【感想・ネタバレ】チッチと子のレビュー

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Posted by ブクログ 2017年12月31日

道尾秀介さんがサイン会でこの本が良かったと紹介していたので、読んでみた。石田衣良さんの作品は今作が始めてだったが、物凄く良かった。少し頼りなくもしっかり真の通った父親兼作家の主人公。そこに恋物語も加わり、一気読みだった。

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Posted by ブクログ 2015年10月21日

や、とてもいいお話でした!

★5つにプラスアルファしたいくらい。
本を書くこと、書き続けることの喜びと迷い、苦悩。
それは作家にとって、人生そのものの試練なのだろう。

作家の内面の葛藤とお構いなしに、小学校高学年の息子を持つやもめでもある主人公は、ご飯を作り、洗濯をし、眠い目をこすりながら授業参...続きを読む観にも出掛ける。
この、息子・カケルとの日常がていねいに描かれているのがとても良い。

それにからめて、カケルの母・亡き妻に対する、「君はどうして逝ってしまったのか」という喪失感とキリのない問いかけが、じんわりと染みわたってくる。

この後も幸せに暮らして欲しいなあ、と、青田耕平の明日を願ってやまないのでした。

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Posted by ブクログ 2015年02月12日

1502 主人公が作家の父子家庭ほのぼのストーリー。暖かい話で流れが分かってても泣けました。気持ち良く泣けましたので星5!

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Posted by ブクログ 2013年03月18日

石田衣良の作品は本当に読みやすい。だから、心にすごく打たれる。これは石田の作品の中でも最上位にランクインする、傑作。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年03月10日

良かったです。。
ラスト…泣きそうになりました(´;ω;`)ウゥゥ

読み終わった後、あたたかくなりますね(#^^#)


カケルくんの最初のケンカのシーン…
カケルくん。。強いなと思いました。ほめてやりたい。。笑


設定は違うけど、読んでいる時バクマンに似ているなと思いました!
マンガと小説。。...続きを読む目指す道は同じなところが…(〃ノωノ)

この小説を読んでから、重版の意味が分かったり(今までどういう意味か分からなかった^^;)
色々と勉強になった本でした!

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Posted by ブクログ 2013年02月16日

 石田衣良作品って、タイトルでいつもなんとなくつまらなそう…と思ってしまって読まないできたけれど、今回は作家さんのおはなしだったので、読んでしまった!w 印税のこととか、出版社の裏事情みたいなものが少しのぞけて、参考になりましたw

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Posted by ブクログ 2013年02月10日

なんだかちょっとリアルな作家の生活も垣間見える話。

ところどころ泣けるエピソードがいっぱい。
子どもって大人が思ってる以上にいろいろ考えてるんだなって
思いました。

弱音をはきながらも成長していくステキなあったかい父子に
ほっこり。

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Posted by ブクログ 2013年02月02日

妻を亡くして息子と二人暮らしの売れない小説家。小説を生み出す苦しみ、家事に育児の日常と少し離れたところでの創作活動。作家にもあれやこれやがあるんですね。耕平先生はテンションは高くないけど淡々とお父さんと作家をやっていて好感が持てます。落ち込むこともあるけれど、がんばってねおとうさん!!

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Posted by ブクログ 2013年01月14日

とっても楽しく読めた。一人の作家と彼を取り巻く日常がとても良くて心温まる。
子供のカケルの存在がとても大きかった。生意気なんだけれども憎めなくて良い奴だ。
最後の方では活字が滲んで読みにくい程うるうるきてしまった。
大好き!こういう作品。

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購入済み

匿名 2024年01月25日

作家ってこんな風に本を作っているのか!と、興味津々で読ませていただきました。
直木賞、直本賞も知らなかった事が沢山知れて面白かったです。

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Posted by ブクログ 2020年03月23日

いやー何度か涙ぐみました。
子供はずるい。笑
息子と父の絆、みたいのずるいよw

大事な人を失うこと
死という絶対的な喪失
自由業の将来への不安

しかし耕平さんモテすぎw
香織さんはさー気がないのにデートしすぎ!w

ぼくが忘れないんじゃなくて、むこうが忘れさせてくれないだけです ...続きを読む
等々、
ちょいちょい”小説ーーー”って感じのせりふがある

「やっ、」て言いすぎだけどなんかまたそこがよかったり
小説家が小説家の話を書いているだけにリアリティあるーとおもった

この前初めて石田さんの本読んだときは、
あんまり合わないかもーと思ったけど、
これは好きだった。

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Posted by ブクログ 2014年04月19日

軽やかに流れるように過ごす父と子の物語。

あまりにリアルな日常に、出来過ぎなエンディング。わかってるのに、何度もホロっと…。
家族だけじゃない、多くの人との繋がりに暖かな気持ちになりました。

だけど誰もがきっと、軽くなってしまう程の悲しみを抱えて生きてる。
それでも日常は日常として流れて、過ぎて...続きを読むいく。
受け止めながら、時には気づかないフリをしながら。

これからもチッチとカケルくんには、小さな幸せがたくさんありますように。

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Posted by ブクログ 2013年10月24日

心あたたまる良い本。

事故死したツマに残された父子、
小説家という仕事がベースで、
決してラクでハッピーな世界ではないのだが、
すごくあたたかくて、一歩一歩進むさまが、
心をうつ作品。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年01月14日

父子家庭の小説家の話。
直木賞!
子供がかわいい。

とてもいい話だし読みやすいけど、ほんの少しだけ石田衣良特有のナニカが鼻につくのが残念。

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Posted by ブクログ 2013年07月27日

生活できる程度には売れている小説家の父と子の物語

作家さんって実はこうなのね~ と思うところもあるけど
実際にそうなのかはよくわからん

あと、なんというか打算的な女性のいやらしさがところどころに見受けられる・・・

石田衣良だけあってさくさく読めるし読後感もよろしい

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Posted by ブクログ 2013年05月06日

妻に先立たれた小説家の父(チッチ)と子(小学生の男の子・カケル)について。
父子家庭で家事もやりつつ、デビュー以来「次にくる小説家」と呼ばれ続けて10年になるが重版となるようなヒット作もない。
妻を亡くして数年経ち、何人かの女性といい感じになったり文学賞の候補に選出されたり。

思春期前の子どもとの...続きを読む関係や、恋人との関係、義父母との関係。どれもじーんってくる。てか大泣きした!
石田さんの作品、久々に読んだけどやっぱ安定して好きだー。リアルで普通っぽいんだけど、なんか惹かれる文章と世界観。

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Posted by ブクログ 2013年03月21日

これは文庫が出たら買わなきゃ、と思ってた。
買って読み返した。
以前とは違う意味で胸に迫った。

また時間が経ってから読もうと思う。

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Posted by ブクログ 2013年03月21日

小説家の父と子、2人の日常のお話。

小説家・青田耕平は、
期待はされど、なかなかブレイクしない。
年は40才(ほど)。
妻に先立たれ、男手一つで10才のカケルを育てている。

一つの大きな謎だとか事件にそって描かれているのではなく、
あくまでも主軸は2人の日常。

モデルは完全に石田衣良本人。
...続きを読む期の作家たちも、もしかしたらあの人?
と思いながら読んだり。
直木賞ならぬ、直本賞にノミネートされ、苦悩する、作家の姿。
奥さんも…

リアルすぎて、
どうしても石田衣良として読んでしまうから、
ちょっと自分のことよく言い過ぎでないか?
ただの願望?
とかつい思ってしまう。
作中にも出てくるように、
作家は、例えば悩みがあると、自分の作品の中で答えを出そうとすることがある、と。
そういうことなのかもしれない。
違うかもしれない。
本人しらないからね。

そんな風に、リアルとフィクションの世界がごちゃごちゃになりながら読んだ。

結構なボリュームがあるんだけれど、
スラスラ読めて、
日常の話なのに飽きずに読めた。

石田衣良さんは、日常の幸せを描くのが上手いなぁと、
素敵な表現をするなぁ、と、改めておもった。

ラストはあたたかくて感動した。

素敵な一冊。

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Posted by ブクログ 2013年02月08日

チッチが超人です。
一人で暮らしを支えて、子育てもきちんとして…(ごはんをしっかり作っているだけでもすごい!)
子どものいない私ですが、仕事がたてこむとごはんも適当になり、旦那さんに申し訳ない私としては、尊敬以外のなにものでもない…

そして、青田さんの周囲の人がみんなあたたかくてほっこりします。
...続きを読む私の大好きな本たちは、こんなあたたかい人たちにつくられているんだなあ。となんか嬉しくなる。

落ち込みと立ち直りが交互にやってくる感じ、なんだかリアルです。私もそういうとこあるなあ。

なんだかにっこりしたり、しんみりしたり、ほろりときたり、さらりと読めるけどいい本でした。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年01月03日

奥さんに先立たれた男性と子供のお話で
ずっと、重版のかからない作家のお話で
神楽坂に住む人の心の模様を描いたお話で
軽くやさしく読みやすい文章の中に、
ぐっと泣きそうになること、つらくなっちゃうこと
思わず笑ってしまうことが、たくさん詰まっているような
そんなお話でした
最後はちょっといいように物事...続きを読むが進み過ぎ?とも思うけど
そうじゃないと、ただただつらいだけだなぁとも思う
人生、いいことも悪いことも、楽しいことも辛いことも
たくさん、たくさん、たくさんなんだよと、ちょっとセンチ

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Posted by ブクログ 2021年09月06日

シングルファザーで、10年間売れてなかった作家に直木賞ノミネートのお知らせが届く。もしや?と思うが、一度は惜しくも落選。そして2度目のチャンスに当選し、直木賞作家となる。父として、作家として努力を続ける事の大切さ、家族の絆など心を揺らされる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年07月31日

石田衣良じゃない!よかった!!
実写化したらチッチは西島さんでしてほしい。

カケルくんと従妹のキスシーンで恋愛至上主義の石田衣良だと思い出した。あれはべつになくていい。

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Posted by ブクログ 2013年01月17日

なんだか石田衣良っぽくない

と読み始めに錯覚させられた作品

ストーリーは10年目の作家が文学賞をとるまでの話

その中に妻の死、息子の子育てなどの問題が散りばめられている

一気に読んでしまったが、他の作品の方が個人的には好ましいと思う

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