石田衣良のレビュー一覧

  • 白黒つけます!!

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    社会的な関心ごとを新聞で意見を募って
    集計して、その中から意見を抜粋して
    石田衣良がちょこちょこっと意見を書く というスタイル

    白黒つけるといっても、ついてないものもあるし
    何より、「石田衣良の本」という感じはしない

    まぁ、どんな意見を採用するかってところに石田さんらしさが出てないわけjはないけど

    完全に肩透かし

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    2013年07月26日
  • 親指の恋人

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    ネタバレ

    うーん、美丘といいこれといい何を狙ってるのかしら?
    死ぬ形での恋愛話は何ともなぁ・・・

    石田衣良には他のジャンルをもっと書いてほしい

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    2013年07月20日
  • Gボーイズ冬戦争 池袋ウエストゲートパークVII

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    7冊目になるこのシリーズ
    律儀にも1冊で1年経過するので、マコトもタカシも25歳?
    ははっ、Gボーイズとかキングとか言ってても、もうそんな歳なのねぇ

    内容はといえば、いい意味でマンネリ化してきた感じ
    そつなく面白い

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    2013年07月19日
  • アキハバラ@DEEP

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    アキバのオタク達が主人公。細部の詰めは甘く、リアリティはないが、そこそこ面白い。ライトノベル感覚で読む本。

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    2013年07月02日
  • 夜の桃

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    どちらかと言うと官能小説?という感じ。
    ストーリー性はあまり無い。架空のお話と割りきっても、ちょっと現実離れしているな? という印象。

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    2013年06月29日
  • 波のうえの魔術師

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    『欲望をそのままむきだしにするような粗野な人間は、市場では単なる獲物にすぎない。すぐに食い散らされて退場していくだろう。資金を分割することで、自分の欲望も分割する。困難は分割せよというが、マーケットにおいては自分の欲望と戦うことが困難の極地なのだ。』

    小塚老人は投資のイロハを白戸に教え込む。
    銀行の株価を下げるために、取り付け騒動を計画。ホームレス二百人に通帳を作り、騒ぎを起こす場面は印象的。

    ってなわけで、これからもよろショウす!(*漫画『醤油の魔術師』ヤマサ醤油より)

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    2013年06月25日
  • 親指の恋人

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    ネタバレ

    結末が分かってるお話を読むのは不思議な感覚。
    あえて、ネタばらししてるのはなぜだろう?

    ストーリーはありがちな感じなのかもしれないけど、石田衣良の文章、表現が彩ってくれる

    素敵な表現を抜粋↓

    “ぼくたちは毎日ちいさな携帯電話に振りまわされているけれど、ときにはこうしたなんでもない文章が心と心を結ぶことがある。”

    “最愛の人から届いたメールを告げるちいさな光り。それは夏の朝の太陽よりもまぶしい光りだ。”


    久しぶりのラブストーリーでした。
    ミステリーを読むことが多いので。
    たまには良いものです。

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    2013年06月16日
  • 親指の恋人

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    やっぱり、死んだらその先は無いんだよね。「存在」していることほどの強みはないんだ。愚か、といえばそう。他に道はなかったのか?と。

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    2013年06月04日
  • sex

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    官能小説の良し悪しというのがイマイチわからないですが、良かったと思います。
    確かにエロティックなお話ばかりですが、単にsexしてるだけではなくて、sexという行為に向き合うお話が盛り込まれていたと思いました。

    この本自体は短編集なので読みやすかったです。

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    2013年06月01日
  • LAST

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    自分わ追い詰められたら
    どうなるんだろー(p_-)
    重いし暗いしグロいし…
    後味悪いのに現代問題というか…
    考えさせられる内容なのは石田さんらしい。

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    2013年05月28日
  • てのひらの迷路

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    ショートショートだから読みやすかった。ショートショートだからすっきり終わらない話もあるけれど。
    それぞれの話の前にある解説などはエッセイのようで面白い。作者の創作活動が垣間見れたようでした。

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    2013年05月27日
  • 親指の恋人

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    出会い系サイトで出会った二人には、計り知れないほどの格差があった。
    全く違う世界で生きていた二人だったが、短い期間で深い恋に落ちた。
    そして、彼らは終わりに向かう道を選んだ。
    現代にも潜む様々な格差は、彼らを止めることができなかった。
    幸せってなんだろう?生きてくってなんだろと、考えてしまった。

    2013.5.14

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    2013年05月14日
  • 6TEEN

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    『ものっていうのは、ただ放っておくとどんどんダメになるんだ。それは家屋敷や、電化製品だけじゃない。こんな薄っぺらな服だって同じなんだよ。ものをそのものらしく元気にしてやるには、いつも人間が手をいれてさわって、表面につもっていく時間の垢を落としてやらなきゃならないのさ』

    もんじゃ屋の佐知ばあは六十代で派手なサマードレスを着る。家を出た娘の服を着て、娘を待っている。
    いかり肩の私は人の服が伸びないか気掛かりだ。

    ワイシャツを着たら、ハンガーが入っているの?と言われた淡い思い出。。。

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    2016年03月19日
  • 東京DOLL

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    ネタバレ

    若くてして成功した、ゲーム作りの天才であるMGと、
    彼が見つけたモデルのヨリ。この二人を中心に進んでいく
    恋愛小説です。

    ゲームのヒットによって得た莫大なお金を持つMGには、
    ギラギラした出世欲のようなものはありません。
    もともと、良いゲームを作ればそれでいい、というような人のようです。
    なので、ある意味で、やぼったい生活臭のない、夢のような生活の中の
    おとぎ話のような恋愛がそこにあります。
    おとぎ話と言ったって、小学生が読むような話ではなくて、
    ちゃんとセックスが行われていて、それが官能的に読者の心を喚起したりもする。

    面白い小説でした。
    僕はどっちかというと、「文学」と呼んだ方がしっく

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    2013年05月08日
  • Gボーイズ冬戦争 池袋ウエストゲートパークVII

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    IWGPシリーズのすごいところは表題作以外もそれぞれにしっかり魅力があるところだと改めて思った。
    そして本書のラストを飾る表題作は、
    久々のGボーイズ内戦もので、本書全体の構成としてはとても懐かしくこれぞIWGPと思うものだった。
    だけど、表題作の中身を読んでいくとあきらかに違うことと変わらないものがあると感じた。
    昔と違うのはマコトもタカシも年を取っているということ。
    とくにマコトの大局を見据えれている感じや池袋内での立ち位置に関しては何年か経ったということがひしひしと感じる。
    それをここで如実に表現しているのがすごいと思う。
    変わらないものはとくにキング・タカシのカリスマ性である。
    かっこ

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    2013年04月28日
  • LAST

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    ダーク、ダーク、ダーク!!
    読後感悪いよー(´д`)

    とは言え、文章にのめり込ませるのは流石。
    一気読みしてしまった。
    借金で首が回らなくなった人たちの話だけど、
    人間ってここまで追い込まれると表に居続けることは難しくなるんだなーと単純に感じた。
    堕ちるのって、一瞬。
    実は今当たり前だと思っている生活って、氷上のものなのかもと思ったらゾッとしました。
    あ、作者本人も書いてあるけど、今銀行であんな方法で現金出金できないから!
    10年ちょい前の話だけど、逆にそれがまかり通った時代があることに驚いたわ…。

    ま、色々考えさせられたけど、個人的にはやっぱり最後は明るい未来が期待できるような話しが好き

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    2013年04月28日
  • ブルータワー

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    ネタバレ

    SFだから仕方無いのだろうけれど、状況説明がくどいのに想像しづらく、また連載作品なので度々おなじ説明が入るのが煩わしかった。

    話の内容的には、物語中盤には未来を救う可能性を掴むのに、主人公が全くその事を気にもせず何ら活かせないまま多数の被害者を出して絶望しているのが共感出来ない。
    いくら普通の人間とはいえ、40半ばで某有名会社で働いているのだから交渉術なり持ってるだろうと。

    やっと後半になって、どうしよう?→覚えよう→2万4千ちょっとある→無理→裸体で覚えよう というのは強引すぎるような。
    CD-ROMで渡されていて、舞台は現在地と変わらないのだったら、穴に埋めるとか、研究施設に隠しておく

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    2015年11月26日
  • 親指の恋人

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    チャットで知り合った2人は男の方はお金持ち、女の方は貧乏という身分違いのものであったが、お互いに惹かれあって行く。
    そして二人の身分の違いと、世間に嫌気がさし、この世を去ることを決意する...現在の恋のあり方とも言える作品でした。

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    2013年04月04日
  • 親指の恋人

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    ★×3。本当はこれ以上かもしれないし、以下かもしれないけど×3しか付けれない。
    やっぱり読後に幸せになれる作品が好きだから。
    結末は最初に提示されるので分かっている。どうしてそうなってしまったのかが書き綴られている作品。

    改めて考えると、結論はあんなに短いんですよね。短いと言うかあの短文に集約される現実。実際は、あの短文に辿り着くまでに沢山の事があった訳で、それこそ本1冊分(笑)人の人生なんて日常に埋没してしまう小さな事なんでしょうね。
    そういう意味で石田衣良らしい力技な作品な気がします。
    不条理な事に理由なんてなくて、不条理は不条理なままで、何も変わらない。変えられるのは気持ちだけ…なはず

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    2013年03月20日
  • 親指の恋人

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    死んでどうなる。

    極端なお金持ちのことは全くわかんないけど
    他に道はあっただろうに。
    コドモ同士の綺麗事でしかなかった。

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    2013年03月16日