石田衣良のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
毎回読んでいるシリーズなので。
読みながら、前にも読んだことあるような….とも思いつつ、サクッと最後まで読めました。
今回のテーマは「貧困、格差社会」
借金や低賃金に苦しむ現代の若者の姿が4作にわたって描かれている。
マコトは池袋のトラブルシューター。日々池袋に潜む問題を自分の目で、脚で確かめ、頭で考えて解決していく。
この作品を読むといつも、マコトの世の中をみる目と人への寛容さにハッとさせられる。自分より偉い人や立場の弱い人、たとえばホームレスなどにも平等に接し、人間と人間として会話をする。前文にはいつもマコトが私たちに語りかけてるくる文があるのだが、それを読むといつも私は胸が痛くなり -
Posted by ブクログ
本から遠のいて久しい。ふと本に戻ろうと思った矢先に目に入ったのがこれ。読書再開にはもってこいの一冊。本作はシリーズ13作目。池袋を舞台にマコトが活躍するのはいつも通りだが何か物足りなさを感じた。それはきっと,焦りだとか葛藤のようなもの。それだけマコトも大人になったということだろうか・・・それはそれでちょっと寂しい。
あらすじ(背表紙より)
真冬の池袋で、超高給短期バイトの情報が駆けめぐる。たった半日で報酬は10万円以上。怪しすぎる誘惑に浮き足立つ若者たち。隠された目的は何なのか。そして、募集に使われた闇サイトの運営をめぐり、マコトのもとにはある財団から依頼が持ちこまれる―。表題作ほか3篇収録、 -
Posted by ブクログ
IWGPシリーズも13巻目。
いつもお彼岸の頃に読んでたけど、中古本屋で買うようになって、今年はひと月ズレた。
今回取り上げられるのは、子どもへの虐待、覚醒剤、エセ霊感商法、振込詐欺。
これまでも、良からぬ世相を切り取って、それに対する批評を加えてきたこのシリーズだが、今回はそれぞれの話の冒頭で、『ご清潔な人の道から、わずかでもはずれてしまえば、数の力を頼りにした恐怖のバッシングが待っている』とか『ニッポンの中年はいったいどうなってるんだろう』てな文章があって、取り上げたテーマ以外でも、今の息苦しい時代の色んな事象に対して、石田衣良、これまでになく憤っているもが良く分かる。その気持ちには全く -
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マコトの母ちゃんはやっぱりかっこいい!
千川フォールアウト・マザー
マコトのおかんの話。シングルマザーが立ち直るためにおかんが一肌脱ぐ話。真島家の生い立ちが語られて、それと重ね合わせるように物語が進行する。カッコいい!
池袋クリンナップス
珍しくキングからマコトへの仕事の依頼が舞い込む。ボランティア団体のリーダーが誘拐にあう。当然の成り行きとして身代金の要求となるが、警察には届けずに解決しようとするのは解せない。
定年ブルドッグ
またしてもタカシからの依頼。元カレに脅される女性の話。
ここに出てくる元刑事のかっこいい活躍と女性に相対するときの優しさのギャップがいい。
非正規レジスタンス
非正