石田衣良のレビュー一覧

  • 約束

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    どの短編も、一度は底まで落ちた人が這い上がり、前を向いていく話。どの話のなかでも、人は落ちるとこまで落ちている。でもそういうネガティブな時間も、人生を進めるためには必要なものなんじゃないかと思う。立ち止まる時間をじっくりもって、丁寧に、あせらず、自分の思いによりそうこと。そうするなかで、自分の声だけじゃなく人の声がきちんと聞けるし自分の心に届くようになる。そういう過程があってこそ、人は救われていくのだと思う。

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    2020年03月05日
  • IWGPコンプリートガイド

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    ネタバレ

    好きになった作家さんのこういう「作家本」は、見かけたらわりと買っっちゃいがちだったりする(笑)。ミーハーだな。
    (過去には…海藤尊、誉田哲也など)

    肩の力を抜いて気軽に読めた。

    ・石田衣良さんの母校を知って、土地勘のある地域だった点に親しみが増した。
    ・辻村深月さんの「IWGPファン」っぷりが微笑ましかったり
    ・今度、辻村作品も読んでみよう、と思わされてみたり

    おまけ(?)の小編「北口アンダードッグス」も普通に楽しめた♪義妹の再登場にニンマリ。

    ★3つ、7ポイント半。
    2020.02.28.古。

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    2020年02月28日
  • 夜を守る

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    石田衣良さん気になってて初挑戦。
    ストーリーが良いタイミングで区切られていたから
    ペース良く読むことができた。
    内容にもう少し膨らみとかが欲しかった。

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    2020年02月20日
  • 再生

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    平凡な人たちが主人公の短編集。どのお話もよかったが個人的には「仕事始め」がよかった。自律神経失調症になってしまう主人公のお話なのだが、私もその病気らしきものにかかったことがあり、周りにはつらさをわかってもらえないが、自分自身が自分でない気がしてつらかったのを思い出した。

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    2020年02月02日
  • ドラゴン・ティアーズ―龍涙 池袋ウエストゲートパークIX

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    毎回読んでいるシリーズなので。
    読みながら、前にも読んだことあるような….とも思いつつ、サクッと最後まで読めました。

    今回のテーマは「貧困、格差社会」
    借金や低賃金に苦しむ現代の若者の姿が4作にわたって描かれている。

    マコトは池袋のトラブルシューター。日々池袋に潜む問題を自分の目で、脚で確かめ、頭で考えて解決していく。

    この作品を読むといつも、マコトの世の中をみる目と人への寛容さにハッとさせられる。自分より偉い人や立場の弱い人、たとえばホームレスなどにも平等に接し、人間と人間として会話をする。前文にはいつもマコトが私たちに語りかけてるくる文があるのだが、それを読むといつも私は胸が痛くなり

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    2020年01月30日
  • エンジェル

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    ネタバレ

    死体目線で進む話。何故自分が殺されたのか、その訳と空白の二年間の謎。
    死んだように生きていた主人公純一が、亡き後の方が生き生きしていて良かった。

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    2020年01月08日
  • 憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパークXI

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    池袋を舞台に、違法ドラッグやパチンコのイカサマ、ノマド用ワークスペースの放火や反日デモなど、いかにも治安の悪い地域に起こりそうなフィクション。
    世の中のクロな部分を取り上げられているので、ある程度の大人が読まないと変な知識がついてしまう懸念。

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    2019年12月31日
  • PRIDE―プライド 池袋ウエストゲートパークX

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    今回の主人公は池袋のストリートのキングのタカシ。
    10巻目にしてキングに少し人間味が出てきた感じがする。
    そしてマコトとタカシの友情と信頼関係が一段と高まったことがよくわかる。
    二人とも彼女ができて引退するのかと思いきやそうでもないらしい。
    表題作PRIDEでのタカシの怒りはよくわかる。でも、タカシを守ろうとしたマコトの気持ちも素晴らしい。
    サル以外の関係者の消息も分かったので、とりあえずの区切りですね。
    次のシリーズに期待。

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    2019年12月30日
  • エンジェル

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    主人公が幽霊になって話が進んでいく。
    ファンタジーな設定で本格的なミステリーというとても面白いバランスだった。

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    2019年12月20日
  • 裏切りのホワイトカード 池袋ウエストゲートパークXIII

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    まあ、ここまできたら惰性でもなんでも読んじゃうよな。ただ相変わらず「読ませてくれる」根っからのストーリーテラーだね。

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    2019年12月02日
  • オネスティ

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    ネタバレ


    現実的には男と女の友情と体の関係を
    引き離して考えることはかなり難しいと思う。
    もし自分が妻の立場だったら
    かなり嫉妬もするとは思う。
    ただ家庭とは別に心の支えみたいなものが
    あったりするのはとてもよく分かる。
    カイの生き方もミノリの生き方も好きだなと思った。

    でもこんなに秘密がなくて一緒にいれるのならば
    結婚すればいいのにと思ってしまうから
    私にはこういう幼馴染みは無理だと思った。

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    2019年12月01日
  • 裏切りのホワイトカード 池袋ウエストゲートパークXIII

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    IWGPシリーズ

    子供虐待、覚醒剤、霊感、億単位の集団詐欺をテーマにした4作

    現代を切り取り、記録するマコト節

    久しぶりに「サル」がちょこっと出てきて嬉しい(笑)

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    2019年11月17日
  • 裏切りのホワイトカード 池袋ウエストゲートパークXIII

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    本から遠のいて久しい。ふと本に戻ろうと思った矢先に目に入ったのがこれ。読書再開にはもってこいの一冊。本作はシリーズ13作目。池袋を舞台にマコトが活躍するのはいつも通りだが何か物足りなさを感じた。それはきっと,焦りだとか葛藤のようなもの。それだけマコトも大人になったということだろうか・・・それはそれでちょっと寂しい。
    あらすじ(背表紙より)
    真冬の池袋で、超高給短期バイトの情報が駆けめぐる。たった半日で報酬は10万円以上。怪しすぎる誘惑に浮き足立つ若者たち。隠された目的は何なのか。そして、募集に使われた闇サイトの運営をめぐり、マコトのもとにはある財団から依頼が持ちこまれる―。表題作ほか3篇収録、

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    2019年11月12日
  • ブルータワー

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    ネタバレ

    石田衣良さんぽくなくていいが、設定に無理がありすぎて、ついていけない。食糧とか、他の国との交流とかどうすんだろう、とか疑問が多すぎる。そもそもタイムスリップだから、なんでもありなんだろう。

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    2019年11月04日
  • 裏切りのホワイトカード 池袋ウエストゲートパークXIII

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    IWGPシリーズも13巻目。
    いつもお彼岸の頃に読んでたけど、中古本屋で買うようになって、今年はひと月ズレた。

    今回取り上げられるのは、子どもへの虐待、覚醒剤、エセ霊感商法、振込詐欺。
    これまでも、良からぬ世相を切り取って、それに対する批評を加えてきたこのシリーズだが、今回はそれぞれの話の冒頭で、『ご清潔な人の道から、わずかでもはずれてしまえば、数の力を頼りにした恐怖のバッシングが待っている』とか『ニッポンの中年はいったいどうなってるんだろう』てな文章があって、取り上げたテーマ以外でも、今の息苦しい時代の色んな事象に対して、石田衣良、これまでになく憤っているもが良く分かる。その気持ちには全く

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    2019年10月27日
  • 裏切りのホワイトカード 池袋ウエストゲートパークXIII

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    シリーズ13作目。もう20年になるか。
    今回は、継父の子供虐待、シングルマザーの覚醒剤、信仰宗教、億単位の集団詐欺。
    常にリアルタイムの社会ネタを扱ってきたIWGPシリーズ。
    数の力か。大統領選挙もPPAPもフォロワー数、いいね数、数が金になる。
    日本も先進国から外れりゃ、ゆっくりした良い時代になるのかな。
    『PRIDE』で一旦シリーズが終わってから、新シリーズで書き方というか、方向性?が変わったね。
    淡々と社会に溢れる問題を取り上げはするが、シリーズ1期の方が個人的には好きだったが...
    シリーズ一作目から読み返してみようかね。

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    2019年10月24日
  • 非正規レジスタンス 池袋ウエストゲートパークVIII

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    マコトの母ちゃんはやっぱりかっこいい!

    千川フォールアウト・マザー
    マコトのおかんの話。シングルマザーが立ち直るためにおかんが一肌脱ぐ話。真島家の生い立ちが語られて、それと重ね合わせるように物語が進行する。カッコいい!
    池袋クリンナップス
    珍しくキングからマコトへの仕事の依頼が舞い込む。ボランティア団体のリーダーが誘拐にあう。当然の成り行きとして身代金の要求となるが、警察には届けずに解決しようとするのは解せない。
    定年ブルドッグ
    またしてもタカシからの依頼。元カレに脅される女性の話。
    ここに出てくる元刑事のかっこいい活躍と女性に相対するときの優しさのギャップがいい。
    非正規レジスタンス
    非正

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    2019年10月13日
  • 裏切りのホワイトカード 池袋ウエストゲートパークXIII

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    思ったのですが、このシリーズは一度終わって(確か『PRIDE』で終わりましたよね?)再開してから、方向性が少し変わった気がします。一つの物語として鮮烈な印象を残す、というよりは、「その時代を記録していく」方へ(対談の、朝井リョウさんの言葉で気付いた)。
    だから割とサクサク進行して、必要以上に事件を掘り下げないのかなぁと・・・。

    石田衣良さんがまた熱い物語を書きたくなったら、前のようなIWGPを読める時がくるかもしれないし、今のは今ので面白いから、どのみち読み続けるんですけどね。

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    2019年10月07日
  • カンタ

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    発達障害をもつカンタは世間の人の冷たい目を恐れており、親友の耀司はカンタを幼少期からずっと守ってきた。
    この物語に登場する大人は幼少期のカンタや耀司に対して、冷たく理不尽な人が多かったように感じる。心の拠り所になるような、二人を守ってくれる優しい大人が一人いてくれても良かったのではないかと思った。

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    2019年09月28日
  • 裏切りのホワイトカード 池袋ウエストゲートパークXIII

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    やっぱり真実は尊いし
    正直も誠実も大切にしたい。
    そういう世界で
    生きていたい。
    そういうふうに
    生き続けていきたい。

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    2019年09月25日