【感想・ネタバレ】シューカツ!のレビュー

あらすじ

水越千晴は、ファミレスのバイトを頑張る大学3年生。この春、学内の仲間6名と「シューカツプロジェクトチーム」を結成した。その目標は、最難関マスコミへの全員合格! クールなリーダー、美貌の準ミスキャンパス、理論派メガネ男子、体育会柔道部、テニスサークル副部長、ぽっちゃり型の女性誌編集志望と個性豊かなメンバーの、闘いと挫折と恋の混戦の行方は…。シューカツを通じて、自分の知らない自分に気づいていく仲間たち。直球の青春小説!

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Posted by ブクログ

この作品が発表されたのは10年以上も前の話だが、今も昔も就活の現実は変わらないのだと感じた。非常にリアルに描かれているので自分が就活をしているようだった。7人の結末もリアルで主人公の千春の就職先が分からないのも良い終わり方だと思う。社会に出ると色々は人間がいることや、就活している学生の気持ちが良く分かる一冊。就活する前やその後にぜひ読んでもらいたい一冊。

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2025年05月16日

Posted by ブクログ

就活生に容赦なく冷や水をぶっかけてくる傑作
25卒で就活に打ち込む自分からすればこれ以上に怖い現実はない。けれどすごく参考になるし、同じ想いで戦ってるんだと思うとすごく勇気をくれる。
人間の生き方を根本から見直さなければいけないですね。いやー大丈夫かな、頑張ります!

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2023年12月27日

Posted by ブクログ

自分の事のようだったり
子供達もこーいう思いをしながら
就活をしてたのかなぁと
ドキドキハラハラ
しながら飲み進めてました。
終盤では、感動してしまい
通勤電車の中で涙が…
入り込んでしまって
最寄り駅に着いたのに
気付くのが遅く
もう少しで
乗り過ごしかけましたˆˆ;

どっちを選んだか
気になります
私なら…と思いながら
読み終えました。

私には
とても面白いストーリでした。

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2022年11月23日

Posted by ブクログ

出会った時には彼女はもう就活を終えていた。自分は教員採用試験を受ける身で就活の情報すら全くもっていない。自分の大学では、ちらほら公務員試験を受ける人がいるぐらいだ。

就活を通して彼女がどんなことを考えたのか少しでも知りたかったからこの本に興味をもった。

ESにある自分の長所や短所、大学時代のアピールなんて特に書くことない気がする。就活は精神的な面で怖いなと正直思った。確実ににその就活で彼女は人間として強くなったのだろうなと思う。

結局どんな人にも壁を壊さないといけない時期がある。どこまで先延ばしにしたとしても壁は壊れてくれないもんだとこの本を読んで感じた。

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2021年09月13日

Posted by ブクログ

改めて日本の就活は現在まであまり変化がないんだと感じた。今年就活を終えた私からすると、登場人物の心情や行動に深く共感を覚えた。ただひとつ言えるとするとこのシューカツチームがとても羨ましいと思いながら読み進めた。今年の就活生は学校もほとんど行けておらず、キャリアセンターも利用できない。
この物語のように就活の情報共有をしたり、不安や喜びを分かち合える仲間が近くにいない中、みんな個々で就活を進めてきた。周りがどのような状況なのか分からず進める就活はなかなか辛かった…。
しかし内定を貰えた時の喜びは千晴たちと同じだと思えた。今後、日本の就活もコロナによって少しずつ変化していくと思われる。やはりその中でも自分をどうアピールできるかは大きなポイントだと思う。

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2021年06月10日

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この本を初めて読んだ時のわたしは中学生で、「へえ就活って大変そうだなあ〜」くらいの感想しか持たなかった気がする。覚えてないだけかもしれないけど。
実際に就活を齧ってからこの本を思い出して、今読むのは自殺行為かもなと思いつつも気になっちゃって読んでみた。

端的に言えば、ぜんっぜん違う作品に見えた。
一つ一つの場面で揺れ動く登場人物の心に、理解する以上に共感してしまう。
自分の将来が不確実で、しかもそれは努力でなんとかなるものでもなかったりして、そんな日々への不安とかプレッシャーとか、いろんな立場の人間のそれぞれの葛藤が手に取るようにわかる。

本を読むのは自分の生きられない世界や人生を体験することだというのはよく言うことだけど、やっぱり自分で体験したからこそ感じとれることってたくさんあるのね。当たり前のようでそれを実感する機会は今までなかった気がするので、これまで読んだ本も自分が人生経験を積んでいったら見え方変わるのか、と思うとワクワクする。人生は経験するだけの価値があるらしい。
例えば私が就活を無事終えてからもう一度読み返したら、きっと今以上に思うことがあるんだろうなあ。
就活を通して自分の心も感性も成長するといいな、なんて思ったり。

この本は単純に誰かの人生の「就活」というイベントをめぐる出来事をあれこれなぞっているだけではない。良く出来た本だなあって心の底から思ってしまった、、作家さんってすごい。

こんなに就活わかった風に書いてるけどまだスタートしたとこ

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2020年10月17日

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順風満帆、挫折知らずで大学生活を終えようと言う時に訪れる最初の挫折が就活。
多くの人が七転八倒するわけですが、この小説では、水越千晴、ほか仲間7人の七転八倒を描いています。
文系の学部(四大の院でない)卒としての就活。
時代背景や、実情などは、文庫の森健の解説が網羅的に親切でわかりやすいです。

の場合は、理系の学部卒。卒業研究でやるような実験室の仕事はマスター以上じゃなきゃ仕事としてはありません。が、そんな無理を望まなければ、推薦入学のような就職でした。

小説は、私立のトップの大学をモデルにしていると思います。公立の大学ではだいぶ様子が異なるでしょうし、マスター卒や専門性の高い勉強をしている人たちも異なるでしょう。さらには、大学以外の学校の人の場合はもっとだいぶ違うでしょう。むろん僕のような私立理系とも違います。しかし、とても面白く拝読しました。

ハイライトは、関東テレビの最終面接で失敗し不合格となった後の千晴だと思います。

挫折をどのように乗り越えるのか。人それぞれの性格が反映されるシーンです。
二種類の人がいると思います。
恨みに思い、敵と認識し、戦いを決意する人。
それとは対象的に、自分の課題として認識し、自分でできる対処法を考える人。
この二種類の人間の間には、深くて大きな溝があります。が、僕がそうと気がついたのは、だいぶ歳を取って、近年になってからです。

ちなみに、この小説のヒロイン水越千晴は後者で、失敗の原因を分析し(本人が分析するのではなく、事実が地の文で解説されるのですが)いくつか、学習し、最終的にはほかのものがうらやむような就職先から内定を二つもゲットします。
この逆転劇までの千晴の変化をどう読むか、がこの小説の味わいになると思います。もちろん人それぞれだと思いますが。

今で言えば、少し盛って「この本読みました。」と書いた、失敗のネタについて。
「ずうずうしく適当な感想でもいっておけば合格だったんだろう」
と言う良弘に対し、
「あんなにつまらない本で見栄を張ったわたしが悪いんだし。」
と、自分の中で整理しています。

こういう人と一緒に仕事をしたいな。と僕は思いました。
全ての不具合の原因を他者に求めて、自らは唯我独尊を装い、ハッタリ、口八丁手八丁でうまく泳ぐ人も、
正直に実力で勝負する人も、
就職した後のそれぞれの人生は、それぞれ。うまくいく場合も、失敗する人もそれぞれの場合でいろいろです。一概にどちらが成功し、失敗するとは言えないようです。
ただし、ハッタリが効く人が実績評価も高く、出世する傾向にあるようです。つまり、そこそこ出世した人は皆ハッタリが効く人です。が、評価されなくてもまじめに仕事に取り組んでいる人もいるはずです。(はったりが利くのは、実効性のある仕事をしている人がいるからです。)
このバランスをどう取るかは、もっとえらい経営者層の手腕次第ですので、ぼくらにはなんともすることはできません。それぞれの会社の特徴って、この二種の人間のバランス具合によるところが多いようです。

現場で働く自分としては、千晴のような人と一緒に働けたら気持ちが良いだろうな、と思います。
世の中にはいろんな人がいます。外に出れば七人の敵がいると言いますが、正直に実力で勝負する方向に切り替えた、千晴のような人となら仕事も楽しい、と思いました。

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2019年03月10日

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ネタバレ

正統派の学生による就職活動を題材とした小説として、面白かった。

主人公の千晴含め、シューカツプロジェクトのチームは皆、マスコミ志望のためその辺りの就活事情が主だったストーリーではあるものの「働く」ということがどういうものか、就活の流れなどという原点に立ち返って話が進んでいくためリアリティがあってとても良い。
ただ、千晴がどこを合格し、どこを不合格になるかみたいな部分が透けて見える感じの文体なのでワクワク感はあまりないかも…。

プロパーをまだまだ大事にする日本社会の構図の中で新卒採用をゴールデンチケットと称するところもすごく地に足がついていて現実的な物語だった。

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2025年02月17日

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「実際の仕事っていうのは、毎日未知のトラブルが連発するんだ。それをモグラ叩きみたいにひとつひとつ潰して、自分でやりたい方向へなんとかチームを動かしていく。マニュアルが通用するようなやさしい世界じゃないんだよ。」
やっぱりどの職業も実際に働いてみて分かる「仕事」の難しさ、面白さがある

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2024年08月01日

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就活に真摯に取り組む姿になぜか感動を覚えました。自分自身適当に就活をし就職したことが恥ずかしくなりました。ただその会社で定年を過ぎた今でも働いているからよかったのかな。

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2024年05月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

仕事や自分の人生に対して少しだけ希望を感じさせられる作品でした。
自分の将来を考えた時お金や社会的な名誉という見えやすい何かを求めて就活を行なっていましたが全敗した記憶が蘇りました。
今は少しずつ見えやすい何かではなく見えない物を大切にしていきたいと考えていますがこの小説ではその事を改めて認識させてくれました。

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2024年05月16日

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これ就活中に絶対読みたくない笑笑
あたしは誰がどこの内定貰ったとか聞くだけで落ち込むから就活は1人で戦ったし、友達と一緒に就活するってイメージなくて、なんかみんなすごい心広いなって思った(一緒に就活してる顔可愛い実家太い女が先にアナウンサー内定貰ったりしたら発狂する自信ある)
今は当時はめちゃくちゃ入りたかったし内定もらった時も泣くほど嬉しかった会社で働いてるけど、今は毎日しんどすぎていつ辞めようかずっと考えてる…笑 当時の気持ちを思い出してがんばろと思った!!!

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2024年03月27日

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就活が終わった身だからこそ気楽にに読めたけどこれ就活やってる最中にとかあんまり読みたくないな笑

新卒切符を無駄にしないために、実際に色々な人から話を聞いて、しっかりと対策をして臨むべきというのはすごい思ったかな。

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2023年07月17日

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 自分の就活の頃とほぼ近い時期に書かれているので、とてもリアルに感じられ当時の苦しみや焦りが蘇った。マスコミ就職を目指す同じ大学の男女7人が就活プロジェクトチームを立ち上げ奮闘する物語。主人公の千晴が普通かつ笑顔が取り柄というだけでぐんぐん面接を勝ち進んでいくが、人間性が光る描写があれば納得できたかな。面接官との相性や運というのもわかるが、最難関という割に順調過ぎるのが腑に落ちない。そしてもう少し他のメンバーにもスポットが当たると良かった。自分を飾らずにありのままで、と言うけれど、難しいよな。

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2023年03月28日

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ネタバレ

『どんな試験でも合格した人間の何倍かの不合格者がいる。夢を叶えた人間は、叶わなかった人の分まで、きちんと仕事をしなきゃならないんだ』
社会人にとってこれほど響く言葉はない。本当にその通り。特になりたい人が多い仕事であればあるほど激務かもしれないが、大きな責任を伴う。

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2021年05月16日

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ネタバレ

自分にとってタイムリーな就活のお話。

とっても面白かった!東京に住んで就活をする中で、自分と重ね合わせた点がいくつもあった。

私たちは生涯賃金のために生きているわけではない。生涯賃金で幸福度は測れない という言葉に大きく頷いた。

最後に、千晴は国営テレビと出版社、どちらを選んだのか?という筆者からのユーモアあふれる問いかけがあったが、私はやっぱり国営テレビだと予想する。千晴の等身大の感性と普通の人の感覚を研ぎ澄まして、視聴者の心に届くようなテレビ番組を生き生きと作っていることだろうと思う☺︎

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2020年09月05日

Posted by ブクログ

就活生の今読んでよかった〜〜
黒髪、スーツの全員同じスタイルで挑む日本の就職活動は確かにおかしいなぁって思うことも沢山で、何よりあれだけ短い時間で人柄を判断されるのはなんだか悔しいと感じてた。さらに今年は対面の面接なんてほとんどなくて、パソコン越しのなんだか実感の湧かない面接ばかり…そんなこと言ったって企業側も大変だし仕方がない事だって分かってる。だけど、これからはもっと就活生ではなくて1人の個人として見てもらえて、テンプレートなんて作らずに全員が自分らしさを持って就活に挑める時代になればいいのになあ〜〜と改めて思った。

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2020年07月05日

Posted by ブクログ

仕事柄、大学生や高校生と接する機会も多く、
私自身就職活動をほぼしたことがなく、
彼ら彼女らに何かしらアドバイス出来たら、
と思って読み始めたのだけれど。

普通に楽しんで読んじゃいましたね!笑

就職活動に、自分自身に、しっかりと向き合う。
これが大事だなと改めて思った。

就職をするために就職活動をするのではなく、
自分を見つめ、自分を知り、成長するために、
就職活動出来ると良いですね。

就活をする全ての人が
楽しんで活動出来ます様に☆ミ

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2020年06月24日

Posted by ブクログ

面白かった!、、、かな。
というのも、出版社志望の自分にとっては最初から興味深く読むことがてきた。就活生たちの緊張感がこっちまでヒリヒリと伝わってきて、漠然とした不安がふつふつと湧いてきた。だけど、その分それを乗り越えたとき、何物にも変えがたい喜び、達成感を味わうことができるんだろうな。

『就職試験は最後の、そしてもっとも重要な試験なのである。』

主人公千晴のこの言葉に心底納得した。
だからこそ、私たちは本気で、人生最大級の真剣さで就活に挑まなければいけない。生き残るために。約2年後に控える就活を身近に感じることができた。

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2016年03月02日

Posted by ブクログ

仲間や業界人から刺激を受けながら自分なりに考え悩む千晴のように、もっと意欲的に就活に取り組むべきだったと反省。
でも就活中に読んでたら余計ナーバスになってただろうな。
「厳しいから楽しい」って言えるなんて素敵。そんな仕事に出会いたかった。

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2024年03月10日

Posted by ブクログ

どんな災厄があっても春になれば桜が咲いて、またこの季節が巡ってきたのかと思う。
毎年新入社員の人を迎え、その度に自分が入社した頃を思い出し、気持ちを新たにする季節。
去年の4月に異動してから新しい部署で楽しく仕事していて、結構大変なミッションなのだけど、それでも何となく心落ち着けて、ある意味会社に入って初めてこんな気持ちで仕事をしている自分に気付く。
平日の起きている時間の大半を会社に捧げ、働くということは生きるということと殆ど同義語みたいな世界を生きてきて、改めて働くとはどういうことかと思う。
自分を高めるため?お金を得るため?家族を養うため?どれもであるけど、簡単には括れない。
今と違って会社訪問解禁日の一発勝負の面談によって就社が決まった私たちの時代、32年前の10月の2日間で、私のそれからの人生の多くの運命が規定されたように思うし、そう思うと“シューカツ”というのは大層なことだと思えるのだけれど、しかし人生というのはそういう分かれ道の積み重ねでもあって、そう思えば、大事なことは、そこで自分がどう努力できるかであることで、どこを選んだか(どこに選ばれたか?)はあまり関係ないようにも思う。
『社会に出て働くってことは、ずっとこうしたひりひりした感じが続くんだと思う。自分が誰か。なにができるか。それをずっと試されていく』−確かに『自分以上の生き方なんて見せられない』この本、題名が際物的で導入の章がマニュアル本みたいなところで印象が悪いけど、読み進めて行く内に、そういうことを思い起こさせて、なかなか良い。
しかし今の学生さんは本当に大変だ。最早私たちの世代が口を出せるもんではないみたい。だけど、就活が恋愛みたいなものであることは変わってないと思う。
『ダメだったとしても…ただ相性があわなかったか運が悪かっただけ。…どんどんぶつかって、ぴたりとフィットする相手が決まるまで再チャレンジすればいいんだ』 
上は何とか滑り込んだけど、大3になった下の子にも幸せなめぐり会いが来ることを秘かに願うのみ。

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2025年02月17日

Posted by ブクログ

私も思ってたこんな日本の就活システムに
良弘?がひとこと言ってくれたのがよかった

オンラインでなければほんとにこんな感じでやってたんだろうな、すごい思い出した

みんな偉いよーほんと

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2021年02月10日

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就活生が読んだら、病みそうで病まないちょっと病む小説
するするするって終わってった印象 読んでて特に感情の起伏はなかった
ただ、これから自分にもこれが待ち受けてるのか〜〜と思うと若干憂鬱にはなる
私は同じグループに準ミスいたらそっちのほうで病みそう

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2020年12月28日

Posted by ブクログ

主人公は大学3年生。
就職活動を控え、マスコミへの内定を狙うゼミ仲間7名でシューカツチームを結成する。
目標は「全員合格」。
大学受験とは違い、知識だけでなく人間性を問われ正解のないシューカツ。
出口の見えない不安に押しつぶされそうになりながらも懸命に乗り越えていく学生の話です。


・・・自分の就活時代を懐かしく思い出しました。
進路に悩み、エンドレスな不安を抱えたこともあったけど
結果、今楽しい社会人生活を送ってるから意外と人生どうにでも楽しく生きれるものかも♪

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2020年05月13日

Posted by ブクログ

就活のリアルだが、こんなにうまくはいかない。

今時の就活のリアルを描いていて、良い本だが、自分が就活を終えて思うのは、この本に出てくる学生たちは就活生でも上位層だということ。主人公は大手放送局から出版社のどちらからもオファーをもらったっぽく終わるが、こんなうまくいく人は難関大でもごく一部。
本当はもっとキツイし、こんなうまくはいかない。

志望してた会社に全落ちして行きたくない会社に泣く泣く就職することとか、諦めきれず就職留年するのも普通。

リアルを書いてるにしては綺麗すぎる。

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2019年07月28日

Posted by ブクログ

シューカツを乗り越えるため7人で結成したチームが助け合いながら現実の社会に乗り込んでいく。ちょっと設定が古くなってしまった感が否めないが、各人の悩みは今も昔も変わらない。

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2019年05月19日

Posted by ブクログ

久々に石田衣良で読みやすかった。こう深くないし跡が引かないから短編くらいに気軽に読めるので、入り込まなくても楽しめるのは石田衣良のいいとこかなー?

ただ、がっつり読みたいときは物足りないが、、

今回は就活の話だったので、大手就職希望はそんなに大変なんだ!と、改めて思ったが、もう時代も変わったのかな、、、?
少子高齢化でむしろ働く若い人が少なくなるから、今後こんなことはなくなるんだろうけど、大変だなぁ。と、読み進める都度思ってしまいました。

こういうのを読むとやっぱり苦労は買ってでもした方がいいというのも分かる気がする。

私もしてみたかったな、、とか安易に思ってしまう青春の一ページでした。

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2018年02月08日

Posted by ブクログ

3年生になるにあたり就活とは何ぞやを知りたくて手に取った本。

主人公が人間力溢れる人で、おじさんの相手が得意な女の子で、その元々の魅力と熱意を発揮して就活を乗り越えていくものだから自分には天地がひっくり返っても無理だと捻くれた読み方をしてしまった気がする。でもだからこそ度々読み返すのだろうなとも思う。

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2017年03月17日

Posted by ブクログ

就活前に一通りの流れを知れる本当あったので読んでみました。
今の就活とはだいぶ変わっているのだろうけど、緊張感とか姿勢とかはきっと変わらずにあるものだと感じました。
素敵な仲間と就活してるのが羨ましかったです。

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2016年06月17日

Posted by ブクログ

20年前、バブル期の杉本怜一の「就職戦線異状なし」もワセダ、マスコミ就職活動であった。先行した「就職〜」がいささか戯画的に書かれていたのに対し、本作の登場人物は等身大、こじんまりと描かれている。マニュアルに頼り友人のネットワークを何よりも信頼する傾向は、この1世代分で、なお強まった。
アメリカでは、ロースクールやメディカルスクールの「過酷な体験記」がジャンル化しているようだが、日本では「就職活動」がジャンル化した。苦しい体験を通した若人の内的成長を描くというのは共通だが、かたや勉強を通じ、かたや社会の入り口のドアを叩いて初めて気づく、というわけだ。

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2018年10月14日

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