爽年

爽年

506円 (税込)

2pt

オーナー・御堂静香の亡き後、非合法のボーイズクラブを引き継いだリョウ。七年もの歳月を娼夫として過ごしてきた彼は、女性達の様々な欲望を受け止め続けていた。性とはなにか。男と女の関係とは、どんなものなのか──深遠な旅の結末に、リョウが下した決断とは。「娼年」シリーズ最終章。

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爽年 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    なんと切なくて人間くさくて爽やかな話だろう。
    いやらしさをそんなに感じないのがすごい。
    人間は欲望に素直であるべきだ。
    でないと原理原則から逸れてしまう。

    リョウくんが女性を大切に扱う描写がすてき。「男性はつねに女性にかける言葉には、細心の注意を払わなければならない。」

    「この国では多くの場合、

    0
    2024年10月10日

    Posted by ブクログ

    しっとりしてて大好きな娼年シリーズ。

    「娼年」で「おおおー!」となって、
    「逝年」でスキマが埋められて満たされた感覚になって、
    「爽年」でその感覚を優しく抱きしめられてた感じ。

    それぞれでも十分楽しめるのに、3作品を順序通りに読んでいくと、切なくもあたたかく満たされてゆく。

    0
    2023年01月25日

    Posted by ブクログ

    自分の体で感じたこと。それが人生を豊かにする。
    人の世のことわりはまだよく分からないけれど、私はこのままいけばしあわせだと思う。

    「生きているって、自分の身体をとおして誰かを感じて、なにかを分けあうってことだったんだね」これがこの本のテーマかな?

    良い悪いなんてすぐ変わる。本音で心から語り合える

    0
    2022年03月05日

    Posted by ブクログ

    「娼年」シリーズ最終章。
    他2作とは異なり、読後全てを受け入れてもらえたような温かさに包まれているような感じがした。
    寂しく哀しい、温かな愛と性の物語。

    0
    2022年03月03日

    Posted by ブクログ

    石田衣良の「娼年」シリーズは、とにかく買いづらい本。
    だが、素晴らしい比喩表現とリアルな感情が渦巻く本である。
    それは、1作目でも2作目でも言った。

    何を隠そう、一番印象に残った単語は「ハウスマヌカン」である。
    昔はデパートの店員のことをそう読んだらしい。少々 時代を感じる。

    性の形は、人それぞ

    0
    2021年02月02日

    Posted by ブクログ

    やっと手に入れた三部作の最終章、、

    最初ほど面白くはなかったけど、
    みんな行き着くところに行き着いた
    ような物語の終わり方だった。

    石田衣良さんは人間の綺麗さを
    教えてくれるからとても大好きだと改めて。

    0
    2021年01月08日

    Posted by ブクログ

    欲望に忠実に生きる人を羨ましいと思うのは、自分もどこかでそうなりたいと思ってるのかもしれない。ないものねだりではなくて、憧れなのかなと思ったり。
    とりあえずお気に入りの3冊でしたありがとうございます、、

    0
    2025年10月26日

    Posted by ブクログ

    娼年シリーズ3作目の完結巻
    
    以下、公式のあらすじ
    ---------------------
    映画化(R-18指定)で話題の「娼年シリーズ」最終章
    最後の、夜。
    
    始まりはこのバーだった。
    娼夫として7年もの歳月を過ごしたリョウ。御堂静香の後を引き継ぎ、非合法のボーイズクラブLe ClubPa

    0
    2025年09月26日

    Posted by ブクログ

    数年前に3部作を買い、久しぶりに再読。
    リョウはすべてを受容できる人ですごいな、と思った。
    性だけでなく、自分の欲望ややりたいことに従うことで人生がより華やかになるんだと改めて感じた。

    0
    2025年09月05日

    Posted by ブクログ

    三部作全て読み切った
    石田衣良先生の文章に触れると落ち着く
    もっと人間を人間のまま、楽しもうと思った
    欲望は時に味方にして良いのだ、だからこそ自分にとっての正解の道に進むしるべとなるから

    大切なことほどあれこれ頭で考えず、感覚を信じて選択する

    0
    2025年07月17日

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