石田衣良のレビュー一覧

  • 40 翼ふたたび

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    面白く読めました。40歳になった中年男性の仕事での奮闘、妻との関係性、さらには世の女性からの見られ方の変化などなど、読んでいて自分にグサグサとくることばかりでした。
    ストーリーとしてはマンガ的というかリアルというよりは誇張された感があり、好き嫌いが分かれるところかもしれません。個人的には地球防衛隊の巻が好きだな。

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    2025年06月28日
  • 男女最終戦争 池袋ウエストゲートパーク20

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    感想
    時事ネタなので話題に尽きることはないが、パターンが決まってきている。また、マコトのロマンスも遠ざかってるな。


    あらすじ
    自転車のバッテリー泥棒を始めたマコトの後輩を助けるために元締めをGボーイとしめる。

    フェイクニュースを発信しているブロガーの脅迫者を特定して守る。

    メンズ・コンセプトカフェにハマる姉を助けるためにマコトに依頼がくる。

    男性至上主義と女性至上主義がぶつかり合う。フェミニズムの団体の有名人が硫酸をかけられる事件が起きた。犯人は、お笑い芸人が主催する男性至上主義のクラブに所属していると表明する。マコトたちは犯人を捕まえるために動き出す。

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    2025年06月16日
  • アキハバラ@DEEP

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    ネタバレ

    アキハバラ常連の6人のオタクたちが巨大悪徳IT企業と対決し、盗まれたサーチエンジンのプログラムを奪い返し、世界初の人工知能を誕生させる話。
    悪の帝王に大切なものを奪われてから徐々に仲間を増やし、帝王の居城に侵入して撃退する、という流れが古き良きRPGゲームの構図そのもの。そういう点で分かりやすくテンポよく読めたが、知的な仲間を集めながら最後に暴力がものをいう展開とラストの飛躍がいまいち納得できず、残念な終わり方だった。設定はSFだが展開はファンタジーという印象。
    そして、秋葉原が電脳オタクの聖地だったりITの中心がサーチエンジンだったりするところに時代を感じる。

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    2025年06月07日
  • 水を抱く

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    性に自由奔放なナギに惹かれていく俊也。自ら
    気づかなかった快楽を教えられ、不安定なナギをみせられ、やがてナギを守りたいと思うのに、ナギを仕事の道具として使ってしまう…
    エロティックな口元の印象が脳内で強く残る究極の間の小説。
    ナギの不安定な理由はちょっと取ってつけた感じはある。

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    2025年05月26日
  • 娼年

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    なかなかハードな題材で。
    石田衣良さんはこういうジャンル意外と多いイメージあるけど得意ジャンルは何か気になる。

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    2025年05月25日
  • 池袋ウエストゲートパーク

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    読みたい、と思った作品の作者が石田衣良で、石田衣良と言えばこれだろう、と思い読んだ。
    これも、食わず嫌い、で食べて、じゃなくて読んでいなかった作品。なんと、シリーズもので本も何冊もあってびっくり‼️
    池袋はたまに行くので、出てくる地名や道、建物に親近感を覚える。短編として読みやすいので少し読み進めてみよう。

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    2025年05月03日
  • ペットショップ無惨 池袋ウエストゲートパーク18

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    IWGPシリーズでしか得られない栄養素、補給完了。
    マコトにトラブル舞い込む→ゼロワンor Gボーイズが調査→張込みからのキング一網打尽エンド。
    このテンプレから脱却した話もそろそろ欲しい。

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    2025年05月03日
  • ブルータワー

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    これがコロナ前に書かれた小説ということに驚いている。当時この小説のことを知っていたら、塔の世界に押し込められるんじゃないかと思ったかもしれない....
    純粋に手に汗を握ってドキドキワクワクしながら楽しめた本だった。40代のおじさん主人公が若い女の子に積極的にアプローチされまくる設定は気になったけど。。

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    2025年04月29日
  • 傷つきやすくなった世界で

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    ◎メモ

    ・「おすすめの本」や「おすすめの仕事」など、みんな正解を選ぼうとし過ぎている。失敗しないように行動しているけど、それが1番失敗。失敗というか上手くいかないこと、寄り道に面白さがあるし、上手くいかないことを乗り越えるからこそ、楽しい。ショートカットし過ぎても、人生トータルで退屈になると思った。効率を求めすぎると、結局大事なことは手に入らない。

    ・子供を持つことは、合理的に考えたらデメリット。だけど、子供を育てることで感じる成長や育っていく過程が見えるのは面白いのかも。見返りを求めない楽しさもあるはず。そう思うと、結婚していない若者が言ってる幸福って薄いし、その場しのぎだなと思う。

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    2025年04月24日
  • 清く貧しく美しく(新潮文庫)

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    ネタバレ

    幸せについて考えさせられる本だった。
    物語としては非正規で働くカップルが人生の中で大きな選択を選ばざる得ない状況が同時にきて、二人の関係が変化するそんな内容だった。
    全部を読んでみて、主人公の立場だったら最後のチャンスと思い自分だったら彼女を諦めて大企業に挑戦していたと思う。確かに彼女も大切な人である事は変わりはないが、新卒就活の出来事をかなり引きずっているからここで変わらないと一生逃げた思いをさらに重く考えながら生きていくことになると思う。自分にとってはそっちの方が恐ろしい。
    作中の仕事が人を傷つけるのは将来の希望が見えないときなのかもしれないという言葉は、自分にとってとても響いた言葉だった

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    2025年04月22日
  • 夜の桃

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    性描写が細かくて、ドキドキハラハラしながら読みました。

    世の中には手を繋いだだけで相性が分かる、という人が居ますが本当にそんなことがあるのでしょうか。
    千映と雅人のようにピッタリになってみたいと少し憧れてしまいました…

    不倫は反対派のため、あまり共感はできなかったし読んでいていい気分はしなかったです。
    千映が男苦手という割にグイグイ行きすぎてて、違和感も感じました。

    ただ、読んでいて止まらなかったです。

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    2025年04月16日
  • 1ポンドの悲しみ

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    再読⭐️
    恋愛短編集です。
    それぞれのタイトルがきれいで心に残ります。
    なんとなく好きになってしまう登場人物がいて楽しく読めます。

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    2025年04月15日
  • 爽年

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    娼年、逝年(これは読んでない)と続き完結の爽年を読んだ。
    私はどちらかというと快楽主義者寄りだと思うので、「ぼくはこの国に一番足りないのは、欲望だと思います。」というセリフが響いた。
    ホンマやで〜日本!と。
    男性(リョウ)が女性の性に対する欲望を肯定し、リスペクトしてる描写も素敵
    でも、感覚のままに生きるが故に生でやっちまうのはなんか違くない?
    リアルはそういうわけにはいかないよね。笑

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    2025年04月14日
  • 明日のマーチ

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    ネタバレ

    すごい元気のでる物語だった。
    あらすじは、たまたま同じ時期に派遣切りにあった4人の社員が東京を目指して歩いていく物語。歩きながら全く関わりのなかった4人が少しずつ自分を見つけていく感じがとても良かった。特に自分と主人公の境遇が少し似ていて、最後の国から与えられた最高のゴールではなく、最初から変わらないスタンスで芝生の上をゴールと決めたのはよくやった!と心の底から思った。
    この本を通じ自身も未来に向かって一歩一歩堅実に歩いていき、いつでも初心に戻れるよう生活をしていかなきゃいけないなと思った。

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    2025年04月11日
  • ペットショップ無惨 池袋ウエストゲートパーク18

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    「常盤台ヤングケアラー」
    昔の大家族制が良かったとは言わないけれども、核家族化で実際問題手が足りないと起きる問題だよなぁなんて思いました。老いて人格が変わってしまうのは何よりもつらいだろうな。それにしても15歳の少女の逃げ道が夜の街にしかないのもつらい話。結局はおばあちゃんが亡くなるまで状況はほとんど改善されないというのも現実的でつらい話だなぁ。

    「神様のポケット」
    この頃は電子マネーが主流っぽいので、お賽銭とかもどうなってるんだろう。そういう話ではないのだろうけれども。根っこにある外国人差別とかの話もリアルだなぁと思いました。

    「魂マッチング」
    ゼロワンが恋?というお話。問題解決後は円満

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    2025年04月10日
  • 4TEEN

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    14歳って、そんなに楽しかったかなぁと思い返す。
    14歳って、そんなに充実してたかなぁと思い悩む。

    塾に行っていた思い出しかない。

    小説はドラマチックだ。現実はリアルなもんだ。

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    2025年04月06日
  • 夜の桃

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    望めば手に入っていたが、一度崩れるとここまで人生が変わってしまうのかと思った。自分が幸せな時は誰かを傷つけ、犠牲にしていることもある。幸せが永遠に続くことはないと思わせる一冊だった。官能小説と思えるくらい性描写が多かった。性と愛と男について考える物語だった。

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    2025年04月05日
  • 心心 東京の星、上海の月

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    声優になりたくて、渋谷の専門学校へ来た陽児は上海からやってきた心心とな仲間達と出会う。切磋琢磨して声を磨いていた彼らにスマホ世界2位のメーカーの副社長が、世界で有名なアニメに中国も力を入れるのでチーム6人をスカウトするという話だった。その裏には、実は心心はそのスマホメーカーの社長の娘である株の議決権を手に入れるためであった。様々な試練を乗り越えて心心の決断は!?もし、次回作があったら心心と陽児の恋や声優になった彼らの姿を見てみたいと思う。

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    2025年03月26日
  • コンカツ?

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    主人公の智香、後のルームシェア友達3人も、いい女すぎてリアリティはまるでなかったけど面白かった。発売当初に読んでいたら同年代だったからもう少し違ったふうに感じたのかな?(でも、わざわざスーツ着てデートっていう世界が想像できない)

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    2025年03月21日
  • 波のうえの魔術師

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    石田衣良さんの経済のお話が面白かったので、こちらを読んでみた。
    単行本が発売されたのは2001年とあり、四半世紀前の小説だが、日本人の資産形成に対する意識はまだ発展途上といったところだろうか。

    雰囲気としては「きみのお金は誰のため」をブラックにした感じ。
    終盤の展開は予想できず面白かった。

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    2025年03月14日