石田衣良のレビュー一覧

  • 親指の恋人

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    ネタバレ

    恋愛ものってあまり読まないというか、滅多に手にとることすらないんですが。
    最初にネタバレから始まるこの本に興味を持って購入してみました。
    内容はドロドロしてますが、やっぱりラストがわかっているだけに泣けなかったというか…そうかあ、そうなっちゃったかあ。ぐらいな(笑)

    ジュリアに共感はすっごくしたんですけど、ここで可哀想と思うか否かで、この本の面白味が大分変わると思いました。
    多分、ですが、著者は同情を引こうとしてたんかなあ、とか。無理やりっていうか、とにかく「この女は不幸のどん底なんだぜ!」ってあざとさも見え隠れしたような?

    でも、似たような境遇の人間にはただただ「へー」と思っただけでした

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    2012年08月06日
  • 夜の桃

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    恋愛と言えば聞こえはいいけど、うーん、やっぱこういう関係って好きじゃない。だから読んでてすべてが否定的否定的に思っちゃうんだな。

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    2012年08月02日
  • ブルータワー

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    脳腫瘍を患い、死までのカウントダウンの中生きる主人公が、
    200年後の世界に精神だけタイムスリップ。

    そこはウイルスに侵された世界で、
    人々は生きるために地を離れ、高さ2キロの塔に暮らす。
    とはいえそんな塔の中は
    自分が生きるための殺し合いや憎しみ合いが溢れていた。
    それを終わらせるために、主人公が一肌脱ぐ。
    そんなお話。

    お話の間中、ずっと生への執着が肌にまとわりついてた感じ。

    死を覚悟している主人公だけさらっとしてて。
    他の人はみんな、安らかに生きたくて、エゴや憎しみや復讐がにじみ出てくる。

    そういうキレイごとじゃないところがリアルで。
    でも、どうにか事を収めてくれそうな主人公に

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    2012年07月27日
  • エンジェル

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    なんかあんまり入り込めなかったなー。
    ラストの真相が明らかになるときもさらーって、ふーんって感じ。

    でも幽霊の能力とか、そういう設定はおもしろかったな。


    人と関わらず、孤独に生きていた主人公が、好きな人と、ふたりの子供を守ろうとがむしゃらになってる姿がよかった。

    どんな人にだって、この人のためなら一生懸命になれるって人が必ずいるはずだよね。

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    2012年07月26日
  • 東京DOLL

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    MGとヨリちゃんの話。
    リアルでキラキラした情景描写は好きですが、盛り上がってきたかなというところで終わった印象でした・・・

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    2012年07月21日
  • 親指の恋人

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    「シャンパン」
    絶望的なスピードで進んで行く二人の物語は下へ下へ。

    冒頭でわかっている結末に向けて、落ちていく。

    幸せかどうかは、他人との相対評価ではなく、自分の中での相対評価なのかなと。

    うーん、複雑な気持ちにされます。

    人間の汚い部分、美しい部分、いろんな感情が渦巻く苦しくて狂おしい恋の物語。

    そして、なかむらゆうすけさんの絵が素敵。

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    2012年07月13日
  • 赤・黒(ルージュ・ノワール) 池袋ウエストゲートパーク外伝

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    おもしろくなくはないけど、そこまでおもしろくもないパターンのやつ。

    ラストがかなり微妙やね!ストンって終わるし、特に感慨深くもならん。
    こんなんより、普通の池袋ウエストゲートパークの長編が読みたいね!

    くたばれ!ギャンブル業界!

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    2012年07月09日
  • 6TEEN

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    「4TEEN」を読んだのは6年以上前。本の中では2年が経って、16歳になったお馴染みの4人がぶつかる青春の通過儀礼的お話しの数々。
    ダイの家庭やナオトの病気が突拍子もなかった前作に比べ、それに慣れた分だけ、安心して読める。まあ、それだけ。

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    2018年12月24日
  • 親指の恋人

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    個人が抱える問題は今も昔も変わらないけど、
    インターネット環境の普及によって出会いやそこからのつながり、コミュニケーションの障壁が低くなっているのだろうなと感じた。

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    2012年06月30日
  • 親指の恋人

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    若いときの恋愛って危険だ…

    上手い人が書いた携帯小説みたいな筋書きで、ヒロインの不運さにへこむ…

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    2012年06月28日
  • アキハバラ@DEEP

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    秋葉原舞台のおたく6人の物語。
    私は秋葉原にはいったことないし、コンピュータのこともおたくのこともよくわからないけど、すごいなと思いました。
    なんていうか熱い。
    パソコンに何十時間も向かっててお風呂入らないなんて信じられない!!!って思ってたけど好きなことを思う存分できるって羨ましいなと感じました。
    それぞれキャラクターも個性溢れる感じでしたし。
    私にとっては未知の世界のお話でしたので先が気になって一気に読んでしまいました。

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    2017年03月13日
  • 東京DOLL

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    ネタバレ

    天才クリエイターと背中に翼のタトゥを背負った少女の話



    「望みのままに動けば、それが相手にとって最高の行為になる。生物としての人間は、一生のうちに一度か二度、そういう相手にめぐりあうことがきっとあるだろう。」

    人を愛し人に愛される

    それって素敵なことだと思う


    気付いたらいつの間にかに自分の一部になっていたり。



    ゲームのことはよくわからないし、動きだすまでがちょっと長いかなと思ったけど、それからは一気に読んじゃいました

    夜の中、おもいっきり走ってみたくなりました。

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    2012年06月25日
  • エンジェル

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    中盤辺りからゴーストの映画と似てるなと思った。
    そのせいで先が見越せて期待以上の感動や読み応えはなかったけど、おそらく多くの人に好まれる形のハッピーエンドで読むのに害はない。

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    2012年11月05日
  • 赤・黒 池袋ウエストゲートパーク外伝

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    IWGPの外伝で、マコトが出てきそうで出てこないとこがいいです。
    シリーズで一番好きなレギュラーキャラはサルさんです!
    マコトの話に噛んでない時はこんなことをしてるんだなーって思って嬉しかったな('ε'*)

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    2012年05月22日
  • ブルータワー

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    日常の話が多い石田衣良のSFファンタジー。ありきたりなのかもしれないけれど、文体が好きだから入り込めた。ファンタジーの中にも切り詰めた人々の心情がとても新鮮だった。

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    2012年05月17日
  • ブルータワー

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    ネタバレ

    ブルータワー 石田衣良

    瀬野周司(この物語の主人公)は、脳腫瘍を患い、車いす生活をしていた。ある日、頭の激痛により、と200年後の未来へ精神のみタイムスリップしてしまう。
     そして、セノ・シューという人物へ精神が乗り移り、物語は続く。200年後の未来は、黄魔という病魔が蔓延していた。22世紀の中ごろに行われた、東中国と西中国の戦争を起こした際に、西中国が開発中の生物兵器[黄魔]を使用したことが事の始まり。
     最初のパンデミックで人口の55%が死亡するほど感染力は凄まじかった。
     セノ・シュー(瀬野周司)は、この病魔のワクチンを手に入れるため、現代へ戻り、ワクチンの座標 約2万4千の好転を覚え

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    2012年05月13日
  • てのひらの迷路

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    石田衣良さんの作品をはじめて読みました。

    思ったことをそのまま、伝えているところに、大変共感を得るところが多くありました。

    24編ある物語のなかで、
    「最後と、最後のひとつ前の嘘」
    が、一番好きです。

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    2012年05月05日
  • TROIS トロワ 恋は三では割りきれない

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    甘酸っぱい。
    春にぴったりな一冊。

    ふと、来る者は去ってゆくなんて言葉を思い出す。

    いくつになっても、色恋は良くも悪くもエネルギーになるものなのかね。

    ただ、リレー形式よりも石田氏のみで書いて欲しかった感は否めない。

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    2012年05月07日
  • Gボーイズ冬戦争 池袋ウエストゲートパークVII

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    マコト「あまり緊張せずにやってみろってこと。どうせ、力んだって、ないはずの力がでることはないんだからな」

    ぼく「だよな」

    こんな感じでいつもの感じ。

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    2012年06月30日
  • TROIS トロワ 恋は三では割りきれない

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    企画としては面白い、と思うけど本当に誰がどの部分を書いたのかよくわからんかった…響樹が石田衣良かな??著作読んだことあるの石田衣良だけだから全部石田衣良に思えてきたw

    そんなに共感ポイントは無かった。電車内でさくさく読むのには向いてる( ´θ`)ノ

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    2012年04月12日