石田衣良のレビュー一覧

  • 夜の桃

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    もし、生涯に一人出会えるかどうかの究極の相性を持つ肉体に出会ってしまったら?

    語り手の男は既婚者であり、愛人が既に一人いる中で、会社の部下である千映と体の関係を結んでしまう。
    一度その身体を覚えたら、もう二度と他の人間との行為がつまらなく感じるような極楽の快楽を千映から得る。

    破滅の予感は感じていながらも、現状維持を選ぶ男の惰性。
    ラストの千映の極まった感情が真に伝わってきた。

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    2026年02月02日
  • 眠れぬ真珠

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    45歳の語り手と17歳年下の彼。
    この幸福が永劫ではないと悟っている彼女は、今という時間を静かに享受する。
    やがて彼の未来を案じて別れを切り出す場面では、悲しみを押し殺して彼を解き放とうとする、大人の女性としての芯の強さが際立っていた。

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    2026年02月02日
  • 禁猟区

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    まあ、不倫でハッピーエンドはないよね。
    だれにも共感はできないし、きっと本人たちもわかってるだろう。
    そこまでの経験はないからなんとも言えないが、恋愛感情はここまで狂わせるのか…
    正常は判断ができる人でいたい

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    2026年02月01日
  • 1ポンドの悲しみ

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    短編集ですが、恋愛を基本に10篇あります。
    さっぱりした話から、ガッツリエロい話もあり、楽しく読めました。
    著者の恋愛(性癖?)は、ちょっと偏ってるなという印象は前から感じていましたが(悪い意味ではない)、今回も良い意味で偏っています。

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    2026年01月27日
  • sex

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    著者が描く濡れ場は、「淡白なのに濃厚」とか、「エロティックなのに冷静」とか、相反する感情が共存しているような表現です。
    短編集で、色々な形を描いていますが、ちょっと飛躍しすぎかなと思うフィクション感の強い作品や、どう考えても実体験でしょ、と思ってしまう作品があり、振れ幅があって面白かったです。

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    2026年01月23日
  • 空は、今日も、青いか?

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    著者の初エッセイ集です。
    時事ネタもあるので、少し古い感じもあるのですが、石田衣良節がしっかりと出ている1冊です。
    ちなみにタイトルは、池袋ウエストゲートパークの中でGボーイズのキングことタカシが言っているセリフです。

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    2026年01月22日
  • 目覚めよと彼の呼ぶ声がする

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    ネタバレ

    小説とは違う石田衣良氏の表情が垣間見えて面白かった。エッセイのように自分の考え方を作品以外の形で曝け出すってすごいと思う。八方美人なわたしにはなかなかの恐怖だ。

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    2026年01月18日
  • キング誕生 池袋ウエストゲートパーク青春篇

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    キングがどのように誕生したかが描かれています。
    キングとマコトの関係や、そこに至るまでのオレオレ詐欺などの事件ありますが、正直もっとディープな内容でもよかったと思うし、もっと暗い過去を背負ってもよかったかなと思いました。

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    2026年01月16日
  • 憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパークXI

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    IWGPシリーズの復活第一弾ですが、正直にいうと可もなく不可もなくと言った印象でした。時代の背景が反映しているのはわかるのですが、それゆえにリアルタイムで読む必要があるなと感じました。

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    2026年01月14日
  • 少年計数機 池袋ウエストゲートパークII

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    この作品のおかげで、池袋という町がなんだか不思議な、魅力的で、怖い街という印象がある。
    どの時代にも側面を見れば暴力や加虐があるんだな、なんてフィクションとは頭でわかってるのに思う節があった。

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    2026年01月06日
  • 禁猟区

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    ネタバレ

    簡素にまとめると、夫も妻も不倫をしている家族のバッドエンドまでの道のりの話です。不倫にハッピーエンドはない、はまあまあ当たり前なのですが、夫側の不倫と妻側の不倫では色んなことに差があること、他に不倫をしている園のママさんにも様々なタイプがいることなど…
    一口に不倫と言っても色々あるよね、と思いました。
    (性差、個人差、色々)

    あとがきを読んで「ああ、たしかに」と思ったのは、文美子の不倫相手の夏生君は、ずっとどんな気持ちで、どんな目で彼女を見ていたのかなぁと。
    初めから文美子が子持ちの既婚者で自分と歳の差が10歳もあることを知っていて踏み込んでいく夏生君は、本書の中ではなんとなく意志の強さに欠

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    2026年01月04日
  • 男女最終戦争 池袋ウエストゲートパーク20

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    読むのに時間かかったせいか、あまりドキドキワクワクしなかった。

    「西池袋バッテリーブギ」は、恩師と友情の話で、すごくよかった。

    「フェイクニュース、、、」は、ゼロワンが解決。

    もっと、キングの活躍が見たい‼️

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    2026年01月04日
  • 電子の星 池袋ウエストゲートパークIV

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    懐かしいぐらいの感覚で読んだが、妙に残酷でリアルな描写もあって驚いた。
    iモードという言葉に驚愕。
    自分はぬくぬくと生きていたが、あのころ自分が知らなかっただけで、似たようなことは起きてたのかもしれないなと思うと、絶対的な安全はどこにあるのだろうと、思った。

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    2026年01月01日
  • 少年計数機 池袋ウエストゲートパークII

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    池袋ウエストゲートパーク第二弾
    「妖精の庭」と「少年計数機」が好き
    救えない話もあるけど、救いもある
    これでよかったんだろうと思える
    マコトの優しさがいい
    普通って何だろうって考えさせられる

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    2025年12月31日
  • 池袋NO NAME 池袋ウエストゲートパーク21

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    シリーズ21作目。
    いつも通りの安定感です。

    睡眠薬のオーバードーズを扱った「北口オーバードーズ」
    ゲイバーのオーナーがロマンス詐欺のターゲットにされる「池袋二丁目サウナセンター」
    人気ライバーの「中板橋ルッキズム」
    トクリュウへの復讐する「池袋 NO NAME」
    の4篇。

    「中板橋ルッキズム」が好きでした。

    珍しく弱気&素直なタカシが見られます。
    マコトとタカシの友情良いですよねー。

    そういえば最近サルが出てこないなぁ。

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    2025年12月30日
  • 逝年

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    ネタバレ

    娼年をほぼ忘れてるけど読んだ。
    こんなにエロかったっけ、、、?というのと、未知すぎてわからん。。
    本当にこんな世界があるのならリョウくんを買ってみたいとは思うけど。
    アユムvs父親はそんなにあっさりはいかないんじゃないかと思った

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    2025年12月30日
  • 4TEEN

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    あの時とてつもなく楽しかった時間が、今ではどう頑張っても取り戻せなくて。
    もちろん今も楽しいことはあっても、あの時みたいには笑えなくて。
    なんだかこころが締め付けられるような、心地よいような、そんな気持ちにさせてくれた。

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    2025年12月25日
  • 小説家と過ごす日曜日

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    ネタバレ

    人間的にも魅力的すぎる石田衣良氏。ベッドシーンを書くの好きな人っているんだ(笑)愛も恋もsexもみんな素敵だと思わせてくれる一冊。

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    2025年12月23日
  • 灰色のピーターパン 池袋ウエストゲートパークVI

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    第6弾になってくるとキャラクターも安定していい意味でマンネリしていますね。話はある程度こじんまりとしたものから、社会問題まで振れ幅があって良かったです。
    ここまでくるとIWGPシリーズは制覇したくなりますね。

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    2025年12月22日
  • 4TEEN

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    ネタバレ

    病気や経済格差を抜きにして付き合える、真の絆で結ばれた4人だなと思いました。早老症でお金持ちの家のナオト、太っちょだけど男気のあるダイ、頭が切れる小柄なジュン、特に個性がなく一般的なテツロー。誰もがみんなへの思いやりに溢れていて、彼らのグループはいつも温かい雰囲気で満ちている。それぞれのキャラクターが魅力的で、彼らのグループの一員だったら絶対14才の毎日が充実しているだろうなーという気がします。中学生の彼らの友情が眩しく感じました。

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    2025年12月22日