【感想・ネタバレ】男女最終戦争 池袋ウエストゲートパーク20のレビュー

あらすじ

卑怯なアシッドアタッカーをおびき出せ!
シリーズ累計450万部突破。
「池袋ウエストゲートパーク」シリーズ、記念すべき20作目

バッテリー盗難ビジネスに巻き込まれた高校生、愛国ブログに潜む闇、
真面目な会社員女性が嵌ったメンズコンカフェの罠、
そして女を憎むミソジニストによる、フェミニストへのアシッドアタック……。
今まさに起こっていること、明日起こるかもしれない事件を
いきいきと刺激的に描く短篇4篇を収録。

【収録作品】
■西池袋バッテリーブギ
■目白フェイクニュース・ライター
■乙女ロード文豪倶楽部
■男女最終戦争

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

マコトと一緒に成長している気持ちになる。(もういい年だけど、いつのまにかマコトを飛び越してるけど、それでも嬉しい)

そして、ああ、深掘りしたかったこの事件ってこういう背景があったりするのか‥と自分なりに調べていた現代の(まさに今の)話が、見識を広げてくれたりする。

とにかく最高です。
そして、ほろりときたりスカッとしたり、苛立つことはマコトが一緒に怒ってくれてタカシがスッと斬ってくれる、いつ読んでも安心して身を委ねられる。

毎年この時期が楽しみで仕方ない。
風物詩です。
ずっとずっと続いて欲しいです。

0
2025年07月29日

Posted by ブクログ

安定安心の池袋ウエストゲートパーク。
お決まりの展開に、時事問題が絡んで、誰も死なないのもいい。
マコトのお気に入りの町中華のお店が美味しそうだった。

0
2025年01月18日

Posted by ブクログ

シリーズの最初からずっと読んでいるが、なんと20作目。実に感慨深い。

池袋シリーズのおもしろさは、その時代ごとのホットなトピック(時事ネタとでもいえばいいだろうか)をテーマにしてエピソードが書かれていることだ。今回の20作目では、自転車のバッテリー盗難ビジネスや、フェミニストへのアシッドアタックが描かれている。

石田衣良のよさは、決して難しい言葉を使わずに、軽快なリズムで書かれているところだ。漢字をひらく割合も絶妙にちょうどよく、とにかく読みやすい。まあ、僕が20年以上も石田衣良を読み続けてきて、目が慣れているせいもあるかもしれないけど。

0
2025年01月18日

Posted by ブクログ

やっぱりドラマのイメージ強くて
長瀬くんや窪塚くん、吉岡(きたろう)
リツコさん…!が目に浮かぶけど
あっさり読めるしやっぱり好きだな
マコトが演技してて、それをタカシが
見てて茶化す所が一番面白かった
タカシってなんだかんだでマコト大好きよね

0
2025年01月11日

Posted by ブクログ

IWGPシリーズ、ついに、第20弾!おお~XXって20だ?とびっくり。4つの短編集です。

いやあ~、やっぱり安定の面白さ!気持ちよく読み切りました。
石田衣良さんの文って、本当にシンプルなのに的確で、私が好きな「難しいことを、やさしい言葉で書く」という作家さんです。(ちなみに、一番ツマラナイのは、難しいことを難しい言葉で書く、ってのね・笑)

タカシも変わらずクールで無敵。(武闘的に強すぎるけど)マコトのお母さんも昭和の肝っ玉母さんでなんか嬉しい。そして、なんといっても、魅力的なのは、やっぱり語り手のマコト。ああ~~私が30年・・・それじゃマコトに悪いか?(笑)35年若かったら、マコトと付き合いたいなあ~と思うくらい、いい男なのだよ、相変わらず。こういうバランスの良い男子って本当に素敵だ。

今作も、まさに時代(いま)を切り取った感じの4篇。どれも面白いけど、やはり一番読み応えがあるのは、表題作の「男女最終戦争」。被害にあった女性の告白場面は、涙が滲みました。
生きていくのは誰だって大変。程度の差こそあれ、長く生きてれば、人間辛いことはいっぱりある。
でもね、それを関係ない他人のせいにしちゃダメだよね・・・そんなこと考えながら読んでました。
ちなみに、この短編、私の予想が良い方に外れて、ラストは爽やかな気持ちで読み終えました。

印象に残ったところ、いっぱいあるけど、少し。
ーーーーー
ここにいるマコトは高校時代、入院したおれのおふくろのところに毎日のように見舞いにきてくれた。自分の店の果物をもってな。おふくろは残念ながら助からなかったが、おれはマコトには言葉で尽くせないほど感謝してる。だから、こいつは今もおれのとなりにいる。

やつは見た目は上品だが、人間が下品だ。

誰もが正しいことばかり書いていたら、世界が息苦しくなる。

ちょっと儲けて、ちょっと損をして、結果ほんのすこしだけ浮いてればいい。

いつだって汚れて、負けて、ズタボロになってから、ほんとの勝負は始まるものだ。

二十一世紀になって、男だけで社会を回していく今のやりかたじゃあ、もう無理なんじゃないのかね。年寄りの政治家は、おばさんに席を譲ったほうがいいんだよ。

確かに、二百年か三百年後、日本人がひとりもいなくなるって、ほんとうかもしれない。
ーーーーー
以前トークショーでお会いしてツーショットも撮ってもらえた、石田衣良さん。予想通り素敵な方でした。私より年下?と思ってたけど、再チェックしたら、ちょっと年上。
IWGPシリーズは、最初の2作(かな?)は文庫で、その後はずっとハードカバー買ってます。何作まで続くかなあ~?私が生きてる間はずっと続いて欲しいなあ~と思うのでした。

0
2024年11月28日

Posted by ブクログ

不動の安定感。シリーズ第20作目も、マコト、タカシ、ゼロワン、Gボーイズらが大活躍。変遷してゆく池袋、タイムリーな事件…流れる時間とは裏腹に、頁を開けば昔と変わらぬ彼らが居てくれることが何より嬉しい。待ち遠しい次回作。

0
2024年11月23日

Posted by ブクログ

だんだんと有名になってきたマコト君

今後の活動に知名度が影響しないのかと、無駄な心配をしています。
彼にはもっと活躍してもらわないと!

0
2024年11月20日

Posted by ブクログ

時代にあったテーマで、今回も楽しめまし
新刊が出るのが毎回楽しみです
毎回どんなやり方で解決するのか
ドキドキしてます

0
2024年10月19日

Posted by ブクログ

・どんな時代でも希望は若いやつらのなかにあるのだ
・敵はすぐ近くにいて、笑顔で仲間を装っているのだ。内心ではお互いのことを相手ばかりが制度に守られ、恵まれたポジションで有利に暮らしていると憎み合っている

0
2024年10月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回も時代を切り取ったストーリーを、いいテンポで話が進む。

リチウムイオン電池窃盗、取り外して持ち歩きが正解ですね。

お金儲けのための極右ブロガーは、本当にそんな人いるんだろうなと思わされた。

メンズコンカフェは、水商売の搾取構造が、形態を変えながら展開されるんだなと認識させられた。

表題の男女至上主義は、最後はちょっと上手くまとまりすぎかなと思ったのと、もう少しフェミニズムの掘り下げがあってもいいかなと思った。専門書でもないので、このくらいの説明が妥当なのかも。でも面白い!

0
2025年11月21日

Posted by ブクログ

マコトの痛快な解決ぶりはいっつも惚れ惚れするけど、対峙する事件がだんだんと暗ーく陰湿になってくるね。Gのメンバーに片をつけて貰わないでもいいような社会にしてよ、と選挙前に思う。

0
2025年07月08日

Posted by ブクログ

とうとうこのシリーズも20作目まで来たね。
ドラマで見たのは自分が大学生くらいのことだったと思うけど、こんなに続くとは思わなかった。
でもいつも色褪せないと感じさせるのはその時々の世相やカルチャーを題材にしているからなのは間違いないでしょう。
今作もリチウムバッテリーやコンカフェなどを取り上げていたが表題がやはり1番響いてきたかな。
なんか新しい用語次から次へと出てくる昨今だが、憎悪を掻き立てるようなものばかりだと思ってしまうのはいささか偏りすぎだろうか?
次回作も楽しみ^_^

0
2025年07月06日

Posted by ブクログ

シリーズ長いけど、毎回タイムリーなネタで飽きさせない。時の流れと登場人物の年齢のズレがいつまでも続けるのが難しいところ。

0
2025年04月23日

Posted by ブクログ

いつもと同じ…。
メンバー。

西池袋バッテリーブギ
アシスト自転車バッテリー盗難のお話。
バッテリーの寿命って、短い。

目白フェイクニュース・ライター
極右ブログ⁉︎大詔奉戴日⁉︎
隅田川沿いのジャンクヤード

乙女ロード文豪倶楽部
秋葉原には男子のオタク
池袋には女子のオタク
コンセプトカフェ コンカフェ⁉︎

Gボーイズがおっきくなっていく〜‼︎

男女最終戦争
なるほど、というか、今⁉︎こう、なの?
こんなに…。
ミソジニーと、ミサンドリーって、初めてのword。
そして、アシッドアタック…。
この回、お笑いに教えてもらうってよかった。
『どっきりビギンズ』ファンのことを『純情男根団』そして略してジュンダンって‼︎
ロマンス通りの町中華美味しそぉ、で。
お笑い、アタシも好きっと、なる。

0
2025年03月09日

Posted by ブクログ

20冊目~バッテリー泥棒より買い取り屋の方が悪い・反韓反中のブロガー商売・腐女子を食い物にするコンカフェキャスト・フェミニスト対負け組遺伝子男子~マコトもキングも年をとらず世の中だけが目まぐるしく変化。Gボーイズが絡まないと何一つ解決できないのは困るなぁ。新しい言葉の勉強になります

0
2025年02月04日

Posted by ブクログ

安定の、面白さ。
一時期はどれもつまらなくて、失速してしまったなーと感じたこともあったが、失礼しました、って感じ。時代を映す短編集。
マコトもキングも健在で、どうしたってマコトは長瀬くん、キングは窪塚くんが自然に浮かんできてしまう。またそれもよし。

時代を反映した事件が起こり、マコトが解決に向けて動いていくのだが、白黒はっきりさせて大団円、とならないのが本当に好きだ。
マコトはその時、その時で一番最善を選ぶ。
それは世間一般的に清く正しいやり方じゃないこともある。
だがそれがこの世界なのだ。
清濁あって、この世界が成り立つ。
悪事を勧めているわけじゃない。
IWGPを読むといつも連想するのは、インドの古い書物、バガバットギーターだ。

ギーターでは、親族同士が争い殺しあう。そのことに悩んだアルジュナが親友であり師であるクリシュナに問いかける。
クリシュナは言う。それがあなたの役割なのだと。

人間の視座から見たら悪事で、イリーガルで、綺麗な白じゃないかも知れない。
でも、大きな視点、人智の及ばぬ視座から見たらそれが最善だったりするのだ。

マコトが生まれ育った池袋をリスペクトしまくっているのもいい。
わたしにはそんな感情がないから。
これからのマコトとキングの活躍も楽しみ。
次の発売が待ち遠しい。

0
2025年01月22日

Posted by ブクログ

登場人物はマコト、キング、ゼロワンとお馴染み、題材は、バッテリー盗難やフェイクニュースと現代の社会問題。
飽きそうで飽きない。私には読みやすく引き込まれる。ずっと続いて欲しい作品。

0
2025年01月14日

Posted by ブクログ

西池袋バッテリーブギ
高校生のバッテリー泥棒。でもアツい友情。

目白フェイクニュースライター
低俗な愛国ブログと本気のバカ

乙女ロード文豪倶楽部
これも一種の推し活?

男女最終戦争
時代はフェミニズムの極地なのかもしれない。

時代を写したシーズン20作。ここまで追いついてくると現代を反映しててやはりリアルタイム感が増していい。最新作まで読み終えてしまった寂しさも同じくらいあるけど。

0
2025年01月14日

Posted by ブクログ

このシリーズもついに20巻となった。池袋の景色や社会・世情は変わる。登場する真島誠たちは年も変わらずサザエさん状態。どうしても長瀬智也の顔が浮かんでしまう。
タイトル作品のほか、3篇。西池袋バッテリーブキ、目白フェイクニュース・ライター、乙女ロード文豪倶楽部。
どれも現代に蔓延る社会問題を解決していく様は、一読みさせられてしまう。2024年最後の読書を本棚に❗️

0
2024年12月31日

Posted by ブクログ

世情に疎い私は、石田さんの新刊で「ほぉ」と思うことばかり。
確かにバッテリー盗難はありそう。フェイクニュースも、目の端でチラチラ見かける気はする。当然見出ししか見ないけど。
乙女ロード、文芸カフェのナンバーワンが谷崎潤一郎に笑った。
男女最終戦争、そんなことってあり?と思いつつなぜか手に汗握って読んでしまった。女性憎悪犯が捕まってなによりだが、犯行の動機の根っこが家族(婆さん)ってなんかね~。
この問題を変えられるのは、意外に侮れない(失礼)お笑いの力なのかもしれない。

0
2024年11月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どれも流行りの内容をネタにはしているが、残念ながら深みのない内容だった。その分読み易いけどね
バッテリーブギは電動自転車からバッテリー盗難をする高校生を止める話。マコトの高校時代の恩師が登場するところがIWGPの新たな一場面を見せるものの、高校生がなぜ簡単に犯罪に手を染めるのかが浅い気がした。母親のため、友達のためだということは分かるが、それで簡単に犯罪をしてします背景が大事なのではないだろうか。
そこには倫理観の欠如、教育現場の希薄さなど多数の問題が含まれていると思うのだが、きっと短編で書くにはそこまで掘り下げられないということなんだろうけど

フェイクニュース・ライターや文豪倶楽部も一緒、事象としては流行っているかもしれないが、中身がおおよそ想像できる範疇で目新しさと面白味に欠けていた。
ラストはGボーイズのごり押しで解決で、マコトの頭脳を使ったぐうの音も出ずに納めるやり方が書き表されていなかったと思う。

男女最終戦争などは切り込んだ話をしづらいと思うが、マコトなりの石田衣良なりの解釈も欲しかった。
残念ながら男女で平等というのは自然界において無理な話だと思う。いまのところどう頑張っても筋力は男性が得やすく、子供を身ごもることは出来ない。
ホルモンの分泌が違うのと、体のつくりがそもそも違うのだ
だから男女一緒くたにするのではなく、お互いがお互いの役割を理解してこなしていけばいいのではないだろうか
もちろん男女どちらでもこなせることはいくらでもあると思う。それは平等になんなら得意な方がやればいいだけの話

0
2025年12月02日

Posted by ブクログ

マコトとキングが池袋のトラブルを華麗に解決していくのは、やはり読んでいて気持ち良い。もう安定感しかない。

昨今のトラブルはネット社会の繁栄を表すが如く、敵の目的も、カタチも何だか分かりにくい。ネットの闇に巧妙に隠れているから、ゼロワンの働きは今後も欠かせない。

その点、カラーギャング抗争はいま思うと、暴力的だけど分かりやすかったんだな。

現代社会の闇を、的確に読み手に伝えてくれる本作。
また次回作にも期待。

0
2025年07月10日

Posted by ブクログ

感想
時事ネタなので話題に尽きることはないが、パターンが決まってきている。また、マコトのロマンスも遠ざかってるな。


あらすじ
自転車のバッテリー泥棒を始めたマコトの後輩を助けるために元締めをGボーイとしめる。

フェイクニュースを発信しているブロガーの脅迫者を特定して守る。

メンズ・コンセプトカフェにハマる姉を助けるためにマコトに依頼がくる。

男性至上主義と女性至上主義がぶつかり合う。フェミニズムの団体の有名人が硫酸をかけられる事件が起きた。犯人は、お笑い芸人が主催する男性至上主義のクラブに所属していると表明する。マコトたちは犯人を捕まえるために動き出す。

0
2025年06月16日

Posted by ブクログ

安定のまこちゃん&キング。
たまーに見られるキングの格闘が今回あったので良き。
今回はちょっと過去振り返りタイミングがチラホラでてきて、2人も歳を重ねたのね。。。としみじみすることもありました。

コンカフェのこととか、男女差のこととか、いい塩梅のネタで読みやすい。

205.3.8
53

0
2025年03月08日

Posted by ブクログ

池袋ウエストゲートパークシリーズ第20弾!

バッテリー盗難ビジネス
愛国ブログ
メンズ・コンカフェ
アシッドアタック
をテーマにした4作品。

時事ネタをテーマに、マコトとタカシが事件解決。
安心安全、いつも通りのIWGP。
現代の水戸黄門。
目新しさはないけど、この「いつも通りの」っていうのが良いんですよね。

作品の中でも時間はちゃんと流れていて、色んなものが変化していくけど、マコトやタカシは変わらなくて、だから安心して読んでいられる。

ずっと続いてほしいシリーズ!

0
2025年02月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ


シリーズ20冊目。
地味な探偵ものとかではなく、時事ネタを扱った普通のエンタメ系の小説の中でも稀有な存在。
年々、ノーシリアスみが増している点は個人的にはマイナス。

タイムリーなテーマを扱っているように思うけれど、テーマの選別はされているのだろなと思った次第。当然、作家の意図するところを完全にキャッチすることはできないけど。たとえば、ガーシーのような女衒を扱ったか、今後テレビ局の不祥事にどのようにタッチしていくのか、という点ではまるで期待していない。
でも好きだから、今後も読み続けるのだと思います。

0
2025年02月23日

Posted by ブクログ

私は時事ネタというか、「イマ」の犯罪の内容や傾向をIWGPで学んでいる気がします。マコトの語り口調で進められる物語、わかりやすいし、主観も入っていて好きだな(感情移入できる)。

今回の本で一番印象に残ったのは、最後の『男女最終戦争』に出てきた佐倉という女性。過去の辛い体験を乗り越える覚悟を決めた時が格好良かったです。
でも本当は、「男が」とか「女が」とかじゃないんですよね。憎むべきは卑劣なことをした個人。なのに、性別に振り回される世の中ってなんだかなー・・・。
平和って遠いですね。

0
2025年01月20日

Posted by ブクログ

「西池袋バッテリーブギ」
「目白フェイクニュース・ライター」
「乙女ロード文豪倶楽部」
「男女最終戦争」

0
2024年11月26日

Posted by ブクログ

タイトルは 物々しいですが、ストーリーはいつものように ハートフルで人情味にあふれています。4編収録のうちタイトルのお話は4つ目。お笑い、SNS 、 襲撃事件、 フェミニズム‥昨今 話題の事柄を織り込みながら、マコトとタカシとG ボーイズが粛々とトラブルシューティングしていきます。

“ IWGP ”‥第1巻から早26年近く経ったんですね‥懐かしい。テレビでは長瀬智也さんがマコトを演じていましたね。その長瀬さんも今は表舞台を降りてしまったので、このIWGPのシリーズ本だけが生き残っている、という感じですね。

※ネタバレしない程度に素敵なフレーズを書き出しました。

「タカシの部下には気持ちがいいやつが多い。 男も女もな。」
「ちょっと 儲けて、ちょっと損をして、結果 ほんの少しだけ浮いていればいい」
「マコトの顔を見てると、 特に勝ち組とは思えないな。 負け組とまではいわないが、引き分け組ってところだろ」
「おれたちは小さな笑いを探してる。みな未来に絶望したり、諦めるのが苦手なので、心の表面だけでも朗らかにざわつかせていたいのだ。 笑う門に福はこなくとも、ちょっと心に火が灯るからね」

0
2024年11月26日

Posted by ブクログ

毎度のことだが味方陣営が強すぎる。もう少し手応えのあるヒールが出てきて欲しい。表題作は犯人がポッと出でなくて何かしら因縁のある人だったらもっと盛り上がっと思う。

0
2024年11月20日

「小説」ランキング