの城なら何度読んでもいいかもしれない。

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    2016年03月20日
  • 約束

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    石田さんの作品を読むのは初めてですが、表題作の文章が非常にぎこちなく
    「小説家というより脚本家なのでは」と思ってしまうくらいでした。
    2話目以降は読むのを断念しようかと思っていましたが
    「青いエグジット」が思いのほかよかったので、そのまま続けて読みました。

    全体を通してみれば悪くはないのですが、
    手軽に感動がほしければ、重松清作品で十分だなという印象です。

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    2016年03月04日
  • ブルータワー

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    ネタバレ

    重病の主人公の精神のみが、改変型インフルエンザにより荒廃した未来にタイムスリップし、世界を救う話。
    出だしは良い。現代と未来で周囲の人間を関連付けたのと、予言がそのまますぎるせいで、緊迫感がそがれコメディ感が漂う。

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    2016年02月28日
  • 水を抱く

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    「大人になるということは、肉体の内側に誰にも告げられない欲望を育てることだ。」

    この世の全ての大人は、ほんとは男も女もみんな、淫らな想いを持って日々生きているのかもしれない。それを見せるか見せないかは、何かのきっかけがあるかないかの違いだけ。

    2人とも大切なものを失った後…ナギは自分をいたぶって、島波先生は他人をいたぶった。
    きっと苦しいけど気持ちいいんだと思う。

    苦しさを溜め込んで溜め込んで、俊也の優しさに包まれて、ナギは破裂した。

    先生はどうなるんだろう?
    私が女だからか、ナギより先生のことが気になっちゃうよ。。。

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    2016年02月21日
  • sex

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    セックスレスな我が夫婦にはなかなか参考になる文書でした。笑。

    いろんな性の形があると。そこには物語すらも存在すると。

    身体だけではなく、それは心にも影響を与えると。

    性についてこれほど深く考察することはなかったので、なかなかの発見でしたが、エロ本と言ったらそれまでの官能小説でもある。笑

    最後に石田衣良が質問形式で読者に答えるアンサーが、なかなかの赤裸々っぷりでこれまた驚きました。
    これ

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    2016年02月14日
  • 6TEEN

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    4TEENの2年後、16歳になった4人組の話

    なんか前よりおもしろくなくなった気がする・・
    そんなにいろんな人と出会うもの?
    普通に4人の中での出来事で話作ればいいと思うんだけどなー

    携帯小説をバカにしてる感じなのは個人的に共感したw

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    2016年02月07日