石田衣良のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレSFだから仕方無いのだろうけれど、状況説明がくどいのに想像しづらく、また連載作品なので度々おなじ説明が入るのが煩わしかった。
話の内容的には、物語中盤には未来を救う可能性を掴むのに、主人公が全くその事を気にもせず何ら活かせないまま多数の被害者を出して絶望しているのが共感出来ない。
いくら普通の人間とはいえ、40半ばで某有名会社で働いているのだから交渉術なり持ってるだろうと。
やっと後半になって、どうしよう?→覚えよう→2万4千ちょっとある→無理→裸体で覚えよう というのは強引すぎるような。
CD-ROMで渡されていて、舞台は現在地と変わらないのだったら、穴に埋めるとか、研究施設に隠しておく -
Posted by ブクログ
★×3。本当はこれ以上かもしれないし、以下かもしれないけど×3しか付けれない。
やっぱり読後に幸せになれる作品が好きだから。
結末は最初に提示されるので分かっている。どうしてそうなってしまったのかが書き綴られている作品。
改めて考えると、結論はあんなに短いんですよね。短いと言うかあの短文に集約される現実。実際は、あの短文に辿り着くまでに沢山の事があった訳で、それこそ本1冊分(笑)人の人生なんて日常に埋没してしまう小さな事なんでしょうね。
そういう意味で石田衣良らしい力技な作品な気がします。
不条理な事に理由なんてなくて、不条理は不条理なままで、何も変わらない。変えられるのは気持ちだけ…なはず