石田衣良のレビュー一覧
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ネタバレ石田衣良さんのは初めて読みました。てゆうかおっさんなのね。イメージでは黒木瞳だったんだけど、裏切られました。もうむり。しゅうかつできない。
描写がとてもきれいで、現代の世界を書いているのに、とてもよく似た別の世界を書いているようにも見える。すごく透き通った水晶のようなイメージ。それは主人公と自分の状況があまりにも違うからかもしんないけどね。
主人公は、誤解を恐れずに言うなら、僕がこうなりたいと思うような人でした。それは理想というわけではなくて、ただ単純に彼の状況、能力、環境がウラヤマシイという意味かもしれません。
個人的にはあっさり系の描写に、肉感たっぷりな印象を受けて、実はこの本はあまり好きではありません。なんというか、ミスマッチに感じるのか単純に気持ち悪いのか、あまり覚えてないんですけどね。読んだのちょい前だし。
でも衣良さんの本は読んでみようという気になりました。次は40を読みます。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今までは短編3本と中編1本という配分でしたが、今回はほぼ同じ長さの短編が4本。
マコトと池袋に住む人たちの心の触れ合いがあってこその物語だとずっと思ってきたし、今も思っている。
今回はそう意味では面白くなってしかるべきはずなんだけど、あんまり面白くなかったな。
マコトが「自分はたいしたことがない」という度に、事件をうまく解決するマコトの姿とマコトの自己認識が乖離していってしまう。
高卒で、学生時代は落ちこぼれで、そこそこケンカに強くて、クラシックや現代建築に造詣が深くて、女の子にもてないと言いながら近寄ってくる女の子には「自分を大事にしろよ」と諭して追い返す。
鼻持ちならないよね、マコト。
その彼が、短編で、事件に関わった人たちと接触しても、どうも上っ面だけにしか感じられない。
「俺は、自分では何もできないやつなんだ!」と言いながら、海賊王を目指しているやつと、いったい何が違うんだろう。
グロテスクなシーンがなかったのはよかったけれど、全体的に薄っぺらい話だったような気がした。
時代を切り取るって難しい。
切り取っただけではだめなんだ。
切り取ったものになにがしかの視点や思想を加えなければ、それはただの情報の垂れ流しになってしまう。
そんなことを思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ8作目
「千川フォールアウト・マザー」はいいお話し♪
マコトのお母さんはカッコイイ(≧▽≦)
「非正規レジスタンス」は考えさせられる…
私は「自己責任」って言葉がキライ。
本当に責任を負うべき人の言い訳に聞こえるから。
もちろん、本人が負うべき責任もあるだろうけど、最近は過剰に個人が責められてるような気がする。
人は自分の生活が安定していなければ、他のことはすべて二の次になってしまうのは当然だ。
それが「自己責任」というツマラナイ言葉で片付けられているうちは決して世の中は良くならないだろうな。
本当に本当にそれは「自己責任」ですか?