石田衣良のレビュー一覧

  • 反自殺クラブ 池袋ウエストゲートパークV

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    かれこれ何年振りか、シリーズの続きを会社の方に貸して頂き久々この世界へ。

    40代のおばちゃんには、この本の世界は若々しく、初々しく元気があってとても楽しく感じられた。

    以前読んでいた頃は20~30代で、割と等身大で読んでいた気がするのだが、今はもうマコトのお母さん目線(笑)
    マコトのお母さんの振る舞いが実に清々しい(^^)

    テンポも良くてサクサク読めてしまう。
    中高生にも楽しく読める作品なのではないかな。

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    2016年09月13日
  • 小説家と過ごす日曜日

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    ファンとしてお恥ずかしながら、公式サイトができたこともメールマガジンができたこともTwitterを開始していたこともこの一冊を読むまで知らなかった。
    それだけ読書から離れていたことを反省。
    それと同時にまた新しい出会いをくれたこの一冊に感謝。

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    2016年09月04日
  • 6TEEN

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    年齢相応に悩みながらも
    からっと明るい未来を夢見られる14歳から
    すこしずつ苦みの気配も感じられる16歳。
    やはり悩みはあれど初めての経験や
    投げやりになれない未来につながっていける
    漠然とした無意識の期待が溢れている中
    あえておしまいの物語が描かれている気がする。
    早かれ遅かれ誰もが迎えるのだけど
    それを16歳たちがどう接したらいいのか
    どう受け止めるか、祖父母などではなく、身近に
    初めて受け止める(小説上の)リアルな最期。

    18や20に期待する気持ちもあるけど
    「俺たちの旅」で現実に近づきすぎ、飛び越えていく
    失望も感じたので、いつまでも読み返せば
    「あの頃の僕たち」を思い出させてくれる

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    2016年08月22日
  • 約束

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    泣ける短編集。うまくいかない、嫌になることがたくさんあっても、生きることを諦めなければどこかで笑える時がくるって暖かく伝えてくれる。

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    2016年06月18日
  • 余命1年のスタリオン(下)

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    癌で1年後の生存率50%を宣言された俳優のお話し

    石田衣良はフェアはエンターテイナーなので、上巻を読み終わった時点で誰とどうなるかといった最終形がある程度予想できた
    タイトルがタイトルだし、周りの女性で適任者は限定されるし、後半で新しいキャラが出てくる事も想定しなくていいだろうし
    さらに、まったくのバッドエンドにはしないし、終わり方もクライマックスを描き切ってすぱっと終わるのが一番多いパターン
    なので、安心して読めた

    「40」でも主人公ではないけど癌の話があったり、「マタニティ・グレイ」ではモロに妊娠出産の話だったし、石田衣良にとって全くの新しいテーマというものではない
    それでも自分が癌に

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    2016年06月16日
  • PRIDE―プライド 池袋ウエストゲートパークX

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    10巻一気に読み直してみた。
    都合のよすぎる展開や、超人化しているキャラは気にはなるが、ほんと突出した良質のエンタメシリーズだなあ。
    見事に現代社会の闇を切り取っているけど、重くないしスピードが半端ない。
    あんまり深く考えるもんじゃないよね。
    とにかく面白いからいいんだ。

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    2016年06月06日
  • ブルータワー

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    末期がんの主人公がタイムトラベルで飛んだ世界は何百年後かの同じ場所。現実世界では身体は思うように動かず、妻の気持ちももはや自分にはない。ただ死を待つのみばかりだった主人公が、別世界では世界を救う救世主になる。
    誰かのために行動することで生きがいを見つけ、変わっていく。別世界で生き続けたいと思う気持ちもあっただろうけど、現実世界に戻り、新たな生きがいを見つけられてよかった。
    テロ、パンデミック、階層社会、男女関係など、色々なテーマが詰め込まれた作品でした。

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    2016年06月05日
  • PRIDE―プライド 池袋ウエストゲートパークX

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    中学時代から読んでいるシリーズの続編をものすごく久しぶりに。
    B-boyも池袋の雰囲気も文章の感じも正直一昔前なイメージだけど(5年以上前のやつだしね)、この世界観がIWGP。いくつになってもキングにときめきます。笑
    テーマが、がっつり社会問題に絡んでいて面白い。勉強になる。やっぱり良いなあ。

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    2016年05月29日
  • TROIS トロワ 恋は三では割りきれない

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    40代のエステ経営者と付き合ってる30代の作詞家が、20代の歌うことが好きな女の子をプロデユースしていく三角関係のお話し
    それぞれのパートを唯川恵と石田衣良と佐藤江梨子が書いてるリレー小説
    誰がどこを担当した明記はされてないけど、文体と他作品の雰囲気でほぼ確定でよいかと

    石田衣良の書く男は典型的なスカしたやつで、若い子の素質に感化されてプリティ・ウーマンするところなんかは「東京DOLL」でやってたし、年上の女性との恋愛も「夜の桃」でやってたよね
    なので石田衣良パートはいつもの調子で読めた
    官能的な描写もいつもの石田衣良の性癖
    ワンパターンなんだよなぁ

    唯川恵も仕事に真摯な自立した女性を書き

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    2016年05月09日
  • うつくしい子ども

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    学園都市を震撼させた9歳の女の子の猟奇殺人。犯人は、13歳の弟のカズシと判明。殺人現場に残されていたサイン“夜の王子”はカズシなのか?「本当のぼくは、どこにいる?」という弟の心を解明しようとする14歳の兄の闘い。感動のミステリー。

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    2016年05月03日
  • 赤・黒(ルージュ・ノワール) 池袋ウエストゲートパーク外伝

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    ギャンブルに手を出して人生が狂い、再起をかけて売上金強奪をするものの、金を横取りされてしまう。
    こういう小説って、どうやって金を取り返し、どうやって人生を立て直すかが見どころだと思うんだけど、この作品に関して言えば前半の方が面白かった。

    どん底の生活を立て直すつもりで強奪したお金を目のまえで横取りされ、さらには強奪先のカジノに身元が割れる。そして一生を裏社会の底辺で過ごさねばならないという契約を迫られ…。
    もがこうが流されようが、落ちていくときは落ちていく。

    その後の巻き返しも面白くないわけじゃないんだけど、主人公は結局ただのギャンブル好きだったのね。
    ギャンブル依存症のような、一生を

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    2016年04月30日
  • 40 翼ふたたび

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    石田衣良ってなんか読むの恥ずかしいんだよな。
    伊坂幸太郎の恥ずかしさと似てる。
    ラノベっぽさ。
    でも面白いんだよなぁ。

    ほんとうは自分のものではない夢や希望によって傷つけられている人間がいかに多いことか。本心では望んでいないものが得られない、そんな馬鹿げた理由で不幸になっている者も、この正解には無数にいるのだ。

    怖いよねぇ。
    自分の子供を洗脳しないようにしないと。

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    2016年04月25日
  • 40 翼ふたたび

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    積読しているのを思い出し、急に読みたくなって読んだ。
    この著者と相性がイイのか、いつものように一気読み。
    かなり読みやすいです。
    自分も40歳に近い年齢になってきたが、最後まで読んで歳を重ねるのも悪くないと感じた。
    読後感も良いです。
    40歳になった時、壁にぶち当たった時にまた読んでみようと思う。

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    2016年04月24日
  • 非正規レジスタンス 池袋ウエストゲートパークVIII

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    ネタバレ

    社会の弱者の話で、今から約十年ほど前に書かれた話なのに、当時より今の方が切迫した状況にあるのかもしれないと思いました。

     『千川フォールアウト・マザー』はシングルで子どもを育てている若い母親がコンサートに行っている間に、運悪く、一人で留守番していた3歳の子供が3階のバルコニーから転落してしまう話。
    一人で仕事と子育てを頑張ってきた若い母親ユイが、友達から大好きなアーティストのコンサートに誘われ、行きたいと言う。その間、3歳の子どものことをマコトに見てもらいたいと頼みに来たのだが、マコトもその日は取材があって駄目だった。
    どうしても行きたかったユイは子どもの食事を用意し、お昼寝をしている間に出

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    2016年04月17日
  • 愛がいない部屋

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    サラッと読める短編集、共感できるところの沢山ある作品でした。
    [落ち葉焚き]は63才、夫を亡くした女性の恋愛は切なくて、[指の楽園]は15才も年下の男性への淡い恋、10話入っていますが、どれも良かった!

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    2016年04月07日
  • PRIDE―プライド 池袋ウエストゲートパークX

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    そうか。
    巻を追うごとにキングが人間らしくなってきていることが気になっていたけど、確信犯だったんだな。
    キングではなく、安藤崇という一人の若者の顔が少しずつのぞいている。
    マコトもトラブルシューターのマコトではなく、真島誠として歩きはじめる。

    日本社会の変動はここ数年で加速がついたように大きく変わり、多分キングもマコトもそのままの姿で社会とかかわっていくのが難しくなってきているのだろう。
    少し間をおいて書かれた11巻がどのようなものになっているのかが楽しみだ。

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    2016年03月30日
  • ドラゴン・ティアーズ―龍涙 池袋ウエストゲートパークIX

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    もう安定の、世相を切り取った風俗(フーゾクではない)小説と言っていいでしょう。
    キャッチセールス、ホームレス、出会い系、そして研修制度を悪用した外国人の違法就労問題。

    サルやキングも健在で、久しぶりにラジオも活躍。
    盗撮及びデジタル加工者として。
    しかし、タカシが炎天下ビラまきなどしてはダメだよ。
    キングなのだから、そういうことは手下にやらせないと。
    最近のタカシは妙に腰が軽くていかん。

    今回の白眉は表題作。
    途中までは「これは池袋だけではいかんともしがたいよなー」なんて、ちょっと冷めた目で読んでいたけど、マコトの母さんの肝っ玉の太さに脱帽。

    それで世の中を変えることは出来ないよ。
    でも

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    2016年03月15日
  • 夜の桃

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    ネタバレ

    いわゆる不倫?小説?性愛小説?
    ……ていうのはどうして最後にきれいに崩壊して、終わり、なんだろう。。。
    と最後半、鬱々としながら読んでいたけれど、うちひしがれた最後にまた、更に危ない橋を渡っていく雅人にしょうがないなぁーという気持ちが(笑)

    どんなにぴったりで、満たされて、終わることなどないと思った相手でも、その時、が来てしまえば女にはもう完全に過去の人。
    その潔いまでの残酷さにビビった私は、一応女、です。

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    2016年03月15日
  • 水を抱く

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    【水を抱いたことがない人には必要がない物語】

    この話を薄っぺらいと言うのは、きっとこれがフィクションだと言える幸せな人なんだろうと思う。私はちょっと前まで水を抱きしめようと四苦八苦していた。彼は水を抱くことを諦めていないようだけど、私は草臥れて手を伸ばすのをやめてしまった。

    この作品の官能的なシーンになんの魅力があるだろうか。それこそ私にはわからなかった。ただ、やはりわかりやすくセックスは心の近くにある。確かに様々なデリケートな話題を作中では荒っぽく扱っている。けれどそれこそ作者の強い意思を感じた。あくまでも主観ではあるが、震災に対して、セックスに対してもう少し違ったアプローチをしてもいい

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    2016年03月10日
  • 6TEEN

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    14歳から16歳に少し成長した4人。悩みも大人になったようだ。本の中の話であるにも関わらず、いつまでもこの友情を大事にして欲しいと願ってしまう。4人の友情の爽やかさも羨ましく思う。

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    2017年09月26日