石田衣良のレビュー一覧

  • 傷つきやすくなった世界で

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    若者向けのエッセイ。政治社会や雇用問題、少子化対策など。なかでも「子どもは手間がかかる。時間と金もかかる。子どものためにあきらめることも、犠牲にしなければならないこともたくさんある。子どもはお荷物で厄介者だ。それでも、ぜんぜん悪くない。仕事とは違い、ただ与えるばかりで見返りのない関係というのも、たまにはいいものだ」というくだりが印象的だった。

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    2012年03月29日
  • エンジェル

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    ネタバレ

    これも一気に読めました!!

    最後がどんでん返しというか…
    切なくなりました

    死後の世界についての考え方がちょっと変わったかも(・∀・)

    石田衣良の小説はわりとさらっと読めるし文章の感じが好きです

    最後も考えさせられる終わり方でよかったなぁ

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    2012年03月24日
  • 白黒つけます!!

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    新聞の連載。毎回あるテーマに対するアンケートや
    寄せられたメールについて、石田さんがジャッジするという内容。

    石田さんとは恋愛をテーマに語り合いたいなぁ

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    2012年03月19日
  • TROIS トロワ 恋は三では割りきれない

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     三人で一つの作品を創り上げるって、発想は面白い。

     作者の切り替わりと、人物の切り替わりがリンクしてサクサク読めるし。

     自分はそこまで苦にならなかったけど、統一感や整合性には若干の綻びがあるから、気になる人は気になるかな?

     こんな恋愛は決してしないけど、あぁこういう部分あるなぁ、とか人間観察の一貫として読むと楽しい。

     普通の読書に飽きた方、サクサク読める箸休めにいかが?

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    2012年03月09日
  • ブルータワー

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    SFだったが想像しやすいかった。現在と別の世界に行き来する。そして本人は末期ガンというありそうでなさそうな設定。
    多分こうなるんじゃなかあーって思う方にすすんでいったので
    できれば、もう少し深く、長かったらもっとよかったかなーって思った

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    2017年08月17日
  • てのひらの迷路

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    期待とは少し違った、石田衣良の賞編集。

    賞編集といえど、多くが石田衣良の私小説的なもの。ただ一般人と遭遇する日常はさして変わらない(テレビに出た、とかは違うけれど)のに、その捉え方や文章へ変換するチカラがやっぱり石田衣良は違う。日常があんなにも違うものになる。

    また本書は毎月10枚の原稿を2年間集めたものということで、もうそれがすごいと私は思う。最後のほうはネタに困っていたみたいだけど。笑

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    2012年02月24日
  • TROIS トロワ 恋は三では割りきれない

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    うん、面白かったけど、響とエリカの感情があんまりよくわからなかった。三人の作者がそれぞれで書いてるのかな。だったら唯川恵は一番読んでいて引き込まれる、きりこなんじゃ?と思いながら読んだ。なんとなく芸能界の話であんまり現実味はない。もっと身近な恋愛ものが読みたい。唯川恵の新しい本に期待

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    2012年02月19日
  • 東京DOLL

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    東京に住んでみたくなった。いろんな側面から東京の街を見てみたい。

    そしてリッチな生活への憧れも再燃してきたwもちろん失うものやつらい面もあるだろうけど、やっぱりいいなぁ。素敵な洋服着て、美味しいもの食べて、かっこいい車に乗って、広くてオシャレな家に住んで。。
    現実がキビシイのはわかってる。でも夢も見ていたい。
    人生まだまだ何があるかわかんないんだから。
    変わるものと変わらないもの。
    リアルとヴァーチャル。

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    2012年02月19日
  • 赤・黒(ルージュ・ノワール) 池袋ウエストゲートパーク外伝

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    そこは池袋の西口公園、通称『池袋ウエストゲートパーク』。
    暴力に風俗,麻薬…,今日も命がけのストリートを突っ走る物語の外伝。

    本シリーズとしては珍しい長編です。
    主人公もマコトではなく、サルの出番が多いです。
    今回の舞台はカジノ。

    ん~、本シリーズの突っ走り感が足りないです。
    もちろん面白かったし、サクサクも読めました。
    ただ主人公があんまりね~。

    本シリーズファンにやっぱりオススメな作品かな。

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    2012年01月09日
  • 傷つきやすくなった世界で

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    相変わらず優しい人だなぁ。
    優しくて厳しくて、なんだろう、すごい近い感じがある。

    政治にあんまり関心がないだけに、衣良さんに教わることが多い。

    現在進行形で深傷を負ってる日本、さらに世界。
    傷ついても、傷つけても人と共に
    前を向いていこうと、今もちょっと昔も変わらずに語りかけてる。

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    2011年12月24日
  • 傷つきやすくなった世界で

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    R25の連載が単行本化されて文庫化されたもんだから、内容が多少古いのは仕方ない。

    石田さんは優しいね。

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    2011年12月15日
  • ぼくとひかりと園庭で

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    主人公は幼稚園児なんだけども、シュール。
    時に、子供の素直さ純粋さって、この世で一番残酷だったりするよな。
    子供の一週間とか、大人の一年くらいな感覚だよな。

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    2011年12月07日
  • エンジェル

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    死者の生を賭けた選択。
    掻き立てられスリルはないけども、ゆるーく先が気になる一冊。
    オチは「ハ....そうか、だよな。」という感じ。

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    2011年12月07日
  • うつくしい子ども

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    9歳の女の子の猟奇殺人。
    13歳の弟が犯人。
    14歳の兄の奮闘。
    登場人物の年齢を具体化して、低年齢化させると、見方が変わるよな。
    感動ものミステリー。

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    2011年12月07日
  • エンジェル

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    主人公が殺されるところから始まる、幽霊が自分が殺された真実を探るっていう話。

    石田さんの話にしては、本の2/3くらいあまり動きがない話だったけれど、後半で急展開。グイグイ引き込まれてしまった。

    幽霊って、結構なんでも出来るんだ!

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    2011年11月27日
  • 空は、今日も、青いか?

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    ■ぼくたちは、勝ち組でも負け組でもなく、ひとりだけで一度きりの生を送るのだ。
    ■ひとりの自殺者のかげには、十人の十冊未遂者が隠れている。
    ■社会に出たら、毎日が試験だ。しかも、正解のない試験だ。
     →正解は、誰も教えてくれない。というより、誰にも分からない。
    ■今、誰もが夢について語りたがる。夢を持っていないと、どこかおかしいという風潮さえある。
     →だが、本来、夢がなくても、人間は生きていけるのだ。
     →夢は人を勇気付けるものであって、傷つけるものではない。
     →自分を不幸にする夢なら、捨てることで、前進できるのだ。
    ■親たちは、自分に与えられるものは、すべて与えてきた(子供に)。
     →けれ

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    2011年11月21日
  • LAST

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    ネタバレ

    7人の人生のLASTを描いた一冊。
    最悪のLASTを迎える7STORYの内容全てが重い内容で、特に一番最初の「LASTRIDE」は強烈でした。こんな現実、恐い・・・。石田衣良がこんなダークなジャンルを書いていたなんて、意外。ただ読者を引きつける辺りは流石です。一度は読んでみたけれど、内容的にもう二度と読み返さない一冊です。

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    2012年11月05日
  • 東京DOLL

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    ゲームクリエーター?の主人公とコンビニ店員の女の子がゲームに登場する人物のモデルをして恋に落ちるという典型的な恋愛小説。

    石田衣良特有のブランド品の描写がこれでもかというくらい出てくる。
    レンジローバー、カルティエ、クロムハーツなどなど。

    興味のない人には全然分からないだろうに。。。
    すごいんだろうけど、名前ばかりが先行してすごく気になった。

    良くできた彼女(本作では婚約者)がいるけど、他の女の子が気になる。
    しかも、自分の手で徐々にきれいになっていくという王道中の王道。

    少女漫画の原作にありがちな展開すぎるとも思うけど。
    だからこそ、石田衣良のファンは女性率が高いのかもしれない。

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    2011年09月28日
  • 赤・黒(ルージュ・ノワール) 池袋ウエストゲートパーク外伝

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    池袋ウエスゲートパーク、外伝
    ギャンブル好きの映像ディレクターがカジノの売り上げを強奪する強盗団の一味になるが。。。

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    2011年08月14日
  • 赤・黒(ルージュ・ノワール) 池袋ウエストゲートパーク外伝

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    ネタバレ

    池袋ウエストゲートパーク1を読んでから友人に勧められて読んだ。

    前回のが池袋の裏の世界だとすると、裏のさらに裏の世界の話。


    ・ミステリーとしての面白さ。
    ・ギャンブルにのめりこむ登場人物の描写
    ・サルがいい味出してた。(優しさ、頭の回転、迫力、人間味)


    ・復讐の動機が、あまり共感できなかった。(自分がギャンブルをやらないため主人公に終始共感できない)
    ・最後の結末がちょっとあっけない。

    一番、印象に残ったのは解説だった。

    パチンコで得た景品を換金する行為は法律で禁止されている。
    ⇒15年前まで取り締まられていた。
    ⇒しかし、警察が、景品買取機構を立ち上げた。誰も取り締まれない

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    2011年07月26日