石田衣良のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2009年12月1日に単行本で読んでいたが、文庫版も結局最後まで読んでしまった。単行本は2009年8月に発行されている。「キャッチャー・オン・ザ・目白通り」でタカシが抜いた携帯がプラダの高級品。そういえばPRADA phoneなんてあったっけ。
さて今回は、前巻の非正規労働者の更に下の集団、外国人労働者について。時給270円で3K仕事を1日12時間は流石に想像出来ない。相変わらずマコトのお母さんが太っ腹だったけど、ちょっと神格化されすぎな気がしてきた。
p16
タカシはジャケットのうちポケットから携帯電話を抜いた。プラダの高級品。
p39
王はいつもアルカイックな様子で冗談をいう。
p40
その夜は店先のCDラジカセでプロコフィエフの『ロメオとジュリエット』をかけた。シェークスピアの流麗なロマンスというより、現代の神経症的な恋人たちを描いたバレエ音楽だ。「騎士たちの踊り」という楽章が、携帯電話のコマーシャルにつかわれてるから、きっとあんたもきいたら、すぐにわかると思う。陰鬱で、皮肉なダンスミュージック。 -
購入済み
良かった!
本を読むのがめんどくさい自分にも、スラスラと読める心地よい内容の本でした。ハッピーエンドじゃなくても、何故どうして?なんて気持ちがあまり出てこないような、綺麗さや相手を思いやる優しい気持ちに共感できる良い作品だと感じました。次回作も是非読んでみたいです。これからも良い作品楽しみにしています!
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Posted by ブクログ
初めて石田衣良の長編を読んだ。最もヒーローから離れた存在の、ヒーローものだった。愛する子どものため悪の怪人と闘うというアメコミ的王道ストーリーの、オタクバージョンといった感じ。コンプレックスと特殊技能を持った青年たちが大企業に一発食らわせる爽快ストーリー。武器はパソコンとか機械仕掛けのグローブとか、音による攻撃とかなんとも電脳チック。メインキャラクターのうち唯一の女性が一番ヒーローらしいというのもなんとも面白い。大阪住まいだから秋葉原のことは知らないが、フィクションにもかかわらず、アキバの持つとてつもないパワーがひしひしと伝わってくる快作。うじゃうじゃ出てくるネット、機械知識も面白い。